南野先発のザルツブルク、難所セルティックパークを攻略しGS全勝を達成!《EL》

2018.12.14 07:25 Fri
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▽ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節が13日に欧州各地で行われた。

▽グループBで首位通過を決めているMF南野拓実の所属するザルツブルクは、敵地でセルティックと対戦し、2-1で勝利した。南野は74分までプレーした。

▽南野を2トップの一角に起用したザルツブルクは17分、ウルマーの左CKを相手DFがクリアし切れずにすらすとファーサイドのライナーが頭で合わせたが、これはクロスバーを叩いた。さらに31分には、相手のバックパスを奪ったヴォルフがGKとの一対一を迎えたが、これを決めきれず。
▽試合が動いたのはゴールレスで迎えた後半。ザルツブルクは67分、ライナーの右クロスをゴール前でダブールがヘディングで叩き込んだ。

▽先制したザルツブルクは、74分に南野を下げてグルブランドセンを投入。すると78分、相手GKのミスパスをボックス内でカットしたグルブランドセンがこぼれ球をそのまま無人のゴールに流し込んだ。
▽リードを広げたザルツブルクは、試合終了間際にPKのこぼれ球をエンチャムに押し込まれ、1点を返されたが2-1のまま試合終了した。

▽この結果、ザルツブルクはGS全勝で首位通過。また、同時刻開催のライプツィヒvsローゼンボリがドローに終わったため、セルティックが2位通過を決めている。

▽グループFで首位に立つベティスは、敵地でデュドランジュと対戦した。インサイドハーフで先発した乾は、フル出場したが見せ場は作れず0-0の引き分けに終わった。敵地で勝ち点1を積み上げたベティスは、グループFを首位で通過している。

▽そのほかの日本人所属チームでは、グループHで首位通過を決めているMF長谷部誠の所属するフランクフルトが、敵地でラツィオと対戦し、2-1で勝利。長谷部は左モモ裏を負傷し31分に交代した。同じグループHに所属する酒井宏樹所属のマルセイユは、ホームでアポロン・リマソルと対戦し、1-3で敗戦。酒井宏はフル出場した。

▽また、グループD所属するアンデルレヒトは、敵地でディナモ・ザグレブと対戦し0-0でタイムアップ。MF森岡亮太は今季初のフル出場を果たしている。

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ハーランドがストライカーの桃源郷味わう? 「5人の彼女と寝ている」

レッドブル・ザルツブルクに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、ストライカーにとっての桃源郷を味わっているようだ。 昨年1月のモルデからザルツブルクに加入した190cmの大型レフティーは、加入2年目となった今季に完全覚醒。開幕からゴールを量産すると、ここまでの公式戦18試合で26ゴールを記録する華々しい活躍を披露している。 とりわけ、一度リズムに乗ると、手が付けられなくなり、今シーズンはすでに公式戦で5度のハットトリックを達成している。 ここまで去就に関する質問に関しては明言を避けてきた19歳だが、母国ノルウェー『Dagbladet』のインタビューで今季ここまでの好調の秘訣に関して言及。“5人の彼女”の存在が自身を高みに導いていることを明かした。 「自分がハットトリックを達成するたびに受け取ってきた5つのサッカーボールと一緒に寝ているんだ。ベッドに横たわってそれを見るのはとても心地よいものだよ」 「自宅では毎日眺めているんだ。ボールたちは僕にとって彼女のようなものだね」 プロサッカー界ではハットトリックを達成した選手に対して、その試合の試合球がプレゼントされる慣習があり、ハーランドはすでに5つのボールを受け取っている。そして、同選手が“彼女”と親しみを込めて語る記念ボールたちの存在が更なるゴールへのモチベーションとなっているようだ。 ただ、今後も現在のペースでゴールを量産した場合、ハーランドは6人目、7人目と新たな“彼女”ともベッドを共にすることになるため、自宅のベッドのサイズ変更が求められるかもしれない。 2019.11.14 13:30 Thu
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「泣ける」「1番グッときた」ザルツブルクが南野拓実&ファン・ヒチャンの敗退にメッセージ「私達の誇り」

レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>&mdash; FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue
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南野拓実、途中出場で2ゴール 4発快勝のザルツブルクは2試合ぶりの白星《オーストリアリーグ》

▽ザルツブルクは11日、オーストリアリーグ第7節のアドミラ・ヴァッカー戦に臨み、敵地での一戦を4-0と快勝した。ザルツブルクでプレーするFW南野拓実は76分から出場し、2ゴールを挙げている。 ▽開幕から3勝2分け1敗で4位につけるザルツブルク。2試合ぶりの勝利を目指す今節は、6位に位置するアドミラ・ヴァッカーと対峙した。後半の序盤までに2点を先行したザルツブルクは、76分に南野を投入する。 ▽その南野は、88分にボックス左から左足でボールをゴール右下に沈めてチーム3点目を記録。続く89分にはボックス手前でパスを受けると、そのまま持ち込み、右足でゴール右下に決めた。 ▽これで、南野の今シーズンにおけるリーグ戦のゴール数は3得点。南野の活躍もあり、敵地で大勝したザルツブルクは15日、ヨーロッパリーグのグループステージ第1節でFCクラスノダールと対戦する。 アドミラ・ヴァッカー 0-<span style="color:#cc3300;font-weight:700;">4</span> ザルツブルク 【ザルツブルク】 ジョナタン・ソリアーノ(前9) パウロ・ミランダ(後8) 南野拓実(後43) 南野拓実(後44) 2016.09.12 08:45 Mon
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新星ハーランドのハットトリックなどでザルツブルクが日本代表対決を圧勝!《CL》

チャンピオンズリーグ(CL)グループE第1節のザルツブルクvsヘンクが17日に行われ、6-2でザルツブルクが圧勝した。ザルツブルクのMF南野拓実はフル出場、MF奥川雅也は62分からプレー、ヘンクのMF伊東純也は前半のみプレーした。 オーストリアリーグ6連覇中のザルツブルクが、ベルギー王者のヘンクをホームに迎えた一戦。今季もここまでリーグ戦全勝中のザルツブルクは、直近に行われたハルトベルク戦から先発を5人変更。ハルトベルク戦でゴールを挙げた奥川やダカ、エムウェプらに代えて南野やファン・ヒチャン、ベルネードらが先発に名を連ねた。 一方、今季のリーグ戦を7試合で3勝と波に乗れていないヘンクは、直近のシャルルロワ戦から先発を4人変更。オヌアチュやデ・ノレ、クエスタらに代えて伊東純也やサマタ、メーレらを先発で起用した。 日本人対決となった一戦は、開始早々にスコアが動く。2分、ベルネードのパスをバイタルエリア中央で受けた南野が巧みターンからラストパスを供給。これをボックス内で受けたハーランドが冷静にゴールに流し込んだ。 その後は膠着状態が続く中、再びスコアを動かしたのはホームチーム。34分、自陣からカウンターを発動したザルツブルクは右サイドでボールキープしたファン・ヒチャンのパスを中央で受けたハーランドがそのままボックス内まで持ち上がりゴールネットを揺らした。 勢いづくザルツブルクは、36分にも相手のロングパスをユヌゾビッチが弾き返すと、このボールに反応したファン・ヒチャンがゴール前に抜け出し、そのままにシュートを流し込んだ。 3点のリードを許したヘンクだが、40分に反撃。右サイドで獲得したFKからクロスを入れると、ボックス内での混戦から最後はルクミがゴール右にシュートを突き刺した。さらに44分には、ボックス右深くまで切り込んだメーレの折り返しから伊東にチャンスが訪れたが、シュートはわずかにゴールの上に外れた。 1点を返されたザルツブルクだが、45分にボックス左に抜け出したファン・ヒチャンの折り返しからハーランドがゴールネットを揺らす。さらに前半アディショナルタイム2分にも、ロングカウンターで左サイドを突破した南野のクロスをファーサイドから走り込んだショボスライがジャンピングボレーで流し込み、5点目を奪った。 迎えた後半、4点を追うヘンクは伊東を下げてボンゴンダを投入。すると52分、右クロスのこぼれ球を拾ったボンゴンダの左クロスをサマタがヘディングで流し込み、1点を返す。 リードするザルツブルクは、62分にショボスライを下げて奥川を投入。すると66分、ユヌゾビッチとのワンツーでゴール前まで侵攻したウルマーがゴール右隅にシュートを突き刺し、6点目をマーク。 結局、試合はそのままザルツブルクが圧勝。CL初出場のハーランドのハットトリックなどで日本代表対決を制したザルツブルクが白星スタートとしている。 2019.09.18 06:07 Wed

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