アリソンの退団決定的もローマFWは強気の姿勢…主力が続々退団も立ち直ってきた過去

2018.07.19 14:55 Thu
ローマに所属するディエゴ・ペロッティはGKアリソンの退団について大きな損失になると認めつつ、クラブは立ち直ることができると主張している。イタリア『スカイ』が報じた。

アリソンは昨シーズン、セリエA37試合でわずか28失点とチームの堅守に貢献。チャンピオンズリーグの準決勝進出の立役者ともなったが、今夏はリバプール行きが濃厚となっている。6700万ポンド(約98億8000万円)で合意に至っているとも伝えられ、正式発表も間もなくとのこと。

昨シーズンはモハメド・サラーを失い、さらに今夏はラジャ・ナインゴランの放出が決まったローマにとっては、さらなる主力の流出となる。それでも、ペロッティはクラブがこの苦境にも対処できると話す。

「アリソンは僕らにとって本当に重要なキーパーだった。多くのセーブでポイントと試合を勝ち取ってくれた。しかし、これがフットボールの世界だ。チームはあらゆる方面で改善のために動いている。シーズンの終わりまでどうなるか見てみよう」

「確かにアリソンは素晴らしいやつだし、ロッカールームでも強い影響力を持っていたから大きな損失だ。彼が行ってしまうのは残念だけど、人生もそういうものだ。サラーもナインゴランも去ったが、ローマは進み続ける。昨シーズンと同じようにしないとね」

ローマは主力を放出している一方で、ハビエル・パストーレ、ユースティン・クライファート、ダビデ・サントンなどを獲得している。

近年はサラーの他にもミラレム・ピャニッチやフランチェスコ・トッティの引退など、多くのスターを失ってきたローマだが、2013-14シーズン以降は4位以下を取ったことがない。


提供:goal.com

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