アーセナルOB、ライバルに助言「チェルシーにとってジルーは最高のオプション」
2018.01.22 22:19 Mon
かつてアーセナルでプレーしていた元イングランド代表レイ・パーラー氏は、FWオリヴィエ・ジルーこそがチェルシーのストライカー不足解消の最善策だと考えているようだ。『スカイスポーツ』が報じた。
チェルシーは今シーズン開幕前にレアル・マドリーからFWアルバロ・モラタを獲得。しかし、ケガや疲労による欠場が多く見られ、FWの補強が急がれる。ここまではウェスト・ハムFWアンディ・キャロルやストーク・シティFWピーター・クラウチの名前が候補として挙がっている。
一方、2012年にアーセナルに加入して以来、エースストライカーとして活躍してきたジルー。しかし、今季はクラブ史上最高額の移籍金で加入したアレクサンドル・ラカゼットにポジションを奪われている。さらにクラブはボルシア・ドルトムントFWピエール・エメリク・オーバメヤンの獲得もうわさされており、その補償の一部としてジルーのレンタル移籍が含まれているとも言われている。
そこでFWの補強を目指す昨季プレミアリーグ王者にとって、ガナーズでの居場所を失ったフランス代表FWこそが最高の選択肢だと、アーセナルOBであるレイ・パーラーが提案した。
「ジルーこそ最高のオプションだ。アーセナルがまたライバルチームに選手を提供するかが問題だが、チェルシーが十分な額を提示すれば可能性はあるだろう。なにより、ジルーにとってはロンドンに留まることができるという大きなメリットがある。ペトル・チェフのケースと同じようにね」
アーセナルはすでにテオ・ウォルコットを放出し、アレクシス・サンチェスも移籍は決定的と見られている。ガナーズがさらにFWを減らすことはあるのだろうか。アーセナルで150試合以上の出場を誇る元エースストライカーの去就に注目が集まる。
提供:goal.com
チェルシーは今シーズン開幕前にレアル・マドリーからFWアルバロ・モラタを獲得。しかし、ケガや疲労による欠場が多く見られ、FWの補強が急がれる。ここまではウェスト・ハムFWアンディ・キャロルやストーク・シティFWピーター・クラウチの名前が候補として挙がっている。
一方、2012年にアーセナルに加入して以来、エースストライカーとして活躍してきたジルー。しかし、今季はクラブ史上最高額の移籍金で加入したアレクサンドル・ラカゼットにポジションを奪われている。さらにクラブはボルシア・ドルトムントFWピエール・エメリク・オーバメヤンの獲得もうわさされており、その補償の一部としてジルーのレンタル移籍が含まれているとも言われている。
そこでFWの補強を目指す昨季プレミアリーグ王者にとって、ガナーズでの居場所を失ったフランス代表FWこそが最高の選択肢だと、アーセナルOBであるレイ・パーラーが提案した。
「ジルーこそ最高のオプションだ。アーセナルがまたライバルチームに選手を提供するかが問題だが、チェルシーが十分な額を提示すれば可能性はあるだろう。なにより、ジルーにとってはロンドンに留まることができるという大きなメリットがある。ペトル・チェフのケースと同じようにね」
アーセナルはすでにテオ・ウォルコットを放出し、アレクシス・サンチェスも移籍は決定的と見られている。ガナーズがさらにFWを減らすことはあるのだろうか。アーセナルで150試合以上の出場を誇る元エースストライカーの去就に注目が集まる。
提供:goal.com
オリヴィエ・ジルーの関連記事
アーセナルの関連記事
記事をさがす
|
オリヴィエ・ジルーの人気記事ランキング
1
ジルーがイブラヒモビッチとの関係性を明かす「良い関係だが王様は一人」
ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、FWズラタン・イブラヒモビッチとの関係性について語った。 今夏の移籍市場でチェルシーからミランに加入したジルー。チェルシーではスーパーサブ的な立ち位置だったが、ミランでは主力として活躍。ここまで7試合に出場しているセリエAでは5試合が先発出場で、すでに4ゴールを記録している。 新天地で順調なデビューを切ったジルーだが、気になるのはイブラヒモビッチとの関係性。フランス『レキップ』のインタビューでは、同じポジションとして良好なライバル関係にあるとしながらも、やはり明確な上下関係が出来上がっていることを明かした。 「ミランと契約を結んだとき、監督は僕にイブラとの共存をどう思うか尋ねてきた。彼と同じチームになれると思ってなかったけど、準備ができていなければ僕はこのオフィスには来てないよ!ってその時言ったのさ。イブラに対して恐怖心なんてないよ」 「これは彼の近くで成長し、経験豊富な選手から学ぶチャンスでもあるんだ。イブラはリーダーだ。僕たちはお互いを補完し、プレー時間を共有することができるはずだ」 「彼のカリスマ性、ロッカールームでの存在感、そしてピッチ上でのリーダーシップは普通の選手の比じゃない。僕がここにいるのは、付加価値や経験を得るためでもある」 「だけど重要なことは、二人とも競争とトロフィーに飢えているということ。僕たちは断固とした姿勢を保ち、補完し合う。僕たちは何でも話し合うし、何にも話さないこともある。彼は堂々としていて、尊敬されている男だよ」 「彼もまた、重要なタイトルを勝ち取り、高いレベルを維持する選手として僕をリスペクトしていると思う。彼自身がそうであるようにね」 「だけど、彼は誰がボスなのかはっきりさせておくことを絶対に忘れないんだ! 僕が加入した時、『君は優れた新人だが、キングは一人しかいない。俺だ』って言われたよ」 2021.11.06 18:50 Sat2
世界に通用!日本代表DF槙野智章がイタリア『GQ』のW杯髪型特集5人に選出
▽ファッション誌『GQ イタリア』が、ロシア・ワールドカップを特集。ベストヘアカットを選ぶ中、日本代表DF槙野智章が選出された。 ▽『GQ』が選出したのは、槙野のほか、イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークやスイス代表MFヴァロン・ベーラミ、フランス代表FWオリヴィエ・ジルー、アイスランド代表MFルリク・ギスラソンを選出。W杯出場選手の5名に槙野が入ることとなった。 ▽槙野の髪型は、「MAD MEN(マッドメン)」と紹介され、同名の1960年代のニューヨークの広告業界を描いたアメリカのテレビドラマシリーズになぞらえたもの。「明確なビンテージのヘアスタイルで、高校の卒業アルバムのようだ」と紹介されている。 ▽さらに、「我々はこの見た目を好ましく思っている。なぜなら、このエレガントな東洋のディフェンダーの多くの同僚が選ぶヘアスタイルの平均から離れているからだ」と評価されている。 ▽その他、ロフタス=チークは「整った顔に短い髪、手入れされたひげは好青年」、ベーラミは「90年代に愛され流行ったもの」、ジルーは「男らしさ溢れる髪型」、ギスラソンは「ベッカムを想起されるものだった」と評価されている。 ▽試合出場はポーランド代表戦の1試合に留まった槙野だが、ヘディングしても崩れないこだわりの髪型は世界にインパクトを与えたようだ。 2018.07.17 21:48 Tue3
過小評価されがちなジルー、自身のキャリアには満足 「若者が夢見るようなFWではないが…」
ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが多くのタイトルを獲得してきた自身のキャリアを振り返った。イギリス『ミラー』が伝えている。 これまでアーセナルやチェルシーでプレーしてきたジルーは、今夏にミランへ移籍。2012年にアーセナルへ加入して以来、9年間で255試合に出場して90ゴール32アシストの成績を残したプレミアリーグから離れることになった。 アーセナルではFAカップ、チェルシーではチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、FAカップ優勝に貢献し、フランス代表ではワールドカップ(W杯)を制するなどタイトルコレクターであるジルーだが、クラブでは決定力を疑問視され、スーパーサブ扱いされることも多く、常にストライカーの補強は噂されてきた。 『ミラー』のインタビューを受けたジルーはそうした扱いに心を痛めたこともあったと告白。そのうえで、自身のキャリアについては満足していると語った。 「もちろん、痛みはあるさ。僕も感情のある人間だ。重要なのは、SNSでの人々の言葉を意識しないことだね。とはいえ、僕の記録は悪くないだろう? 自分ではとても満足しているよ」 「僕の人生は、皆が自分を少し過小評価しているのではないかと尋ねることばかりだった。それは、僕が若者にとって憧れとなるようなスキルを持つセンターフォワードではないこともあるだろうね」 「でも、もっとも重要なのは非常に効率的であることだと思う。ストライカーはどれだけ多くのゴールを決めたかというデータで判断されがちだが、僕は他人がやらないプレッシングや汚れ作業を喜んでやる。僕にとってそれは、とても重要なことだと思うからね」 また、ジルーは多くのタイトルを獲得してきたキャリアのなかでも、2018年のロシアW杯での優勝が特別だったとコメント。選手としての自信を植え付けてくれたと振り返っている。 「キャリアを始めたときには想像もできなかったような、多くのものを勝ち取ってきた。今振り返ってみてもとても誇りに思う。W杯で優勝できたこと以上の幸せはないよ」 「僕はネルソン・マンデラの『成功したかどうかで判断するのではなく、何度立ち上がったかで判断しろ』という言葉が好きだ。このモチベーションを利用して、その後の日々をより良いものにしていく必要がある」 「W杯で優勝すれば、選手として世界の頂点に立つことができる。自分は恵まれていると感じられたし、選手として最高の気分だった」 「W杯のようなタイトルを手にすれば自信がつく。自分を信じることもできるようになるね。僕は決して自信過剰ではなく、地に足をつけて行動する性格だ。でも、あの優勝の後は、人々も僕を違った目で見てくれたかもね」 2021.10.15 13:26 Fri4
前線にベテランとケガがちな選手が多いミラン、今冬も23歳ノア・ラング獲得に本腰か
ミランが今冬もクラブ・ブルージュのオランダ代表MFノア・ラング(23)の獲得に乗り出す考えのようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じている。 ミランはセリエA6試合を終え、首位ナポリと同勝ち点の3位と順調な滑り出し。スクデットを獲得した昨季のチームをベースにベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエルなどを加えたスカッドは、連覇を目指す上で十分な戦力と言える。 しかし、前線にはベテランとケガがちな選手が多く、少なからず不安もある模様。フランス代表FWオリヴィエ・ジルーは35歳で、リハビリに励む元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは来月で41歳。どちらも計算できる戦力だが、フル稼働が難しいのは明白だ。 さらに現在、最前線と左サイドでプレーするクロアチア代表FWアンテ・レビッチがヘルニアの治療中、ベルギー代表FWディヴォク・オリジは筋肉系トラブルで第7節ナポリ戦までの欠場が決定的だという。両名は昨季もケガに悩まされたプレーヤーだ。 こういった背景があり、ミランは今冬にラングを獲得したい考え。ラングは前線ならどこでもプレー可能というアタッカーで、ミランは今夏も獲得に本腰を入れていた。 2020年10月から在籍するクラブ・ブルージュでは、ジュピラー・プロ・リーグ通算60試合22得点20アシストを記録しており、同リーグ屈指のタレントとして様々なクラブが獲得に興味を示している。 2022.09.12 21:38 Mon5
「マジで凄いセーブ」「サッカー史に残るプレー」フランス代表最多得点記録のFWジルーが急造GKで衝撃的なスーパーセーブに称賛の嵐!「判断と勇気に脱帽」
ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーのスーパープレーに称賛の嵐が起こっている。 7日、セリエA第8節でミランはアウェイでジェノアと対戦した。 インテルとのミラノダービーでは5失点の完敗を喫したミランだが、今シーズンの公式戦ではその1敗のみ。セリエAでは、6勝1敗で首位を走っていた。 そんな中迎えたジェノア戦では、かなり苦しい展開となりゴールが生まれず。それでも87分にアメリカ代表FWクリスティアン・プリシックのゴールで先制する。 連勝を4に伸ばすかと思われた中、後半アディショナルタイムにGKマイク・メニャンが一発退場。ボックス外でのルーズボールを競り合う際のプレーが退場となった。 しかし、ミランは既に5選手を交代。GKが居ない中で代わりにゴールマウスを守ったのはなんとジルーだった。 66分に途中出場したジルー。アディショナルタイムの残り数分のプレーになるかと思われたが、まさかの大ピンチが訪れる。 すると迎えた104分、ジェノアは前につなぐと、カレブ・エクバンがヒールでラインの裏へパス。これに走り込んだゲオルゲ・プスカシュがシュートに行く中、ジルーは勇気を持って前に出ることを選択。交錯しかけた中で手を出してシュートを打たせないと、ルーズボールに対してもすぐに起き上がってキャッチ。急造GKとは思えないパフォーマンスを見せた。 フランス代表では歴代最多ゴール記録を持つジルーが、ゴールを守る仕事でもチームに貢献。ミランは勝利の瞬間にジルーの元に駆け寄って祝福していた。 このプレーにファンは「飛び出し判断と勇気に脱帽」、「すぐキャッチに行ったのも素晴らしい」、「完璧すぎる飛び出し」、「闘志だけで行ってるのもカッコいい」、「マジで凄いセーブ」、「スーパーセーブすぎる」、「みんなが駆け寄ってくるのがまた良い」、「これはサッカー史に残るプレー」、「一生に一度見られるかどうか」とコメントしている。 <span class="paragraph-title">【動画】見逃し厳禁!エースFWが正真正銘のスーパーセーブ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LwsLxMV_QL0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.08 23:20 Sunアーセナルの人気記事ランキング
1
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon2
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun3
アーセナル主将ウーデゴールがパパに! パートナーとともに第一子誕生を公表
アーセナルのキャプテンがパパになった。 ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(25)は今年8月、自身のインスタグラムでパートナーであるプロダンサーのヘレン・スピリング(28)とのマタニティフォトを公開。その後、結婚が明らかになるなか、2人は6日にそれぞれのインスタグラムで子供の手を取り合う写真をアップし、今月1日に第一子誕生を公表した。 ウーデゴールは妻が出産する前日の11月30日に行われたプレミアリーグのウェストハム戦でPKチャンスからゴールを決め、おしゃぶりパフォーマンスを披露。ドイツ代表MFカイ・ハヴァーツがパートナーとの間に子供を授かったのを公表したことに対するものとされたが、妻への前祝いの意味もあったのかもしれない。 2021年冬のアーセナル入りがヒットし、今や司令塔でありながら主将も担うウーデゴール。プライベートでは父親にもなり、ピッチ内外で充実した日々を過ごしている。 <span class="paragraph-title">【画像】ウーデゴールとパートナーのマタニティフォト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Martin Ødegaard(@odegaard.98)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.12.07 18:30 Sat4
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu5