シュバイニーが新たな挑戦に向かうゲッツェを激励!
2020.05.25 14:50 Mon
元ドイツ代表MFのバスティアン・シュバインシュタイガー氏がドイツ『ARD』を介して、ドルトムントの同代表MFマリオ・ゲッツェ(27)を激励した。ドイツ『Sport1』が報じている。
今季限りでドルトムントとの契約失効となり、今夏の退団報道が加熱したゲッツェ。ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏が23日にドイツ『スカイ』で、今夏の退団を正式に認めた。
2016年にドルトムント復帰して以降、代謝異常のトラブルを抱えるなどもあり、苦しみ続けた末に退団が決まったゲッツェだが、バイエルンや代表で共闘したシュバインシュタイガー氏は新天地での成功を願っている。
「すごくすごく残念だと思う。若い頃のマリオ・ゲッツェが素晴らしい才能の持ち主だったのは誰もが知っている。今の年齢は27、28だが、フットボール界だと最高の時期だ。欧州のベストクラブである必要はないが、彼がプレーできるクラブを見つけてほしいと思っている」
かつての戦友からそう温かい声をもらったゲッツェは新天地として、国外を希望しているといわれる。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)で優勝に導く決勝ゴールを決めた、かつてのような輝きを取り戻せるか。
今季限りでドルトムントとの契約失効となり、今夏の退団報道が加熱したゲッツェ。ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏が23日にドイツ『スカイ』で、今夏の退団を正式に認めた。
2016年にドルトムント復帰して以降、代謝異常のトラブルを抱えるなどもあり、苦しみ続けた末に退団が決まったゲッツェだが、バイエルンや代表で共闘したシュバインシュタイガー氏は新天地での成功を願っている。
かつての戦友からそう温かい声をもらったゲッツェは新天地として、国外を希望しているといわれる。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)で優勝に導く決勝ゴールを決めた、かつてのような輝きを取り戻せるか。
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シュバインシュタイガーがバイエルンの殿堂入り…通算18人目
▽現在はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーでプレーし、かつてバイエルンでプレーしていた元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガー(34)がクラブの殿堂入りを果たした。バイエルン公式サイトが伝えた。 ▽シュバインシュタイガーは、バイエルンの下部組織で育ち、2002年7月にトップチームへ昇格。マンチェスター・ユナイテッドに移籍する2015年7月まで13シーズンプレー。2017年3月からシカゴ・ファイアーでプレーしている。 ▽バイエルンでは、公式戦500試合に出場し68ゴール100アシストを記録。ブンデスリーガで8度、DFBポカールで7度、チャンピオンズリーグで1度、クラブ・ワールドカップで1度優勝を経験している。 ▽また、ドイツ代表としても121試合に出場し24ゴールを記録。2014年のブラジル・ワールドカップでは優勝に貢献していた。 ▽バイエルンの殿堂入りは、シュバインシュタイガーで18人目。過去にはフランツ・ベッケンバウアー氏やゲルト・ミュラー氏、ローター・マテウス氏、フィリップ・ラーム氏らが受賞している。シュバインシュタイガーは今回の受賞について「このようなビッククラブで、偉大な人物と同じように殿堂入りできたことは、もちろん大変光栄だ」とコメントした。 ◆バイエルン歴代殿堂入り選手 DFコンラード・ハイドカンプ DFフランツ・ベッケンバウアー FWゲルト・ミュラー FWウリ・ヘーネス MFパウル・ブライトナー GKゼップ・マイヤー DFハンス=ゲオルク・シュヴァルツェンベック MFフランツ・ロート FWカール=ハインツ・ルンメニゲ DFクラウス・アウゲンターラー DFローター・マテウス MFステファン・エッフェンベルク GKオリバー・カーン MFメーメット・ショル DFビセンテ・リザラズ FWエウベル DFフィリップ・ラーム MFバスティアン・シュバインシュタイガー 2018.08.28 20:20 Tue2
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マリオ・ゴメスの抜群の決定力!20分足らずで3発【ハットトリック・ヒーローズ】
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スカッとゴール! シュバインシュタイガーの地を這うようなミドルは爽快
ストレスフルなこの社会。観るだけでスカッとするようなゴールで気分を晴らすのもアリなのでは。今回の企画では、朝の通勤時間などにオススメの爽快なゴールを映像付きでご紹介していきます。 2020年11月10日にご紹介するのは、バイエルンのレジェンドで元ドイツ代表MFのバスティアン・シュバインシュタイガー氏が見せた弾丸ミドルシュートです。 <div id="cws_ad">◆シュバイニー砲炸裂!シュバインシュタイガーが決めた低弾道ミドル<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJMOXp2c2J5aCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ◆ここがスカッと! 地を這うような低い弾道のままゴールネットに突き刺さる。シュバインシュタイガー氏の技術も詰まった素晴らしいゴールです。 ◆ドイツの万能MF バイエルンユース出身のシュバインシュタイガー氏は生え抜きの主力選手として同クラブで長年活躍。当初はサイドハーフまたはトップ下の攻撃的なポジションでプレーしましたが、徐々にポジションを後ろに下げると、主戦場を中盤の底へ移し、優れたパスセンスに加え、中盤からの攻撃参加もこなす万能型のMFとして存在感を示しました。 2011年10月29日に行われたブンデスリーガ第11節のニュルンベルク戦では、豪快なミドルシュートを決めています。 バイエルンが試合開始早々に先制し、1-0で迎えた19分、左サイドの連携でDFフィリップ・ラームが相手ボックス内に侵入すると、中央のFWマリオ・ゴメスに横パスを送ります。ゴメスが後方のシュバインシュタイガーに落とすと、そのまま豪快なミドルシュート。ダイナミックなスイングから放たれたシュートは低い弾道のまま相手ゴールネットに突き刺さりました。 シュバインシュタイガー氏は2015年までバイエルンでプレー。フィリップ・ラーム氏をはじめ、フランク・リベリーやアリエン・ロッベンとともにバイエルンの黄金期を支えました。 2020.11.10 07:01 Tueドルトムントの人気記事ランキング
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クバルシのCL初ゴールを“奪ってしまった”ハフィーニャが謝罪、「彼に謝ったが、大丈夫だと言ってくれた」
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが9日に行われ、4-0で完勝したチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのドルトムント戦後にコメントした。 ベスト4進出を懸けた初戦で先発したハフィーニャは25分、FKの流れから先制ゴールを奪取。ただ、DFパウ・クバルシの合わせたボレーをゴールライン上で押し込む形となり、結果的にクバルシのCL初ゴールを奪ってしまう形となっていた。 ハフィーニャは試合後、クバルシに謝罪していたことを明かした。 「先制点に繋がったプレーはオフサイドになるかもと心配していた。幸い認められたが、ゴールライン手前でボールに触ってしまい、クバルシに謝った。彼は大丈夫だと言ってくれた。アシストとカウントしてくれた。ボールが外に出る可能性があると思ったんだ。素早い判断だったからね」 一方で準決勝進出を決めたわけではないと気を引き締めた。 「準決勝に進出したと認めるつもりはない。まだ次の試合があり、そこでプレーするのは常に難しい。彼らは非常に質の高いチームだ。良い結果が出たし、この調子を維持して来週も良い試合をしなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】ハフィーニャが奪ってしまったクバルシの幻のCL初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ApqOJiWTmOY";var video_start = 5;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.10 11:00 Thu5