「絶対的なトッププレーヤー」W杯得点王のクローゼ氏が古巣対戦の前に両エースを比較

2021.02.23 12:10 Tue
Getty Images
バイエルンのアシスタントコーチを務める元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ氏が、古巣とのチャンピオンズリーグ(CL)を前に両エースを比較した。

バイエルンは23日、CLラウンド16・1stレグでラツィオとアウェイで対戦する。

現役時代は長らくドイツ代表のエースとして活躍し、バイエルン、そしてラツィオでもプレーしたクローゼ氏が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で古巣同士の対戦についてコメントした。
「チャンピオンズリーグでラツィオと対戦できることは嬉しいが、ファンなしでピッチに立たなければならない選手には申し訳なく思う。満員のスタジアムで行われるラツィオvsバイエルン以上のものは考えられない」

「ラツィオには、インモービレ、ルイス・アルベルト、コレア、ミリンコビッチ=サビッチなど優れた選手がいる。彼らは危険な武器を持っているが、バイエルンが正しいアプローチでフィールドに立てば、2つのチームの違いに気がつくだろう」
両チームの対決で注目が集まるのはエースの活躍だ。昨シーズンのセリエA得点王でありゴールデンブーツを獲得したチーロ・インモービレと、ブンデスリーガで得点王に輝いたロベルト・レヴァンドフスキが対峙する。

両チームのエースを比較しながらも、ストライカーとして活躍してきたクローゼ氏の目にはレヴァンドフスキが上だと感じているようだ。

「レヴァンドフスキは絶対的なトッププレーヤーだと思う」

「彼が素晴らしいことはわかっていたが、毎日彼を指導していて、彼には弱点がわずかしかないと言える。彼は素晴らしい両足を持ち、スピードもあり、ヘディングも強い」

「インモービレも同じように素晴らしい。彼はゴールを決めるチャンスを生み出し、素晴らしいシュートを放つが、レヴァンドフスキにはより良い何かがあり、それらが絶対的にベストなものなのかどうかはまだわからない」

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デンマークが誇るレジェンドMFレアビーがバイエルンで決めた、弾丸シュート3連発による圧巻のハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、元デンマーク代表MFセーレン・レアビー氏がバイエルンで決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆デンマークの名手レアビーが決めた圧巻のハットトリック<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJyeUZLNjZ3YyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 母国デンマークでのデビューを経て、名門アヤックスでブレイクを果たしたレアビー氏は、代表チームでも当時世界を席巻した“ダニッシュ・ダイナマイト“の一員として活躍した。 1983年から1986年までの3シーズンはバイエルンで過ごし、公式戦126試合に出場し、27ゴール18アシストを記録したレアビー氏だが、1984年8月29日に行われたブンデスリーガ第2節のブレーメン戦では、圧巻のハットトリックを決めている。 まずは1-0とバイエルンリードの39分、相手陣内中央でバイエルンがFKを得ると、キッカーはレアビー。ゴールからの距離を感じさせない強烈な左足のシュートは、浮き上がるような弾道で一直線に飛んでいき、ゴール左上に突き刺さった。 続いて2-1と1点差に詰め寄られて迎えた53分、味方のロングフィードから裏に抜け出したレアビーは、胸トラップでボールを収めると、ボックス内左から強烈なボレーシュートを叩き込み、これで2点目。再びリードを広げるゴールを決めてみせた。 最後は3-2と再び1点差で迎えた87分、ボックス手前右からのFKをレアビーが蹴ると、意表を突く強烈なグラウンダーのシュートをゴール右に決め、圧巻のハットトリックを達成した。 試合はレアビーのハットトリックで打ち合いを制したバイエルンが、4-2でブレーメンに勝利している。 2021.01.13 14:00 Wed

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