インシーニェ、勝負が決した前半のパフォーマンスに「もっと何かできた」

2020.08.09 10:00 Sun
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ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが、バルセロナ戦の結果に落胆した。クラブ公式サイトが伝えている。8日に敵地でチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのバルセロナ戦に臨んだナポリ。開始早々にFWドリエス・メルテンスが決定機を逃すと前半アディショナルまでに3失点を喫してしまう。

◆CLラウンド16/バルセロナvsナポリ

前半終了間際にインシーニェがPKを決めて、1点を返すも反撃はここまで。1-3で試合に敗れると、2戦合計2-4でベスト8進出を逃した。
この試合で1ゴールを記録したインシーニェは、「最後までやり抜いた」と語るも、勝負が決した前半のパフォーマンスを悔やんだ。

「CL敗退はとても残念だが、最後までベストは尽くした。僕たちは素晴らしいチームと戦うことはわかっていた。試合に臨み、戦って最後までやり抜いた」
「おそらく前半にもっと何かできたと思うが、何個かの結果から幸せではない。バルセロナをさらに苦しめられたかもしれないから残念だ」

「僕たちは全体的にピッチ上でのプレーは正しい道に進んでいると思う。ゴール前でもっと点を取る必要があるが、この観点からも成長すると思う」

「来シーズンはCL権を取りに戻したい。次はチャンピオンシップで上手くスタートを切り、最後まで高いレベルを維持したいね」

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インシーニェにリスペクトを! 長身エスコートキッズをあてがわれてやさぐれる…

欧州サッカー連盟(UEFA)はプレーヤーやファン・サポーター、レフェリーなどフットボールに関わるすべての人々にリスペクトを求めているが、25日のナポリvsバルセロナでは1人のプレーヤーに対する敬意を欠く判断があったのかもしれない。 ナポリは25日、本拠地サン・パオロで行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグでバルセロナと対戦し、1-1のドローで試合を終えた。 一瞬の隙を突かれてアウェイゴールを献上したものの、相手の強力な攻撃陣を枠内シュート0に抑え込むなど、劣勢が予想された中で健闘を見せた試合内容だったと言える。 この結果に多くのプレーヤーはまずまずの満足感を得たと思われるが、今回の試合を通じて唯一不満を感じたように思われるプレーヤーがナポリのカピターノであるFWロレンツォ・インシーニェだ。 ホームで行われる大一番に向けて気合いが入っていたインシーニェだが、ピッチへ向かうトンネル内において、「今日、俺にあてがわれたエスコートキッズ、ちょっとデカくないか?」と、主催者側の配慮のなさに気が付くことに。 公称163cmとフットボーラーとしてかなり小柄な部類に入るインシーニェと共にピッチに入場することになった少年は、130~140cmと他のエスコートキッズに比べて明らかに大柄だった。 そのフットボールキャリアを通じて身長の低さについて指摘され続けているインシーニェにとって、ある意味慣れた状況だったが、よりによって一番大きなエスコートキッズを自身にあてがったことへの抗議か、はたまた同選手なりのユーモアか、チャンピオンズリーグアンセムが流れていた際には他のプレーヤーのように自身の手前にエスコートキッズを立たせずに、自身の真横で肩を組むという異例のスタイルを披露してみせた。 今回のエスコートキッズの手配はUEFAか、主催クラブのナポリのいずれかは不明だが、気にしてそうな素振りを見せても身長が低い人にとってはなかなかに配慮を欠いた行為だったと言える。 今後はインシーニェにできるだけ身長の低いエスコートキッズをあてがってほしいと切に願う…。 <div id="cws_ad">◆長身エスコートキッズをあてがわれてやさぐれる…<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">KKKKKKKK... O Insigne do tamanho do mascote da Champions está passando pela sua timeline!<br><br>Assista ao jogão, ao vivo e exclusivo, na TNT, no nosso Facebook e no <a href="https://twitter.com/EIPlus?ref_src=twsrc%5Etfw">@eiplus</a>! <a href="https://twitter.com/hashtag/CasaDaChampions?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#CasaDaChampions</a> <a href="https://t.co/9OHTYTWvOl">pic.twitter.com/9OHTYTWvOl</a></p>&mdash; Esporte Interativo (@Esp_Interativo) <a href="https://twitter.com/Esp_Interativo/status/1232400234254405632?ref_src=twsrc%5Etfw">February 25, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </div> 2020.02.26 13:20 Wed
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ユーロ制覇の影響がすごい…インシーニェの“シュート名”が辞書に!?

ナポリのFWロレンツォ・インシーニェの“シュート名”がイタリアの辞書に載ったという。イタリア『スカイ』が伝えている。 インシーニェと言えば、ボックス手前左から放たれる右足のコントロールショットが印象的。イタリア代表の優勝で幕を閉じたユーロ2020でもベルギー戦で同様のゴールを決めていた。 イタリアでは「tiro a giro(回転のかかったシュート)」と呼ばれ、元々はナポリサポーターが作った名前。彼らは「destraggiro(右足の回転)」とも呼んでいるそうだ。 そして、この度辞書に載ることになったのは「tiraggiro」という言葉。「tiro a giro」がナポリの発音で「tir a ggir」に近いことから、“o”は付けずに1単語として、イタリアのオックスフォード英語辞典の新語に採用された。 なお、インシーニェの代名詞ともなっているこのシュートだが、イタリアのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏も得意としていたもので、日本でもゴールに向かって左45度の角度は「デルピエロゾーン」と呼ばれることも少なくない。 そのため、特にイタリアでは賛否両論あり、「gol alla Del Piero(デル・ピエロ風ゴール)」とも言われているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】辞書に載ったインシーニェ特有のゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI2ZG9NWDJ6USIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.07.27 14:00 Tue
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退団も噂された元イタリア代表FWインシーニェはトロントに残留へ、本領発揮していない現状に新監督は注文「ただの客は要らない」

トロントFCに所属する元イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ(33)。今オフの退団も報じられた中、どうやらチームに残ることになるようだ。『The Athletic』が伝えた。 ナポリで育ったインシーニェは、クラブのレジェンドとして少年時代から20年以上の時を過ごすことに。公式戦434試合で122ゴール95アシストを記録するも、2022年夏に退団。トロントFCに完全移籍した。 イタリア代表としても54試合10ゴールを記録していたインシーニェだが、第一線を離れることに。トロントではケガもありながら、ここまで公式戦63試合18ゴール13アシストを記録していた。 2026年6月までトロントとの契約を残すインシーニェだが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)で2番目に高いサラリーを手にしており、インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次ぐ1540万ドル()とされている。 『The Athletic』によれば、インシーニェに対してオファーを受け取ってはいないとのこと。また、トロントの新監督に就任したロビン・フレイザー監督の就任会見でGMを務めるジェイソン・ヘルナンデス氏はインシーニェがチームに残ることを明言。ただ、より高い貢献を見せてほしいと語った。 「ロレンツォが最高の状態にあるときの様子を考えると、彼はMLSに大きな影響を与えることができる」 「ただ、彼の出場機会に関しては、まだその姿を十分に見せていない。だから、彼を出場可能に保ち、健康を維持できると期待している。2025年は新監督にとってすべてが決まる年だ」 フレイザー監督も「才能ある選手であることはわかっている」とコメント。「しかし、結局のところ、全員が努力しなくてはならない。ただの客は要らない。このチームに貢献したいなら、それは色々な形で明らかになるというのが私の印象、あるいは私の感覚だ」と語り、特別待遇はしないと意思を示した。 2025.01.16 13:35 Thu

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ナポリが新スタジアム建設へ…会長が1959年開場“マラドーナ”利用終了を明言「市長へ協力を依頼済み」

ナポリが新スタジアムを建設するようだ。イタリア『メディアセット』が伝えている。 現在のナポリは、半世紀以上前の1959年に開場したスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ(旧スタディオ・サン・パオロ)を本拠地利用。1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)に合わせて一度改修されているが、歴史は古く、老朽化が進む。 イタリアが2032年のユーロ(欧州選手権)をトルコと共同開催することが決まっているなか、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が7日、突如としてナポリ市内に新スタジアムを建設する構想を表明した。 「私にフオリグロッタ(現本拠地)を改修するつもりはない。バニョーリ(※1)に新しいスタジアムを建設する準備がある。例えば2027年7月に大規模なレセプション、パーティ、花火大会が開催されるだろう」 (※1)現本拠地フオリグロッタから直線距離にして約1kmほど南西に進んだ位置にあるバニョーリ地区 地元紙『イル・マッティーノ』によると、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナの改修計画はここ数年しきりに叫ばれていたようだが、どうやらデ・ラウレンティス会長は歴史ある“マラドーナ”の利用を終えることで、つい最近、所有者のナポリ市行政と合意したという。 「元々は私も“マラドーナ”を改修したかったんだ。しかし、関係者らと視察を重ね、大衆を最も惹き寄せるのは、新たなスタジアムを作ることだという意見が占めた。そのためには、少なくとも3シーズンはマラドーナを離れなくてはならない」 「すでにバニョーリ地区の再開発担当者とも顔を合わせているよ。ナポリ市長にはこのプロジェクトへの協力を依頼してある。新たなスタジアムは、我々用の施設だけでなく、ショッピングセンターなども併設した地域のコミュニティを目指す」 その一方、ナポリ市郊外の山沿いの地区・アフラゴーラから新スタジアム誘致の話があるというが、これについては「何ヘクタールもの土地を提供してくれるというありがたい話があったが、スタジアムを全く別の場所へ移すことは考えていない」としている。 今回、初めて明言されたナポリの新スタジアム建設計画。ユーロ2032まで8年、どんな経過を辿るだろうか。 2024.03.08 11:20 Fri
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【伝説のチーム】マラドーナ全盛期のナポリはどんなチーム?後に柏でプレーするFWカレカにゾラの名も

フットボール界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏(60)が25日に急逝した。 10月30日に60歳の誕生日を迎えたばかりのマラドーナ氏だったが、その後に硬膜下血腫が見つかり緊急手術。無事に手術は成功していたが、この度心不全で帰らぬ人となった。 そのマラドーナ氏が全盛期を過ごし、チームに黄金期をもたらせたのがナポリだった。 現在はイタリア屈指の強豪として認知されているナポリだが、初めて歓喜の渦に包まれたのは1980年代後半だった。1984-1985シーズンにバルセロナからやってきたディエゴ・マラドーナによって、チームは数々のタイトルを獲得した。 マラドーナが中心のチームは、1986-87シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠に輝き、その後も優勝を争いながら、1988-89シーズンにはUEFAカップ(現EL)を獲得。そして、迎えた1989-90シーズンにクラブ史上2度目となるスクデットを手に入れることとなる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/1989-90napoli.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><</div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アルベルト・ビゴン(52) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆マラドーナのチーム</div> 開幕から順調に勝ち点を積み重ねたナポリは、このシーズンにチャンピオンズリーグ2連覇を達成したミランやインテルと優勝争いを繰り広げた。後半戦ではそのミランとインテルとの直接対決に敗れたが、粘りを見せて最後の5試合で5連勝を達成。ミランを追い抜いて見事に優勝を決めた。 フットボールの世界では、絶大なる個の力を有する選手がそのチームの戦術となることがしばしばある。そして、この頃のナポリは、まさにマラドーナのチームだった。 そのマラドーナを支えるため、チロ・フェラーラを中心とした守備陣とフェルナンド・デ・ナポリなどの中盤の選手は守備に奔走した。ナポリは、当時のイタリア代表メンバーを中心にマラドーナを支える土台を固めていた。 攻撃は前線のトライアングルで形成した。自由を与えられたマラドーナは攻撃の全権を掌握。また、後に柏でプレーするブラジル代表FWカレカとイタリア代表FWアンドレア・カルネバーレの2トップがゴールを重ね、当時23歳のジャンフランコ・ゾラも存在感を示した。 “ナポリの王様”と評されたマラドーナは、イタリア随一の陽気な街に2度のスクデットをもたらした。数々の魅力的なプレーで観客を魅了し、自身が付けた10番が永久欠番になるほどサポーターから愛された。ただ、かねてからコカイン使用が疑われるなど、イタリアマフィアの巣窟であるナポリで麻薬に染まり、プロ選手としてのキャリアが終焉に向かっていった。 <div id="cws_ad">◆全盛期のマラドーナがナポリで見せたスーパーゴール集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRQkZwNEVQayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2020.11.26 17:30 Thu
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現役時代から一転、パス回しを信条とするガットゥーゾ監督「フットボールの見方が変わった」

ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、自らの監督としての戦術について語った。イタリア『フットボール・イタリア』が伝えている。 昨年12月、前任者であるカルロ・アンチェロッティ監督(現エバートン)の退任を受けて、ナポリの指揮官に就任したガットゥーゾ監督は、現役時代から激情家として知られ、感情を全面に押し出したプレースタイルで“闘犬”のあだ名で知られていた。監督としてもチームの規律を重んじる厳格な面を残しているが、一方で戦術家としての一面も評価を高めつつある。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ3TXB2WlNpeSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> ナポリ監督就任時は、クラブと選手の軋轢により、危機的な状況にあったチームをまとめ上げ、17日のコッパ・イタリア決勝でユベントスを下してトロフィーを勝ち取るなど、ナポリの再建に取り組むガットゥーゾ監督。堅守に加えて、素早いパス回しで攻撃を展開するなど、泥臭いプレーを得意とした指揮官のイメージとはかけ離れたパフォーマンスを見せている。 28日、3-1で勝利したSPAL戦後の会見で、監督としてのプレースタイルについて聞かれたガットゥーゾ監督は、イタリアのフットボールが変化しているとして、選手時代とは異なった視点を身につけていることを明かした。 「プロになってから最初の数シーズン、パス回しばかりしているスペインのチームと対戦した時、気が狂いそうになったものだった」 「プレスに行くのは私1人で、鳥かごの真ん中をやらされているようだったよ。試合後にチームメイトと『イタリアのフットボールは、あれとは別のスポーツだよな』なんて話をしていたが、今ではここのフットボールも変わったし、優れたパスサッカーを展開するチームがイタリアにも多くいる」 「私が選手だった頃とは、フットボールの見方が変わった。ボールをより支配して、リスクを少なく抑えるスタイルを好むようになったんだ」 2020.06.29 21:45 Mon
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ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」

ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Fri
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残った黄金世代の統制を取れなくなったベルギー代表に現地議論「モチベーションがないのだろう」

ベルギー代表の現状について、同国の識者たちが議論した。ベルギー『RTBF』が伝える。 エデン・アザール氏やケビン・デ・ブライネなどのいわゆる“黄金世代”が突き抜けていたベルギー代表。彼らが脂の乗った状態で迎えた2018年W杯は、堂々たる3位入賞である。 そこから峠を下り、4年後の2022年W杯はグループステージ敗退。ユーロ2024のラウンド16止まりに、もう驚きはなかったと言える。 一方、現状を考えるうえで外せないのが「統制が取れなくなった残りの黄金世代」。 ドメニコ・テデスコ監督は昨春の就任後、ティボー・クルトワと衝突し、選手側から代表引退。デ・ブライネに散々戦術への不満をぶちまけられ、表立った軋轢なきロメル・ルカクからも「クラブに集中」と当面の招集を断られた。 これらについて、ベルギーのジャーナリストや元選手らがポッドキャスト番組で議論し、テデスコ監督招へいが全てを招いたと結論。 「(監督は)世界最高のGKとのコミュニケーションを管理できず、そこから、代表チームの主人公たちがエゴカードを発動し始めた。テデスコに最高レベルでの指導経験はない」 また、デ・ブライネとルカクに話が及ぶと、両者のモチベーションを疑問視。 「ロメルは冷め切っているね。ベルギー代表に対する炎がない。私たちは、彼やデ・ブライネを連れ戻すためにひざまずくべきか?」 「素晴らしい選手たちではある。しかし、2人はまだ、自分の国のユニフォームを着て、自らの経験を年下のプレーヤーたちに共有する気があるか? 自らより遥かに若くなったグループに? そんな気はないとみてもいいだろう」 「来年6〜9月まで2人を待つ考え方もあるが、彼らにはどのみち連盟と話し合ってもらわねば。若い選手たちと関係を築く気持ちがあるのかないのか、はっきりさせてほしい」 2024.10.22 22:00 Tue

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