エリクセンの延長交渉が長期難航 高額給与要求が原因か
2018.08.25 14:15 Sat
▽イギリス『デイリー・メール』は、トッテナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(26)の契約更新交渉が滞っていると報じた。
▽2013年夏にトッテナム入りして以降、絶対的な司令塔に君臨するエリクセン。2020年まで現行契約を残す中、クラブとの延長交渉が6カ月間にわたって続けられているとみられるが、いまだ決着に至っていない模様だ。
▽その原因として、エリクセンがイングランド代表FWハリー・ケイン(25)や、フランス代表GKウーゴ・ロリス(31)らに匹敵する高額給与をトッテナム側に求めていることが交渉停滞を引き起こしているとみられる。
▽なお、今年6月に新契約を結んだケインの週給は、ボーナスを含めて推定30万ポンド(約4200万円)。レアル・マドリーやバルセロナの関心を集めるエリクセンだが、トッテナムは折り合いをつけることができるのだろうか。
▽2013年夏にトッテナム入りして以降、絶対的な司令塔に君臨するエリクセン。2020年まで現行契約を残す中、クラブとの延長交渉が6カ月間にわたって続けられているとみられるが、いまだ決着に至っていない模様だ。
▽その原因として、エリクセンがイングランド代表FWハリー・ケイン(25)や、フランス代表GKウーゴ・ロリス(31)らに匹敵する高額給与をトッテナム側に求めていることが交渉停滞を引き起こしているとみられる。
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