ローマが今週中に伊代表DFマンチーニ獲得へ! 一方、マルカノは古巣ポルト移籍へ

2019.07.09 20:40 Tue
Getty Images
ローマが今週中にもアタランタのイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニ(23)の獲得交渉を完了させる見込みだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えている。

ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)遵守の影響もあって6月30日にギリシャ代表DFコスタス・マノラスをナポリに放出したローマ。その後釜は既報通り、アタランタの巨漢DFになるようだ。

『カルチョ・メルカート』が伝えるところによれば、ローマは2100万ユーロ+ボーナス400万ユーロの総額2500万ユーロ(約30億5000万円)の移籍金でアタランタとクラブ間合意に達した模様。また、移籍形態は買い取り義務付きのレンタル移籍という形となり、マンチーニは今週末にもメディカルチェックを受診するようだ。
フィオレンティーナの下部組織出身のマンチーニは、ペルージャでのプロデビュー後、2017年にアタランタに完全移籍。190cmの長身に加え、筋骨隆々の強靭なフィジカルを武器にセリエA屈指のエアバトラーとして2018-19シーズンのリーグ30試合で5ゴールを記録。

また、アグレッシブなマンツーマンディフェンスを採用するジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下で対人守備を磨いており、積極的なインターセプトやタックルなど、前向きな守備が高い評価を集めており、今年3月のリヒテンシュタイン代表戦でフル代表デビュー。さらに、先日まで行われていたU-21欧州選手権でもU-21イタリア代表の主力としてプレーしていた。
マンチーニの獲得が決定的となった一方、ローマではスペイン人DFイバン・マルカノ(32)の古巣ポルトへの復帰が迫っているようだ。

イタリア『LaRoma24』が伝えるところによれば、マルカノはトリゴリアでのプレシーズントレーニングを欠席しており、今後ポルトガルに渡ってポルト移籍を完了させる構えだという。

昨夏、4年間を過ごしたポルトを契約満了に伴い退団したマルカノはローマに2021年までの3年契約で加入。しかし、ローマでは昨シーズンの公式戦13試合出場にとどまっていた。

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