ミランがヴェンゲルの新天地に?

2018.10.26 22:10 Fri
Getty Images
▽今後の去就に注目が集まるフランス人名将のアーセン・ヴェンゲル氏(68)。複数の新天地候補が取り沙汰されてきたが、ここに新たにミランが加わった。

▽ミランは、21日に行われたセリエA第9節のインテル戦に続き、26日に行われたヨーロッパリーグのベティス戦も敗れて公式戦2連敗。これにより、ガットゥーゾ監督の進退はより危うい状況に陥っているという。

▽イタリア『La Repubblica』によれば、後任としてアントニオ・コンテ氏やロベルト・ドナドーニ氏が取り沙汰されてきたミランだが、宙に浮いたままであるヴェンゲル氏の動向も注視している模様だ。
▽そこには、12月に最高経営責任者(CEO)としてアーセナルから加わるイヴァン・ガジディス氏の存在や、ミランオーナーのポール・シンガー氏がガナーズファンであることも関係しているとみられる。

▽ヴェンゲル氏は、1995年〜1996年10月まで名古屋グランパスエイト(現・名古屋グランパス)を率い、その後にアーセナルの監督として約22年間にわたる長期政権を築城。2003-04シーズンの無敗優勝を含む3度のプレミアリーグ制覇や、7度のFAカップ優勝に貢献したが、2017-18シーズン限りでアーセナルに別れを告げた。

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