ブレーメン、ラシツァに対するライプツィヒからの1stオファーを拒否!
2020.07.14 20:38 Tue
ブレーメンは、コソボ代表FWミロト・ラシツァ(23)に対するRBライプツィヒからの最初のオファーを断っていたようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ライプツィヒはドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(24)のチェルシー移籍に加え、ローマからレンタル中のチェコ代表FWパトリック・シック(24)の買い取りオプション行使見送りが濃厚なこともあり、今夏前線の刷新に動いている。
すでにレッドブル・ザルツブルクから韓国代表FWファン・ヒチャン(24)を獲得しているが、更なるターゲットとして以前から関心が伝えられるラシツァの獲得に本腰を入れている。
そのラシツァには2部降格の場合、1500万ユーロ(約18億円)で移籍可能な契約条項が盛り込まれていたが、先日にブレーメンが1部残留を決定したことでその条項は無効に。
現時点で他クラブがラシツァを引き抜く場合、3800万ユーロ(約46億3000万円)に設定されている契約解除金を満額支払うか、ブレーメンとの交渉の中で着地点を見いだす必要がある。
だが、1部残留決定後に「値下げの意思はない」と、スポーツ・ディレクター(SD)を務めているフランク・バウマン氏が語ったように、ブレーメンは前述のオファーを一蹴したようだ。
ただ、ブレーメンでは今季、買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したドイツ人MFレオナルド・ビッテンコート(26)と、元トルコ代表DFオメル・トプラク(30)の2選手が買い取り条件を満たしているため、およそ1050万ユーロ(約12億8000万円)といわれる移籍金を支払う必要がある。
加えて、今冬にヘルタ・ベルリンから1年半の契約でレンタル加入しているドイツ人FWダビー・ゼルケ(25)に関しても、来季に1300万ユーロ(約15億8500万円)の買い取りオプション行使義務が発生するため、キャッシュが必要となる。
ブレーメンはステップアップを望むラシツァ本人の意向もあり、基本的には同選手の売却を今夏の構想に組み込んでいるが、前述の事情もあり、あくまで安売りは避けたい構えだ。したがって、今後の交渉は長期化する可能性が高いかもしれない。
ライプツィヒはドイツ代表FWティモ・ヴェルナー(24)のチェルシー移籍に加え、ローマからレンタル中のチェコ代表FWパトリック・シック(24)の買い取りオプション行使見送りが濃厚なこともあり、今夏前線の刷新に動いている。
すでにレッドブル・ザルツブルクから韓国代表FWファン・ヒチャン(24)を獲得しているが、更なるターゲットとして以前から関心が伝えられるラシツァの獲得に本腰を入れている。
現時点で他クラブがラシツァを引き抜く場合、3800万ユーロ(約46億3000万円)に設定されている契約解除金を満額支払うか、ブレーメンとの交渉の中で着地点を見いだす必要がある。
ドイツ『ビルド』が伝えるところによれば、そういった中でライプツィヒは先日、1500万ユーロ+ボーナス300万ユーロの総額1800万ユーロ(約22億円)という最初のオファーを掲示したという。
だが、1部残留決定後に「値下げの意思はない」と、スポーツ・ディレクター(SD)を務めているフランク・バウマン氏が語ったように、ブレーメンは前述のオファーを一蹴したようだ。
ただ、ブレーメンでは今季、買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したドイツ人MFレオナルド・ビッテンコート(26)と、元トルコ代表DFオメル・トプラク(30)の2選手が買い取り条件を満たしているため、およそ1050万ユーロ(約12億8000万円)といわれる移籍金を支払う必要がある。
加えて、今冬にヘルタ・ベルリンから1年半の契約でレンタル加入しているドイツ人FWダビー・ゼルケ(25)に関しても、来季に1300万ユーロ(約15億8500万円)の買い取りオプション行使義務が発生するため、キャッシュが必要となる。
ブレーメンはステップアップを望むラシツァ本人の意向もあり、基本的には同選手の売却を今夏の構想に組み込んでいるが、前述の事情もあり、あくまで安売りは避けたい構えだ。したがって、今後の交渉は長期化する可能性が高いかもしれない。
ミロト・ラシツァの関連記事
ブレーメンの関連記事
記事をさがす
|
ミロト・ラシツァの人気記事ランキング
1
ガラタサライが移籍市場最終日にイカルディ&マタら一挙5選手補強!
ガラタサライがトルコの移籍市場最終日となった8日に一挙5選手の加入を発表した。 今回獲得が発表されたのは、パリ・サンジェルマン(PSG)の元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(29)、元スペイン代表MFフアン・マタ(34)、ノリッジ・シティのコソボ代表FWミロト・ラシツァ(26)、ラピド・ウィーンのオーストリア代表FWユスフ・デミル(19)、オールボーBKのU-21デンマーク代表DFマティアス・ロス・イェンセン(21)。 インテル時代にセリエAで2度の得点王に輝いた経験も、PSGでは構想外となっていたイカルディは1年間のレンタル移籍での加入に。給与の60%近くをPSGが負担する形になる模様だ。 一方、バレンシアやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドで一時代を築いた技巧派プレーメーカーのマタは、昨季限りでユナイテッドとの契約が満了。ガラタサライにはフリートランスファーでの加入となり、契約は1年の延長オプション付きの1年契約となる見込みだ。 ブレーメン時代にブンデスリーガ屈指のアタッカーに成長したラシツァは、昨夏にノリッジへ加入したものの、クラブの2部降格に伴い、今夏の移籍を模索。トルコの名門にはレンタルでの加入となる。 昨シーズンに半年間ながらもバルセロナに在籍していたオーストリア代表の次代を担うデミルは、一時MLS行きの可能性も取り沙汰されたが、ガラタサライに完全移籍で加入。2026年までの4年契約にサインしている。 前述の4選手に比べると、ほぼ無名に近い存在であるマティアス・ロス・イェンセンは、母国のオールボーBKでプレーしていた190cmのセンターバック。デンマークの世代別チームで常にプレーしてきた総合力の高いDFは、リーダーシップにも優れる伸びしろ十分なタレントだ。デミル同様に2026年までの4年契約にサインしている。 なお、昨季のスュペル・リグで屈辱の13位フィニッシュとなった名門は、今夏の移籍市場でFWドリエス・メルテンス、MFルーカス・トレイラ、DFレオ・デュボワ、MFセルヒオ・オリヴェイラ、FWハリス・セフェロビッチを獲得しており、タイトル奪還へ本気を示している。 <span class="paragraph-title">【動画】映画のような演出でイカルディ&マタら5人の加入発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="tr" dir="ltr"> Huzurlarınızda yeni Aslanlar ve kırmızı halıda yıldızlar geçidi! <a href="https://twitter.com/hashtag/WeAreTheBest?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WeAreTheBest</a> <a href="https://t.co/JeKWhNRtWv">pic.twitter.com/JeKWhNRtWv</a></p>— Galatasaray SK (@GalatasaraySK) <a href="https://twitter.com/GalatasaraySK/status/1567975202021117956?ref_src=twsrc%5Etfw">September 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2022.09.09 07:27 Friブレーメンの人気記事ランキング
1
欧州大会出場狙うブレーメン、元ポルトガル代表FWアンドレ・シウバをライプツィヒからレンタル
ブレーメンは3日、RBライプツィヒから元ポルトガル代表FWアンドレ・シウバ(29)のレンタル移籍加入を発表した。移籍期間は2024-25シーズン限りとなる。 なお、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、買い取りオプションなどは付帯しないドライローン。半年間の給与を両クラブで折半する。 アンドレ・シウバは母国ポルトガルのボアヴィスタ、サルゲイロス、パドロエンセの下部組織で育ち、その後ポルトの下部組織に加入。2016年7月にファーストチームへ昇格した。 2017年7月にミランへ完全移籍。その後はセビージャ、フランクフルトへレンタル移籍し、2020年9月にフランクフルトへ完全移籍した。 2020-21シーズンはブンデスリーガで32試合28ゴール8アシストと活躍。2021年7月にフランクフルトからライプツィヒへ完全移籍したが、新天地では期待に応えきれず、2023-24シーズンはレアル・ソシエダへレンタル移籍した。 今シーズンはライプツィヒにレンタルバックし、ここまでリーグ戦8試合1ゴール2アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)で4試合、DFBポカールで3試合プレーしていた。 なお、2016年9月にポルトガル代表デビュー。53試合19ゴール4アシストを記録するが、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)を最後に遠ざかっている。 現在8位につけ、欧州大会出場権獲得を目指すブレーメンに加わることとなったアンドレ・シウバ。クラブを通じて意気込みを語った。 「ブレーメンでプレーするのが楽しみだ。ヴェルダーは今シーズン好調で、チームは数年にわたって優秀な監督のもとで一緒にプレーしてきた。クラブの目標達成に貢献できるよう、自分の役割を果たしたい」 2025.02.03 19:35 Mon2
CFの補強に動くブレーメン、ライプツィヒで不遇のアンドレ・シウバをレンタル移籍で獲得か
RBライプツィヒの元ポルトガル代表FWアンドレ・シウバ(28)が、ブレーメン移籍に向かっているようだ。 母国の名門ポルトでプロデビューしたアンドレ・シウバは、ミランやセビージャ、フランクフルトでのプレーを経て、2021-22シーズンにライプツィヒに移籍。 しかし、ライプツィヒでは期待に応えることができず、23-24シーズンはレアル・ソシエダへレンタル放出。昨夏にライプツィヒに復帰したが、今季はここまで公式戦15試合に出場するも先発出場はカップ戦の2試合のみとなっていた。 そんなアンドレ・シウバの獲得にライプツィヒが迫っているとのこと。ドイツ『DEICH STUBE』によると、両クラブは買い取りオプションなしの半年レンタル移籍という形ですでにクラブ間合意に至っており、今冬の移籍市場最終日の3日にも正式発表される見込みだという。 なお、ブレーメンでは昨夏に加入したFWケケ・トップが脛腓間靭帯損傷で長期離脱中で、本職のセンターフォワードがFWマーヴィン・ドゥクシュのみという事情から、センターフォワードの補強が急務となっていた。 2025.02.03 11:15 Mon3
ブレーメンが198㎝大型FWウォルトメイドの今季限りでの退団を発表
ブレーメンは2日、U-21ドイツ代表FWニック・ウォルトメイド(22)が今季限りで退団することを発表した。 8歳でブレーメンの下部組織に入団したウォルトメイドは、2020年2月1日に行われたブンデスリーガ第20節のアウグスブルク戦で当時クラブ最年少記録となる17歳11カ月16日でブンデスリーガデビューを飾った。 しかし、トップチームでは出場機会に恵まれず、2022-23シーズンはドイツ3部のSVエルフェアスベルクへレンタル移籍。ブレーメンに復帰した今季は準主力としてここまでブンデスリーガ23試合に出場していた。 ウォルトメイドの退団について、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏は以下のようにコメントしている。 「ニックがブレーメンから離れることを決めたのはとても残念だ。我々は彼に非常に良いオファーを出し、ブレーメンの今後の展望も伝えた。それが彼の決断の重要な要因となった。彼がヴェルダーを去るのはとても残念だが、もちろんニックの決断を受け入れるしかない」 なお、ドイツ『キッカー』によれば、今夏にフリーとなる198㎝大型FWウォルトメイドには、シュツットガルトやホッフェンハイム、ボルシアMGが獲得に動いているとのことだ。 2024.04.03 07:00 Wed4
「過激化はクラブの許容限度を超えた」ブレーメンもX(旧ツイッター)から撤退…ザンクト・パウリに続くドイツ2クラブ目
ブレーメンが、X(旧ツイッター)からの撤退を発表した。 現在60万のフォローを持つブレーメンの公式アカウントだが、今後はXのメディアサービスを終了し、代わりにBlueskyに切り替えるという。 ブレーメンは今回の決断に際して以下の声明を発表している。 「SVヴェルダー・ブレーメン首脳陣はソーシャルメディアX上でのメディアサービスを終了することを決定しました」 「表現の自由を装い、X上でのヘイトスピーチ、少数派への憎悪など極右翼のポストと陰謀論が同ソーシャルメディアで驚異的な速さで拡散されています」 「直近の同プラットフォーム上の過激化はクラブの許容限度を超えました。したがってクラブは直ちにX上でのサービスを停止します」 なお、ブンデスリーガではブレーメンに先駆けてザンクト・パウリが同様の理由でXからの撤退を発表しており、今後も両クラブに追随するクラブが出てくる可能性は高そうだ。 2024.11.19 10:40 Tue5