柴崎と乾によるリーガ史上初の日本人対決はすれ違いでピッチ内競演ならず…PK失敗エイバルはドローで連勝ストップ《リーガエスパニョーラ》
2017.12.09 22:58 Sat
▽リーガエスパニョーラ第15節、ヘタフェvsエイバルが9日にコリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ヘタフェのMF柴崎岳は74分から途中出場した。エイバルのMF乾貴士は先発出場し63分までプレーした。
▽リーガ史上初の日本人対決が期待されたMF柴崎岳擁する8位のヘタフェ(勝ち点19)と、MF乾貴士を擁する13位のエイバル(勝ち点17)の一戦。
▽前節、数的不利を強いられながらも2位バレンシアに今季初黒星を与える金星を挙げたヘタフェ。ホームで連勝を目指す今節では9月に行われた第4節バルセロナ戦以降、欠場が続いていた柴崎が11試合ぶりのベンチメンバー入りを果たした。
▽一方、これまでの得点力不足が嘘のように3試合連続複数得点で3連勝中のエイバルは今季初ゴールを狙う乾が6試合連続で先発出場を果たした。
▽試合前に乾と柴崎、スペイン人フィギュアスケーターのハビエル・フェルナンデスがキックインセレモニーを行うなど、リーガ史上初の日本人対決に注目が集まった一戦。だが、試合開始直後から中盤での潰し合いが目立ち、クローズな展開が続く。
▽互いに見せ場を作れないまま、ゴールレスで折り返した試合は、後半立ち上がりに動きを見せる。52分、ボックス内でシュート体勢に入ったセルジ・エンリクがDFに倒されてPKを獲得。だが、この場面でキッカーのホルダンがやや足を滑らせてシュートをクロスバーの上に外してしまう。
▽相手のPK失敗に救われたヘタフェは63分、後半最初の決定機。相手GKドミトロビッチが前に出て弾いたボールを拾ったファイルが無人のゴールに向けてミドルシュートを放つが、これはわずかに枠の左に外れる。
▽一方、流れを変えたいエイバルは63分、後半立ち上がりにカードをもらっていたうえ、やや相手の守備に苦戦していた乾を下げてベベを投入。これにより、ピッチ内でのリーガ史上初の日本人対決はエイバルホームで行われる次回対戦に持ち越されることになった。それでも、エイバルは69分、ボックス手前でパスを受けたセルジ・エンリクが際どいシュートを放つ。しかし、枠の左隅を捉えたボールは相手GKグアイタの好守に阻まれた。
▽乾の交代から11分後、ヘタフェベンチが動く。74分、ポルティージョに代わって柴崎が約3カ月ぶりにピッチに入る。左サイドに入った柴崎は負傷明けの感じさせない堅実なプレーでリズムを作る。
▽試合終盤にかけてはヘタフェの時間が続くもファイルの直接FKや後半アディショナルタイムのラセンの胸トラップからのボレーが相手GKの好守に阻まれ、試合はこのままタイムアップ。互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。
▽リーガ史上初の日本人対決が期待されたMF柴崎岳擁する8位のヘタフェ(勝ち点19)と、MF乾貴士を擁する13位のエイバル(勝ち点17)の一戦。
▽前節、数的不利を強いられながらも2位バレンシアに今季初黒星を与える金星を挙げたヘタフェ。ホームで連勝を目指す今節では9月に行われた第4節バルセロナ戦以降、欠場が続いていた柴崎が11試合ぶりのベンチメンバー入りを果たした。
▽試合前に乾と柴崎、スペイン人フィギュアスケーターのハビエル・フェルナンデスがキックインセレモニーを行うなど、リーガ史上初の日本人対決に注目が集まった一戦。だが、試合開始直後から中盤での潰し合いが目立ち、クローズな展開が続く。
▽時間の経過とともに押し込み始めるエイバルは、右サイドを突破したアレホがクロスバーを掠めるシュート。35分にはボックス左で収めた乾がシュートを狙うが、ここは相手DFにブロックされる。
▽互いに見せ場を作れないまま、ゴールレスで折り返した試合は、後半立ち上がりに動きを見せる。52分、ボックス内でシュート体勢に入ったセルジ・エンリクがDFに倒されてPKを獲得。だが、この場面でキッカーのホルダンがやや足を滑らせてシュートをクロスバーの上に外してしまう。
▽相手のPK失敗に救われたヘタフェは63分、後半最初の決定機。相手GKドミトロビッチが前に出て弾いたボールを拾ったファイルが無人のゴールに向けてミドルシュートを放つが、これはわずかに枠の左に外れる。
▽一方、流れを変えたいエイバルは63分、後半立ち上がりにカードをもらっていたうえ、やや相手の守備に苦戦していた乾を下げてベベを投入。これにより、ピッチ内でのリーガ史上初の日本人対決はエイバルホームで行われる次回対戦に持ち越されることになった。それでも、エイバルは69分、ボックス手前でパスを受けたセルジ・エンリクが際どいシュートを放つ。しかし、枠の左隅を捉えたボールは相手GKグアイタの好守に阻まれた。
▽乾の交代から11分後、ヘタフェベンチが動く。74分、ポルティージョに代わって柴崎が約3カ月ぶりにピッチに入る。左サイドに入った柴崎は負傷明けの感じさせない堅実なプレーでリズムを作る。
▽試合終盤にかけてはヘタフェの時間が続くもファイルの直接FKや後半アディショナルタイムのラセンの胸トラップからのボレーが相手GKの好守に阻まれ、試合はこのままタイムアップ。互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。
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