ユーベに激震! 敏腕GMマロッタが来月で退任…

2018.09.30 12:40 Sun
Getty Images
ユベントスでゼネラル・マネージャー(GM)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が来月25日限りで同職を退任することを発表した。イタリア『RAI』が伝えている。
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▽1970年代後半からサッカークラブの経営に携わってきたマロッタ氏は、ベネツィアやアタランタ、サンプドリアのGMを歴任。その後、2010年にカルチョポリによる2部降格から巻き返しを図るユベントスのGMに就任した。▽幅広い人脈と卓越した交渉力に加え、現場との連携に長けたマロッタ氏は、後にクラブにセリエA7連覇をもたらすことになるアントニオ・コンテ前監督、マッシミリアーノ・アッレグリ現監督の招へい。また、ここ最近の移籍市場では多くのビッグクラブとの争奪戦を制し、多くの有能なタレントを獲得。クラブの現黄金時代の礎を築いた敏腕GMだ。
▽だが、マロッタ氏は29日、自身が来月限りでGMの座を降りることを明かした。

「私がこの事実を発表したいのは、月曜日に発表されるディレクター陣のリストに私は入っていないからだ。誰かが何かの物語を作ろうとする前に、ニュースとして与えるべきであると思った。契約の期日が10月25日であり、それは更新されない」
▽なお、マロッタ氏がユベントスを去る理由に関しては本人の意思ではなく、アンドレア・アニェッリ会長の意向であるという。アニェッリ会長はマロッタ氏の右腕として活躍してきたファビオパラティーチSD(スポーツ・ディレクター)の手腕をより高く評価しており、マンチェスター・ユナイテッドなど他クラブからの引き抜きが噂される同SDの慰留のためにGMへの昇格を検討している模様。あるいはクラブOBで昨季限りでレアル・マドリーを退団したジネディーヌ・ジダン氏をマロッタ氏の後任に据えることを考えているようだ。

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