キング・カントナ、今度はPSGをディスる
2017.11.24 09:46 Fri
▽かつてマンチェスター・ユナイテッドやフランス代表で活躍したエリック・カントナ氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)への皮肉を口にした。スペイン『マルカ』が報じている。
▽“キング”の愛称で親しまれているカントナ氏は、現役時代にマルセイユやボルドー、モンペリエなどリーグ・アンのクラブでプレー。1992年にリーズに加入すると、同年にはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、5シーズンに渡ってプレー。その間にプレミアリーグを4回、FAカップを3回、コミュニティーシールドを3回制するなど、クラブのタイトル獲得に貢献した。
▽そんなカントナ氏は先日、今夏の移籍市場でバルセロナからPSGに加入したブラジル代表FWネイマールについて言及。「ブラジル代表やバルセロナと言ったトップレベルでプレーしていた。それなのになぜリーグ・アンに移籍する必要がある」と、ネイマールの移籍について苦言を呈していた。
▽今回、『マルカ』が報じたところによると、カントナ氏はPSGについてコメントした模様。皮肉を込めて次のように語った。
「PSG。それは小さなチームだ(笑)でも彼らには潤沢な資金がある。つまり素晴らしいクラブと言うことだ」
「私はパストーレが大好きだ。彼はPSGでプレーできていない。彼の他にもベン・アルファは素晴らしい才能を持っている。しかしどちらもプレーできていない」
「パストーレは特別な選手であり、彼のボールタッチは秀逸で見ている人を驚かせる」
▽なお、パストーレはここまでリーグ戦で7試合に出場し3ゴールを奪っているが、先発した試合はわずかに4試合。一方のベン・アルファは今季出場機会を与えられていない。
▽“キング”の愛称で親しまれているカントナ氏は、現役時代にマルセイユやボルドー、モンペリエなどリーグ・アンのクラブでプレー。1992年にリーズに加入すると、同年にはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、5シーズンに渡ってプレー。その間にプレミアリーグを4回、FAカップを3回、コミュニティーシールドを3回制するなど、クラブのタイトル獲得に貢献した。
▽そんなカントナ氏は先日、今夏の移籍市場でバルセロナからPSGに加入したブラジル代表FWネイマールについて言及。「ブラジル代表やバルセロナと言ったトップレベルでプレーしていた。それなのになぜリーグ・アンに移籍する必要がある」と、ネイマールの移籍について苦言を呈していた。
「PSG。それは小さなチームだ(笑)でも彼らには潤沢な資金がある。つまり素晴らしいクラブと言うことだ」
▽カントナ氏はさらにPSGの選手起用についても言及。ここまで満足な出場機会を与えられていないアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレとフランス代表MFハテム・ベン・アルファを気に入っていることを明かした。
「私はパストーレが大好きだ。彼はPSGでプレーできていない。彼の他にもベン・アルファは素晴らしい才能を持っている。しかしどちらもプレーできていない」
「パストーレは特別な選手であり、彼のボールタッチは秀逸で見ている人を驚かせる」
▽なお、パストーレはここまでリーグ戦で7試合に出場し3ゴールを奪っているが、先発した試合はわずかに4試合。一方のベン・アルファは今季出場機会を与えられていない。
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カバーニの新背番号が「7」に決定、ユナイテッド栄光の背番号「7」の系譜を辿る
マンチェスター・ユナイテッドは6日、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの背番号を発表した。 2019-20シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団したカバーニ。今夏の移籍市場では大きな注目を集め、ベンフィカやアトレティコ・マドリーのほか、ユベントスやバルセロナも興味を示していると報じられてきた。 そんな中、移籍最終日にユナイテッド入りが決定。そして発表された背番号は「7」だった。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; "><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJkeDczSHR4biIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> マンチェスター・ユナイテッドの背番号「7」といえば、クラブを象徴する選手がつけてきた番号。北アイルランド代表として活躍したジョージ・ベスト氏やイングランド代表として活躍したブライアン・ロブソン氏が着け、プレミアリーグが創設されて以降は、フランス代表としても活躍したエリック・カントナ氏から始まり、デイビッド・ベッカム氏、世界最高峰の1人として君臨するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が着用していた。 カントナ氏、ベッカム氏、そしてC・ロナウドはファンからも愛され、名実ともにユナイテッドのエースとして君臨。輝かしい背番号「7」の系譜を継いできた。 なお、C・ロナウド以降は、マイケル・オーウェン氏、アントニオ・バレンシア(フリー)、アンヘル・ディ・マリア(PSG)、メンフィス・デパイ(リヨン)、アレクシス・サンチェス(インテル)が着けており、すぐに背番号が変更されたバレンシア以外は大きな結果を残すことはできていなかった。 ヨーロッパでも屈指の点取り屋として活躍してきたカバーニ。ユナイテッドの「7番」にふさわしい活躍ができるだろうか。 ◆プレミアリーグ発足後のユナイテッド背番号「7」 エリック・カントナ [1992/93-1996/97] 179試合81ゴール61アシスト デイビッド・ベッカム [1997/98-2002/03] 387試合85ゴール98アシスト クリスティアーノ・ロナウド [2003/04-2008/09] 292試合118ゴール69アシスト マイケル・オーウェン [2009/10-2011/12] 52試合17ゴール3アシスト アントニオ・バレンシア [2012/13-2013/14] 339試合25ゴール62アシスト アンヘル・ディ・マリア [2014-15] 32試合4ゴール12アシスト メンフィス・デパイ [2015/16-2016/17] 53試合7ゴール6アシスト アレクシス・サンチェス [2017/18-2018/19] 45試合5ゴール9アシスト エディンソン・カバーニ [2020/21〜] 2020.10.07 12:45 Wed5
C・ロナウド復帰のユナイテッド、背番号変更の特例適用をプレミアに働きかけか
マンチェスター・ユナイテッドがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの復帰を受けて、プレミアリーグに背番号変更を認めるよう働きかけているようだ。 世界を駆け巡ったC・ロナウドの12年ぶりとなるユナイテッド電撃復帰。かつてユナイテッドで公式戦通算292試合の出場で118得点69アシストの数字を収め、チャンピオンズリーグ(CL)優勝や3度のプレミアリーグ優勝に寄与した男の帰還とだけあって、その衝撃の一報がら数日が経った今もあらゆる方面から興奮冷めやらぬ様子の声が上がるが、最も注目されるのは背番号が何番になるのかだ。 C・ロナウドは2003年夏にスポルティング・リスボンからユナイテッドに加わると、元フランス代表FWエリック・カントナ氏や元イングランド代表MFのデイビッド・ベッカム氏ら名だたるレジェンドも背負ったクラブのシンボルナンバー「7」を継承。それ以降、レアル・マドリー加入初年度を除けば、ユベントス時代も含め、すべてのシーズンで背番号「7」をつけ、もはやトレードマーク化している。 C・ロナウド自身の背番号「7」に対する愛着も明らかで、自らが立ち上げるブランドの名も『CR7』。だが、ユナイテッドの背番号「7」は現在、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに割り当てられ、すでに埋まる。すでに今季が開幕した今、再び背番号「7」を背負うC・ロナウドの姿をお目にかかるにはカバーニが移籍するか、あるいはプレミアリーグの特別な承認が必要になってくる。 そんなユナイテッドがイギリス『メトロ』によると、特例の適応を認めるようプレミアリーグに要請している様子。カバーニもC・ロナウドに背番号「7」を譲るのをいとわず、代表で背負う「21」の着用を希望しているという。背番号「21」はこれまでウェールズ代表MFダニエル・ジェームズが着用する番号だったが、今夏にリーズ・ユナイテッド移籍を決断。したがって、「21」は現状、空番だ。 また、アメリカのスポーツチャンネル『ESPN』の記者を務めるデイル・ジョンソン氏は前例を主張。2012-13シーズンに背番号「25」が割り当てられ、シーズンインした元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールだが、2012年夏に元オランダ代表MFのラファエル・ファン・デル・ファールト氏がハンブルガーSVに復帰したことで「10」を受け継ぎ、新加入のフランス代表GKウーゴ・ロリスが「25」をつけた。 なお、C・ロナウドの再デビューはユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督の言葉を信じるとすれば、代表ウィーク明けの11日に本拠地で行われるプレミアリーグ第4節のニューカッスル・ユナイテッド戦。C・ロナウドが再びユナイテッドの一員としてプレーする姿だけでもファンにとって、待望の瞬間となるが、背番号問題はどのような形で折り合いがつくのだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】ユナイテッド復帰のC・ロナウド、ファーストインタビュー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJTaE9Ya1RXaSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.09.02 17:45 Thuパリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
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元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri3
「君は私が嫌いな選手の原型」、L・エンリケは追放したヴェッラッティのライフスタイルを問題視
パリ・サンジェルマン(PSG)からカタールのアル・アラビへと完全移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)だが、パリを追われた背景にはライフスタイルの問題があったようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。 2012年夏にペスカーラからPSGへと完全移籍したヴェッラッティ。以降は11年間在籍し、クラブ史上2位となる公式戦416試合に出場。在籍期間にビッグイヤー獲得はならずも、30個もの国内タイトル獲得に貢献してきた。 ただ、今シーズンから就任したルイス・エンリケ監督の下では完全に構想外となり、開幕からベンチ外が続いて先月13日にカタールへ新天地を求めることになった。 その構想外の経緯に関しては、近年稼働率の低さや高年俸、クラブとして世代交代が必要だったなどいくつかの原因が語られてきたが、一番の問題は同選手のライフスタイルの問題にあったようだ。 『Le Parisien』によると、ルイス・エンリケ監督は当初、ヴェッラッティのプレースタイルやピッチ上でのパフォーマンスを気に入っていたようだが、リクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏や既存のスタッフからの評判、プレシーズンの短期間での仕事を通じて、同選手のプロフェッショナリズムやライフスタイルの問題を把握したという。 そして、イタリア代表MFに構想外を言い渡した際には、「君は私が嫌いなプレーヤーの原型だ」との過激な言葉を伝えていたとのことだ。 ヴェッラッティは以前から体重管理の問題、過度な喫煙や飲酒といった素行面が不興を買っており、それがスペイン人指揮官の下での構想外に繋がったようだ。 2023.10.04 23:08 Wed4
ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon5