マドリー初先発のマリアーノが期待に応えた大暴れ【ハットトリック・ヒーローズ】

2020.09.19 12:00 Sat
Getty Images
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、レアル・マドリーでプレーするドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスが決めたハットトリックだ。
◆マドリー初先発のマリアーノが期待に応えるハットトリック

マドリーの下部組織出身のマリアーノは2016-17シーズンにファーストチームデビュー。厚い選手層に阻まれ、中々出場機会に恵まれなかったが、初先発となったコパ・デル・レイ4回戦、クルトゥラル・レオネサとの2ndレグではいきなりのハットトリックを見せた。

試合開始早々の1分、MFマルコ・アセンシオが敵陣左サイドでボールを奪うと、そのまま中央のマリアーノへパスを送る。これを冷静に沈め、幸先よく先制に成功すると、そこからゴールラッシュを見せる。
さらに1点を追加し、42分には右サイドでボールを持ったDFダニ・カルバハルのアーリークロスをマリアーノが上手く収め、そのまま豪快なシュートを決める。

そして試合終盤の87分にはDFアルバロ・テヘロのクロスに頭で合わせ、ハットトリックを達成した。

この試合では結果を残したマリアーノだったが、全ポジションに世界最高峰の選手を揃えるクラブで、自身の立場を確立することはできず、2017年夏に一度リヨンへと移籍した。それでも、フランスでの活躍を受けて、翌年にマドリーが買い戻しを決断。中々ジダン監督の信頼をつかめないが、背番号「7」も託されるなど期待は高い。

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