【J1ピックアッププレビュー】ACL決勝前に来季アジアの挑戦権を懸けた戦い《鹿島vsC大阪》

2018.10.30 19:45 Tue
©︎J.LEAGUE
鹿島アントラーズ(5位/勝ち点46)とセレッソ大阪(7位/同44)。明治安田生命J1リーグ第31節の初戦に組み込まれた両者の一戦は、ACL争いの行方を占う重要な直接対決となる。
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◆大岩監督の人選は〜鹿島アントラーズ〜
▽クラブとして悲願のACL優勝に初の決勝まで勝ち進み、気運高まる鹿島。だが、11月3日にホームで行われる決勝第1戦の前に行われる今節は来シーズンのACL出場権を争うC大阪が相手であり、かなり重要度の高い一戦だ。ただ、鹿島は現在、ACL決勝に勝ち進んだものの、直近の公式戦5試合で勝利なし。調子は良くない。今節のC大阪戦は叩いておかなければならない相手だが、わずか2週間ほどで4試合予定の過密日程下にあることやACL決勝を控える状況を考えると、無理も禁物。大岩剛監督の人選に注目が集まる。◆二兎を追う相手の隙を〜セレッソ大阪〜
▽前節のFC東京戦をMF清武弘嗣の得点で勝ち切り、4試合ぶりの勝利を収めたC大阪。鹿島と同じくリーグ優勝の芽こそ潰えた状況だが、来シーズンのACL出場権争いに弾みをつけた。そうした中で迎える今節の相手は、ACL争いのライバルである鹿島。1試合の未消化分もあるだけに、この直接対決を制することができれば、ACL争いでだいぶ優位に立つことができる。アドバンテージのあるスケジュール面や、ACL優勝との二兎を追う状況にある鹿島の隙を突き、何としてでも勝点3を持ち帰りたいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆鹿島アントラーズ[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:クォン・スンテ
DF:小田逸稀、犬飼智也、昌子源、町田浩樹
MF:久保田和音、小笠原満男、永木亮太、田中稔也
FW:山口一真、金森健志
監督:大岩剛
▽DF内田篤人やDF伊東幸敏、MF中村充孝といった選手が故障離脱中。さらに、ACL決勝も控えるため、大幅なローテーションが用いられることになりそうだ。

◆セレッソ大阪[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:キム・ジンヒョン
DF:田中裕介、マテイ・ヨニッチ、山下達也、丸橋祐介
MF:水沼宏太、山口蛍、ソウザ、高木俊幸
FW:杉本健勇、柿谷曜一朗
監督:尹晶煥
▽勝利後の一戦だけに、あまり面子をいじりたくないところだが、清武が29日の練習中に負傷。今節の出場は微妙だ。そうなれば、MF高木俊幸が先発か。
【注目選手】
◆DF昌子源(鹿島アントラーズ)
Getty Images
▽鹿島の注目選手は、ようやく終盤戦で復帰したDF昌子源だ。前節の浦和レッズ戦で復帰後リーグ戦初出場を果たしたが、チームとして3失点。個人としてもまだまだ状態は上がり切っていない印象だ。伝統的に強い鹿島の基盤に守備の安定感があるだけに、この男の復調に期待がかかる。

◆FW杉本健勇(セレッソ大阪)
(C)CWS Brains,LTD.
▽C大阪の注目選手は、FW杉本健勇だ。自身2試合ぶりの先発を果たした先のFC東京戦だが、ストライカーとしての動きに精彩を欠いてノーゴール。シーズンを通しても、わずか4得点しか挙げられていない。今節を含む残り試合に向けても、この男の復活に注目が集まる。

◆勝ち点「2」差の両者
▽両者の勝ち点差はわずか「2」。鹿島が勝てばACL圏内の3位浮上へ、C大阪が勝てば1試合の未消化分を残して4位までジャンプアップできる一戦となる。今節注目のACL争い直接対決の行方は果たして。試合は31日に県立カシマサッカースタジアムで19時にキックオフを迎える。

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今季7ゴールの鹿島FWチャヴリッチが治療のため帰国…7月に負傷したヒザ関節および足関節脛腓じん帯損傷から回復できず

鹿島アントラーズは20日、FWアレクサンダル・チャヴリッチの帰国を発表した。 クラブの発表によると、チャヴリッチは7月20日(土)に行われた明治安田J1リーグ第24節のFC東京戦で負傷。ヒザ関節および足関節脛腓じん帯損傷と診断されていた。 4カ月が経過したものの戦列復帰はできておらず、11月18日(月)にセルビアへ帰国したとのこと。母国で治療に努めるという。 チャヴリッチは、スロバキアのスロヴァン・ブラチスラヴァから今シーズン期限付き移籍で加入。明治安田J1リーグで25試合に出場し7得点、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 2024.11.20 18:45 Wed
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ひと桁順位、ACLE権奪取…それぞれ目標を持つ京都vs鹿島は攻め合うもゴール生まれず【明治安田J1第29節】

明治安田J1リーグ第29節延期分の1試合が17日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、京都サンガF.C.vs鹿島アントラーズは0-0に終わった。 残留が決まった15位京都がACLE出場争いを演じる5位鹿島を迎え撃った一戦。京都は今夏加入で13戦11発と残留の導き手と言っていい活躍ぶりが光るラファエル・エリアスが今節もスタートから出場し、鈴木優磨が出場停止の鹿島は注目の1トップに師岡柊生を抜擢した。 立ち上がりこそ鹿島が押し込む形を作るが、残留が決まった今、22年ぶりのJ1ひと桁順位フィニッシュを目指す京都も徐々に押し返し、9分にまずチャンス。高い位置でのボール奪取をカウンターにつなげ、川崎颯太が右足フィニッシュを放つが、相手GKの正面を突く。 続く19分にも平戸太貴とマルコ・トゥーリオが立て続けにフィニッシュに持ち込み、攻めに転じる京都は20分に敵陣左でのボール回収から佐藤響が折り返し、ラファエル・エリアスが足を振るシーンも。その後もラファエル・エリアスがミドルを狙ったりと前がかる。 鹿島も前半の終盤にかけて師岡が起点作りに徹するなどで攻め返すが、0-0でハーフタイムに。後半から田川亨介を送り込み、こじ開けにかかった鹿島だが、京都が強力3トップを起点に素早い仕掛けで効率よくゴールに向かっていき、なかなかチャンスを作れない。 そのなかで、攻め込む時間を作る鹿島は69分にバイタルエリア右からのクロスに安西が右足で合わせるが、GK太田岳志が好守。今度は78分の京都にチャンスが巡り、川崎の縦パスで前を向いたラファエル・エリアスがバイタルエリア中央から左足を振るも左に外れる。 82分にもラファエル・エリアスが左からの折り返しに徹すると、福岡慎平がワンタッチで合わせるが、ここも相手GKの正面。続く86に左からの折り返しにボックス中央に差しかかったところで反応した知念が振り向きざまのフィニッシュに持ち込むが、これもネットを揺らせず。 その後も鹿島にターレス・ブレーネルの決定機があったりと最後まで攻めの姿勢を貫いた両者だが、互いに2試合連続のドローに。京都は暫定13位に浮上した一方で、5位で変わらずの鹿島は1ポイント差の4位ガンバ大阪を抜けず、3位FC町田ゼルビアに4ポイント差となった。 京都サンガF.C. 0-0 鹿島アントラーズ <span class="paragraph-title">【動画】鹿島の攻撃に太田岳志が立ちはだかる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">試合終盤、太田岳志がチームを救うビッグセーブ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%B2%B3%E5%BF%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#太田岳志</a> <a href="https://t.co/XE036iyhAQ">pic.twitter.com/XE036iyhAQ</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1858047850770477452?ref_src=twsrc%5Etfw">November 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.17 16:13 Sun
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帰化&中国代表入りに向かう元J1鹿島のセルジーニョ、現役代表選手を多数擁する北京国安に移籍へ

「帰化して中国代表入りへ」と伝えられる元鹿島アントラーズのブラジル人MFセルジーニョ(29)は、所属する長春亜泰を退団する可能性が強まっているとのことだ。 セルジーニョは2018〜19年にJ1鹿島でプレーし、攻撃の中心として活躍。2020年から中国スーパーリーグ(超級)の長春亜泰へ移籍し、現在では背番号「10」のキャプテンとして、チームの不沈を左右する存在となっている。 中国在住は5年…このところ帰化しての中国代表入りが伝えられるわけだが、実現するか否かの前に、クラブキャリアで移籍へ。中国『東方体育日報』によると、北京国安、成都蓉城がセルジーニョの獲得に乗り出しているそうだ。 どうやら、多数の現役中国代表選手を擁する北京国安への移籍に近い模様。 北京国安は元アーセナルの“帰化組”元中国代表MFニコ・イェナリス(31/李可)が退団し、中国からも離れることが決定的に。現地の言葉でいう「帰化組市場」の本命ターゲットとして、セルジーニョに白羽の矢が立ったそうだ。 北京国安は11月の中国代表に、FWチャン・ユーニンら所属選手6名を送り込んでいる。 2024.11.09 13:15 Sat
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上位争い鹿島に痛手…チャヴリッチが膝関節および足関節脛腓じん帯損傷で離脱

鹿島アントラーズは23日、FWアレクサンダル・チャヴリッチの負傷を報告した。 チャヴリッチは20日に行われた明治安田J1リーグ第24節のFC東京戦で負傷。チームドクターが検査したところ、膝関節および足関節脛腓じん帯損傷と診断されたとのことだ。なお、治療期間については公表していない。 チャヴリッチはバナト・ズレニャニン、OFKベオグラード、ヘンク、オーフス、スロヴァン・ブラチスラヴァなどでのプレーを経て、今シーズンに鹿島へ期限付き移籍で加入。ここまでJ1リーグ24試合出場7ゴール3アシスト、YBCルヴァンカップ1試合出場、天皇杯2試合出場2ゴールの成績を残していた。 2024.07.23 16:40 Tue

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