スポルティング、ジョゼ・ペセイロ監督との契約解除を発表… 後任にはジャルディム氏やパウロ・ソウザ氏の名も

2018.11.03 02:10 Sat
Getty Images
▽ポルトガル証券市場委員会(CMVM)は2日、スポルティング・リスボンがジョゼ・ペセイロ(58)と双方合意の下で契約を解除したことを発表した。

▽ペセイロ監督は、現役引退後にウニアオ・デ・サンタレンで指導者としてのキャリアをスタート。その後はサウジアラビア代表やポルト、ブラガなど多くのクラブで監督を歴任。今年2月末からヴィトーリア・ギマランエスを率いていると、チームを残留に導いた。

▽今夏、チーム混迷の原因と言われているブルーノ・デ・カルバーリョ前会長の主導で就任したシニシャ・ミハイロビッチ氏(49)が就任9日で解任されると、その後任としてシーズン前にスポルティングの指揮官に就任したペセイロ監督。
▽チャンピオンズリーグ(CL)出場権を目標とした今季だが、ここまでリーグ戦で5勝1分け2敗の5位と上位陣に遅れを取っている。さらに10月初頭には、当時最下位に沈んでいた中島翔哉所属のポルティモネンセに2-4で敗戦。さらに同月31日にも、リーグカップで2部リーグ所属のエストリルに敗戦したことが今回の解任の引き金に。

▽なお、後任監督は発表されていないが、ポルトガルメディアでは先日モナコを解任されたレオナルド・ジャルディム氏(44)や天津権健と契約解除したパウロ・ソウザ氏(48)の名前が上がっている。

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C・ロナウドのデビュー時は「5人相手にドリブルしていた」当時の指揮官が語る

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをプロデビューさせた当時の監督であるラースロー・ベレニ氏が当時のロナウドを振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現在ベルギーのアントワープを指揮するベレニ氏は、2001-02シーズンから2シーズンの間スポルティング・リスボンを指揮し、初年度にはチームをリーグ優勝に導き、2002-03シーズンにはC・ロナウドをデビューさせていた。 当時17歳であったC・ロナウドは、一つ下のカテゴリーであるBチームでもたった2試合しかプレーしていなかったが、ベレニ氏はデビューさせることにためらいはなかったという。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJLYk81ZEllbSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 「私はユースチームに行き、彼にファーストチームに一緒に来るよう頼んだ。なぜなら彼は非常にフィジカルコンディションが良く、とても速く、優れたテクニックを持っていたからだ」 「どれも驚きではなかった。彼がプレーしているのを観たとき、ユースチームに戻すことはないと決めた」 「彼は年を重ねた選手のようにプレーし、振舞っていた。ドレッシングルームでは冗談を言うこともあったが、ピッチでは並外れていた。彼は成熟していて、そのレベルはとても16歳や17歳のものではなかった」 「彼が史上最高の選手になることは分からなかったが、ケガがなければ非常に優れた選手になるだろうと感じた。当時、私は彼についてインタビューで尋ねられ、(ルイス・)フィーゴやエウゼビオを超えると言った。」 「若い選手をポルトガルのレジェンドである2人と比較することは波紋を呼んだが、C・ロナウドは私が正しかったことを証明した」 また、当時の体格からサイドでのプレーを求めたと語ったベレニ氏。その結果、C・ロナウドの持ち合わせている能力を発揮できたという。 「彼はユースチームでは9番の位置でプレーしていたが、彼は若くて体重が60キロしかなかったので、100キロのセンターバックと対峙した時にはボールを保持することが難しく、右サイドのウィンガーとしてプレーさせるようにした。サイドでは彼が持っていたスピードとドリブルは遥かに効果的だった」 「ただ、最初は簡単ではなかった。彼が最もやりたいことはドリブルだった。1人か2人の相手にドリブルすべきだと彼に教えたが、5人相手は多すぎる」 「私は彼にドリブルが役立つポイントを説明し、彼は頭が良かったので正しい道を進んだ」 また、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとC・ロナウドどちらが優れているのかという質問には、次のように答えている。 「どちらが優れているのか、私は公平に見ることはできない。C・ロナウドはいつでも私の息子だ。彼は私と一緒にスポルティングでキャリアを始めた。いずれにせよ、私たちは皆、2人のレジェンドが10〜15年の間戦うのを幸運にも楽しむことができたよ」 2020.04.27 12:35 Mon

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