RFEF会長がラ・リーガ会長をファシズム批判! スペインサッカー界のトップ同士が対立
2018.09.08 14:50 Sat
▽スペインサッカー協会(RFEF)のルイス・マヌエル・ルビアレス会長が、ラ・リーガのハビエル・テバス会長を批判している。スペイン『アス』が、イギリス『デイリー・メール』での発言を引用して報じた。
▽ラ・リーガは先月16日、多国籍メディアグループ『RELEVENT』と共にアメリカとカナダでのサッカーを推進する「La Liga North America」という新組織を立ち上げたことを発表。同時に、レギュラーシーズンの試合をアメリカなどの欧州以外で開催する計画を明かした。
▽すると、上記の計画に関して選手側は猛反発。スペインサッカー選手協会(AFE)の下、リーガエスパニョーラ全クラブのキャプテンが集合し、満場一致で不服を示した。ストライキも辞さないという意見まで飛び出している状況だ。
▽しかしその一方で、リーガエスパニョーラ第21節、ホームでのバルセロナ戦がアメリカ開催の候補とされているジローナは、ラ・リーガの計画を受け入れるとする声明を発表。とはいえ、詳細は詰められておらず、決定には至っていないことも伝えられている。
▽混乱を巻き起こしているラ・リーガの決定について、ルビアレス会長を「他国への侵略でさえある」と強く批判している。
「彼は伝えるべき人を除外して話した。何か契約をしたのは気付いていたが、ラ・リーガは私たちには全く(相談を)持って来なかった」
「それは完全に尊敬の念を欠くものであり、態度の面で他者に多くを要求する会長がそれなのは理解できない。率直に言えば、彼自身の振る舞いには多くの要望が残されている」
「私は契約を見ていないから多くは語れない。だが、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長には伝えるだろう。それぞれの国の国内リーグを守りたいと、そしてリーグ戦を他国でやろういうのは、その国への侵略でさえあると」
「国内リーグでの試合と親善試合は違う。このような決断を協会や選手たちなしに下すのは不可能だ。彼はみんなをのけ者にした」
「彼は、民間企業と15年間の契約を結ぶという火遊びに手を出した。確かにその意気は良かった。だが、間違いなく彼のやり方は不快だ」
▽スペインサッカー界のトップ同士が対立することとなった今回の一件。ルビアレス会長は国際サッカー連盟(FIFA)を介入させる旨の発言もしたが、民間企業との契約も絡んだ複雑な騒動に収集は付くのだろうか。
▽ラ・リーガは先月16日、多国籍メディアグループ『RELEVENT』と共にアメリカとカナダでのサッカーを推進する「La Liga North America」という新組織を立ち上げたことを発表。同時に、レギュラーシーズンの試合をアメリカなどの欧州以外で開催する計画を明かした。
▽すると、上記の計画に関して選手側は猛反発。スペインサッカー選手協会(AFE)の下、リーガエスパニョーラ全クラブのキャプテンが集合し、満場一致で不服を示した。ストライキも辞さないという意見まで飛び出している状況だ。
▽混乱を巻き起こしているラ・リーガの決定について、ルビアレス会長を「他国への侵略でさえある」と強く批判している。
「私はとても礼儀正しくありたい。RFEFを尊重しないラ・リーガとは違ってね」
「彼は伝えるべき人を除外して話した。何か契約をしたのは気付いていたが、ラ・リーガは私たちには全く(相談を)持って来なかった」
「それは完全に尊敬の念を欠くものであり、態度の面で他者に多くを要求する会長がそれなのは理解できない。率直に言えば、彼自身の振る舞いには多くの要望が残されている」
「私は契約を見ていないから多くは語れない。だが、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長には伝えるだろう。それぞれの国の国内リーグを守りたいと、そしてリーグ戦を他国でやろういうのは、その国への侵略でさえあると」
「国内リーグでの試合と親善試合は違う。このような決断を協会や選手たちなしに下すのは不可能だ。彼はみんなをのけ者にした」
「彼は、民間企業と15年間の契約を結ぶという火遊びに手を出した。確かにその意気は良かった。だが、間違いなく彼のやり方は不快だ」
▽スペインサッカー界のトップ同士が対立することとなった今回の一件。ルビアレス会長は国際サッカー連盟(FIFA)を介入させる旨の発言もしたが、民間企業との契約も絡んだ複雑な騒動に収集は付くのだろうか。
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