CR7のレアル移籍秘話! ファギーはバルサ行きを希望
2020.04.20 14:55 Mon
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対して、バルセロナ移籍の可能性もあったようだ。スペイン『アス』が報じている。
2003年から在籍したマンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)といった数々のチームタイトルとともに、バロンドールに輝いたC・ロナウド。2009年夏、レアル・マドリーに移籍した。
移籍金額は当時の最高額となる8000万ポンド(現レートで約107億6000万円)。C・ロナウドにとって、長らく抱き続けたスペインでプレーするという想いと、念願のレアル・マドリー移籍を叶えた瞬間だった。
しかし、当時のユナイテッドを率いたサー・サレックス・ファーガソン元監督はレアル・マドリー行きを快く思わず、バルセロナに売りたい想いを抱いていたという。
2009年1月にレアル・マドリー会長の座を辞したラモン・カルデロン氏はレバノンメディア『Al Mayadeen』のインタビューで当時をこう回顧。そして、証言している。
「だが、ファーガソンはマンチェスター・ユナイテッドよりも多くのタイトルを手にするライバルに売りたがっていなかった。だから、バルセロナに逆オファーしたのさ」
「バルセロナもそのチャンスを明らかに喜んだ。だが、クリスティアーノはハッキリした考えを持ち、我々との約束を覆そうとしなかった。実際にそうだったというわけだ」
「それに、合意文書もあった。どちらかの当事者が約束を破った場合、その相手に対して3000万ユーロ(現レートで約35億1000万円)を支払うというものだ」
その当時のバルセロナはジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執り、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを獲得。そのほかの攻撃陣にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやフランス代表FWのティエリ・アンリ氏もいた。
レアル・マドリー在籍9シーズンで438試合に出場してクラブ新の450ゴールを記録したC・ロナウドがあの当時のバルセロナに加わっていたら、どうなっていたのだろうか。
2003年から在籍したマンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)といった数々のチームタイトルとともに、バロンドールに輝いたC・ロナウド。2009年夏、レアル・マドリーに移籍した。
移籍金額は当時の最高額となる8000万ポンド(現レートで約107億6000万円)。C・ロナウドにとって、長らく抱き続けたスペインでプレーするという想いと、念願のレアル・マドリー移籍を叶えた瞬間だった。
2009年1月にレアル・マドリー会長の座を辞したラモン・カルデロン氏はレバノンメディア『Al Mayadeen』のインタビューで当時をこう回顧。そして、証言している。
「マンチェスター・ユナイテッドとの交渉は困難を極めたね。ユナイテッドは放出を望んでいなかったが、選手の考えは明白だった。レアル・マドリーに来たかったのだ」
「だが、ファーガソンはマンチェスター・ユナイテッドよりも多くのタイトルを手にするライバルに売りたがっていなかった。だから、バルセロナに逆オファーしたのさ」
「バルセロナもそのチャンスを明らかに喜んだ。だが、クリスティアーノはハッキリした考えを持ち、我々との約束を覆そうとしなかった。実際にそうだったというわけだ」
「それに、合意文書もあった。どちらかの当事者が約束を破った場合、その相手に対して3000万ユーロ(現レートで約35億1000万円)を支払うというものだ」
その当時のバルセロナはジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執り、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを獲得。そのほかの攻撃陣にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやフランス代表FWのティエリ・アンリ氏もいた。
レアル・マドリー在籍9シーズンで438試合に出場してクラブ新の450ゴールを記録したC・ロナウドがあの当時のバルセロナに加わっていたら、どうなっていたのだろうか。
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8日に開催予定だったチャンピオンズリーグ(CL)グループH最終節のパリ・サンジェルマンvsイスタンブール・バシャクシェヒルが、9日に延期されたようだ。 PSGとイスタンブールBBSKの属するグループHでは、決勝トーナメント進出の可能性を残すPSG、マンチェスター・ユナイテッド、ライプツィヒが勝ち点9で並ぶ大混戦となっていた。 しかし、この大一番で前代未聞の事件が起こる。0-0で迎えた14分、この試合で第4の審判を務めていたルーマニア人審判のセバスティアン・コレスク氏が、イスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別的な発言をしたとして試合が中断。数分の話し合いの末、両チームがロッカールームへ戻る事態となった。 フランス『RMC Sport』によれば、試合はそのまま翌日への延期が決定されたとのこと。なお、キックオフは現地時間で9日18時55分(日本時間:26時55分)となったようだ。 また、同時刻開催だったライプツィヒvsマンチェスター・ユナイテッドは、3-2でライプツィヒが勝利。この結果、当該成績でユナイテッドを上回っているPSGの決勝トーナメント進出は決定。イスタンブールBBSKに勝利すればグループ首位での突破が決まる。 2020.12.09 07:45 Wed3
「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定
マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland's knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>— The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri4
ラウンド16でポルトと激突のC・ロナウド、11年前に決めたCL史上最高のゴールに脚光
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の組み合わせ抽選会が14日に行われた。 バルセロナvsパリ・サンジェルマンというビッグマッチに注目が集まっているが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するユベントスは、日本代表FW中島翔哉も所属するポルトとの対戦が決定。 <div id="cws_ad">◆【ベストゴール集】ユベントス100試合出場のC・ロナウドが決めたここまでのベストゴール(ポルト戦のスーパーゴールは記事下部)<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2NXR1dUdmeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> このカードが決まったことを受け、CLの公式ツイッター(@ChampionsLeague)はC・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた時にポルトと対戦した試合で決めたゴールの動画を公開。懐かしのスーパーゴールに多くの反響が集まった。 C・ロナウドがスーパーゴールを決めた試合は、2009年の4月15日に行われたポルトvsユナイテッドのCL準々決勝2ndレグ。ホームで行われた1stレグを2-2で終え、ポルトにアウェイゴールを2点奪われた不利な状態でこの一戦を迎えたユナイテッドだったが、C・ロナウドが試合開始早々にやってみせる。 6分、ゴールから約37メートルの位置でアンデルソンからパスを受けたC・ロナウドは、相手のマークが甘いとみるや、シュート体勢に入る。そして、そのまま迷いなく右足を振り抜くと、ボールは一直線にゴールへ。弾丸ライナー、レーザービームのように真っ直ぐにゴールネットへと向かったボールは、ゴール左隅へ突き刺さる。卓越したキック力、見事なシュート精度、常人離れした思い切りの良さが、見るもの全てを唖然とさせるゴールを生んだ。 この試合では、C・ロナウドはゴール以外でも大活躍。後方からのロングボールをダイレクトヒールで正確にチームメイトにパスしたり、得意のドリブルで相手DFのファウルを誘発したり…。結局、最後までスコアは変わらなかったものの、ユナイテッドは2戦合計3-2として、準決勝進出を果たしていた。 さらに、この得点はただスーパーゴールと評価されるにとどまらず。2009年末には、この年からFIFAが創設した、年間を通じて最も優れたゴールに贈られる賞「プスカシュ賞」が贈られるなど、CL史上最高のゴールとも言われるほど、素晴らしい評価を得ている。C・ロナウド本人も「どうやって決めたかわからない」と語るほどのゴール。奇跡としか言えない見事なゴールだった。 ラウンド16の日程は、1stレグは2月16日・17日および23日・24日、2ndレグは3月9日・10日および16日・17日とかなり先の予定だが、決勝トーナメントでもスーパーゴールが生まれるのか。今から楽しみで仕方がない。 <div id="cws_ad">◆C・ロナウドのスーパーミドル<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Ronaldo against Porto = <a href="https://twitter.com/hashtag/UCLdraw?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCLdraw</a> | <a href="https://twitter.com/juventusfcen?ref_src=twsrc%5Etfw">@juventusfcen</a> <a href="https://t.co/HJ4PysyDuK">pic.twitter.com/HJ4PysyDuK</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1338450358822195200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2020.12.15 21:12 Tue5
