公式戦5戦目で初黒星のバイエルン暫定監督、「チームを批判することはできない」

2019.12.01 17:47 Sun
Getty Images
バイエルンを率いるハンジ・フリック暫定監督が自身にとって初黒星となったレバークーゼン戦を振り返った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

ニコ・コバチ前監督の解任を受けて、今月6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のオリンピアコス戦から暫定指揮官としてチームを率いるフリック暫定監督。

この間にチームは公式戦4連勝を飾り、16得点無失点と圧巻のスタッツを記録していた。しかし、11月30日に本拠地アリアンツ・アレーナで行われたブンデスリーガ第13節のレバークーゼン戦では1-2のスコアで敗戦。
相手得意の高速カウンターからFWレオン・ベイリーにドッペルパックを許した中、攻撃ではMFトーマス・ミュラーに今季リーグ戦初ゴールが生まれたものの、シュートが3度枠に弾かれる不運や相手守護神ルーカス・フラデツキーの驚異的なパフォーマンスもあり、試合内容には見合わない勝ち点0に終わった。

フリック暫定監督は同試合後、「チャンスを雑に扱ってしまった」と決定力不足を悔やみながらも、「チームを批判することはできない」と、自身の初黒星を振り返っている。
「前半に我々は2度注意を怠り、そこをレバークーゼンにうまく突かれてしまった。もちろん、彼らが巧みなトランジションを行うことを知っていたが、チームを批判することはできない」

「今日は非常に変化に富む試合だったと思う。それは我々にとっても観客にとってもだ。残念ながら良い結果で終わることはできなかった」

「我々は自らのチャンスをあまりに雑に扱ってしまった。試合をしっかりと分析する必要がある」

今回の敗戦によって新体制での連勝がストップした中、求められるのはその敗戦からのリバウンドメンタリティだ。そして、7日に控える次節は首位のボルシアMGとのタフなアウェイゲームとなる。

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