モドリッチが契約延長を決断した5つの理由
2019.02.05 18:40 Tue
レアル・マドリーに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(33)が残留を決断した背景として、5つの理由が挙げられている。スペイン『アス』が主張した。
しかし、ファイナルまで闘ったロシア・ワールカップ(W杯)での疲労を色濃く感じさせたパフォーマンスは徐々に向上。サンティアゴ・ソラーリ新監督下で“マドリーの心臓”と呼ばれる存在感を再び取り戻し、先日の『アス』では遂に新契約締結を決断したことが報じられた。
そして、一時期には退団やむなしとも伝えられたモドリッチが一転して残留を決めた背景には、様々な要素があったようだ。
◆バロンドール
◆先人の功績を引き継ぐ
◆給与改善
◆クラブ幹部との関係
2012年にトッテナムからマドリーに加入したモドリッチは、それ以来の公式戦通算287試合で16ゴール44アシストを記録し、4度のCL制覇など数々の栄光をクラブにもたらした。既にレジェンドと称しても差し支えない背番号10の、契約延長の正式発表が待たれている。
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2012年にトッテナムから加入して以降、エル・ブランコの絶対的な司令塔として活躍を続けるモドリッチ。昨夏にはクラブとの確執も取り沙汰され、インテル移籍の可能性も伝えられた。そして、一時期には退団やむなしとも伝えられたモドリッチが一転して残留を決めた背景には、様々な要素があったようだ。
◆バロンドール
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モドリッチは昨年にバロンドールを受賞。チャンピオンズリーグ(CL)3連覇やW杯準優勝を評価される形で、ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナFWリオネル・メッシが10年間独占していた最高の個人賞を勝ち取った。『アス』によると、モドリッチはこの受賞がレアル・マドリーでプレーしていた影響が大きいと認識。W杯でのパフォーマンスは印象的だったが、同大会で活躍がフォーカスされた背景には、CL3連覇チームを牽引していたことによるメディア露出に依る部分があったと考えているようだ。◆家族との安住
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天候や人々からの寵愛、食事などを含め、モドリッチはマドリッドの街でとても快適に過ごしているという。それは同選手の家族も同様であり、妻のヴァニャさん、イヴァン君、エマちゃん、ソフィアちゃんの3人の子どもたちも、スペイン生活に慣れ親しんでいる。大黒柱であるモドリッチは私生活の安定性を重視しており、その面についてもマドリーに留まることが最良だと感じているとのことだ。◆先人の功績を引き継ぐ
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モドリッチは、ジネディーヌ・ジダン氏、ラウール・ゴンザレス氏、シャビ・アロンソ氏、サンティアゴ・ソラーリ現指揮官といったクラブのレジェンドたちから脈々と受け継いでいるものを、とても強く意識。そういった選手たちと同じような役割を果たすためにも、マドリー残留が前向きな選択肢となるようだ。また、残りのキャリアを全てマドリーに捧げ、よりクラブとの結び付きを強めることも考慮されているという。◆給与改善
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モドリッチは昨夏にインテルから魅力的な提案をされたが、マドリーに対してそれに張り合うような要求は決してせず。さらに、同時期のミーティングで契約更新を急ぐ気はないと伝えたそうだ。しかし、現在ではクラブ側がモドリッチの給与改善を主張。また、選手側もその愛情を高く評価しているようだ。◆クラブ幹部との関係
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モドリッチは、フロレンティーノ・ペレス会長、ホセ・アンヘル・サンチェス理事長というクラブの2トップと素晴らしい関係を築いている。会長たちは同選手のパフォーマンスと人柄をかなり高く評価。また、ロッカールームでもあらゆるチームメートからのリスペクトを集めており、名実ともに最も欠かせない選手としての立場を確立している。2012年にトッテナムからマドリーに加入したモドリッチは、それ以来の公式戦通算287試合で16ゴール44アシストを記録し、4度のCL制覇など数々の栄光をクラブにもたらした。既にレジェンドと称しても差し支えない背番号10の、契約延長の正式発表が待たれている。
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