「C・ロナウドはペレに似てきた」コスタクルタ氏が持論もデル・ピエロ氏らから反論

2018.11.28 05:15 Wed
元イタリア代表のアレッサンドロ・コスタクルタ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』の『スカイ・カルチョ・クラブ』に出演し、ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドに賛辞を贈った。

今シーズンからユベントスに加入したC・ロナウドは、公式戦16試合を終えてすでに10ゴールを記録。クラブにおける新加入選手の最速記録だったフィリッポ・インザーギ氏の18試合を塗り替えた。イタリアでも圧倒的な実力を示すポルトガル代表FWについて、元ミランDFは“サッカーの王様”こと元ブラジル代表ペレ氏に例えた。

「C・ロナウド? ペレにますます似てきていると私は考える。ペレは身長が低かったにも関わらず、相手よりも数センチ高くジャンプしていたし、走ってもマークについている選手より常に速かった。技術や身体能力でディフェンダーを出し抜いていたんだ。C・ロナウドもこのような特徴を持っているから、私は2人が似ていると考える」

すると同席していたイタリア人ジャーナリストのステファノ・デ・グランディス氏が口を開き、「ペレは“ダンサー”だったが、クリスティアーノはスピードから入る」と異を唱えた。元ユベントスの10番アレッサンドロ・デル・ピエロ氏も加勢し、「C・ロナウドと比較すると、ペレの動きはもっと猫のような敏捷さだった。C・ロナウドはもっと機械的だ。違ったタイプの動きだと思う。それに世代も違う。これほど離れた世代を比較することに違和感があるから、“ノー・コメント”と言わざるを得ない」と結論付けた。だが「クリスティアーノは近年、昔のペレのように1試合1ゴールのペースで決めていることは事実だ」とも付け加えた。


提供:goal.com

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