【J1ピックアッププレビュー】強力攻撃陣共演! ツネ・ガンバが好発進の風間グラを迎え撃つ《G大阪vs名古屋》
2019.03.08 18:00 Fri
今シーズンの明治安田生命J1リーグ開幕から得点力で際立つガンバ大阪と名古屋グランパスが第3節で激突する。
両者の総得点数は第2節終了時点で6得点。これはJ1最多タイの数字だ。ただ、守備面に目を向ければ、G大阪の5失点に対して、名古屋は無失点。やや守備面で脆さを露呈しているG大阪が名古屋の攻撃陣を食い止められるか、あるいは打ち勝てるかが勝利のポイントになってくる一戦だ。
◆攻撃良好、守備改善必要〜ガンバ大阪〜
開幕戦こそ仲川輝人の疑惑ゴールもあり、横浜F・マリノスを相手に競り負けたが、第2節の清水エスパルス戦で4-2の勝利を収めてシーズン初白星。しかも、横浜FM時代を含めて初の1試合2得点を挙げたアデミウソン、2戦連発の小野瀬康介、初得点のファン・ウィジョといった決めるべき選手が揃い踏みでゴールネットを揺らしたことはかなり大きい。
直近のルヴァンカップこそジュビロ磐田に0-1の敗戦を喫したが、遠藤保仁やファン・ウィジョら清水戦に出場した8名の先発を入れ替えており、主力のコンディションに問題はない。ポイントは開幕2試合で複数失点を喫する守備面。イージーミスや軽い対応からの失点が続いており、磐田戦もそうだった。今節の名古屋戦は守備面の意思統一が鍵を握る。
◆攻守良好、試金石の一戦〜名古屋グランパス〜
対する名古屋は開幕からサガン鳥栖、セレッソ大阪を相手に立て続けに完封で退け、スタートダッシュに成功。エドゥアルド・ネットやマテウス、青木亮太といった主力をケガで欠くものの、その不安を感じさせない強さを見せつけている。そのなかで、昨年のJ1リーグ得点王であるジョーも既に2得点を決めており、今シーズンも健在ぶりをアピール。チームとして死角はほぼない。
そして、ミッドウィークに行われたルヴァンカップのヴィッセル戦は2-2のドロー。終盤に追いつかれて勝ち点を取りこぼしたゲームだったが、相馬勇紀も2つのPKからゴールをゲットするなどサブ組も調子も悪くない。そうしたなかで、相対するのがG大阪。過去2戦の相手より、攻撃陣の調子は良く強力だ。ここまで2試合連続無失点中の守備力が本物なのか試される一戦になる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-4-2]
DF:オ・ジェソク、三浦弦太、キム・ヨングォン、藤春廣輝
MF:小野瀬康介、遠藤保仁、今野泰幸、倉田秋
FW:ファン・ウィジョ、アデミウソン
監督:宮本恒靖
布陣は継続が濃厚。ルヴァンカップを休養に充てた面子が戻ってくる。オ・ジェソクやキム・ヨングォン、遠藤、今野泰幸、倉田秋、ファン・ウィジョはフレッシュな状態で完全合流の見込みだ。
◆名古屋グランパス[4-4-2]
DF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、米本拓司、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:赤﨑秀平、ジョー
監督:風間八宏
名古屋も並びに変更はない。第2節のC大阪戦で先発した主力組はルヴァンカップを利用して完全休養。相馬の状態が良いが、前節途中出場から2得点大活躍の赤崎秀平の先発もあり得る。
【注目選手】
◆アデミウソン(ガンバ大阪)
そのなかで、強力デュオとして期待のファン・ウィジョと生かし生かされの好連携も披露。アミデウソンのファン・ウィジョに対する靴磨きパフォは良関係の証だ。今節もアデ&ウィジョの爆発をファンは待っている。
◆ジョアン・シミッチ(名古屋グランパス)
そして、今節のG大阪戦は個人としてもサンパウロ時代や世代別代表で同僚だったアデミウソンとの再会となる。かつての戦友の前で心臓ぶりを発揮できるか。名古屋の攻撃がうまくいっているときはこの男がひと際の輝きを放っているはずだ。
◆Jリーグを代表するアタッカーの共演!
G大阪と名古屋は過去、54度対戦。G大阪が26勝5分け23敗と勝ち越している。また、名古屋はG大阪にとって、最も多く得点を挙げている相手。そして、J1史上最も得点が生まれている対戦カードでもある。だが、直近5試合は名古屋の3勝1分け1敗。しかも、パナソニック スタジアム 吹田で名古屋にまだ勝ったことがない。Jリーグを代表するアタッカーが多く集いし両者マッチアップの結末はいかに──。試合は9日、15時にパナソニック スタジアム 吹田でキックオフだ。
両者の総得点数は第2節終了時点で6得点。これはJ1最多タイの数字だ。ただ、守備面に目を向ければ、G大阪の5失点に対して、名古屋は無失点。やや守備面で脆さを露呈しているG大阪が名古屋の攻撃陣を食い止められるか、あるいは打ち勝てるかが勝利のポイントになってくる一戦だ。
◆攻撃良好、守備改善必要〜ガンバ大阪〜
開幕戦こそ仲川輝人の疑惑ゴールもあり、横浜F・マリノスを相手に競り負けたが、第2節の清水エスパルス戦で4-2の勝利を収めてシーズン初白星。しかも、横浜FM時代を含めて初の1試合2得点を挙げたアデミウソン、2戦連発の小野瀬康介、初得点のファン・ウィジョといった決めるべき選手が揃い踏みでゴールネットを揺らしたことはかなり大きい。
直近のルヴァンカップこそジュビロ磐田に0-1の敗戦を喫したが、遠藤保仁やファン・ウィジョら清水戦に出場した8名の先発を入れ替えており、主力のコンディションに問題はない。ポイントは開幕2試合で複数失点を喫する守備面。イージーミスや軽い対応からの失点が続いており、磐田戦もそうだった。今節の名古屋戦は守備面の意思統一が鍵を握る。
◆攻守良好、試金石の一戦〜名古屋グランパス〜
対する名古屋は開幕からサガン鳥栖、セレッソ大阪を相手に立て続けに完封で退け、スタートダッシュに成功。エドゥアルド・ネットやマテウス、青木亮太といった主力をケガで欠くものの、その不安を感じさせない強さを見せつけている。そのなかで、昨年のJ1リーグ得点王であるジョーも既に2得点を決めており、今シーズンも健在ぶりをアピール。チームとして死角はほぼない。
そして、ミッドウィークに行われたルヴァンカップのヴィッセル戦は2-2のドロー。終盤に追いつかれて勝ち点を取りこぼしたゲームだったが、相馬勇紀も2つのPKからゴールをゲットするなどサブ組も調子も悪くない。そうしたなかで、相対するのがG大阪。過去2戦の相手より、攻撃陣の調子は良く強力だ。ここまで2試合連続無失点中の守備力が本物なのか試される一戦になる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:東口順昭DF:オ・ジェソク、三浦弦太、キム・ヨングォン、藤春廣輝
MF:小野瀬康介、遠藤保仁、今野泰幸、倉田秋
FW:ファン・ウィジョ、アデミウソン
監督:宮本恒靖
布陣は継続が濃厚。ルヴァンカップを休養に充てた面子が戻ってくる。オ・ジェソクやキム・ヨングォン、遠藤、今野泰幸、倉田秋、ファン・ウィジョはフレッシュな状態で完全合流の見込みだ。
◆名古屋グランパス[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:ランゲラックDF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、米本拓司、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:赤﨑秀平、ジョー
監督:風間八宏
名古屋も並びに変更はない。第2節のC大阪戦で先発した主力組はルヴァンカップを利用して完全休養。相馬の状態が良いが、前節途中出場から2得点大活躍の赤崎秀平の先発もあり得る。
【注目選手】
◆アデミウソン(ガンバ大阪)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
G大阪のキープレーヤーはアデミウソンだ。過去2年間、ケガに泣いた世代別ブラジル代表の元10番だが、今シーズンのキャンプ当初からキレキレで、第2節の清水戦でシーズン初得点を含む初の1試合2得点をマークした。そのなかで、強力デュオとして期待のファン・ウィジョと生かし生かされの好連携も披露。アミデウソンのファン・ウィジョに対する靴磨きパフォは良関係の証だ。今節もアデ&ウィジョの爆発をファンは待っている。
◆ジョアン・シミッチ(名古屋グランパス)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
名古屋の注目選手は、新加入のジョアン・シミッチだ。元U-21ブラジル代表の肩書を持つ名古屋の8番は開幕2試合でボールキープ力だけでなく、長短を織り交ぜた左足の正確なパスセンスを披露。新たな司令塔として存在感を際立たせている。そして、今節のG大阪戦は個人としてもサンパウロ時代や世代別代表で同僚だったアデミウソンとの再会となる。かつての戦友の前で心臓ぶりを発揮できるか。名古屋の攻撃がうまくいっているときはこの男がひと際の輝きを放っているはずだ。
◆Jリーグを代表するアタッカーの共演!
G大阪と名古屋は過去、54度対戦。G大阪が26勝5分け23敗と勝ち越している。また、名古屋はG大阪にとって、最も多く得点を挙げている相手。そして、J1史上最も得点が生まれている対戦カードでもある。だが、直近5試合は名古屋の3勝1分け1敗。しかも、パナソニック スタジアム 吹田で名古屋にまだ勝ったことがない。Jリーグを代表するアタッカーが多く集いし両者マッチアップの結末はいかに──。試合は9日、15時にパナソニック スタジアム 吹田でキックオフだ。
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▽ガンバ大阪は3日、ブラジル人FWアデミウソンの離脱を発表した。 ▽3月10日に行われた明治安田生命J1リーグ第3節の川崎フロンターレ戦を最後に欠場が続くアデミウソンは、リハビリに専念するため、ブラジルに一時帰国。同日に日本を旅立ち、約3週間の離脱が見込まれている。 ▽アデミウソンは、昨年にグロインペイン症候群を発症。レヴィー・クルピ新監督の下で攻撃の要として期待が集まった今シーズンだが、ここまで公式戦2試合の出場にとどまっている。 ▽受難続くG大阪は、4日に行われるYBCルヴァンカップのグループ第3節で名古屋グランパスとアウェイで対戦。最下位に沈むJ1の次戦は8日に行われ、ヴィッセル神戸をホームで迎え撃つ。 2018.04.03 19:25 Tue3
昨季町田でプレーしたFWアデミウソンがブラジル2部クラブに加入…横浜FM、G大阪でもプレー
ブラジルのアヴァイは23日、FWアデミウソン(30)の加入を発表した。 U-20ブラジル代表では10番を背負うなどしたアデミウソンは、名門・サンパウロの下部組織出身。2015年2月に横浜F・マリノスにレンタル移籍しJリーグでプレーを始めると、ガンバ大阪でもプレー。しかし、飲酒運転の状態で交通事故を起こしたことで解雇。その後、中国の武漢三鎮でプレーした。 2023年9月にFC町田ゼルビアへと完全移籍で加入。ただ、コンディションの問題などもあり3試合で1ゴールに終わった中、そのまま退団が決定していた。 アヴァイはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属している。 <span class="paragraph-title">【写真】ブラジル2部のアヴァイがアデミウソン獲得を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr"><br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DaIha%C3%89sOLe%C3%A3o?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DaIhaÉsOLeão</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/PraCimaComARacaToda?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#PraCimaComARacaToda</a><a href="https://twitter.com/hashtag/SejaSocio?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SejaSocio</a> <a href="https://t.co/EXUTrsSxVA">pic.twitter.com/EXUTrsSxVA</a></p>— Avaí Futebol Clube (@AvaiFC) <a href="https://twitter.com/AvaiFC/status/1761051444361236692?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.24 23:20 Satガンバ大阪の人気記事ランキング
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G大阪が交通事故を報告…MFウェルトンと通訳の乗車した車が追突される被害に
ガンバ大阪は20日、MFウェルトンと通訳の木村正樹氏が交通事故に遭ったと報告した。 事故は11月20日(水)の14時頃に発生。ウェルトンと木村氏が大阪府吹田市内にて同乗していた自動車が、赤信号で停止中に後方から追突されたという。双方とも、大きなケガはないとのことだ。 事故発生後、警察や関係各所へは速やかに連絡・対応した模様。クラブは「事故再発防止に向け、あらためて選手・スタッフへの注意喚起を行うとともに、交通安全を徹底してまいります」と声明を発表している。 2024.11.20 18:25 Wed2
磐田が残留へ痛恨の連敗…G大阪は乱打戦制して4位浮上、坂本一彩が直近3戦4ゴール【明治安田J1第36節】
明治安田J1リーグ第36節の1試合が9日にヤマハスタジアムで行われ、アウェイのガンバ大阪が4-3でジュビロ磐田を下した。 今節から逆転残留へ勝負のホーム3連戦となる18位磐田がその一発目として天皇杯決勝に進み、J1でもACLE圏滑り込みを目指す5位G大阪を迎え撃った。磐田は今節もハッサン・ヒル、伊藤槙人、リカルド・グラッサの3バックで挑み、G大阪は公式戦2戦連発で3ゴールと好調の坂本一彩と宇佐美貴史の前線コンビでスタートした。 立ち上がりからうまく相手のプレスをかいくぐり、さっそくリズムを掴むG大阪は2分に倉田秋のコントロールショットがゴール右角に嫌われてしまったが、6分の左CKから大外のダワンが右足ダイレクトでネットを揺らす。だが、VARチェックにひっかかり、OFRの末にコースにいた倉田の関与が咎められ、取り消されてしまう。 救われた磐田は13分に混戦のなかで松本昌也の押し込みにかかったボールが半田陸の右腕に当たり、VARチェックに。OFRでの判断にまで持ち込まれるが、PKジャッジとはならず。それでも、23分にジョルディ・クルークスが右サイドからのクロスを送ると、渡邉りょうが右足ボレーで叩き込み、磐田が先制に成功してみせる。 だが、悪くない戦いをするG大阪は27分に左CKのチャンスを掴むと、鈴木徳真のキックにニアの半田陸がヘッドで合わせ、失点からわずか4分後に同点。さらに45+9分に左サイドの宇佐美がヒールで流すと、黒川圭介が左足でクロスを上げ、最後は大外の山下諒也がダイビングヘッドで合わせる。この豪快な一撃で前半のうちに逆転する。 後半から植村洋斗を送り込み、反撃ムードを打ち出した磐田だが、59分にG大阪が押し返す形を作ると、半田が放ったミドルのこぼれ球を倒れ込みながら対応したリカルド・グラッサのハンドを誘い、PKチャンスを奪取。キッカーに今季12ゴール目となる宇佐美が名乗りを上げると、GK川島永嗣の逆を突き、ダメ押しゴールを決める。 67分にも快速を飛ばして裏抜けの山下がネットを揺らしたG大阪だが、再びのVARでノーゴールに。またもVARを味方につけた磐田はマテウス・ペイショット、高畑奎汰の投入とともにシステムも4バックに変更するが、1最少タイの失点数を誇るG大阪の守りをこじ開け切れず。81分にはハッサン・ヒルの担架退場にも見舞われる。 その磐田だが、ジョルディ・クルークスが右サイドからクロスを送った87分にマテウス・ペイショットの落としを上原力也が右足で蹴り込み、1点差に。さらに攻め立てると、90+1分にまたもジョルディ・クルークスのクロスをファーのリカルド・グラッサが頭で落とし、ハッサン・ヒルとの交代で入った鈴木海音が同点弾を決める。 嫌なムードが漂うG大阪だが、90+3分に美藤倫がボールを持ち運び、ボックス左のイッサム・ジェバリに展開。ダイレクトでの折り返しを坂本が左足で叩き込み、G大阪が突き放す。前節、天皇杯、そして今節と打ち合いを制したG大阪は公式戦3連勝&4位浮上に成功。磐田は残留へ痛恨の連敗を喫した。 ジュビロ磐田 3-4 ガンバ大阪 【磐田】 渡邉りょう(前23) 上原力也(後42) 鈴木海音(後45+1) 【G大阪】 半田陸(前27) 山下諒也(前45+9) 宇佐美貴史(後17) 坂本一彩(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】坂本一彩が直近3戦4ゴールと好調! 天皇杯に続く劇的決勝弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">坂本 一彩(G大阪)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/QvdM3aVLmr">pic.twitter.com/QvdM3aVLmr</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1855164299427430679?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.09 17:28 Sat3
G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat4
「ガンバの千両役者」FW宇佐美貴史が今季2度目のJ1月間MVPに選出! J2は長崎MFマテウス・ジェズス、J3は岐阜FW藤岡浩介が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。 各月の明治安田Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田J1リーグはFW宇佐美貴史(ガンバ大阪)、明治安田J2リーグはMFマテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎)、明治安田J3リーグはFW藤岡浩介(FC岐阜)が受賞した。宇佐美と藤岡は今季2度目、マテウス・ジェズスは今回が初受賞となる。 宇佐美は10月に出場した4試合で、2ゴール1アシストの活躍。北海道コンサドーレ札幌戦ではアディショナルタイムでの劇的な2ゴールによって、文字通りチームに勝利をもたらしていた。また、ラストパスやスルーパス、キープ成功率においても高い数字を誇っている。 選考委員会の総評と宇佐美のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「年間を通して評価できる。G大阪は彼の活躍により復活してきた」 JFA技術委員 「札幌戦であげたゴールは、技術だけでなく、バックストーリーやサポーターの思いなどを背負って成り立っているのが印象的」 槙野智章委員 「残留がかかった札幌もすごくいいゲームをしていた中、最後のPKやドリブルからのゴールは劇的だった。『サッカー人生で初めて試合後寝られなかった』と言うほど興奮したプレーであり、そういったシチュエーションでゴールを決めた」 北條聡委員 「抜群のインパクトを放ったガンバの千両役者。逆転勝利へ導いた札幌戦の2発、名古屋戦の決勝アシストと絶対的エースにふさわしい活躍」 GAKU-MC特任委員 「チームの最多得点数となる99点目(J1、J2計)というメモリアルゴールをあげたことも評価のひとつ」 ◆FW宇佐美貴史(ガンバ大阪) 「月間MVPにも選出いただき、ありがとうございます。自分でいいのかなというところが率直にはあるのですが、札幌戦の印象が大きかったのかなと思います。大阪ダービーで負けて、どん底に突き落とされた中、次戦の札幌戦、何とかチームを立ち上がらせないといけないという強い思いが自分のところにチャンスを引き寄せてくれた一つの大きな要因だったのかなと思います。そこを決め切ったことでチームの状態も上向いたので、あの試合で勝つことができて良かったです」 「今、チームはいい状態、メンタル的に燃えているような状態だと思うので、それを絶やさないようにシーズン終わりまで走っていきたいですし、リーグは出来る限り上の順位で、また天皇杯のタイトルのチャンスもあるので、必ず、全員で獲れるように頑張っていきたいです」 マテウス・ジェズスは10月の3試合で4ゴール1アシストと大暴れ。PEACE STADIUM Connected by SoftBankでの記念すべき初ゴールも記録しており、昇格争いを続けるチームの原動力となった。 選考委員会の総評とマテウス・ジェズスのコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「波に乗っている印象。シーズンを通してしっかりプレーしてきたが、最後に向けてギアを上げてきた」 JFA技術委員 「シーズン通して安定して活躍していて、今月は印象的なゴールもあった」 佐藤寿人委員 「今シーズン良いプレーが多かった。アイデアがあり、驚きのあるプレーも多く、どの試合でも得点を奪うことができる」 寺嶋朋也委員 「シーズン通した素晴らしいパフォーマンスが長崎をけん引している。中盤からポジションを最前線に上げて持ち前の攻撃力を存分に発揮。圧倒的存在感を放った」 丸山桂里奈特任委員 「4ゴール1アシストで、今月のチームの10ゴールの半分に絡んだ。新スタジアムの初ゴールというメモリアルゴールも記録」 植松隼人特任委員 「得点嗅覚が高く、ディフェンス時のポジショニングが参考になる。得点だけではなくアシストもありチームへの貢献度が高い」 ◆MFマテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎) 「この賞はみんなの力があってこその賞だと思いますし、自分ひとりでは獲ることができなかったと思います。そして、僕たちはJ1昇格を何としても成し遂げたいです。その目標達成にむけてプレーオフ2試合も頑張っていきたいと思います!」 藤岡は10月度の4試合で6ゴール1アシストの好成績を記録。パス成功率やゴール関与パスにおいても高い数字を誇っており、攻撃面で絶大な存在感を示していた。 選考委員会の総評と藤岡のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 平畠啓史委員 「1試合2ゴールが3試合で、10月6ゴール。ゴールへの嗅覚。ポジショニング。仕留める時の冷静さ。相手のミスも見逃さず、相手ディフェンスにとって常に危険なプレーヤーあり続けた」 橋本英郎委員 「岐阜は元々能力があるチームであり、今年はその結果が出ている中で、自分自身にフォーカスが充てられている選手。得点にはいつも藤岡選手が絡んでいて、チームで一番活躍していると言っても過言ではない。チームも個人としても良い流れ」 丸山桂里奈特任委員 「6ゴール1アシストと大当たりだった。チームをプレーオフ圏内に引き上げるために更に活躍を期待。得点ランクも1位に」 ◆FW藤岡浩介(FC岐阜) 「今シーズン二度目の明治安田J3リーグ月間MVPに選んで頂きありがとうございます。チームが見せてきたパフォーマンスが評価されたからこそ頂ける賞なので、自分のプレーを最大限に生かしてくれるチームメイトに感謝しています。残りのシーズン、FC岐阜の為に全力で戦います!」 <span class="paragraph-title">【動画】月間MVPを受賞した宇佐美貴史らのプレーはこちらでチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/b-C5f4m_M9o?si=1p4nF9q-s_0_Iy1k" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.11.12 16:50 Tue5