ドルトムントがニコ・シュロッターベック獲得! ジューレに続くドイツ代表DFが来季加入

2022.05.03 01:13 Tue
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Getty Images
ドルトムントは2日、フライブルクからドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は来シーズンから2027年6月30日までの5年となる。

なお、ドイツ『ビルト』の既報によると、移籍金は2500万ユーロ(約34億2000万円)程度となったようだ。

バイエルンやトッテナムといった国内外のクラブが関心を示してきた中、ドルトムントを新天地に選択した22歳は来シーズンに向けた決意を口にしている。
「関係者全員と協議して、本日2022年の夏にドルトムントへの移籍を発表することにしたんだ。フライブルク、ドルトムント、そして自分自身の状況を明確にしたいと思ったんだ」

「フライブルクでの残りの3試合に完全に集中することが重要だと考えたんだ。そして、その試合で目標を成し遂げることができれば幸いだね。その後、ドルトムントでの新たなタスクを楽しみにしているよ」

一方、ミヒャエル・ツォルク氏の後任として、来シーズンからスポーツ・ディレクターを引き継ぐセバスティアン・ケール氏は、現役時代にフライブルクからドルトムントへステップアップを果たした自身と同じ道を歩む後輩に対する大きな期待を語っている。

「ニコの道は自分自身を思い出させる。なぜなら、私もフライブルクから彼のような若い年齢でドルトムントに来たからだ。ドルトムントが、当時の自分と同じように、彼の新しい家になることを願っている」

「ニコには大きな可能性がある。彼は多くの関心のあるクラブの中から経済的に最高のオファーを選んだわけではないが、ここで自分自身をさらに成長させるための意図を持ってここを選んだ。ニコに我々の道を納得させることができ、彼が明確にしたことを非常に嬉しく思う」

「彼は長期契約にサインすることでドルトムントに明確なコミットメントを示してくれた。また、ドルトムントを代表して、秘密を守り公正な話し合いをしてくれたフライブルクに感謝したい」

シュロッターベックはアーレン、カールスルーエのアカデミーを経て2017年に2歳上の兄ケヴェンと共に、かつて叔父のニールズが在籍したフライブルクに加入。

2019年3月のヘルタ・ベルリン戦でトップチームデビューを果たすも、すぐさま主力定着には至らず、2020-21シーズンはウニオン・ベルリンへ武者修行に。前半戦では負傷に悩まされたものの、シーズン後半戦に主力に定着すると、同クラブにとって史上初のUEFAコンペティションとなるヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権獲得に貢献した。

そして、満を持して復帰した今シーズンのフライブルクでは、ここまで新型コロナウイルス感染によって欠場した2試合を除く、ブンデスリーガ全30試合に出場し、4ゴールを記録している。

191cmの恵まれた体躯を生かした対人戦の強さに加え、左サイドバックでもプレー可能なスピードとドリブルの技術、正確な左足のキックを併せ持つモダンなセンターバック。さらに、3バックと4バックの両方でプレー可能な汎用性もあり、ハンジ・フリック監督の下で今後のドイツ代表での更なる躍進が期待されている。

ドルトムントはすでにバイエルンDFニクラス・ジューレの来季加入が決定しており、同選手に続くドイツ代表DFの加入によって守備面の立て直しが期待されるところだ。

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