出場減見込まれるザークツィー、レンタル移籍の可能性を示唆
2020.10.10 13:49 Sat
バイエルンのU-21オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(19)は出場機会を得るために将来的なレンタル移籍を希望している。昨季、ブレイクを果たした大器がオランダ『AD』で自身の去就について語っている。
ナイジェリアにルーツを持つオランダ生まれのザークツィーは、2017年にフェイエノールトの下部組織からバイエルンのユースチームに加入。オランダ代表の世代別チームの常連は、193cmの恵まれた体躯と得点感覚、足元の細かい技術にも長けた万能型のストライカーだ。
ユースやリザーブチーム時代からゴールを量産してきた逸材は、2019年11月に行われたトッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)でトップチームデビュー。その1カ月後にはブンデスリーガデビューとなったフライブルク戦で試合終了間際に決勝点を挙げる鮮烈なデビューを飾り、3日後のヴォルフスブルク戦でもゴールを記録。結局、デビューシーズンは公式戦12試合4ゴール1アシストの数字を残した。
トップ2年目を迎える今シーズンは1-4で敗戦したブンデスリーガ第2節のホッフェンハイム戦でスタメンを飾るなど、公式戦3試合に出場している。ただ、絶対的なエースであるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキや既存の主力選手の存在に加え、今夏の移籍市場終盤にカメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ=モティング(31)が加入し、十分な出場機会を得るのは困難な状況だ。
そういった中、母国メディアのインタビューに応じたザークツィーは、出場機会を求めて武者修行に出る可能性があることを認めている。
その一方で、今夏の移籍市場で囁かれていた古巣フェイエノールトへのレンタル移籍の可能性について問われると、「フェイエノールトとの間で話しはなかったよ」と、ディック・アドフォカート監督との接触を含め、具体的な動きがなかったと主張している。
ナイジェリアにルーツを持つオランダ生まれのザークツィーは、2017年にフェイエノールトの下部組織からバイエルンのユースチームに加入。オランダ代表の世代別チームの常連は、193cmの恵まれた体躯と得点感覚、足元の細かい技術にも長けた万能型のストライカーだ。
ユースやリザーブチーム時代からゴールを量産してきた逸材は、2019年11月に行われたトッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)でトップチームデビュー。その1カ月後にはブンデスリーガデビューとなったフライブルク戦で試合終了間際に決勝点を挙げる鮮烈なデビューを飾り、3日後のヴォルフスブルク戦でもゴールを記録。結局、デビューシーズンは公式戦12試合4ゴール1アシストの数字を残した。
そういった中、母国メディアのインタビューに応じたザークツィーは、出場機会を求めて武者修行に出る可能性があることを認めている。
「僕にとって難しい状況と言えるね。 今はバイエルンにいるけど、将来的に何かが起こるかもしれない。 まだ正確にはわからないけどね」
その一方で、今夏の移籍市場で囁かれていた古巣フェイエノールトへのレンタル移籍の可能性について問われると、「フェイエノールトとの間で話しはなかったよ」と、ディック・アドフォカート監督との接触を含め、具体的な動きがなかったと主張している。
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バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインがドイツでの1人暮らしを振り返った。 昨夏にトッテナムからドイツ王者入りを決断したケイン。新天地でのここまで公式戦27試合で28得点と圧倒的なゴールセンスを光らせ、様々な記録を打ち破りながら期待通りのパフォーマンスを披露する。 ただ、イギリス『デイリー・メール』によると、ドイツに渡ってからは高級ホテルで1人暮らし。1泊1万ポンド(約180万円)のスイートルームが住まいだったが、最初の5カ月間は単身生活が続いたという。 そのなか、妻のケイティさんと4人の子供はこのたび、ロンドンからの引っ越しが完了。バイエルンのビバリーヒルズと呼ばれる地域にある3000万ポンド(約56億5000万円)の豪邸を新居としたようだ。 プライベートでも家族との生活を取り戻し、公私ともに充実の30歳ストライカーは『PA通信』でこう話したという。 「最初の4、5カ月はホテル暮らしで、家族とも離れ離れだったから、簡単ではなかった。それは難しかったし、そんな状況でも、ピッチでパフォーマンスを発揮できて誇りに思う」 「僕らはいい冬休みを過ごして、みんなが戻ってきてくれた。子供たちは学校に通って、家も手に入れたんだ。月日が経つにつれ、(ドイツが)家のように感じられるようになった」 「学校で親と交流し、妻が新しい友人を作ったりもしている。新しい人と出会って、新しいものが見えるようになってきたんだ」 「誰もが素晴らしいし、ここにいるファンのみんなも、クラブもだし、僕を歓迎してくれている。これまでのところはここのみんなに対して、称賛の言葉しかない」 2024.02.10 13:15 Sat3
【2024-25ブンデス前半戦ベストイレブン】バイエルンから最多6選手、佐野海舟を選出
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了しました。本稿では今季のブンデスリーガ前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKニコラ・ヴァシリ(29歳/ザンクト・パウリ) 出場試合数:17(先発回数:21)/失点数:21/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昇格組のザンクト・パウリがバイエルンに次ぐ失点の少なさで前半戦を終えた。12ゴールはリーグ最低で現在14位と残留争いに巻き込まれること必須だろうが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の守護神が奮闘。仮にチームが降格したとしてもこの活躍であれば、来季もヴァシリはブンデスに残留できそうだ。 DFダヨ・ウパメカノ(26歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:2/出場時間:1313分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季後半はパフォーマンスを大きく落としてしまったが、今季は再び復活。同タイプのキム・ミンジェとの相性は良くないかに思われたが、ハイラインを敷くコンパニ監督のサッカーにおいて欠かせない存在となった。 DFキム・ミンジェ(28歳/バイエルン) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:1/出場時間:1380分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季落とした評価を取り戻す今季ここまでのパフォーマンス。1試合を除いてスタメン出場を続け、ナポリ時代の輝きを放った。 DFアレハンドロ・グリマルド(29歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1507分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レバークーゼン不動の左ウイングバックとして今季も健在。戦術理解度、左足のキック精度は世界屈指でマインツ戦では直接FKを叩き込んだ。 MFジョシュア・キミッヒ(29歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:1/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トゥヘル監督の下では右サイドバックに回ることが多かったが、コンパニ監督の下では本職のボランチで固定され、高水準のパフォーマンスを続けた。大半の試合で主導権を握れるのはキミッヒのゲームコントロールのおかげ。 MFフロリアン・ヴィルツ(21歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:7/出場時間:1318分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアル・マドリーやバイエルンといったメガクラブからの関心がありながらも残留した今季、7ゴール7アシストと流石のスタッツを記録。シャビ・アロンソ監督の下、レバークーゼンで確実に成長を続けている。 MF佐野海舟(24歳/マインツ) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:0/出場時間:1515分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マインツの躍進を語る上で欠かせない戦力。語学が成功の鍵とされる中、言葉の壁を背中で語る献身的なパフォーマンスで難なく乗り越えてしまった。 MFジャマル・ムシアラ(21歳/バイエルン) 出場試合数:14(先発回数:12)/得点数:9/出場時間:1020分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 足元の卓越した技術が注目されがちだが、ヘディングでのゴールも多く多彩な得点パターンを擁していることを披露。ここまで早くも9ゴールを挙げ、一昨季のキャリアハイである12ゴールを目前としている。 MFマイケル・オリーズ(23歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:13)/得点数:5/出場時間:1065分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユース時代、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティと、エリート街道を歩んだオリーズ。クリスタル・パレスから加入し、プロキャリアでは初のメガクラブ挑戦となった中、物怖じせず躍動した。FWレロイ・サネから完全にレギュラーを奪取し、5ゴール8アシストを記録。前半戦のバイエルンを牽引した。 FWハリー・ケイン(31歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:16/出場時間:1204分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> PKでの得点が7と多いものの、それでも前半戦を終えて16ゴールと今季もエースとして十分な働きを見せた。今季こそブンデスリーガ優勝で無冠の帝王の名を返上したい。 FWオマル・マーモウシュ(25歳/フランクフルト) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:15/出場時間:1455分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 15ゴール10アシストと圧巻のスタッツを記録。今季のブンデスリーガ前半戦で最も躍動していた。 2025.01.16 18:01 Thu4
イングランド訪問はリバプールのため?今夏注目のヴィルツ、複数のビッグクラブが関心もイングランドに心が傾く?
父親のマンチェスターへの訪問が話題となっているレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(22)だが、実際はリバプールのためだったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 レバークーゼンで10番を背負い、ドイツ代表を含めて将来への大きな期待が持たれているヴィルツ。今夏の移籍市場では、大きな注目を集めており、ビッグクラブが関心を持っていると伝えられている。 そんな中、ヴィルツの父でありアドバイザーでもあるハンス・ヨアヒム・ヴィルツ氏が13日にイングランドを訪問。マンチェスターとリバプールから車で約1時間のブラックプールに到着していたという。 ヴィルツにはマンチェスター・シティ、リバプール、レアル・マドリー、バイエルンなどが関心を持っているとのこと。今回のイングランド訪問は複数クラブの代表者と交渉するためと見られている。 ヴィルツに近い関係者はリバプールのために訪問したとコメントしているが、実際にはリバプールの幹部はそのタイミングで現場にいなかったともされており、真偽の程は不明。ただ、イングランドにいたことは事実であり、移籍に向けた話し合いもされているという。 『ESPN』によれば、シティがかなり熱心な思いを持っている一方で、本人もバイエルンではなくシティ行きを望んでいるとのこと。ただ、最終決定は下しておらず、そこにリバプールも割って入る可能性があるものの、ヴィルツのポジションは補強の最優先事項ではないようだ。 シティは今季限りで退団するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの後釜を探している状況。果たして来季はどこのユニフォームを着ているだろうか。 2025.05.15 13:50 Thu5