財源は底なしか!? ミランが10人目の補強選手としてベロッティ獲得に向けてオファー!!

2017.07.15 10:31 Sat
Getty Images
▽今夏の移籍市場を賑わせているミランが、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(23)獲得に向けてオファーを提示しているようだ。『フットボール・イタリア』が報じた。

▽ミランは14日、ユベントスからイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(30)を、4200万ユーロ(約54億2000万円)で獲得。年俸は800万ユーロ(約10億3000万円) +ボーナス200万ユーロで、ユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの750万ユーロを越えるセリエA最高額になる。

▽今夏の移籍市場ではボヌッチの他に、GKアントニオ・ドンナルンマ、DFマッテオ・ムサッキオ、MFフランク・ケシエ、DFリカルド・ロドリゲス、FWアンドレ・シウバ、FWファビオ・ボリーニ、MFハカン・チャルハノール、DFアンドレア・コンティを獲得するなど積極的な動きを見せている。
▽『フットボール・イタリア』によると、ミランの補強はまだ継続中のようで、トリノのエース獲得に動いているようだ。

▽報道によるとミランはすでにトリノ側にオファーを提示。4000万ユーロ(約51億6000万円)に加え、元イタリア代表DFガブリエル・パレッタ(31)、元セネガル代表FWエムバイェ・ニアン(22)を譲渡するようだ。しかしトリノはベロッティの移籍金を1億ユーロ(約129億円)に設定していると言われており、ミランのオファーでは要求額に届かないようで、今後も会談が継続されるとしている。

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サントス逸材FWのローマ行きは既定路線? 両クラブ在籍GK「1月か7月に彼と契約するだろう」

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レジェンドが一触即発!?アンリにポテチを全部食べられてしまったベッカムが話題「目が笑ってない」「絶対怒ってる」

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マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.25“アンチェロッティのピルロシステム”セリエAで圧倒/ミラン[2003-04]

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ミランがメキシコ代表FWヒメネスに関心、EL8強フェイエノールトで今季23ゴール…イタリア国籍を所持

ミランがフェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(22)に関心を寄せているようだ。 ヒメネスはメキシコに帰化したイタリア系アルゼンチン人。昨年7月にメキシコの名門クルス・アスルから移籍金400万ユーロ(約5億9000万円)でフェイエノールトへと移籍し、現在までにエールディビジで31試合15ゴール、公式戦では44試合で23ゴールを叩き出している。 チームがヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝まで駒を進めたこともあり、シーズンが進むにつれてヒメネスへの注目が集まるように。ブライトン&ホーヴ・アルビオン、セビージャ、ナポリ、フランクフルト、リールなどといった欧州5大リーグのクラブから関心を寄せられている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ヒメネスに注目しているのは上記のクラブだけにとどまらず、アトレティコ・マドリーやラツィオ、そしてミランも関心。ミランについては代理人から売り込みがあったとのことで、22日には代理人とステファノ・ピオリ監督による会談が行われたという。 どうやら代理人は、ミランが36歳の絶対的エース・フランス代表FWオリヴィエ・ジルーの後継者となり得る人材を探しているという点に目をつけたとのこと。ミランとしては、今夏の売却を進めているベルギー代表FWディヴォク・オリジ(28)の後釜というアイデアも浮かんでいるようだ。 イタリアのパスポートを所持しているために、イタリアのクラブにとっては自国の選手として扱えるヒメネス。移籍金は最低でも2000万ユーロ(約29億9000万円)が必要と考えられている。 2023.05.23 16:00 Tue

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