【J1ピックアッププレビュー】調子上向きの松本が下降気味の大分をホームに迎え撃つ昇格組対決《松本vs大分》

2019.08.31 12:30 Sat
©︎J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第24節が30日から9月1日かけて開催。31日のサンプロ アルウィンでは、自動降格圏脱出を狙う17位の松本山雅FC(勝ち点23)と、再び上位争いに食い込みたい8位の大分トリニータ(勝ち点35)が激突する。

◆残留に向けて上昇気流に乗れるか〜松本山雅FC〜
前節、11試合ぶりに白星を飾った松本は、リーグ戦直近5試合で1勝3分け1敗と着実に勝ち点を積み上げている。前節の浦和レッズ戦(◯2-1)では早い時間帯に先制されたものの、追加点を与えなかったことで完全に流れを渡さず。MF町田也真人の投入が功を奏して今シーズン初の逆転勝利を掴み取った。これまで守備こそ大崩れしていないものの、3カ月も白星から遠ざかった理由は明確。反町康治監督が課題に挙げているとおり、ここまで「15」とリーグ最少の数字に留まる得点力だ。ただ、今夏の移籍ウィンドーでモンテディオ山形から加入したFW阪野豊史は、徐々にフィットしており、浦和戦では同点ゴールを奪取。さらに、ケガから復帰したMFセルジーニョも攻撃のスイッチを入れる好プレーを見せており、得点の匂いを感じさせている。その好材料をもとに乏しい攻撃力を改善したいところ。16位との勝ち点差は「1」。今節は結果次第で自動降格圏から脱出する可能性もある。目標であるJ1残留に向けて今シーズン初の連勝を成し遂げ、反撃の狼煙をあげたいところだ。

◆下降気流を打破できるか〜大分トリニータ〜
特殊なポゼッションサッカーで昇格1年目ながら台風の目となっていた大分だが、直近のリーグ戦5試合は3分け2敗と停滞気味。前節のサンフレッチェ広島戦(△0-0)では、圧倒的に攻め込まれる展開もGK高木駿が孤軍奮闘の活躍を見せて何とか勝ち点1を掴んだ。7試合ぶりにクリーンシートを達成した守備陣に対して、攻撃陣はシュートを3本に抑え込まれるなど、攻撃の形を見失っている印象。エースだったFW藤本憲明がヴィッセル神戸に電撃移籍したことで攻撃力が下火になりつつあるだけに、FWオナイウ阿道のさらなる奮起が求められる。とはいえ、チーム年齢も比較的若く、一つの勝利で再び勢いづく可能性がある。再び上位争いに食い込むためにも、この一戦が正念場となりそうだ。

【予想&フォーメーション】
◆松本山雅FC[3-4-2-1]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:守田達弥
DF:橋内優也、飯田真輝、水本裕貴
MF:田中隼磨、藤田息吹、宮阪政樹、高橋諒、永井龍、セルジーニョ
FW:阪野豊史
監督:反町康治
出場停止のパウリーニョの代役は宮坂が濃厚か。そのほかの変更はないと予想するが、浦和戦で好パフォーマンスをみせた町田が移籍後初のスタメンに名を連ね、システムも変わる可能性も。

◆大分トリニータ[3-4-2-1]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:高木駿
DF:岩田智輝、鈴木義宜、三竿雄斗
MF:松本怜、前田凌佑、小林裕紀、田中達也、ティティパン、小塚和季
FW:オナイウ阿道
嶋田慎太郎に代わって、ティティパンが小塚と2シャドーの一角に入ると予想。また、今年3月に負傷したFW伊佐耕平のコンディションも上がっており、復帰戦となる可能性もありそうだ。

【注目選手】
永井龍(松本山雅FC)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
松本の注目選手は、前回対戦で決勝ゴールを決めているFW永井龍だ。ここまでジョーカー起用が多かった背番号「11」だが、第23節の名古屋グランパス戦で7試合ぶりにスタメンに名を連ねると躍動。攻撃面では背後を狙う動きで翻弄すると、守備面ではファーストディフェンダーとして貢献した。直近2試合で1ゴール1アシストと結果を出しているだけに、古巣相手にも2戦連続で恩返し弾を決めたいはずだ。

オナイウ阿道(大分トリニータ)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
対する大分の注目選手はオナイウ阿道だ。覚醒を予感させる今シーズンはパワフルなフィニッシュでチーム最多の10得点をマーク。フィジカルを生かしたポストプレーは大分の攻撃を形作る上で欠かせない要素になっている。昨シーズンのレノファ山口FC時代では、松本相手にゴールを奪っており、今回も松本の堅守をこじ開けられるか注目だ。

◆調子が対照的な昇格組同士の一戦
ここまでの通算成績では4勝2分け3敗と大分が上回っている。ただ、松本は前回対戦で、ボールを保持されながらも、大分のシュートを1本に抑えるなど、らしさ全開で1-0の勝利。今回に関しても、日本屈指の策士である反町康治監督が、ショートカウンターとポゼッションからの疑似カウンターを使い分ける大分に対して、どんな秘策を用意しているかに注目したい。しかし、前回対戦で完敗を喫している大分は、サンプロ アルウィンでの戦いにおいて、目下3連勝中。昨シーズンはJ2リーグを舞台にシーズンダブルを達成している。今回の一戦はいかに…。松本と大分の一戦は31日19時キックオフだ。

反町康治の関連記事

清水エスパルスは28日、法政大学のDF日髙華杜(21/ひだかはると)の来季加入内定を発表した。 日髙は熊本県出身で、大津高校から法政大学に進学。第100回全国高校サッカー選手権大会では決勝に駒を進めたが、松木玖生(ギョズテペ)らを擁する青森山田高校に敗れて準優勝となっていた。 法政大学の同期であるMF大畑凜 2025.02.28 12:25 Fri
清水エスパルスは20日、法政大学のMF大畑凜生(21)が2026シーズンの加入内定を発表した。 大畑は埼玉県出身で、矢板中央高校から法政大学へと進学。第99回全国高校サッカー選手権大会では3位に輝いていた。 清水のキャンプにも参加していた大畑はクラブを通じてコメントしている。 「来シーズンより清水エス 2025.02.20 13:15 Thu
清水エスパルスは14日、FWカルリーニョス・ジュニオ(30)との契約解除を発表した。 2020年にスイスのルガーノから完全移籍で清水に加入したカルリーニョス・ジュニオ。J1で3シーズンを戦い、72試合15ゴール10アシストを記録。J2では2シーズンを戦い、68試合で20ゴール5アシストを記録していた。 しか 2025.02.14 17:27 Fri
清水エスパルスは8日、ブラジルのグアラニからブラジル人MFマテウス・ブエノ(26)を完全移籍で獲得した。なお入国手続きの上、来日後メディカルチェックを経て、正式契約となる。 コリチーバの下部組織出身のマテウス・ブエノは、178cmの守備的ミッドフィルダー。2019年にトップチームに昇格すると、2021年7月からは 2025.01.08 10:40 Wed
清水エスパルスは2日、2025シーズンからトップ昇格を果たすユースのMF小竹知恩(18)が、ベルギー2部のパトロ・アイスデン・マースメヘレンのトレーニングに参加することを発表した。 トレーニング参加期間は、1月2日(木)から1月8日(水)までとなる。 小竹は世代別の日本代表を経験するアタッカーで、爆発的なス 2025.01.02 11:55 Thu

松本山雅FCの関連記事

thumb 14日、明治安田J3リーグ第5節延期分の松本山雅FCvsAC長野パルセイロがサンプロ アルウィンで行われ、2-2のドローに終わった。 降雪・積雪の影響で延期された、11位の松本と17位の長野による信州ダービー。11日に天皇杯の長野県予選決勝で相まみえた両者が今度はリーグ戦に舞台を移して激突した。 試合序盤は 2025.05.14 21:14 Wed
Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed
11日、第105回天皇杯の都道府県代表決定戦が各地で行われ、47都道府県代表が出揃った。 これまで19都県の代表が決定していた中、11日には28道府県の代表決定戦が全国各地で行われた。 J3クラブも参加する中、J3クラブ同士の対戦となった栃木県では、栃木SCが栃木シティ相手に0-2で勝利し5年連続25回目の 2025.05.11 21:40 Sun
thumb 明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。 2025.05.07 21:02 Wed
明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。 【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上 2位の栃木シティと首位のFC大阪の一戦。首位攻防戦となった中、ホームの栃木Cが主導権を握ることに開始6分、右サイドを仕掛けた田中パウロ淳一がクロスを入れると、相手のハンドを誘いPKを獲得。これ 2025.05.03 22:10 Sat

J1の関連記事

Jリーグは12月16日、来シーズン開幕する明治安田Jリーグ百年構想リーグにおけるオフィシャルボールパートナーとしてSFIDA社(株式会社イミオ)と契約を締結したことを発表した。同大会では公式試合球として『TSUBASA J PRO』を使用。大人気漫画である『キャプテン翼』とのコラボレーションモデルとなっている。 2025.12.16 18:00 Tue
「チームが勝てていない状況で自分が出て勝てれば、大きなアピールになると思っていたんで、本当に今日に懸ける思いは強かった」 明治安田J1リーグ第35節でファジアーノ岡山はFC東京と対戦。契約の都合により出場できないMF佐藤龍之介に代わり、左ウイングバックで先発に名を連ねたのはMF加藤聖だった。第33節のアルビレック 2025.10.27 20:00 Mon
アビスパ福岡の秘密兵器がJリーグデビュー戦で初ゴールをあげた。陸上選手であるサニブラウン・アブデル・ハキームの実弟であるFWサニブラウン・ハナンのゴールにファンたちが歓喜した。 #モーメントブースター でシェアして盛り上がれ!​ゴール (91:44)ハナン サニブラウン​​アビスパ福岡 vs サンフレッチェ広島 2025.09.30 16:50 Tue
【明治安田J1リーグ】柏レイソル 0ー0 サンフレッチェ広島(9月23日/三協フロンテア柏スタジアム) サンフレッチェ広島GK大迫敬介の「弾かない」技術が、ファンの中で話題沸騰。相手の攻撃を完全にストップさせる守護神の働きに、名解説者も大絶賛している。 Today's pick up守護神が見せた「 2025.09.25 19:00 Thu
【明治安田J1リーグ】ファジアーノ岡山 0ー0 横浜FC(9月23日/JFE晴れの国スタジアム) ファジアーノ岡山のMF末吉塁が、J1初先発で圧倒的な存在感を放った。試合後にクラブ公式SNSが投稿した「スタッツリーダー」では6部門のうち4部門を獲得。「末吉祭り」と言わんばかりの活躍が、ファンの間で話題になっている 2025.09.24 19:00 Wed

記事をさがす

反町康治の人気記事ランキング

1

清水が法政大学DF日髙華杜の来季加入内定を発表、両サイドでプレー可能…大津高校では選手権準優勝

清水エスパルスは28日、法政大学のDF日髙華杜(21/ひだかはると)の来季加入内定を発表した。 日髙は熊本県出身で、大津高校から法政大学に進学。第100回全国高校サッカー選手権大会では決勝に駒を進めたが、松木玖生(ギョズテペ)らを擁する青森山田高校に敗れて準優勝となっていた。 法政大学の同期であるMF大畑凜生も先日加入内定が発表された中、再びチームメイトとなる日髙はクラブを通じてコメントしている。 「来季より清水エスパルスに加入させていただくことになりました、法政大学の日髙華杜です。幼い頃からの夢をこの清水エスパルスという素晴らしいクラブでスタートできることを嬉しく思います」 「"ONE FAMILY"の1 員として、1 日でも早くエスパルスの勝利に貢献できるように精進していきます。応援よろしくお願いします」 また、反町康治GMもコメント。両サイドバックでプレー可能な日髙に期待を寄せた。 「エスパルスファミリーの皆様、いつも熱いご声援に感謝申し上げます。このたび、法政大学に在学中の日髙華杜選手と契約を締結し、来季以降の加入が内定しました。左右両サイドが主戦場である日髙選手は、スピードと運動量では間違いなくトップクラスに入り、攻撃における左右からの決定的な仕事を大いに期待します」 「日髙選手も先日加入を発表した大畑選手と同様に鹿児島キャンプに参加し、その実力を発揮し契約に至りました。なるべく早く、チームの一員として実力を発揮できるよう、今後もサポートしていきたいと思います。日髙選手、ようこそエスパルスへ!!」 2025.02.28 12:25 Fri
2

キリン杯が6年ぶりに復活。森保監督が現役当時を振り返る/六川亨の日本サッカー見聞録

6月のIMD(インターナショナル・マッチデー)の詳細が4月28日に発表された。まず6月2日に札幌で、キリンチャレンジカップとしてパラグアイと対戦。その後は6日の月曜に国立競技場で同じくキリンチャレンジカップでブラジルと対戦する。 そして10日(神戸)と14日(吹田)はキリンカップとして、10日はガーナと、14日はチリ対チュニジアの勝者と対戦する(4カ国によるトーナメント形式)。会見に出席した田嶋幸三JFA(日本サッカー協会)会長は、「キリンカップは2016年以来6年ぶりの開催」と紹介したが、もうそんなに開催していないのかと意外に感じられた。 ご存じのように、キリンチャレンジカップは日本が招待チームと対戦する大会だ。そしてキリンカップ(1978年にスタートし、かつてはジャパンカップと呼ばれた)は複数の招待チームにより優勝を争う大会である。 2016年はボスニア・ヘルツェゴビナ、デンマーク、ブルガリアを招待し、ボスニア・ヘルツェゴビナが優勝した。日本はブルガリアに7-2と大勝したものの、ボスニア・ヘルツェゴビナに1-2で敗れて優勝を逃した。当時のメンバーで今も残っているのはGK川島永嗣、DF吉田麻也、長友佑都、MF原口元気、FW浅野拓磨くらいだ。 そして田嶋会長は、1980年のジャパンカップでプレーしていたことを思い出していた。筑波大学を卒業し、古河電工に入ったばかりの頃だ。5月25日に国立競技場で開催されたアルヘンチノス・ジュニアーズ戦に後半70分、風間八宏氏(現C大阪スポーツクラブ技術委員長)と交代で出場した。その後も広州国際大会にも出場しているが、スタメン出場すると同じ古河電工の岡田武史氏(現JFA副会長)と交代することが多かった。 続いて口を開いた反町康治JFA技術委員長も、キリンカップでは1991年に「山形でのタイ戦に出場した」ことを紹介。この時の日本は横山謙三氏が監督を務め、反町技術委員長は後半82分に北澤豪氏(現JFA理事)と交代でピッチに立っている。 山形県天童市で初めて開催されたキリンカップだったが、この試合は当時の部下だった金子達仁くんの愛車インテグラで日帰り取材したので記憶に残っている。なぜわざわざ天童まで、それもタイ戦を取材に行ったかというと、この時のキリンカップには当時は大学生で将来を嘱望されていたMF礒貝洋光(東海大)と、FW森山泰行(順天堂大)の2人が招集されていたからだった。 残念なことに2人は天童での試合では出番がなかったものの、日本はタイに1-0で勝つと、続くバスコ・ダ・ガマ(ベベートやビスマルクがいた)にも2-1。そしてリネカー率いるトッテナム・ホットスパーにも4-0で勝ってキリンカップ初優勝を遂げた。 ただ、この時のスパーズはオフのご褒美旅行の一環で日本を訪れたため真剣度はゼロ。神戸でのバスコ・ダ・ガマ戦のあとはホテル近くのパブに繰り出し、お店のビールをすべて飲み干すという“快挙"を達成していた。 そしてこの大会を最後に、キリンカップは招待チームを代表に限定し、FIFA公認の国際Aマッチの大会となって現在に至っている。 会見に話を戻すと、田嶋会長、反町技術委員長が同大会にまつわるエピソードを紹介したため、森保一監督も「私自身も、選手にとって大きなターニングポイントになる大会で、初キャップがキリンカップで、アルゼンチンと対戦しました」と当時を振り返った。 JFAは92年に日本代表の監督に初めて外国人を招いた。ハンス・オフトだった。オフトは初采配となるキリンカップのアルゼンチン戦に、スタメンで森保を、三浦知良と交代で高木琢也(現相模原監督)をデビューさせた。 試合はガブリエル・バティストゥータのゴールでアルゼンチンが1-0で勝利したが、このときのアルゼンチンの監督はアルフィオ・バシーレ、選手はバティストゥータの他にもアルベルト・アコスタ、クラウディオ・カニーヒア、レオナルド・アストラーダ、オスカー・ルジェリ、ファビアン・バスアルドと錚錚たるメンバーが揃っていた。 このため森保監督も「世界のトップトップと戦って自信になりました。世界を見させてもらったおかげで、世界を目ざすようになりました」と刺激を受けたことを明かしていた。 6月のキリンカップにヨーロッパ勢は呼べないものの、ガーナとチュニジアはカタールW杯に出場するだけに、主力クラスの来日を期待したい。 2022.04.29 12:00 Fri

松本山雅FCの人気記事ランキング

1

J3松本がGK神田渉馬に懲戒処分、複数回にわたる秩序風紀を乱す行動で約3カ月の活動停止

松本山雅FCは11日、GK神田渉馬(22)に対して懲戒処分を下すことを発表した。 クラブの発表によると、神田は複数回にわたって秩序風紀を乱す行動があったとのこと。規律違反により、約3カ月の活動停止処分を下したとのことだ。なお、処分は2月15日から4月30日までとなる。 神田は松本の下部組織出身で、2020年からトップチームに所属。通算ではJ3で9試合に出場していた。 松本は謝罪と共に、活動停止期間について報告している。 「ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、地域の皆様をはじめ、クラブを支えてくださるすべての方々に多大なるご心配・ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」 「今回の活動停止期間に神田渉馬選手とは、ユース出身選手としてこのクラブに所属する意義、なぜサッカーができているのか、地域と共に歩んでいる松本山雅の存在意義など話し合いを行なって参りました」 「今一度、クラブ一同襟を正し、地域の皆様に愛されるクラブを目指してまいりますので、引き続き、松本山雅FCへのご支援、ご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」 2025.04.11 11:55 Fri
2

J2行きの残り1枠を巡る争い! J3プレーオフ準決勝の組み合わせが確定

Jリーグは24日、2024 J2昇格プレーオフの組み合わせを発表した。 24日、明治安田J3リーグの全日程が終了。優勝の大宮アルディージャ、2位のFC今治はJ2へ自動昇格となり、3位〜6位のチームはラスト1枠を巡るプレーオフに臨む。 カターレ富山が3位を確定させ、松本山雅FCとFC大阪もPO進出を決めていたなか、最終節では福島ユナイテッドFCのPO進出が決定。松本が4位、福島が5位、FC大阪が6位での出場となった。 4チームともJ2クラブライセンスの交付判定を受けており、全チーム参加しての開催に。準決勝2試合、決勝1試合の計3試合が行われ、90分間で引き分けの場合はリーグ順位が上位のチームが勝者となる。 準決勝は12月1日(日)に行われ、組み合わせは3位富山vs6位FC大阪、4位松本vs5位福島。それぞれ上位チームのホーム、富山県総合運動公園陸上競技場とサンプロ アルウィンで14時から開催される。 決勝は12月7日(土)の14時にキックオフ。準決勝と同様、上位チームの本拠地で開催される。 <h3>◆J2昇格プレーオフ</h3> 【準決勝】 ▽12月1日(日) 《14:00》 カターレ富山(3位)vsFC大阪(6位) [富山県総合運動公園陸上競技場] 《14:00》 松本山雅FC(4位)vs福島ユナイテッドFC(5位) [サンプロ アルウィン] 【決勝】 ▽12月7日(土) 《14:00》 リーグ上位 vs リーグ下位 [リーグ上位のホーム] 2024.11.24 18:00 Sun
3

松本退団のDF藤谷壮がJFL滋賀へ!「滋賀県初のJクラブという目標を達成しましょう」

レイラック滋賀は29日、松本山雅FCを退団するDF藤谷壮(27)の加入を発表した。 藤谷は兵庫県出身で、ヴィッセル神戸、ギラヴァンツ北九州、松本と所属。世代別日本代表の経験を持ち、これまでにJ1通算52試合、J2通算13試合、J3通算86試合に出場する。神戸時代の2020年にはACLでもプレーした。 松本との契約満了が発表されていたなか、新天地は県勢初のJリーグ入会を目指し、J3ライセンスも取得するレイラック滋賀に。藤谷はクラブを通じてコメントを発表している。 「松本山雅FCから加入することになりました藤谷壮です!滋賀県初のJクラブという目標を達成しましょう。その為に狂うほど貪欲にサッカーに向き合っていきます!2025年シーズンよろしくお願いします!」 2024.12.29 17:40 Sun
4

松本GKビクトルが現役引退を決断、バルサ下部組織出身、日本では4クラブで8シーズンプレー「悲しい決断ではありません」

松本山雅FCは6日、スペイン人GKビクトル(35)の現役引退を発表した。 バルセロナとエスパニョールの下部組織で育ったビクトルは、カステジョンやエイバル、リェイダ、カルタヘナ、アルコルコン、レアル・サラゴサ、ロスピタレートとスペインのクラブでプレー。2017年にFC岐阜に加入し日本でのキャリアをスタートした。 岐阜で3シーズンを過ごしたビクトルは、2020年にSC相模原に完全移籍。2021年にモンテディオ山形に完全移籍すると、2022年から松本でプレーしていた。 松本ではJ3通算47試合に出場するも、2024シーズンは公式戦の出番はなかった。 日本では、J2通算125試合、J3通算81試合、天皇杯通算3試合に出場していた。 現役引退を決断したビクトルは、クラブを通じてコメントしている。 「このたび、公式戦デビューから17年間を経て、プロ選手としてサッカーから離れることを決意しましたことをご報告させていただきます。日本で8シーズン、スペインで9シーズン、そしてバルセロナとエスパニョールの下位カテゴリーで数年間プレーしました。私は自分が歩んできた道を誇りに思いますし、出会ったすべての人々や友人たちを幸せに思います」 「これは難しく、よく考えられた決断ではありますが、悲しい決断ではありません。フットボールの外でも人生は続くので、家族と私の長期的な将来にとって何が最善であるかを考える時が来ました。これからは数か月間休養して、プロとしての新たな目標を追求するための力を養うつもりです」 「最後に、私のスポーツキャリアを前進させてくれたすべての人々に感謝したいと思います。私は、これまで私に付き添ってくれたすべてのチームとファンのことを心の中に持ち続けます」 2025.01.06 12:55 Mon
thumb
5

水戸、松本MF志知孝明を完全移籍で獲得!「全力で戦います!」

▽水戸ホーリーホックは21日、松本山雅FCに所属するMF志知孝明(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ▽志知は2015年に東海学園大学から松本に加入。今シーズンは明治安田生命J2リーグに1試合、天皇杯に1試合出場した。 ▽水戸への完全移籍が決定した志知は、両クラブの公式サイトで以下のようにコメントした。 ◆水戸ホーリーホック 「松本山雅FCから加入することになりました志知孝明です。チームの勝利のために自分の持っている力を発揮し、全力で戦います! ファン・サポーターの皆様、応援よろしくお願いします」 ◆松本山雅FC 「このたび、水戸ホーリーホックに移籍することになりました。松本での日々は悔しいことしかなかったですが、僕には必要な時間だったと思います。ありがとうございました。チームとしては今年優勝できて、非常によかったです。来年のJ1での戦い、応援しています。ファン、サポーターの方々にはどんな時でも温かい声援をいただき感謝しています。練習場のかりがね等での愛想がない対応、申し訳なかったです。石原選手のようにキラキラしたファンサービスの対応ができるように頑張ります。最後になりますが、松本山雅FCに関わる全ての皆様、本当にありがとうございました」 2018.12.21 12:20 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly