今日は何の日!8月29日は、稀代のゴールマシーン、C・ロナウドがレアル・マドリーデビュー戦で初ゴールを決める/2009年

2020.08.29 18:30 Sat
Getty Images
世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日8月29日の出来事を振り返ってみよう。今回ピックアップするのは、2009年8月29日。ポルトガル代表FWクリスティアーノロナウドレアル・マドリーデビュー戦で、クラブ初ゴールを決めた日だ。

◆ポルトガルが誇るスーパースター、C・ロナウドのマドリー初ゴール

◆スターダムを駆け上がる稀代の天才
スポルティングでプロデビューを果たしたC・ロナウドは、2003年夏、プレシーズンマッチでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した際、その才能を当時のユナイテッド監督、サー・アレックス・ファーガソ氏に見出され、そのままユナイテッドに加入。世界トップクラスのアタッカーとして名を馳せ、大ブレイクを果たした。

そして2009年、当時の移籍市場最高額となる9400万ユーロ(現レートで約117億円)でレアル・マドリーへの移籍を果たした。
◆圧巻の活躍で数々の記録を塗り替える
鳴り物入りでマドリーへ加入したC・ロナウドは、2009年8月29日のラ・リーガ開幕節、デポルティボ・ラ・コルーニャ戦で先発出場を果たすと、35分に味方が獲得したPKをしっかりと決め、デビュー戦でのクラブ初ゴールを記録している。

その後も、世界中のスター選手たちが揃うチームの中でもすぐにチームの顔へと成長。ゴールスコアラ―としての才能をさらに開花させると、驚異的なペースでゴールを量産し、2015年にはクラブ通算324ゴールを決め、それまでクラブのレジェンド、FWラウール・ゴンサレス氏が保持していたクラブ最多得点記録を塗り替えるなど、数々の記録を打ち立てた。

2018年にユベントスへ移籍するまでの9シーズンで公式戦438試合450ゴールを記録し、合計ゴールが出場試合を上回るという信じられない記録を残している。

新天地ユベントスでも、35歳とは思えない驚異的なプレーを続けるC・ロナウドの活躍に今後も目が離せない。

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ビッグクラブ関心のハイセン、アーセナル戦でゴールの中移籍については「そのことは考えていない」

ボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセンが、自身の去就について語った。スペイン『アス』が伝えた。 今夏の移籍市場では多くの関心を集めているハイセン。20歳ながらボーンマスで中心選手として活躍しており、プレミアリーグで29試合に出場し3ゴールを記録している。 そのハイセンは、3日に行われたプレミアリーグ第35節のアーセナル戦ではゴールを記録。チームの逆転勝利に貢献していた。 今シーズンの3ゴールはトッテナム、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルとビッグクラブ相手。アーセナル戦を振り返り、喜びを口にした。 「とても重要な3ポイント、黄金の3ポイントだ。僕の知る限り、ボーンマスは同一シーズンにアーセナルに2度勝ったことは一度もないと思う。今日まで、ここで勝ち点1も取れなかった」 「もちろん、とても嬉しいけど、努力を続けなければならない。小さな逆転は常に歓迎されるし、このような強豪チーム相手にはとても重要だ」 これでボーンマスは勝ち点53として8位に。来シーズンはヨーロッパの戦いに臨める可能性が出てきている。ハイセンはボーンマスでヨーロッパの戦いに出ることについて「目標だよ。永遠に残る歴史を作りたい。そうなることを願っている」と、意欲を示している。 一方で、レアル・マドリーを中心にビッグクラブが関心。6000万ユーロ(約98億円)という契約解除条項が存在するが、値段の高さに躊躇するクラブも出ている状況ではある。 移籍について問われたハイセンは自分では考えていないと語り、噂はどうであれ、ボーンマスに集中しているとした。 「わからないな…僕は“冷静”な人間なんだ。祝う時もそうするし(笑)。あまりそのことについては考えない。毎日トレーニングに行って、試合に出て、ハッピーだ」 「楽しい時間を過ごしているし、そのことについては考えていない。それを判断するのはみんなで、僕はそのことについては考えていない。ボーンマスのことに集中している 」 「僕たちはとても良いシーズンを送っている。すでに勝ち点記録を破っているし、今シーズンはできるだけ多くの勝ち点を取りたいと思っている」 2025.05.05 16:55 Mon
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セルタに逃げ切り勝利で4ポイント差でのクラシコ決戦へ、アンチェロッティ監督は逆転優勝を諦めず「我々が勝利できれば…」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が4日にホームで行われ、3-2で逃げ切ったラ・リーガ第34節セルタ戦後にコメントした。 FWキリアン・ムバッペのドブレーテ、FWアルダ・ギュレルの1ゴール1アシストの活躍で勝利したマドリーは首位バルセロナとの4ポイント差を維持して次節、バルセロナとのエル・クラシコに臨む。 アンチェロッティ監督は次節のクラシコが優勝を決定付けることになると認めた。 「もちろん、その通りだ。日曜日の試合が優勝をほぼ決定付けることになる。もし勝てば1ポイント差になる。リーグ優勝はまだバルセロナの手中にあるが、我々が勝利できれば可能性が高まるだろう」 今季ここまでバルセロナ相手に3戦全敗だが、アンチェロッティ監督は先週のコパ・デル・レイ決勝で良い戦いができたと自信を持っている。 「先週彼らと対戦したが、とても競争力のある試合だった。勝利に近かったし、自信を持って臨む」 そしてギュレルの活躍を喜んだ。 「9月時点のギュレルと今の彼は違う。彼は変わった。フィジカル面も変わった。今後数年間でさらに活躍するだろう。マドリーでプレーできるだけの実力がある。2カ月前、私は彼の周りの人たちをせっかちだと非難したが、今は彼らを祝福しなければならない。彼は良い仕事をしているからだ」 2025.05.05 09:30 Mon

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