「言い訳できないが、理由もある」…PSG指揮官、W杯後7敗目も解任恐れず
2023.03.20 13:30 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督が振り返っている。フランス『Le Parisien』が報じた。
19日のリーグ・アン第28節でスタッド・レンヌをホームに迎え撃ったPSGは45分に先制を許すと、後半早々の48分にも失点。リオネル・メッシとキリアン・ムバッペが核となる攻撃陣も沈黙して、0-2で敗北した。
首位の座こそ譲らずだが、代表ウィーク前の一戦で今季のリーグ戦ホーム初黒星となり、リーグ戦4連勝がストップ。ガルティエ監督は肩を落とした。
「負ければいつだって動揺する。スタンドから見えたもの、ベンチから見えたもの、そして私が目にしたものでね。特に、前半終了間際の大事なシーンでの失点が印象に残る。後半3分も危険な形でボールを奪われ、失点した。諦めないチームを相手に0-2で負けていると難しくなる」
「この試合の満足するはずがないが、状況や欠場者の数を鑑みると、守備の乱れが生じるのは覚悟の上だった。罰を受けたんだ。ビハインドを負うと、複雑な展開になってしまう。後半に勢いづくためにもゴールを期待したが、残念ながらそうならなかった」
「(この敗北が現職を脅かす?) ノーだ。私は2年間のプロジェクトに参加するために来た。誰もがシーズンの終わりに何が起こるかを推測しているが、私の目的はチャンピオンになることだ」
「(この敗北が首脳陣を考えさせる?) おそらくね。だが、状況を整理する必要がある。8人もの選手を欠き、ティモシー・ペンベレも負傷交代してしまったんだ」
「これで(カタール・)ワールドカップが終わってから、7つ目の黒星。言い訳なんてできないが、理由もある。もっと正確に物事を分析しないといけない。だが、繰り返すが、まだ10試合もある」
「まだ先があるし、フランス王者になるために全力を尽くす。2週間後のリヨン戦では何人かの選手が戻ってくる。より競争力のあるチームになっているのを期待している」
19日のリーグ・アン第28節でスタッド・レンヌをホームに迎え撃ったPSGは45分に先制を許すと、後半早々の48分にも失点。リオネル・メッシとキリアン・ムバッペが核となる攻撃陣も沈黙して、0-2で敗北した。
首位の座こそ譲らずだが、代表ウィーク前の一戦で今季のリーグ戦ホーム初黒星となり、リーグ戦4連勝がストップ。ガルティエ監督は肩を落とした。
「この試合の満足するはずがないが、状況や欠場者の数を鑑みると、守備の乱れが生じるのは覚悟の上だった。罰を受けたんだ。ビハインドを負うと、複雑な展開になってしまう。後半に勢いづくためにもゴールを期待したが、残念ながらそうならなかった」
チャンピオンズリーグ(CL)でベスト16敗退後、より騒がれる進退にも拍車をかけそうなリーグ戦での完封負けだが、56歳のフランス人指揮官はその件にも触れた。
「(この敗北が現職を脅かす?) ノーだ。私は2年間のプロジェクトに参加するために来た。誰もがシーズンの終わりに何が起こるかを推測しているが、私の目的はチャンピオンになることだ」
「(この敗北が首脳陣を考えさせる?) おそらくね。だが、状況を整理する必要がある。8人もの選手を欠き、ティモシー・ペンベレも負傷交代してしまったんだ」
「これで(カタール・)ワールドカップが終わってから、7つ目の黒星。言い訳なんてできないが、理由もある。もっと正確に物事を分析しないといけない。だが、繰り返すが、まだ10試合もある」
「まだ先があるし、フランス王者になるために全力を尽くす。2週間後のリヨン戦では何人かの選手が戻ってくる。より競争力のあるチームになっているのを期待している」
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ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon2
PSGの前線補強のトップターゲットはドルトムント主砲か?
パリ・サンジェルマン(PSG)が、ドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー(29)を今夏のトップターゲットに定めたようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨シーズンのシュツットガルトでブンデスリーガ28試合28ゴールと驚異的な決定力を発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の立役者となったギラシー。昨夏、完全移籍で加入したドルトムントでもその勢いは止まらず。 チームが不振に陥るなか、ブンデスリーガ29試合20ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)でも14試合で13ゴールを記録。バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャとともに得点王獲得が決定的な状況だ。 PSGを率いるルイス・エンリケ監督は、その傑出した決定力に加えて、前線の基準点としてウイングや2列目の選手も活かせるポストワークにも定評がある29歳を前線補強のトップターゲット定めており、クラブに獲得を求めているようだ。 7000万ユーロ(約114億4000万円)の契約解除条項や複数の競合クラブの存在、選手自身がドルトムント残留に前向きな姿勢を示しているとの報道もあり、オペレーションの難易度は高いが、パリの強力な前線に強力なストライカーが加わることになるのか…。 2025.05.15 19:30 Thu3
CLでPSGを救った大活躍のドンナルンマに今夏移籍の可能性…契約は残り1年、イタリア2クラブにイングランドやドイツからも関心か
チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝では2試合を通じて驚異的なセービングを見せ、パリ・サンジェルマン(PSG)を決勝へと導いたイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(26)だが、今夏イタリアに戻る可能性が浮上している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 準決勝ではアーセナルと対戦したPSG。ドンナルンマはアウェイでの1stレグ、2ndレグともにアーセナルの決定的なシュートを何本もセーブ。チームのCL初優勝に向けて大きな活躍を見せていた。 PSGとの契約は2026年夏までとなり、残り1年となる状況。契約延長交渉は行われているものの、PSGがドンナルンマの給与削減を考えており、数カ月は停滞している状況という。 そのため、複数のセリエAクラブが注意しているとのこと。特にインテルとユベントスが強い関心を見せているという。 インテルはボーナスを含めて年俸900万ユーロ()を提示する用意があるという。一方で、ユベントスもイタリア代表GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(27)が正守護神と務めている中、ドンナルンマに関心を持っているとのことだ。 また、今夏の移籍市場でブラジル代表GKエデルソンが退団する可能性があるマンチェスター・シティも検討しているとのこと。元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーのキャリア終焉が近づいているバイエルンも候補と見られている。 ドンナルンマはPSGとの契約延長を含め、自身のパフォーマンスがしっかりと反映されていると感じるオファーに靡く可能性が高く、今季出色のパフォーマンスを見せている守護神はどのクラブに行くのか注目だ。 2025.05.08 23:45 Thu4
PSGがゴンサロ・ラモスのハットなどで4戦ぶりの白星!マルセイユは4戦無敗でCL出場権獲得【リーグ・アン】
10日、リーグ・アン第33節がフランス各地で一斉開催された。 5年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を決めた王者パリ・サンジェルマン(勝ち点78)は、アウェイでリーグ・ドゥ(フランス2部)降格の決まっている最下位のモンペリエ(勝ち点16)と対戦し4-1で勝利した。 守護神ドンナルンマやハキミ、ヌーノ・メンデスら主力選手を招集外で温存したPSGは開始早々にピンチ。5分、自陣からドリブルで持ち上がったエンジングラのパスをバイタルエリアで受けたフェリがツータッチで繋ぐと、ボックス右からクリバリがシュート。しかし、これはGKテナスが好セーブで失点を逃れた。 その後は地力で勝るPSGがボールを支配すると、32分にGKテナスのロングフィードから一気にDFの裏に抜け出したバルコラがボックス内まで侵入しシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃した。 ハーフタイムにかけても攻勢を続けるPSGは、前半終了間際にスコアを動かす。44分、ボックス右手前に切り込んだマユルがボックス右のスペースへスルーパスを供給。これは相手DFがブロックされたが、こぼれ球をボックス内で再び拾ったマユルが左足一閃。強烈なシュートがゴールに突き刺さった。 1点リードで後半を迎えたPSGは、開始早々の49分にマユルのスルーパスで右サイドを抜け出したタペの折り返しをゴンサロ・ラモスがワンタッチでゴール左隅に流し込み、追加点。 後半早い時間の追加点で主導権を握ったPSGは、58分にもボックス左から切り込んだデジレ・ドゥエがボックス内でフェリに倒されてPKを獲得。このPKをゴンサロ・ラモスが中央に蹴り込んだ。 その後、54分にクリバリのゴールで1点返されたPSGだったが、直後の65分にキックオフボールを受けたGKテナスがセンターサークル付近まで持ち上がりロングパスを送ると、ボックス左手前で受けたゴンサロ・ラモスが反転から右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。 結局、試合はそのまま4-1でタイムアップ。ゴンサロ・ラモスのハットトリックなどで快勝したPSGがリーグ戦4試合ぶりの白星を飾った。 また、今節の結果次第で来季のCL出場権獲得の決まる2位マルセイユ(勝ち点59)は、アウェイで残留争い中の16位ル・アーヴル(勝ち点31)と対戦し3-1で勝利した。 ゴールレスで迎えた後半の立ち上がりに試合が動く。56分、自陣から丁寧にビルドアップを繋ぐと、中盤でパスを受けたホイビュアがロングスルーパスを供給。これで一気にDFの裏に抜け出したグイリがゴール左隅にシュートを突き刺した。 攻勢を強めたいマルセイユだったが、62分にアクシデント。観客席で両チームのサポーター同士が衝突したことで、サポーターがピッチ内に非難する事態が発生し試合が中断。 約30分間の中断を経て再開されると、マルセイユは開始早々に失点する。66分、ムワンガのロングパスで右サイドを駆け上がったカシミールのダイレクトクロスをゴール前に走り込んだスマレがゴールに流し込んだ。 1-1のまま終盤に差し掛かったが、マルセイユは85分にルイス・エンヒキのサイドチェンジを受けたグリーンウッドが右サイドからバイタルエリア中央に切り込み左足一閃。強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。 さらに試合終了間際にもグイリがこの試合2点目となるゴールで試合を決定づけ、3-1で勝利。この結果、最終節を残して4位以内が確定したマルセイユが来季のCL出場権を獲得した。 その他の結果は以下の通り。 ◆リーグ・アン第33節 ▽5月10日 スタッド・ランス 0-2 サンテチェンヌ オセール 1-1 ナント アンジェ 1-1 ストラスブール ル・アーヴル 1-3 マルセイユ スタッド・レンヌ 2-0 ニース モンペリエ 1-4 PSG トゥールーズ 1-1 RCランス ブレスト 2-0 リール モナコ 2-0 リヨン 2025.05.11 07:50 Sun5