わずか数日間で地獄と天国を味わったスパーズDFフォイスを同僚が称賛
2018.11.12 21:21 Mon
▽トッテナムに所属するアルゼンチン代表DFフアン・フォイスはまるでジェットコースターのような10日間を過ごした。
▽そのフォイスはパレス戦後、クラブの公式サイトで以下のようなコメントを残している。
「今は本当に幸せな気分だ。だけど、何よりもチームの勝利が嬉しいんだ。前半は難しい展開だったけど、勝利が最も重要なんだ。僕はこの前の試合で与えた2つのPKから学習した。個人的にあの出来事は経験という部分で自分の糧になったと思っているんだ」
「フアンは多くの信頼に値する。彼は素晴らしいパフォーマンスをみせ、ゴールまで奪って見せた。彼は毎日チャンスを得るために熱心にトレーニングに励んでいるし、ウルブズ戦の2つのPKを払拭するキャラクターを示した」
▽また、今月の代表ウィークでフォイスと共にアルゼンチン代表から招集されたGKパウロ・ガッサニーガとMFエリク・ラメラも進境著しい後輩の活躍に目を細めている。
▽ガッサニーガは、「僕たちにとって彼の活躍に何の驚きも感じていないよ。昨年から彼の成長を見守ってきたからね。彼は常にハードワークしてきたし、今回それが証明されたんだ」と、日ごろからの努力を称賛した。
▽一方、ラメラは「イングランドへの適応は簡単じゃないし、時間がかかるものなんだ。だけど、フアンは素晴らしいプレーを見せてくれているし、僕は自分のことのように嬉しいんだ。パウロも言っていたけど、彼は本当に努力していたし、彼のクオリティはみんなが見たとおりだよ。彼がそれをピッチで証明していることが僕自身嬉しい」と、フォイスが自身も苦しんだイングランドのスタイルに順応しつつあると語った。
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▽10月31日に行われたEFLカップ4回戦のウェストハム戦で今季初出場を飾り、チームの勝利に貢献する見事なパフォーマンスを披露したフォイス。この活躍が評価され、11月3日に行われたウォルバーハンプトン戦では待望のプレミアリーグデビューを飾った。しかし、同試合ではチームが3-2で勝利した一方、後半に2つのPKを献上してしまうホロ苦いデビュー戦となった。▽しかし、現役時代に名センターバックとして活躍したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は10日に行われたクリスタル・パレス戦で再びフォイスをスタメンに抜擢。すると、同胞の指揮官の期待に応えたフォイスは安定したプレーでクリーンシートに貢献すると共に、チームを勝利に導くプレミアリーグ初ゴールを記録。わずか10日間に地獄と天国を味わうジェットコースターのような日々を過ごした。「今は本当に幸せな気分だ。だけど、何よりもチームの勝利が嬉しいんだ。前半は難しい展開だったけど、勝利が最も重要なんだ。僕はこの前の試合で与えた2つのPKから学習した。個人的にあの出来事は経験という部分で自分の糧になったと思っているんだ」
▽また、ウォルバーハンプトン戦から見事なリバウンドメンタリティを示した20歳DFにMFデレ・アリは賛辞のコメントを寄せている。
「フアンは多くの信頼に値する。彼は素晴らしいパフォーマンスをみせ、ゴールまで奪って見せた。彼は毎日チャンスを得るために熱心にトレーニングに励んでいるし、ウルブズ戦の2つのPKを払拭するキャラクターを示した」
▽また、今月の代表ウィークでフォイスと共にアルゼンチン代表から招集されたGKパウロ・ガッサニーガとMFエリク・ラメラも進境著しい後輩の活躍に目を細めている。
▽ガッサニーガは、「僕たちにとって彼の活躍に何の驚きも感じていないよ。昨年から彼の成長を見守ってきたからね。彼は常にハードワークしてきたし、今回それが証明されたんだ」と、日ごろからの努力を称賛した。
▽一方、ラメラは「イングランドへの適応は簡単じゃないし、時間がかかるものなんだ。だけど、フアンは素晴らしいプレーを見せてくれているし、僕は自分のことのように嬉しいんだ。パウロも言っていたけど、彼は本当に努力していたし、彼のクオリティはみんなが見たとおりだよ。彼がそれをピッチで証明していることが僕自身嬉しい」と、フォイスが自身も苦しんだイングランドのスタイルに順応しつつあると語った。
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【プレミアリーグ第32節プレビュー】マドリー戦控えるアーセナルはビーズと対峙、首位リバプールはハマーズ戦
先週末に行われた前節は首位リバプールを始め上位5チームがいずれも勝ち点を取りこぼす波乱の一節となった。また、最下位のサウサンプトンが7節を残してプレミアリーグ史上最速での2部降格が決定した。 UEFAコンペティションの準々決勝2ndレグを控えるなか、今節はヨーロッパ参戦組の戦いに注目だ。 1stレグで明暗分かれたチャンピオンズリーグ(CL)勢の2位アーセナルと7位のアストン・ビラは、それぞれ12位のブレントフォード、最下位のサウサンプトンと対戦する。 リーグ前節はエバートン相手に消化不良の1-1のドローに終わったアーセナルだが、CL準々決勝1stレグでは前大会王者レアル・マドリーとのホームゲームで会心の3-0の勝利を挙げた。攻守両面で相手を上回った上、MFライスの圧巻の直接FK2発にMFメリーノにもゴールが生まれ、先勝に成功した。 アウェイチームに多くの悪夢を味わわせてきた要塞サンティアゴ・ベルナベウでのリターンレグに向けて細心の注意を払う必要はあるが、ベスト4進出へ大きなアドバンテージを得たことは間違いない。今回のホームゲームでは難敵ビーズ相手に勝ちたい気はやまやまではあるが、リーグ逆転優勝とCL準決勝進出を天秤にかけて割り切ったターンオーバーもありか。MFヌワネリやMFジョルジーニョ、FWスターリングらの活躍にも期待しつつ、良い形でマドリー戦に繋げたい。 アストン・ビラは前節、ノッティンガム・フォレストとの上位対決を2-1で制して公式戦7連勝を達成。しかし、CLではパリ・サンジェルマン(PSG)とのアウェイゲームではFWロジャーズのゴールで先制に成功も、そこからの3連続失点によって厳しい1-3の敗戦となった。これで公式戦連勝が「7」でストップしたエメリのチームは、ホーム開催の2ndレグで逆転を目指す。 プレミアリーグの来季CL出場権が5チームに確定したなか、熾烈なCL出場権争いにおいて勝ち点3を積み上げる必要があり、PSGとのリターンレグへ極端なターンオーバーは難しい。ただ、前線に関しては豊富なタレントが揃っており、やりくり上手のスペイン人指揮官が最適の組み合わせを選び出し、降格が決定したセインツ相手に勝ち切りたい。 一方、降格決定後初のホームゲームとなるセインツはユリッチ監督を即時解任。シーズン残りはラスク暫定監督の下で戦うことになる。DF菅原由勢の起用法にも注目したい。 ヨーロッパリーグ(EL)参戦組の13位マンチェスター・ユナイテッド、14位のトッテナムは5位のニューカッスル、17位のウォルバーハンプトンと対戦する。 ユナイテッドは前節、膠着のマンチェスター・シティとのダービーマッチを0-0のドローで終え、リーグ2戦未勝利に。続くEL準々決勝1stレグでは敵地リヨンに乗り込んだ一戦を2-2のドローで終えた。DFヨロの加入後初ゴールにFWザークツィーのゴールで一時逆転に成功したが、GKオナナの2失点に絡むプレーなどもあり、後半アディショナルタイムの土壇場被弾で先勝を逃した。 ホームでのリターンレグへ弾みを付ける公式戦4試合ぶりの白星がほしい一方、リーグ戦でのUEFAコンペティション出場権獲得の現実味は薄く割り切ってターンオーバーを敢行する可能性は高そうだ。ただ、公式戦4連勝と絶好調のマグパイズ相手に大敗となれば、肝心のリヨン戦に響くことになるためメンバーは入れ替えながらもしっかりとした戦いは見せたい。 一方、スパーズは前節、サウサンプトン相手に3-1の快勝。リーグ4戦ぶりの白星を挙げた。ただ、ホームで戦ったELではフランクフルト相手に1-1のドローに終わった。開始早々に先制を許したなか、DFペドロ・ポロのゴールで同点に追いつき以降は再三の決定機を作り出したが、相手GKの好守にも阻まれて先勝を逃した。2ndレグを敵地で戦うためユナイテッド以上にシビアな状況となっており、リーグ3連勝と好調を維持するウルブスとのアウェイゲームではターンオーバーが濃厚だ。一部主力を温存しつつ、総力戦で挑む2ndレグへFWリシャルリソンやMFグレイ、FWオドベールら控え組の状態を上げたいところだ。 カンファレンスリーグ(ECL)参戦の4位チェルシーは前節、ブレントフォードとゴールレスドロー。リーグ連勝を逃した。ただ、ECLではレギア・ワルシャワとのアウェイゲームをFWジョージのファーストチーム初ゴールにFWマドゥエケの2ゴールの活躍で3-0の先勝。大きなアドバンテージを得てロンドンに帰還した。降格圏の18位イプスウィッチ・タウンをホームで迎え撃つ一戦ではECLで温存した主力を起用し、しっかりと勝ち切ってCL出場権獲得へ勝ち点3を積み上げたい。 前節、フルアム相手にまさかの2-3の敗戦を喫して優勝へ足踏みとなった首位のリバプールは、16位のウェストハムとのホームゲームでバウンスバックの勝利を目指す。フルアム戦では相手のパフォーマンスを褒めるべき部分はあったものの、らしくないミスも目立っておりその修正は必要だ。ただ、11日にはエースFWサラーの契約延長という最高の知らせが発表され、良い雰囲気が期待されるアンフィールドで白星を取り戻したい。 マンチェスター・ダービーをドローで終えて6位後退のマンチェスター・シティは、MF鎌田大地を擁する好調の11位クリスタル・パレスとのホームゲームに臨む。今季限りで退団のMFデ・ブライネのラストダービーというモチベーションはあったが、全体的なパフォーマンスは振るわず。同じ[3-4-2-1]で堅守速攻を貫くソリッドな相手に対して、メンバーの入れ替えも行いながらしっかりと結果を残したい。 対するパレスは前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に2-1の勝利。FWエンケティア、DFグエイの退場は余計だったが、エースFWマテタに負傷明け後初のゴールが生まれるなど実りある内容での勝利でもあった。その一戦で決勝点の起点、相手の退場を誘発するなど存在感を示した鎌田には2試合連続のスタメンを期待したい。 そのパレスに敗れた9位のブライトンは、リーグ連敗という苦境のなかで19位レスター・シティ相手に公式戦5試合ぶりの勝利を目指す。対戦相手はリーグ8連敗と泥沼の状況にあるが、この一戦では出場停止のDFファン・ヘッケに加え、パレス戦の接触プレーで痛めたMF三笘薫にも欠場の可能性が報じられており、チームとしては総力戦で勝ち点3を掴みたい。 《プレミアリーグ第32節》 ▽4/12(土) 《20:30》 マンチェスター・シティ vs クリスタル・パレス 《23:00》 ブライトン vs レスター・シティ ノッティンガム・フォレスト vs エバートン サウサンプトン vs アストン・ビラ 《25:30》 アーセナル vs ブレントフォード ▽4/13(日) 《22:00》 チェルシー vs イプスウィッチ リバプール vs ウェストハム ウォルバーハンプトン vs トッテナム 《24:30》 ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッド ▽4/14(月) 《28:00》 ボーンマス vs フルアム 2025.04.12 12:00 Sat3
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