「全然ボールを奪えなかった」グリーズマンが選んだ“これまで対戦した中で最高の選手”は?

2019.02.26 13:50 Tue
Getty Images
アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、これまで対戦した選手の中で最高だと思う選手を挙げた。オランダ『Voetbal International』が『Oh My Goal』でのインタビューを引用して伝えている。
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2014年にアトレティコ・マドリーに加入して以降、ストライカーとしてリーガエスパニョーラで得点を量産し続けるグリーズマン。2018年のロシア・ワールドカップでは、4ゴール3アシストの活躍でフランス代表を優勝に導いた。今シーズンも好調を維持し、公式戦35試合18ゴール8アシストとアトレティコをけん引し続けている。これまで世界の名だたる選手たちと対戦してきたグリーズマンだが、「これまで対戦した中で最高の選手」は誰なのだろうか。この質問を『Oh My Goal』がぶつけると、アヤックスに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを挙げた。
理由について、グリーズマンは昨年のUEFAネーションズリーグでのオランダ代表戦を振り返りながら、「僕は彼に絶えずプレッシャーをかけ続けた。けど、全然ボールを奪うことができなかったんだ」とコメントしている。

そのF・デ・ヨングは、今年7月にバルセロナへ加入することがすでに決定。両者がスペインの舞台で激突する可能性は高い。

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スペイン人MFフラン・メリダ(34)が現役引退を表明した。 バルセロナのカンテラ時代にアーセナルのユースに移り、2007年9月に1stチームデビューのメリダ。セスク・ファブレガス氏の後継者として注目された存在だったが、レアル・ソシエダへのレンタルを挟んでも芽が出ず、2010年夏にアトレティコ・マドリーで心機一転を図った。 だが、アトレティコでも振るわず、母国スペインの複数クラブを転々としながら、ポルトガルやブラジルでのプレーも経験。オサスナ時代に公式戦110試合出場と地位を築くと、エスパニョール移籍を挟み、2022年夏から中国スーパーリーグの天津津門虎足球倶楽部に加わった。 今年1月からCDルーゴで母国帰還を果たしたが、このたび、現役を退く決断。25日に自身のインスタグラムを通じて、その旨を明らかにし、これまでのキャリアで携わったすべての人々に感謝の言葉を送った。 「19年前、僕は夢を追いかけて家を飛び出し、ちょうど17年前の今日、2007年9月25日にそれを叶えた。ボールのおかげで、たくさんの経験をさせてもらい、光栄に思う」 「長年にわたり、すべてのクラブで出会ったすべての人にありがとう! 特に思い出深いのは両親だ。いつも僕をありのままでいさせてくれたし、無条件のサポートをしてくれて感謝する」 「また、近所の通りで最高の試合をするために付き合ってくれた妹のサラにも。アントニオ・ロペスは兄弟のように僕を気にかけ、いつも正直で、最悪の時期に立ち直らせてくれた」 「妻のヴァネッサは娘たちとともに人生の支えとなってくれたね。そしておじさん、僕らはやり遂げたよ!! 心からありがとう。新たな挑戦を始める…」 <span class="paragraph-title">【SNS】かつてセスク2世としての期待が集まった才能…メリダがSNSで引退表明</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DAWWgnOog7H/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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昨季の悪夢が蘇ってきた…/原ゆみこのマドリッド

「全然、心を入れ替えてなかったんだ」そんな風に私が呆れていたのは日曜深夜、勝者がいなかったダービーの梯子にぐったりして帰宅した後、アトレティコのコケのコメントを知った時のことでした。いやあ、エスタディオ・バジェカスは狭い関係者用出入り口を入ってすぐ、プレスルームとミックスゾーンが左右に分かれてあるんですけどね。両監督が会見にいつ来るかと見張りつつ、通路で選手たちが出て来るのを待っていた時、奥にある放映権持ちTV局の個別インタビュースペースから来た、まだユニ姿のコケと鉢合わせ。「ああ、また言い訳会見してきたのね」と思ったものでしたが、それがまさにアウェイ弱者を極めた昨季とまったく同じ内容だったんですよ。 曰く、「Sabemos la historia del año pasado y tenemos que aprender/サベモス・ラ・イストリア・デル・アーニョ・パサードー・イ・テネモス・ケ・アプレンデル(昨季の成績はわかってて、ボクらは学ばないといけない)。前半、ああいう態度でピッチに出ちゃダメなんだ。変わらないと」って、え?彼ら、プレシーズン練習中に19試合8勝3分け8敗だった昨季の教訓をおさらいしていなかったの?まったくキャプテンからしてこれでは、いくら高額移籍金選手が何人も到着したって、アウェイで勝ち点を落とす悪癖が治る訳ありませんが、今季もすでにメトロポリターノを離れた試合では1勝2分け。首位のバルサとの差も勝ち点6になってしまったとなれば、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)でアトレティコの試合を見る度、失望させられていた日々を今季も私は繰り返さないといけない? まあ、その辺はまた後で話すとして、地獄の7連戦(弟分たちは5連戦)の3試合目となった先週末のリーガのマドリッド勢の様子を順番に見ていくことにすると。先駆けて土曜に1チーム、プレーしたのは唯一、ダービーカードから外れたレアル・マドリーで、サンティアゴ・ベルナベウでエスパニョールと対戦。いやあ、前日の記者会見ではアンチェロッティ監督が、「ウチはロックンロールサッカーをプレーする」と宣言し、相手も1部最速Uターンしてきたばかりのチームだったため、ファンの期待も高かったんですが、前半は今季ここまでの傾向を見事に踏襲することに。 そう、シーズン開幕から8試合、前半に決まったゴールはリーガ初戦のマジョルカ戦だけというデータはダテではなく、うーん、この日はアンチェロッティ監督がローテーションをして、リュディガーと共にビニシウスをベンチスタートにしたのも響いたんですかね。相変わらず、エムバペのシュートは決まらず、かといって、夏にブライトワイテ(契約満了でブラジルのグレミオに移籍)を失って、エースらしいエースも見当たらないエスパニョールもプアドが遠めから撃ってくるぐらいだったため、ファンの溜息と共に0-0でハーフタイムに入ったんですが…。 ただ、後半になると話はまったく別物で、ええ、エスパニョールに9分という早い時間に先制点を挙げられたのも、持ち前のremontada(レモンターダ/逆転劇)体質に火をつけることになったんですけどね。ちなみにそのプレーはGKジョアン・ガルシアのロングキックを追ったジョフレがエリア内左奥に到達し、彼のシュートがGKクルトワの脚に当たって、ラインを割るというオウンゴールだったんですが、それを見た途端、アンチェロッティ監督はギュレルに代えて、ビニシウスを投入。 すると13分、バルベルデのエリア外シュートはジョアン・ガルシアに弾かれたものの、こぼれ球を敵DFからベリンガムが取り戻し、そのシュートをGKが止めきれなかったのがエスパニョールの不運でした。ええ、ゴール前に転がったボールを、そこに駆けつけたカルバハルが押し込んで、あっという間に同点にしているんですから、もしかして、マドリーは最初から0-1のスコアで始めてもらった方が選手たちにやる気が出る? ただ、この後すぐ、殊勲のカルバハルが打撲でルーカス・バスケスと交代となったのは災難でしたが、いやいや。30分にはビニシウスが左側から入れたラストパスをロドリゴがゴール前から決めて、逆転に成功。その3分後にも敵陣内でエムバペがボールを奪い、ビニシウスに絶妙のスルーパスを送ると、そのシュートで3点目も入りましたからね。先日、メトロポリターノで勝ち取ったスコアレスドローの夢を抱いていたエスパニョールだって、もうどうしようもありませんって。 え、このところ、定例行事となっている終盤のエンドリック顔見せ出場はなかったのかって?いやあ、もちろんあって、この日は38分にピッチに入ったんですが、本当にこの18才のFWのハングリー精神には驚かされるばかり。そう、すでに勝負はついていたというのにガンガン攻めることを決して止めず、45分にはゴールに近づくのを阻止しようとしたロメロに延々と後ろから引っ張られ、エリア内に入ったところでついに転倒。それがペナルティとなり、エムバペのPKでチームの4点目ゲットに貢献したからですが、ここまで意欲と実力を見せても、エンドリックが先発に入るのにはまだ時間が必要なよう。 いやまあ、最後は4-1で大勝して、「En la segunda parte el partido se ha abierto y ha sido rock and roll/エン・ラ・セグンダ・パルテ・エル・パルティードー・セ・ア・アビエルトー・イ・ア・シドー・ロック・アンド・ロール(後半はオープンな試合になって、ロックンロールだった)」と満足していたアンチェロッティ監督も、この7連戦ではローテーションを考えているようですからね。この日はビニシウスが当たったものの、エムバペやロドリゴも休めるよう、いよいよ今週火曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのアラベス戦では、エンドリックの初スタメンの夢が叶うかも。ただ、やっぱり週末日曜のマドリーダービーのようなビッグマッチでは、先輩格の3人が主役となるようです。 そんなマドリーは月曜に練習を再開したんですが、朗報だったのはエスパニョール戦で昨季痛めた左肩から倒れて、脱臼を心配されたベリンガムが全然、平気そうにバルデベバス(バラハス空港の近く)のグラウンドに姿を見せていたこと。いえ、アンチェロッティ監督によると、今季は開幕から必要なくなっていたプロテクターをまた着けないといけないみたいなんですけどね。もう暑い時期じゃないため、それ程、邪魔にはならないと思いますが、カルハバルの方は昨季、リーガで最後に負けたアトレティコ戦に向けて、しっかり打撲を治すため、アラベス戦はお休みするのだとか。 まあ、まさにその直後から、38節連続で無敗を続けているマドリーにはさすがに舌を巻くしかありませんが、今季はバルサが開幕から6連勝していますからね。優勝戦線はどちらがより少なく引分けるかが肝になりそうなため、アンチェロッティ監督も今から用心しておかないといけないといった感じでしょうが、ちなみに翌日曜の私は、目標は1部残留。高みとは縁がない弟分ダービー観戦にまず、午後2時にコリセウムを訪問。9月の各国代表戦前にはありえない時間帯の試合とはいえ、今では気温もすっかり秋めき、それでも昼間は半袖でOKという快適な環境でスタートしたヘタフェvsレガネス戦はどうだったかというと…。 うーん、それがお隣さん同士のダービーだったせいか、4年ぶりに同じ1部のステージに立ったレガネスファンも張り切って大量に駆けつけ、迎えるヘタフェファンも応援団席に「Capital del sur os saluda/カピタル・デル・スール・オス・サルダ(南部の首都が君たちに挨拶する)」と書かれた大幕を準備。キックオフ前にそれを広げ、他のスタンドは水色のモザイクを掲げるという演出もあったんですが、ことあるごとに「Pepineros, el que no bote/ペピネーロス,・エル・ケ・ノー・ボテ(跳ばないのはレガネスファン)」とか、「Getafe es aldeano/ヘタフェ・エス・アルデアーノ(ヘタフェ民は村人)」みたいな、カンティコでの落とし合戦になっていたのはどうかと。 おまけに先週ミッドウィークのベティス戦で退場になっていたボルダラス監督はマスコミのボックス席で指揮を執っていたものの、相変わらず、前半は常に誰かがピッチに倒れている状態が継続。いえ、この日は5人DF体制を取り、左のカリレーロ(長い距離を移動するSB)と化していたファン・クルスがシュートをポストに当てたり、アランバリのchilena(チレナ)がバーを直撃したなんてこともあったんですけどね。両者共、ゴール日照り中とあって、お約束のように前半は0-0で終了することに。 ただ、この弟分2チームは兄貴分並に今回、週3試合のハードスケジュールの最中にあったため、ローテーションしていたレギュラーたちが徐々にピッチに入ると、ようやく動きが出てきたんですが、え?途中、あまりにボールが天高く舞っている時間が長かったせいで、顔馴染みのAS(スポーツ紙)のレガネス番など、「雲と見分けがつくように冬の黄色のボールを使うべきだ」なんて、ジョークを言ってなかったかって?まあそうなんですが、ヘタフェはアレックス・ソラ、カルレス・ペレス、そしてベティス戦で15分間出場して、ついに長かったヒザの半月板損傷の負傷から復帰が叶ったエースのボルハ・マジョラルもピッチへ。レガネスもロベルト・ロペス、フランケサ、更に期待の新人FW、ハラーも入って、ついに拮抗も破れるかと思われたところ…。 実際、後半32分にはロベルト・ロペスの蹴ったFKをCBのサエンスが蹴り込んで、レガネスが先制したんですけどね。ファンの喜びも失望も長くは続かず、38分にはそのサエンスがエリア内でディエゴ・リコの足を蹴ったことが、振り返りVAR(ビデオ審判)判定で発覚し、ヘタフェにPKが与えられることに。しっかりマジョラルが決めて、ホームで復活の雄叫びを上げることができたのは良かったんですが、その後、どちらも勝ち越し点は奪えず、弟分ダービーは1-1のドローで終わっちゃいましたっけ。 おかげでヘタフェは降格圏の18位を脱出できず、その上、水曜にはアウェイのバルサ戦という、かなり厳しい状況になってしまったんですが、この先はきっと、マジョラルが昨季負傷する前のようにゴールづいてくれることを信じるしかないかと。勝ち点1ゲットに満足を表していたボルハ・ヒメネス監督のチームも順位は14位とまずまずながら、降格圏との差はたったの勝ち点2なんですが、こちらは先週ミッドウィークのアスレティック戦が7節先取り開催分だったため、今週は土曜のラージョとの連続弟分ダービーまで試合はなし。その間にたっぷりシュート練習できるのは嬉しいですよね。 そして一旦、セントロの自宅に戻った私はまた、午後9時からの兄弟分ダービーのためにエスタディオ・バジェカスに出動したんですが、何と出足から困難に直面して、ええ、割り当てられたプレス用ボックスに鍵がかかっていたんですよ。もちろん、初めてのことではなく、その場合は係員を探して、開けてもらうんですが、彼らが持っている鍵束が恐ろしい程、カオスでねえ。ボックスの番号もタグに正しくついていないことが多く、タグすらないこともありといった具合で、結局は何十本もある鍵を一つひとつ、試していくという悠長な作業が発生するからですが、同じことが何シーズンも続いているって、スタジアムの管理スタッフはどうして何もしない? そんなことも相まって、ますます学びのないアトレティコに怒りを感じた私なんですが、試合の方はシメオネ監督もスタメンローテーションを採用。昨季のバジェカスでは0-7の大勝をしていたことも影響したか、グリーズマン、ヒメネス、ル・ノルマンをベンチスタートにし、デ・パウルなど、招集すらされていなかったんですが、だからって、前半のピッチに立った選手たちが眠っていていいという理由にはまったくならないかと。一応、フリアン・アルバレスがあと1歩でシュートというところでGKバタジャ(リーベル・プレートからのレンタルで昨季はグラナダでプレー)にボールを取られてしまったり、エリア前からのvaselina(バセリーナ/ループシュート)がゴール枠に当たったりなんてことはあったんですが、時間が経つにつれ、ピッチはラージョの独壇場に。 とうとう35分にはラティウがエリア内右から出したラストパスをイシにゴール前から決められて、先制されてしまったとなれば、開いた口が塞がらないとはまさにこのことだった?おまけにアトレティコの控え選手は健康運にも恵まれず、前半終了間際にはアスピリクエタがふくらはぎを痛め、ヒメネスに交代。それでもハーフタイムにロッカールームに戻ったかと思えば、すぐに全員をアップに出していたシメオネ監督が、後半頭からグリーズマンとコレアを入れ、突極のFW4人体制が実現。その甲斐あって、早くも4分にはセルロートがエリア内で敵DFをかわして送ったパスから、ギャラガーが弾丸シュートで同点ゴールを決めてくれたんですが…。 お隣さんと違ってその後が続かないんですよ。ラージョの方も温存していたカメージョ、バレンティン、28分にはようやくハメス・ロドリゲスもピッチに入り、勝ち越し点を求めたものの、勝負はそのまま1-1の痛み分けで終了。いやあ、プレスルーム脇の通路でセレソ会長に慰められていたシメオネ監督が、「Yo me quedo siempre con lo positivo, con el segundo tiempo/ジョ・メ・ケド・シエンプレ・コン・ロ・ポシティボ、コン・エル・セグンド・ティエンポ(私は常にポジティブなことの方を覚えている。後半のね)」と、悲惨だった前半の講評を避けているのを聞いた時には、私もこのアトレティコ伝統の悪癖は彼でさえ、手の打ちようがないんだと絶望的になったものでしたけどね。 アウェイ弱者解消しない限り、リーガもCLも優勝など、望むべくもないですし、4位以上で満足という同じ結末になるのは日を見るより明らか。時間はないものの、せめて木曜午後9時、バライドスでのセルタ戦ではアトレティコの選手たちが反省していてくれればいいんですが…1年経っても学ばない人たちが学ぶって言っても、あんまり信用できないですよね。 2024.09.24 20:00 Tue
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「攻撃面でより良いプレーを」アルバレス弾で勝ちきったアトレティコ、シメオネ監督は改善求めつつマドリード・ダービーへ

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が勝利を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 ラ・リーガでは3勝3分けと無敗を維持しているアトレティコ。26日には第7節でセルタとのアウェイゲームに臨んだ。 前半はスロペニア代表GKヤン・オブラクのセーブもありゴールレスで折り返し。後半もスコアは動かないまま推移したが、途中出場のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのクロスに合わせ、90分に決勝点を奪った。 苦戦しながらもリーグ戦2試合ぶりの白星を手にしたシメオネ監督は、試合後にコメント。値千金のゴールを決めたアルバレスやノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートに言及しつつ、前線の最適な組み合わせを見つけなければならないと語った。 「彼らはスペシャルなサッカー選手だ。彼(アルバレス)とアレックス(セルロート)が良い関係を築くには時間が必要だ」 「チームは守備面がとても良く機能していて、バジェカス(前節のラージョ・バジェカーノ戦)での前半を除けば我慢強さを見せている。全体として非常に良い状態だ」 「しかし、攻撃面では連携の部分を改善する必要がある。まずは誰が良い形で一緒にプレーできるかを見つけることだ。見ての通り、選手たちは何に対しても準備ができている」 「この勝利は我々に必要なものだったから良かった。7戦7勝のバルサのことは祝福しなければならない」 また、29日に行われる第8節はレアル・マドリーをホームに迎えるマドリード・ダービー。指揮官は改善を誓っている。 「我々のスタジアムは日曜日のような試合で必要なエネルギーをもたらしてくれるだろう。冷静さや熱意を持ち、攻撃面でより良いプレーをする必要がある。そうしなければならない」 「クリーンシートが目標だが、この試合からさらに良い一歩を踏み出さなければならない。挑戦だ」 <span class="paragraph-title">【動画】アルバレスが終盤で決勝弾! セルタvsアトレティコ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tsR4FDWWyIs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.27 15:09 Fri
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【ラ・リーガ第8節プレビュー】今季最初の首都決戦にバルサは8連勝狙う

変則でのミッドウィーク開催となった前節は首位のバルセロナ、マドリードの2強が揃って勝利。開幕未勝利が続くヘタフェ、ラス・パルマスはまたも勝利を逃している。 9月最後の一節となる第8節は3位のアトレティコ・マドリー、2位のレアル・マドリーによる今シーズン最初のマドリード・ダービーが開催される。 アトレティコは前節、セルタとアウェイで対戦。ダービーへ中2日の過密日程を考慮し、ターンオーバーと共に[4-4-2]への布陣変更で臨んだ一戦では開幕から好調のガリシアの雄相手に苦戦。前半をシュート0本で終えると、後半は選手交代によって徐々に攻撃の形を作り出したが、逆にFWアスパスを中心とする相手の反撃にも遭ってGKオブラクの仕事機会も増えた。そんな中で試合終了間際の90分にはFWグリーズマンのピンポイントクロスをゴール前に飛び込んだFWフリアン・アルバレスがワンタッチで流し込み、劇的なウノセロ勝利で2戦ぶりの白星を取り戻した。主力を早いタイミングでベンチへ下げる展開とはならなかったが、劇的勝利の勢いがホームアドバンテージと共に2日の準備期間の少なさを埋めることを期待したい。 一方、難所メトロポリターノの乗り込むマドリーは前節、ホームでアラベス相手に3-2の勝利を収めた。今季はスロースタートの試合が続いたが、アラベス戦ではDFルーカス・バスケスの前半開始1分での電光石火弾で先制に成功すると、前半終盤にはFWキリアン・ムバッペの公式戦5試合連続ゴールで追加点。さらに、後半立ち上がりにFWロドリゴ・ゴエスのゴールで3点目まで奪取。これで勝負を決めたかに思われたが、後半終盤には控え選手の投入の影響もあって連続失点。3-0の余裕の展開から肝を冷やす形での4連勝となった。さらに、同試合で負傷交代したムバッペがハムストリングのケガで3週間程度の戦線離脱が明らかとなり、絶好調の新エースを欠いてダービーに臨むことになった。 そのマドリードの2強の潰し合いを期待しつつ、首位固めを狙うバルセロナは難所エル・サダールで7位のオサスナと対戦する。前節は肉弾戦を厭わないヘタフェとのタフなアウェイゲームを1-0で制し、開幕7連勝を達成したブラウグラナ。前半序盤にFWレヴァンドフスキのゴールで先制に成功した後は追加点を奪い切れず。最少得点差での痺れる展開が続いたが、得点力不足のホームチームに対して守護神テア・シュテーゲンの代役を担うGKペーニャの健闘や絶好調のDFクンデの好守などもあり、ウノセロで勝ち切った。ビセンテ・モレノ新監督の下で、よりソリッドな戦い方を見せるオサスナとのアウェイゲームではその堅守を維持しつつ、FWラミン・ヤマル、FWハフィーニャの両ウイングの決定的な仕事に期待したいところだ。 MF久保建英を擁するレアル・ソシエダはバレンシアとのホームゲームで公式戦7試合ぶりの白星を目指す。先週末に行われたバジャドリー戦を0-0のドローで終えたラ・レアルは、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)の初戦でニースと対戦。FWバレネチェアのゴールで公式戦5試合ぶりの得点を挙げたが、1-1のドローで試合を終えた。その試合で久保は今季初めて出場なしに終わっている。スタメン復帰が見込まれる今回の一戦では右ウイング、トップ下という起用法を含めそのパフォーマンスに注目したい。 FW浅野拓磨を擁するマジョルカはフライデーナイトにバジャドリーとのアウェイゲームに臨む。前節はレアル・ベティスとのアウェイゲームを2-1で制し、今季初の連勝を飾ったチームだが、コンディションの問題を抱える浅野はベンチ外に。今節での復帰も期待されたが、再び遠征メンバーを外れており、その状態が気がかりだ。 それ以外ではバルセロナ戦大敗からバウンスバックを果たした4位のビジャレアルが8戦目での初勝利を狙うラス・パルマスと激突するマンデーナイトの一戦、リーグ3連勝中の5位アスレティック・ビルバオと、前節今季2勝目を挙げたセビージャによる名門対決が注目カードだ。その他ではMFロ・チェルソが躍動するベティス、初勝利を目指すヘタフェの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第8節》 ▽9/27(金) 《28:00》 バジャドリー vs マジョルカ ▽9/28(土) 《21:00》 ヘタフェ vs アラベス 《23:15》 ラージョ vs レガネス 《25:30》 レアル・ソシエダ vs バレンシア 《28:00》 オサスナ vs バルセロナ ▽9/29(日) 《21:00》 セルタ vs ジローナ 《23:15》 アスレティック・ビルバオ vs セビージャ 《25:30》 ベティス vs エスパニョール 《28:00》 アトレティコ・マドリー vs レアル・マドリー ▽9/30(月) 《28:00》 ビジャレアル vs ラス・パルマス 2024.09.27 19:00 Fri

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