バルセロナ、ビダル強奪か 個人合意の様相

2018.08.03 08:25 Fri
Getty Images
▽スペイン『マルカ』は、バイエルンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(31)のバルセロナ移籍を報じた。

▽『マルカ』がスペイン『RAC1』を情報源に伝えたところによれば、ビダルは、バルセロナと個人合意。バルセロナの指揮を執るエルネスト・バルベルデ監督は今夏、広州恒大に復帰したブラジル代表MFパウリーニョの後釜として、チリ人ファイターを迎え入れるという。

▽ビダルは2015年夏、ユベントスからバイエルンに移籍。3度のブンデスリーガ制覇を経験するなど不動の地位を確立した。だが、バイエルンは今夏、シャルケからドイツ代表MFレオン・ゴレツカを獲得したため、ビダルを取り巻く状況が悪化。移籍の噂が加熱している。
▽バルセロナは今夏、ローマと移籍合意済みのブラジル人FWマウコムを奪う形で獲得。インテル移籍目前だったビダルにおいても、獲得となれば、またしても土壇場で取引をまとめ上げたことになる。

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