フリック体制続投&複数主力契約延長か バイエルン元会長がそれらの可能性を口に!
2020.03.17 16:10 Tue
バイエルンの会長を務めていたウリ・ヘーネス氏がクラブを率いるハンジ・フリック暫定監督(55)や、中心選手たちの契約更新を示唆している。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
「ハンジ・フリックは素晴らしい仕事をしていると思う。ある時点で、クラブの取締役会は新たな提案とともに監査会にアプローチしてくるだろう。近い将来、確かに起きるはずさ」
また、2021年夏に現行契約の失効が迫るドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、オーストリア代表DFダビド・アラバ、ドイツ代表DFジェローム・ボアテング、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ、元同代表MFハビ・マルティネス、同代表FWトーマス・ミュラーとの延長可否に言及。それぞれの契約更新に期待した。
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バイエルンは昨年11月にニコ・コバチ前監督を解任し、アシスタントコーチを務めていたフリック氏を暫定監督に擁立。すると、ブンデスリーガで好成績を収め、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ突破を決めて、今シーズンいっぱいまでの続投が発表されていた。それ以降もリーグの首位に立ち、2月25日に敵地で行われたラウンド16・1stレグのチェルシー戦を3-0で完勝。ここまで申し分ない成績を残している。そうした状況により、今後の動向に注目が集まるフリック暫定監督。ヘーネス氏はドイツ『Sport1』で、「私に(クラブに対する)発言権はない。クラブ首脳陣がそれを決める」と前置きしつつ、こう語っている。また、2021年夏に現行契約の失効が迫るドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、オーストリア代表DFダビド・アラバ、ドイツ代表DFジェローム・ボアテング、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ、元同代表MFハビ・マルティネス、同代表FWトーマス・ミュラーとの延長可否に言及。それぞれの契約更新に期待した。
「クラブには来年に契約切れとなる中心選手が4、5人いる。現在、その選手たちと話し合いを行っているはずだ。全てがうまくいくことを願っている」
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