ラフィーニャはPSGにとって兄チアゴの代役だった? 父マジーニョが移籍経緯明かす
2020.11.03 23:15 Tue
元ブラジル代表MFでアルカンタラ兄弟の父親としても知られるマジーニョ氏が、『フランス・フットボール』で息子たちの今夏の移籍の経緯を明かした。
昨シーズンまでバイエルンとバルセロナという世界屈指の名門に在籍していたスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)、元ブラジル代表MFラフィーニャ(27)のアルカンタラ兄弟は、前者がリバプール、後者がパリ・サンジェルマン(PSG)にそれぞれ新天地を求めた。
両者の移籍はいずれも移籍市場締め切り間近にようやく決まっており、息子たちの代理人を務めるマジーニョ氏にとっても、今夏は慌ただしい日々だったという。
そういった中、マジーニョ氏は弟ラフィーニャの新天地となったPSGに関して、兄チアゴの移籍先になる可能性があったことを認めている。
現在、PSGでスポーツ・ディレクターを務めるレオナルド氏は、マジーニョ氏にとって1994年のアメリカ・ワールドカップで優勝を分かち合ったセレソンの元同僚であり、旧知の2人は今夏の移籍市場において幾度か話し合いの場を持っていたという。
「私はレオナルドと幾度か話し合いをしていた。ただ、その時はチアゴについて話し合っていた。彼はチアゴをPSGとサインさせたがっていた」
「だが、その時にはすでにチアゴはリバプールと合意していたんだ」
兄の移籍が不可能ということもあり、マジーニョ氏は当時去就が不透明だった弟をレオナルド氏に売り込んだが、その反応は決して芳しいものではなかったという。だが、移籍市場閉幕ギリギリになってPSGの補強プランに変更があったことで、最終的にラフィーニャの移籍が実現することになったと説明している。
「そこで、我々はラファ(ラフィーニャ)について話した。しかし、彼はその時レオナルドの計画の一部ではなかった」
「それでも、レオナルドはその後にラファについて真剣に検討した結果、サインする価値があるという結論に至ったようだね」
「(移籍市場最終日の)月曜日(10月5日)に、我々は双方のクラブを説得するために一生懸命働かなければならなかった。少し不安もあったが、締め切りの5、6時間前に合意に達したことに感謝しているよ」
「レオナルドはチアゴを欲しがり、最終的にラフィーニャを手に入れた。そして、ラファがあのようなクラブに移籍したことは夢のようだね」
また、兄の代役としてPSGに加入したラフィーニャはここまで公式戦5試合に出場し、1アシストを記録するなど上々の滑り出しを見せている。
そして、マジーニョ氏も愛息のパリでの今後の活躍を確信しているようだ。
「PSGはバルサと同様の[4-3-3]でプレーすることがよくある。ラファはネイマールを含め多くの同胞プレーヤーのことをよく知っている。イカルディやサラビア(インテル、セビージャ時代の元同僚)のことも知っている。したがって、フィットするのは難しいことではないだろう」
「PSGは素晴らしい仕事をした。ラファはまだ若く、彼のキャリアの中で最高の時期に、ほとんどタダで素晴らしいプレーヤーを手に入れたのだからね。ラフィーニャはその信頼に報いるはずだ」
昨シーズンまでバイエルンとバルセロナという世界屈指の名門に在籍していたスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)、元ブラジル代表MFラフィーニャ(27)のアルカンタラ兄弟は、前者がリバプール、後者がパリ・サンジェルマン(PSG)にそれぞれ新天地を求めた。
両者の移籍はいずれも移籍市場締め切り間近にようやく決まっており、息子たちの代理人を務めるマジーニョ氏にとっても、今夏は慌ただしい日々だったという。
現在、PSGでスポーツ・ディレクターを務めるレオナルド氏は、マジーニョ氏にとって1994年のアメリカ・ワールドカップで優勝を分かち合ったセレソンの元同僚であり、旧知の2人は今夏の移籍市場において幾度か話し合いの場を持っていたという。
ただ、当初の会談では主にチアゴに関する話し合いが行われており、ラフィーニャに関する話はほぼしていなかった。
「私はレオナルドと幾度か話し合いをしていた。ただ、その時はチアゴについて話し合っていた。彼はチアゴをPSGとサインさせたがっていた」
「だが、その時にはすでにチアゴはリバプールと合意していたんだ」
兄の移籍が不可能ということもあり、マジーニョ氏は当時去就が不透明だった弟をレオナルド氏に売り込んだが、その反応は決して芳しいものではなかったという。だが、移籍市場閉幕ギリギリになってPSGの補強プランに変更があったことで、最終的にラフィーニャの移籍が実現することになったと説明している。
「そこで、我々はラファ(ラフィーニャ)について話した。しかし、彼はその時レオナルドの計画の一部ではなかった」
「それでも、レオナルドはその後にラファについて真剣に検討した結果、サインする価値があるという結論に至ったようだね」
「(移籍市場最終日の)月曜日(10月5日)に、我々は双方のクラブを説得するために一生懸命働かなければならなかった。少し不安もあったが、締め切りの5、6時間前に合意に達したことに感謝しているよ」
「レオナルドはチアゴを欲しがり、最終的にラフィーニャを手に入れた。そして、ラファがあのようなクラブに移籍したことは夢のようだね」
また、兄の代役としてPSGに加入したラフィーニャはここまで公式戦5試合に出場し、1アシストを記録するなど上々の滑り出しを見せている。
そして、マジーニョ氏も愛息のパリでの今後の活躍を確信しているようだ。
「PSGはバルサと同様の[4-3-3]でプレーすることがよくある。ラファはネイマールを含め多くの同胞プレーヤーのことをよく知っている。イカルディやサラビア(インテル、セビージャ時代の元同僚)のことも知っている。したがって、フィットするのは難しいことではないだろう」
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