「社会は狂っており、制御不能」ネイマールの自宅前で抗議のサポーターにPSG監督が苦言「選手の家の前ではダメ」
2023.05.05 21:25 Fri
パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督が、サポーターの行動を非難した。フランス『レキップ』が伝えた。
ガルティエ監督が指揮した今シーズンは、開幕から全ての公式戦で無敗を継続。しかし、2023年に入り元日にシーズン初黒星を記録すると、リーグ・アンは今年15試合を行ったが6敗。さらにチャンピオンズリーグ(CL)ではラウンド16でバイエルンに連敗と黒星が目立つ。
それもあり、サポーターの一部はクラブや選手への不満が爆発。加えて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがクラブの許可なしにサウジアラビアへと渡航していたことが分かり、出場停止処分を下されるなど、ゴタゴタが続く。
そんな中、一部の過激なサポーターがパリにあるブラジル代表FWネイマールの家まで出向き、抗議活動を実施。退団を要求するなど、激しさが増している。
また、ネイマールに向けたサポーターの行動にも言及。移籍の噂も浮上する中で、あってはならないとした。
「来シーズンもネイマールに会えるか?私は最後の5試合に集中していると信じてもらいたい」
「ネイマールであろうとなかろうと、選手の自宅にサポーターが集まるということについては注意が必要である。プライベートはプライベートだ」
「サポーターの怒り、落胆は理解できる。ここや、オフィスの前、工場の前、スタジアムの試合後にデモを行うことは理解できる。ただ、選手の家の前ではダメだ」
「我々の社会は狂っており、制御不能になっていることを理解している。注意が必要だ」
不甲斐ない戦いへの怒りを露わにすること自体は否定しなかったが、プライベートな空間にまで迫ることはおかしいとしたガルティエ監督。まさに、その通りだろう。
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今シーズンもリーグ・アンで首位に立ち、優勝へと近づいているPSG。しかし、いつになく取りこぼしが多いシーズンとなっており、ファンのフラストレーションが溜まっている。それもあり、サポーターの一部はクラブや選手への不満が爆発。加えて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがクラブの許可なしにサウジアラビアへと渡航していたことが分かり、出場停止処分を下されるなど、ゴタゴタが続く。
そんな中、一部の過激なサポーターがパリにあるブラジル代表FWネイマールの家まで出向き、抗議活動を実施。退団を要求するなど、激しさが増している。
トロワ戦に向けた記者会見に出席したガルティエ監督は、メッシの件については言及せず。「私は何の決定も下していない」と出場停止の処分とは無関係だというにとどめた。
また、ネイマールに向けたサポーターの行動にも言及。移籍の噂も浮上する中で、あってはならないとした。
「来シーズンもネイマールに会えるか?私は最後の5試合に集中していると信じてもらいたい」
「ネイマールであろうとなかろうと、選手の自宅にサポーターが集まるということについては注意が必要である。プライベートはプライベートだ」
「サポーターの怒り、落胆は理解できる。ここや、オフィスの前、工場の前、スタジアムの試合後にデモを行うことは理解できる。ただ、選手の家の前ではダメだ」
「我々の社会は狂っており、制御不能になっていることを理解している。注意が必要だ」
不甲斐ない戦いへの怒りを露わにすること自体は否定しなかったが、プライベートな空間にまで迫ることはおかしいとしたガルティエ監督。まさに、その通りだろう。
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