乾が今季初弾もエイバル、レバンテとの中位対決は逆転負け《ラ・リーガ》
2021.01.11 00:04 Mon
エイバルは10日、ラ・リーガ第18節でレバンテとのアウェイ戦に臨み、1-2で逆転負けした。エイバルのMF乾貴士は89分までプレーし、FW武藤嘉紀は73分からプレーしている。
前節グラナダ戦をヒルのドブレーテで勝利した12位エイバル(勝ち点19)は、3日前に行われたコパ・デル・レイ2回戦のラス・ロサス戦では先発した武藤に先制ゴールが生まれた中、延長戦に持ち込まれた末に何とか4-3で競り勝った。そのエイバルは乾が先発に戻り、武藤はベンチスタートとなった。
13位レバンテ(勝ち点18)に対し、ヒルの負傷欠場を受けて乾がフラットな[4-4-2]の左MFでスタートしたエイバルは序盤の主導権争いを経て、21分に乾がカットインからミドルシュートを放った。
前半半ば以降はレバンテにポゼッションで上回られる展開となったものの、決定的なシュートを許すことはなく前半をゴールレスで終えた。
迎えた後半、開始30秒にエスポジトがミドルシュートでGKを強襲したエイバルは、51分に先制する。決めたのは待望の今季初ゴールとなる乾。相手のミスパスを敵陣ボックス内でカットした流れから最後は乾が難なく蹴り込んだ。
62分にはCKの流れから乾がGK強襲のシュートを浴びせて追加点に迫ったエイバルだったが、65分に同点とされる。スルーパスに反応したモラレスにボックス右ゴールライン際へ侵入されて折り返されると、メレロにボレーで決められた。
73分に武藤を投入して勝ち越しを狙ったエイバルだったが、3分後に逆転されてしまう。右サイドをデ・フルートスに突破されると、最後はモラレスに押し込まれてしまった。
逆転されたエイバルは85分にロングボールに反応して抜け出した武藤に同点のチャンスが訪れたが、シュートは相手GKのセーブに阻まれてしまう。結局、エイバルはこのまま1-2で敗戦。乾に今季初ゴールが生まれたものの、中位対決を逆転で落としてしまった。
前節グラナダ戦をヒルのドブレーテで勝利した12位エイバル(勝ち点19)は、3日前に行われたコパ・デル・レイ2回戦のラス・ロサス戦では先発した武藤に先制ゴールが生まれた中、延長戦に持ち込まれた末に何とか4-3で競り勝った。そのエイバルは乾が先発に戻り、武藤はベンチスタートとなった。
13位レバンテ(勝ち点18)に対し、ヒルの負傷欠場を受けて乾がフラットな[4-4-2]の左MFでスタートしたエイバルは序盤の主導権争いを経て、21分に乾がカットインからミドルシュートを放った。
迎えた後半、開始30秒にエスポジトがミドルシュートでGKを強襲したエイバルは、51分に先制する。決めたのは待望の今季初ゴールとなる乾。相手のミスパスを敵陣ボックス内でカットした流れから最後は乾が難なく蹴り込んだ。
相手のミスを突いて先制したエイバルは、55分にラドヤにコントロールシュートでネットを揺らされるも、ゴール前にいた選手がオフサイドで助かった。
62分にはCKの流れから乾がGK強襲のシュートを浴びせて追加点に迫ったエイバルだったが、65分に同点とされる。スルーパスに反応したモラレスにボックス右ゴールライン際へ侵入されて折り返されると、メレロにボレーで決められた。
73分に武藤を投入して勝ち越しを狙ったエイバルだったが、3分後に逆転されてしまう。右サイドをデ・フルートスに突破されると、最後はモラレスに押し込まれてしまった。
逆転されたエイバルは85分にロングボールに反応して抜け出した武藤に同点のチャンスが訪れたが、シュートは相手GKのセーブに阻まれてしまう。結局、エイバルはこのまま1-2で敗戦。乾に今季初ゴールが生まれたものの、中位対決を逆転で落としてしまった。
エイバルの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
エイバルの人気記事ランキング
1
バルサからレンタル中のDFククレジャが宿敵マドリー粉砕! エイバル指揮官が称賛
▽エイバルは24日に行われたリーガエスパニョーラ第13節でレアル・マドリーに3-0で快勝した。同試合後、同クラブを率いるホセ・ルイス・メンディリバル監督がチーム全ゴールに絡んだスペイン人DFマルク・ククレジャを称賛した。『FOOTBALL ESPANA』が伝えた。 ▽暫定指揮官として悩めるエル・ブランコを公式戦4連勝に導き、正指揮官就任を勝ち取ったサンティアゴ・ソラーリ監督の“初陣”として注目を集めたこの試合。だが、同試合の主役を演じたのはホームのエイバルだった。 ▽立ち上がりから連動したプレッシングでマドリーを呼吸不全に陥れると、鋭いカウンターを武器に立て続けにゴールをこじ開けると、最後まで攻守両面で相手を圧倒し、3-0のスコア以上の完勝を収めた。 ▽とりわけ、同試合で目立ったのが、バルセロナからのレンタル移籍で加入中の20歳のククレジャだった。左サイドバックが本職も1列前のサイドハーフで起用された同選手は攻守両面で躍動。持ち味のスピードでカウンターの起点となれば、バルセロナ仕込みの的確なポジショニング、状況判断、テクニックを生かして20歳とは思えない気の利いたプレーを披露。さらに、古巣の宿敵であるマドリーの選手たちとのデュエルをことごとく制す、八面六臂の活躍ぶりだった。 ▽メンディリバル監督も同試合でのククレジャのパフォーマンスに満足しており、「本物のプレーヤー」と称賛した。 「マルクはこのリーグにおいては新たな若者だ。彼はこれまでずっとプレーしていなかったが、ここではうまくいっている」 「彼は単なる左サイドバック以上の仕事ができる。とても賢く、強く、本物のプレーヤーだ。彼はほとんどの局面で正しい判断をしている。特別なものを持っているし、今日は素晴らしいゲームをしたと思う」 ▽“クク”の愛称で知られる20歳のククレジャはエスパニョールの下部組織を経て2012年にバルセロナのカンテラに加入。2017年10月に行われたコパ・デル・レイのムルシア戦でトップチームデビューを飾っている。なお、独特なカーリーヘアーはクラブの偉大なレジェンドであるカルレス・プジョル氏、チェルシーDFダビド・ルイスの2選手への憧れからだという。 ▽なお、前述のマドリー戦で今季3度目の先発出場を果たしたククレジャに関しては、今季終了後エイバルが完全移籍での買い取り可能なオプションが付随している。 2018.11.26 16:03 Mon2
教え子・乾貴士にゴール決められたエイバル監督、愛ある冗談を飛ばす「得点後に謝られたが…だったら決めるなよ!」
9日のリーガエスパニョーラ第27節、アラベス対エイバルは1−1のドローで終了した。エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は、この試合の先制点を決めた教え子・アラベスMF乾貴士について、愛ある冗談を飛ばしている。<br><br>昨季まで3シーズンにわたりエイバルに在籍した乾は、この試合の先制点を記録した。58分、速攻からMFジョニーが右サイドを突破し、ペナルティエリア内右に走り込む乾にパス。ボールを受けた乾は一度フェイントを入れ、引っかかったGKディミトロビッチに尻餅をつかせると、ディミトロビッチとゴールポストの間にボールを通して見事ネットを揺らした。その後、エイバルがFWマルク・カルドナが同点弾を決め、試合はドローで終了した。<br><br>試合後会見に出席したメンディリバル監督は、やはり教え子の“手痛い恩返し”について感想を問われている。多数の選手たちからもう一人の父親のようだとその印象を述べられる同指揮官は、笑顔で次のように返答した。<br><br>「タカはサラード(愛嬌がある、またはどぎついなどの意)だ。日本人だが、とてもサラードだよ。彼のユーモアを理解しないとね。私たち相手にゴールを決めて、それから謝ってきた……。だったら決めるな、という話だよ!」<br><br>「私たちは仲が良かったし、今後もそうあり続ける。あいつは良いやつで、ビトリアでも活躍を見せてくれるだろう。ここではもう2ゴールを記録しているが、私たちといたときよりも点を決めている。つまりベティスで何かを学んだんだよ。いや、違う……あいつはベティスでプレーしていなかったんだ! それならエイバルで学んだということなんだろうな」<br><br><br>提供:goal.com 2019.03.10 23:30 Sun3
