【ラ・リーガ第18節プレビュー】年内最終戦で頂上決戦! マドリーはJ・ナバス現役ラストマッチのセビージャ戦

2024.12.20 20:20 Fri
頂上決戦にJ・ナバスの現役ラストマッチ
Getty Images
頂上決戦にJ・ナバスの現役ラストマッチ
先週末に行われた第17節ではバルセロナレアル・マドリーが勝ち点を取りこぼしたなか、タフな自治州ダービーを制したアトレティコ・マドリーが独り勝ち。また、レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオのバスク勢といった上位陣も勝利を逃す波乱の一節となった。

2024年最終戦となる第18節では消化試合が異なるものの、勝ち点38で並ぶ首位のバルセロナと2位のアトレティコによる、頂上決戦に大きな注目が集まる。

バルセロナは前節、ホームでレガネスと対戦。試合序盤にセットプレーから先制点を奪われると、以降は猛攻を仕掛けていくが、再三の決定機でシュートが枠に嫌われると、メンバー交代で勝負に出た後半終盤はトーンダウン。格下相手にまさかのウノセロ負けを喫し、2度のリードを守れずに引き分けたレアル・ベティス戦以上にダメージが残る敗戦に。さらに、同試合ではFWラミン・ヤマルが再負傷し、絶好調のコルチョネロスをホームで迎え撃つ首位攻防戦に向けて大きな不安を残す。
一方、アトレティコは前節、ヘタフェとのマドリード自治州ダービーをウノセロで勝利。タフでソリッドなアウェイチームにうまく試合を膠着させられ、ボールは握れども決定機まで持ち込めない難しい戦いを強いられた。しかし、指揮官シメオネの早めの交代策が機能し、途中出場のFWセルロートの値千金のゴールを守り抜いた。これで公式戦11連勝と飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるチームは、1試合未消化ながら序盤独走のブラウグラナと勝ち点で並んだ。そして、今節は敵地へ乗り込んで首位奪還を狙う。

アトレティコ同様に1試合未消化で1ポイント差の頂上決戦での共倒れを期待しつつ、虎視眈々と首位奪取を狙う3位のマドリー。ホーム開催の年内最終戦ではDFヘスス・ナバスが現役ラストマッチとなる11位のセビージャと対戦する。
自治州ダービーとなった前節のラージョ戦は壮絶な3-3のドロー決着。試合終盤のPKを巡る微妙な判定は不運だったが、立ち上がりの2失点を含め3失点を喫しては勝ち点3を得るのは厳しい。それでも、18日にカタールの地で行われたFIFAインターコンチネンタルカップ2024の決勝では北中米カリブ海王者のパチューカ相手に3-0の完勝。FWムバッペ、FWヴィニシウス、FWロドリゴとトリデンテ揃い踏みの活躍によって、初代王者に輝いた。その中東での一戦から中3日の一戦はMFベリンガムが軽度のコンディションの問題を抱えるなど厳しい状態での戦いとなるが、リーグ2戦ぶりの白星を取り戻したい。

一方、ヘスス・ナバスのサンチェス・ピスフアンでのラストゲームとなったセルタ戦を白星で飾ったセビージャは、これが正真正銘の現役ラストマッチとなる39歳のレジェンドを白星で送り出すべく、敵地でチーム一丸となったアグレッシブな戦いを期待したい。

MF久保建英を擁する7位のレアル・ソシエダは、13位のセルタとのアウェイゲームで年内白星締めを目指す。前節のラス・パルマス戦では公式戦5連勝の勢いで下位チームを圧倒したいところだったが、幾つかの決定機で仕留め切れず。消化不良のゴールレスドローに終わった。久保もやや重さを感じさせるパフォーマンスとなり、チーム同様にフラストレーションが溜まる試合となった。久々にミッドウィークに試合がなく、休養十分で臨めるこの一戦では個人としてもチームとしても、2025年の巻き返しに繋がるパフォーマンスを期待したい。

4位のアスレティック・ビルバオは8位のオサスナとの上位対決に臨む。前節はアラベス相手の1-1ドローで公式戦連勝が「6」でストップ。ラ・レアル同様に休養十分で臨む一戦では持ち味のハイインテンシティを取り戻し、勝ち切りたいところだ。

FW浅野拓磨の所属する6位のマジョルカは16位のヘタフェと対戦。前節は浅野に出番は訪れずも、前半にFWムリキが一発退場となるアクシデントに見舞われたなか、ジローナに2-1の勝利。今節ではムリキの不在で前線の枚数が減ることもあり、途中出場で出番を得られる可能性は高い。そこでポジション奪取に繋がるパフォーマンスを期待したいところだ。

その他では最下位低迷でバラハ監督の更迭も取り沙汰されるバレンシア、コッカ新監督の初陣となる19位のバジャドリーの戦いにも注目だ。

《ラ・リーガ第18節》
▽12/20(金)
《29:00》
ジローナ vs バジャドリー

▽12/21(土)
《22:00》
ヘタフェ vs マジョルカ
《24:15》
セルタ vs レアル・ソシエダ
《26:30》
オサスナ vs アスレティック・ビルバオ
《29:00》
バルセロナ vs アトレティコ・マドリー

▽12/22(日)
《22:00》
バレンシア vs アラベス
《24:15》
レアル・マドリー vs セビージャ
《26:30》
レガネス vs ビジャレアル
ラス・パルマス vs エスパニョール
《29:00》
ベティス vs ラージョ

ヘスス・ナバスの関連記事

「ここで休みが入るのは勿体ないかも」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日、リーガの年内最終節が終わった翌朝のことでした。いやあ、土曜の夜には奇跡が起こり、破竹の連勝も11までだろうと諦めていたアトレティコがバルサに土壇場の逆転勝利。お隣さんまで追い越して、首位に踊り出たとはいえ、それはおそらく年明け3日、レアル・マドリー 2024.12.24 23:00 Tue
セビージャのスペイン代表DFヘスス・ナバス(39)が現役最後の一戦となった22日のラ・リーガ第18節レアル・マドリー戦を終え、現役生活を振り返った。 右サイドのスペシャリストとして約22年に渡って輝かしいキャリアを築いたヘススナバス。股関節の慢性的な痛みによって2024年をもって引退することになった中、セビージャ 2024.12.23 10:00 Mon
ラ・リーガ第18節、レアル・マドリーvsセビージャが22日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが4-2で勝利した。 前日に行われたバルセロナとアトレティコ・マドリーの頂上決戦がアトレティコの勝利に終わり、バルセロナを抜いて2位浮上のチャンスを得たマドリー。ホーム開催の年内最終戦では11位のセビージ 2024.12.23 02:19 Mon
2024年限りで現役を引退するセビージャの元スペイン代表DFヘスス・ナバス(39)が、サンチェス・ピスフアンでのラストマッチを勝利と涙で締めくくった。 セビージャのカンテラ出身で、マンチェスター・シティでプレーした2013年から2017年を除き、アンダルシアの名門で長らくプレーしてきたナバス。ここまで歴代最多の7 2024.12.15 17:20 Sun
2024年限りで現役を引退するセビージャの元スペイン代表DFヘスス・ナバス(39)が、サンチェス・ピスフアンでのラストマッチに臨む。 セビージャのカンテラ出身で、マンチェスター・シティでプレーした2013年から2017年を除き、アンダルシアの名門で長らくプレーしてきたナバス。ここまで歴代最多の702試合に出場し、 2024.12.14 17:30 Sat

バルセロナの関連記事

選手の登録を巡り問題が発生しているバルセロナだが、クラブは強い態度を崩さないようだ。 バルセロナは、夏に獲得したスペイン代表MFダニ・オルモ、そしてFWパウ・ビクトルに関して、特例措置を利用して選手登録を行っていた。 慢性的な財政難に陥り、自転車操業状態が続いているバルセロナ。ダニ・オルモやパウ・ビクトルは 2025.01.06 23:35 Mon
バルセロナのハンジ・フリック監督が4日に行われたコパ・デル・レイ3回戦、4-0で快勝したバルバストロ戦後にコメントした。 FWロベルト・レバンドフスキのドブレーテ、MFパブロ・トーレの1ゴール2アシストの活躍で快勝とし、新年初戦を制したバルセロナ。しかしフリック監督は登録問題に揺れるMFダニ・オルモ、FWパウ・ビ 2025.01.05 09:15 Sun
バルセロナは4日、コパ・デル・レイ3回戦でバルバストロとのアウェイ戦に臨み、4-0で快勝した。 バルセロナの新年&コパ・デル・レイ初戦。ダニ・オルモの登録問題に揺れるバルセロナはレヴァンドフスキやペドリ、クンデら一部主力を起用。一方で長期離脱から復帰のアラウホ、デビューとなるGKシュチェスニーが先発となった。 2025.01.05 06:05 Sun
ラ・リーガとスペインサッカー連盟(RFEF)は4日、バルセロナが要求するスペイン代表MFダニ・オルモ(26)とスペイン人FWパウ・ビクトル(23)の選手登録を認めない意向を共同声明で発表した。 両者は今回の決定に際して以下の声明を伝えている。 「FCB(バルセロナ)が2025年1月3日にLALIGAの経済管 2025.01.05 00:03 Sun
オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがバルセロナを去るタイミングを語った。 2019年夏にアヤックスでの活躍が認められ、バルセロナの門を叩いたF・デ・ヨング。バルセロナで移籍初年度から主力に数えられる存在となり、アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハグ前政権下のマンチェスター・ユナイテッドらの関心が囁かれる時 2025.01.03 14:30 Fri

ラ・リーガの関連記事

RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ 2025.01.07 21:05 Tue
選手の登録を巡り問題が発生しているバルセロナだが、クラブは強い態度を崩さないようだ。 バルセロナは、夏に獲得したスペイン代表MFダニ・オルモ、そしてFWパウ・ビクトルに関して、特例措置を利用して選手登録を行っていた。 慢性的な財政難に陥り、自転車操業状態が続いているバルセロナ。ダニ・オルモやパウ・ビクトルは 2025.01.06 23:35 Mon
レアル・ソシエダは5日、アウェイで行われたコパ・デル・レイ3回戦でプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のポンフェラディーナと対戦し、2-0で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は後半から途中出場した。 2024年を2戦未勝利の形で終えたソシエダは、巻き返しを期す2025年の初陣となるコパ3回戦に臨んだ。3 2025.01.06 01:28 Mon
リバプールがイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)に5年総額7800万ポンド(約152億3000万円)の巨額オファーを提示したようだ。イギリス『ミラー』が報じている。 今季終了後にリバプールとの契約が満了するアレクサンダー=アーノルド。レアル・マドリーへの移籍希望が伝えられる中、プレミア 2025.01.05 11:30 Sun
ラ・リーガとスペインサッカー連盟(RFEF)は4日、バルセロナが要求するスペイン代表MFダニ・オルモ(26)とスペイン人FWパウ・ビクトル(23)の選手登録を認めない意向を共同声明で発表した。 両者は今回の決定に際して以下の声明を伝えている。 「FCB(バルセロナ)が2025年1月3日にLALIGAの経済管 2025.01.05 00:03 Sun

記事をさがす

ヘスス・ナバスの人気記事ランキング

1

ムベッペ&バルベルデがスーペルゴラッソ! マドリーがJ・ナバス現役ラストマッチのセビージャに完勝で2位浮上【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第18節、レアル・マドリーvsセビージャが22日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが4-2で勝利した。 前日に行われたバルセロナとアトレティコ・マドリーの頂上決戦がアトレティコの勝利に終わり、バルセロナを抜いて2位浮上のチャンスを得たマドリー。ホーム開催の年内最終戦では11位のセビージャを迎え撃った。 18日にカタールで行われたFIFAインターコンチネンタルカップ2024の決勝でパチューカを3-0で破り、初代王者に輝いたエル・ブランコは、中3日での今回の一戦へ先発2人を変更。サスペンションのヴィニシウスに代えてブラヒム・ディアス、フラン・ガルシアに代えてセバージョスを起用。カマヴィンガを左サイドバックに配置した。 対するセビージャではこれが正真正銘の現役ラストマッチとなる39歳DFヘスス・ナバスはベンチからのスタートとなった。 キックオフ前にはスペインフットボール界のレジェンドであるヘスス・ナバスを両チームの選手たちがパシージョで迎え入れ、ベルナベウのマドリディスタからも惜しみない拍手と声援が捧げられる素晴らしい雰囲気のなかで幕を開けた一戦。 試合は立ち上がりからボールの主導権を握ったマドリーペースで進むと、スーペルゴラッソでの先制点が決まる。10分、自陣左サイドでのカウンターから中にドリブルで切り込んだロドリゴがペナルティアーク手前でフリーのムバッペに横パスを繋ぐと、すかさず右足を一閃。インステップで押し出した強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。 ムバッペの今季ラ・リーガ10点目で先手を奪ったホームチームは攻勢を継続。幾度か良い形を見せると、先制点から10分後に再びのスーペルゴラッソが決まる。20分、左CKの場面でショートコーナーからカマヴィンガの横パスをバイタルエリア中央で受けたバルベルデが右足を強振。ややアウトサイドにもかかった弾丸シュートがゴール前の密集を抜けてゴール右隅に突き刺さった。 ムバッペの先制点にも勝るとも劣らないバルベルデ砲で早々にリードを広げたエル・ブランコは完全に主導権を掌握。前に出たいセビージャを自慢の攻撃で自陣に押しとどめる。そして、34分にはGKクルトワからのロングボールを繋いでスムーズに右サイドへ展開。ブラヒム・ディアスのスルーパスに抜け出したルーカス・バスケスが丁寧にマイナスへ折り返したボールを、中央にタイミング良く走り込んできたロドリゴが右足ダイレクトでゴール左隅へ流し込んだ。 ホームチームにクオリティの差をまざまざと見せつけられるも、レジェンドのラストマッチで不甲斐ない戦いは見せられないセビージャは反発力を示す。3失点目のリスタートから右サイドに展開すると、フアンルがピンポイントクロスを供給。うまくセンターバック2枚の間に入ったロメロがドンピシャのヘディングシュートを叩き込んだ。 一瞬の隙を突かれての失点に少し嫌な空気が漂ったマドリー。ただ、失点後はすぐさま気持ちを切り替えて押し返すと、バスケスやセバージョスが4点目に迫るなど、良い形で試合を折り返した。 迎えた後半、開始直後にはGKクルトワのミスでロメロに決定機を許すも、ここはクルトワ自らが好守で尻ぬぐい。すると、直後の53分にはロドリゴ、ムバッペがボックス手前で見事なキープ力を発揮。そこから右のバスケスに展開されると、中央でクロスを受けたムバッペのワンタッチの落としでゴール前に抜け出したブラヒム・ディアスがGKの寸前で左足シュートを突き刺した。 この4点目で試合の大勢が決したなか、マドリーは徐々にゲームコントロール優先の戦い方にシフト。一方、セビージャでは65分に主役のヘスス・ナバスが投入され、試合開始前同様にスタジアム全体から温かな歓迎を受けた。 一方、連戦のマドリーはセバージョス、ロドリゴ、ベリンガムを下げてギュレル、モドリッチ、アセンシオを続けてピッチに送り出してゲームクローズを意識し始める。 その後、省エネモードのマドリーに対してリスクを冒して前に出るセビージャはロメロの右ポスト直撃のシュートや、サンビ・ロコンガのシュートでゴールに迫ると、86分にはルケバキオがボックス左に持ち込んでGKクルトワの手をはじく強烈な左足シュートをニア下に突き刺し、意地を見せた。 しかし、このゴールも試合の大勢に影響を与えることなくホームチームの4-2の勝利でタイムアップを迎えた。そして、年内最終戦で快勝のマドリーがバルセロナを抜いて2位で年を越すことになった。 レアル・マドリー 4-2 セビージャ 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前10) フェデリコ・バルベルデ(前20) ロドリゴ・ゴエス(前34) ブラヒム・ディアス(後8) 【セビージャ】 イサーク・ロメロ(前35) ドディ・ルケバキオ(後41) <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペ&フェデのゴラッソにヘスス・ナバスの一挙手一投足</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">パシージョでヘスス・ナバスを迎える<br>ベルナベウ<br>キックオフ前から感涙です<br><br>ラ・リーガ 第18節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セビージャ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/ikJkHIxO3C">pic.twitter.com/ikJkHIxO3C</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870851267276505357?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2024年の締めくくりに<br>相応しいゴラッソ<br><br>キリアン・エンバペ本領発揮<br>倉敷さん&amp;林さんも大興奮<br><br>ラ・リーガ 第18節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セビージャ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/67Pp78Kgq1">pic.twitter.com/67Pp78Kgq1</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870856173161001183?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">またしてもゴラッソ<br>フェデ砲炸裂<br><br>フェデ・バルベルデは<br>今季のラ・リーガでは5ゴール目<br>その全てがエリア外から<br><br>ラ・リーガ 第18節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セビージャ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/mSZtEh3yRU">pic.twitter.com/mSZtEh3yRU</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870857567460896991?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ヘスス・ナバスが<br>現役最後のピッチへ<br><br>ラ・リーガ 第18節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セビージャ</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/bNI4DXyxNT">pic.twitter.com/bNI4DXyxNT</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870874626508919155?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.23 02:19 Mon
2

ようやく一息つけるけど…/原ゆみこのマドリッド

「ここで休みが入るのは勿体ないかも」そんな風に私が嘆いていたのは月曜日、リーガの年内最終節が終わった翌朝のことでした。いやあ、土曜の夜には奇跡が起こり、破竹の連勝も11までだろうと諦めていたアトレティコがバルサに土壇場の逆転勝利。お隣さんまで追い越して、首位に踊り出たとはいえ、それはおそらく年明け3日、レアル・マドリーが洪水災害で延期されていた12節、折しもお昼のニュースでバラハ監督の解任報道があったバレンシアとの一戦を済ませれば、勝ち点2差で2位になってしまうんでしょうけどね。 気になるのはアトレテシコのリーガ次戦、19節オサスナ戦が開催されるのが遥か3週間先であることで、ええ、連戦続きでお疲れだった選手たちが体を休められるのは有難いんですが、そんなに間が空いたら、ツキが変わっている恐れが。いえ、確かに10月末から始まった連勝街道は11月の各国代表戦週間のparon(パロン/リーガの停止期間)で2週間、試合がなかった期間があっても無事、継続できたんですけどね。今回もリーガ再開の1週間前にはコパ・デル・レイ32強対決マルベージャ(RFEF1部/実質3部)戦があるため、年内29日にはもう練習再開となるんですが、今は選手たちがあまりクリスマス呆けしないで戻って来てくれることを祈るばかりでしょうか。 まあ、そんなことはともかく、18節のマドリッド勢の試合がどうだったか、お伝えしていくことにすると。先陣を切ったのは弟分ヘタフェのマジョルカ戦で、私も今年最後のコリセウム訪問をしたんですが、ピッチでアップ中のところを見て、相手チームに浅野拓磨選手がいたことを思い出す始末でねえ。というのも8月にはお隣さんのレガネスとの試合に来た彼でしたが、9月にハムストリングを負傷し、途中、再発などもあったため、12月頭まで招集メンバーに入れず。ようやくこの日が復帰後初先発だったからですが、ブタルケには5、6人いた日本人記者が1人に減っていたのは、同日、久保建英選手のいるレアル・ソシエダのセルタ戦が被っていたせいだった? 試合の方はというと、前節ではメトロポリターノで兄貴分のアトレティコに0-1の僅差で負けていたヘタフェでしたから、バジャドリー、エスパニョールと2連勝していたホームでのいい波長が続くことを願っていたんですけどね。前半は浅野選手のエリア内シュートもGKダビド・ソリアが弾き、0-0を保っていながら、後半序盤に交代出場したばかりのCBベロカルがラリンを倒し、PKを献上していてはねえ。先発したCFベルトゥがイエローカードをもらい、前半中にペテルに交代させられたのと同様、ジェネを代えてしまったボルダラス監督の恒例の退場予防策が裏目に出た感じですが、後半8分、ラリンにPKを決められて、リードを奪われてしまったから、さあ大変! その後はアルバロ・ロドリゲスを入れ、シュートも計23本(うち枠内5本)と攻めたヘタフェだったんですが、結末はいつもと同じ。ええ、ゴール力がほぼない彼らはたったの1点が返せず、0-1で負けてしまったんですが、ドンマイ。要はこれ、1月の移籍市場が開いて、点の取れるFWを補強orボルハ・マジョラルの完全復活がない限り、解決しない問題なため、ボルダラス監督も記者会見に第2監督を送り込み、耳タコの言い訳をする手間を省いていましたしね。幸い翌日、エスパニョールがラス・パルマスに負けてくれたため、残留圏ギリギリの17位に踏み留まることができましたし、1月3日のコパ、グラナダ(2部)戦は程々に流して、今は12日のラス・パルマス戦で恩を仇で報いる勝利を目指すしかないかと。 そして夜には近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に向かった私だったんですが、アトレティコの試合には珍しく、一応、用心してキックオフ30分前に行ったところ、すでに店内は満員状態。季節柄、クリスマス前の仕事納めを祝っているグループだろうと思っていたんですが、これは後で大間違いだったことが判明することに。何とか、試合が始まる前に客が席を立ったテーブルを確保できたのはラッキーでしたが、とにかく開始から20分程はバルサの猛攻が続いてねえ。自陣エリア付近からまったく離れられないまま、GKオブラクがイニゴ・マルティネスのシュートやガビのヘッドを弾いてくれたおかげで、失点を免れていたシメオネ監督のチームだったんですが…。 それが29分、とうとう来るべき時が来て、ガビとの連携でエリア内に入ったペドリに先制ゴールを決められてしまったんですよ。最近は逆転するアトレティコもよく見るようになってきたとはいえ、相手はバルサ。おまけにせっかく1-0のまま、ハーフタイムに入りながら、得意の後半頭から3人一斉交代もなく、最初にピッチを出ることになったのは6分、健康体になった今季、初めて筋肉系のケガをしたヒメネスで急遽、ビッツェルが入っているようでは。相変わらず、バルサはガンガン攻めていて、ラフィーニャのシュートがゴールバーに当たった際など、もう見るのを止めたくなったのは私だけではない? でも大丈夫。何と14分にはアトレティコのカウンターが発動し、いえ、フリアン・アルバレスがエリア内へと折り返したパスはカサドーにtaconazo(タコナソ/ヒールキック)でカットされちゃったんですけどね。そのボールが第1陣より遅れて、自分のリズムで到着したデ・パウルの前に転がり、彼のエリア前からのシュートが決まった時、バル中のお客さんが歓声を上げていたから、ビックリしたのなんのって。そう、てっきり試合には興味のないグループだろうと思っていたのは大間違いで、彼らもアトレティコの応援をしていたのがそれでわかったんですが、いやあ。CL決勝トーナメントの試合でもないのに、いつものお店にこんなにアトレティコファンが集まったのを見たのは初めてだったかと。 この同点をキッカケにシメオネ監督は人事配転を開始し、まずはジュリアーノとギャラガーをモリーナとコケに交代。27分には何とグリーズマンとジョレンテを下げ、セルロートとル・ノルマンにしたんですが、その間もオブラクの八面六臂の活躍は続いていてねえ。ラフィーニャやペドリのシュートをparadon(パラドン/スーパーセーブ)する度、「Obi, Oblak, cada día te quiero más/オビ、オブラク、カーダ・ディア・テ・キエロ・マス(オブラク、君が毎日、ますます好きになる)」のカンティコが店内には響き渡っていたんですが、私がずっと気にしていたのはいつ、シメオネ監督がスーパーサブ、土壇場のゴールを持つコレアを投入してくれるのか。 だってえ、今季のマドリーダービーの引分けやPSG戦のロスタイム勝ち越し弾を挙げているコレアですよ。引分けでも悪くはないものの、彼が入れば勝利もあるかもと思って、イライラしながら待っていたんですが、ホント、間抜けですよね。後半45分を回ってから、「La lesión de Giménez no me ha dado opción de refrescar con Correa/ラ・レシオン・デ・ヒメネス・ノー・メ・ア・ダードー・オプシオンデ・レフレスカル・コン・コレア(ヒメネスの負傷がコレアでチームをリフレッシュするイプションを与えてくれなかった)」(シメオネ監督)ことに気づくとは! そう、すでに5人の交代枠を使い果たしていたため、コレアは入れず、その時から私の頭は1-1絶対死守に傾いたんですが、いやいや。そう、アトレティコの選手たちは決して諦めず、最後の最後まで虎視眈々とカウンターのチャンスを伺っていたんです。それが実ったのがロスタイム6分の最後の分、左サイドでボールを受けたデ・パウルが、これぞまさにW杯王者というタイミングで駆け上がるモリーナにスルーパスを出し、モリーナもW杯王者にふさわしいラストパスを供給。クバルシ、イニゴ・マルティネスを通り抜けたボールを待ち受けていたセルロートがワンタッチでゴールを決め、とうとう1-2で勝ってしまったとなれば、お客さん全員が完全にお祭り状態ですって。 いやあ、「Lo más fuerte que tenemos es el grupo/ロ・マス・フエウテ・ケ・テネモス・エス・エル・グルッポ(ウチが持っている一番の力はグループだ)。交代で入った選手が本当にやってくれる」とシメオネ監督も言っていた通り、確かにセルロートも途中出場で前節ヘタフェ戦の決勝ゴールやアラベス戦での逆転ゴールを挙げていましたからね。まさにコレアに続く、奇跡のremontada(レモンターダ/逆転劇)男がアトレティコに誕生したのは喜ぶべきことですが、それも「Hemos resistido, hemos aguantado, sabíamos que llegarían oportunidades/エモス・レシスティードー、エモス・アグアンタードー、サビアモス・ケ・ジェガリアン・オポルトゥニダーデス(ボクらは抵抗して、踏み留まった。チャンスが来ることはわかっていたよ)」(オブラク)という、7本ものの敵の枠内シュートを弾いてくれた守護神の活躍があってこそ。 そこに今季のチーム総得点33のうち、42%の14本が後半30分以降のものという、「Tuvimos la diosa fortuna de la contundencia/トゥビモス・ラ・ディオサ・フォウルトゥーナ・デ・ラ・コントゥンデンシア(ウチには決定力の幸運の女神がついていた)」(シメオネ監督)のが重なり、ついに12連勝、リーガでは7連勝。その間、勝ち点5しか稼げなかったバルサとの10ポイント差を詰め、逆に3ポイント差で首位に立つことができたんですが、まあリーガは年明けのオサスナ戦でようやく道半ばですからね。ヒメネスのケガもそれ程、重傷ではなかったようですが、2025年もこの快進撃が続くよう、今は皆、ゆっくり休んでほしいものです。 一方、翌日曜にセビージャ戦を迎えたのがマドリーだったんですが、久々のサンティアゴ・ベルナベウでの試合は先日のインターコンチネンタルカップ優勝を称えるPasillo de campeones(パシージョ・デ・カンペオネス/チャンピオンの花道)でスタート。更にセビージャの選手たちの間を通ったマドリー選手たちが花道に連なり、最後にモドリッチがトロフィーを披露した後、次はこの日で現役引退をするセビージャの39才のキャプテン、ヘスス・ナバスが場内の大拍手を浴びて登場という流れでしたが、ビニシウスがザ・ベストのトロフィーを披露に来なかったのは意外だったかと。 結局、アンチェロッティ監督が3-3で引き分けたラージョ戦の後に言っていたのと違い、その日の試合が出場停止だった彼はバケーション入りを早め、NFLの試合を見るため、マイアミに飛んでいたのが翌日にはわかったんですが、全然、マドリーのプレーには影響はなし。だってえ、前半10分にはもう、エムバペのエリア外からのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)が決まって先制すると、20分にもショートCKからバルベルデが、こちらもエリア外からの阻止不能な弾丸シュートで2点目が入っているんですよ。続いて34分にもルーカス・バスケスからのラストパスでロドリゴがvolea(ボレア/ループシュート)を決め、早くも3点リードとなったら、その1分後にイサークがヘッドで1点を返したって、焼石に水ですって。 後半8分にはブライムもエムバペのアシストで4点目を挙げ、これでほぼ年内終業状態となったマドリーだったんですが、そんなスコアが4-1になった20分、いよいよナバスが交代出場。スタンドのマドリーファンもスペイン代表第1期黄金期(2008年~2012年のユーロ、W杯、ユーロ3連覇)時代と昨夏のユーロ優勝メンバーだったレジェンドの最後のプレーを見守ったんですが、まあ本格的なお別れ試合は前節、サンチェス・ピスファンでのセルタ戦で済んでいましたからね。39分にはペケのスルーパスから、ルケバキオが2点目を挙げ、最後は4-2の敗戦で終わったとはいえ、ナバスも満足していたのは良かったのでは? この結果、今度はアトレティコと勝ち点1差の2位となったマドリーは翌日からバケーション入り。バルデベバスでの練習再開は30日午前11時(日本時間翌午前19時)、エスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノでの年1回、恒例の公開セッションとなるんですが、ええ、何せこの1年で5タイトルを獲った彼らには年明け早々にもトロフィーを増やす機会がやって来ますからね。そう、3日のバレンシア戦、6日のコパ、デポルティボ・ミネラ(RFEF2部)戦の後、サウジアラビアで開催されるスペイン・スーパーカップで9日にまずマジョルカを倒し、12日にはアスレティックvsバルサ戦の勝者との決勝というハードスケジュールとなるんですが、これって貧乏ヒマなしの対極かも。 そして日曜は兄貴分の試合が終わった後、ブタルケでレガネスがビジャレアル戦となったんですが、うーん、開始6分にシセが先制ゴールを挙げた時はサンティアゴ・ベルナベウからの帰り道、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の中継を聴いていた私もバルサ戦勝利の2匹目のドジョウを期待したんですけどね。こちらはまったく違った展開となり、16分にはバリーのゴールで同点に追いつかれた彼らは、33分にラバがPKで再びリードを奪ったものの、前半ロスタイムにナスタシッチがPKを献上すると、再びバリーが決めて、2-2でハーフタイムに。 後半は更に大波乱で、ええ、いくらジェレミー・ピノに挑発されたからといって、オスカル・ロドリゲスが相手の首を掴んで引っくり返しては、レッドカードも仕方ありませんって。10人になったレガネスは20分にバリーにハットトリックを許すと、37分にはサエンスまでが退場して9人に。最後はジェラール・モレノのPKとカバネスのゴールで2-5の大敗となって、今年を締め括ることになったのはちょっと残念でしたが、何よりは降格圏と勝ち点3差の15位で年を越せることだったかと。 一方、2024年最後のリーガ戦となったベティスvsラージョ戦では前半37分、長期の負傷から回復後、初めて先発となったイスコのPKで先制されてしまったイニゴ・ペレス監督のチームだったんですけどね。後半6分にはイシがエムバペやバルベルデにも負けない、エリア外からの弾丸シュートを決め、同点ゴールをゲット。そのまま、1-1で引分けて、順位はマドリッドの弟分中、一番上の15位、しかも勝ち点7差の降格圏より、3差のコンフェレンスリーグ出場圏7位の方が近いという、居心地のいい場所で終わったんですが、もう今はどこもバケーションに入っちゃいましたからね。年明けはレガネスがカルタヘナ、ラージョがラシン・フェロルと2部チーム相手のコパから始まりますが、それまで私もゆっくりできそうなのは嬉しいです。 2024.12.24 23:00 Tue
3

ヘスス・ナバスが勝利と涙でホームラストマッチ締めくくる…「それこそ僕が彼らに教えたかったこと」献身のカンテラ後輩称える

2024年限りで現役を引退するセビージャの元スペイン代表DFヘスス・ナバス(39)が、サンチェス・ピスフアンでのラストマッチを勝利と涙で締めくくった。 セビージャのカンテラ出身で、マンチェスター・シティでプレーした2013年から2017年を除き、アンダルシアの名門で長らくプレーしてきたナバス。ここまで歴代最多の702試合に出場し、39ゴール119アシストを記録。エル・グラン・デルビでも両クラブ最多の出場記録を有するなど、正真正銘のレジェンドだ。 そして、39歳DFは2024年限りでの現役引退を表明しているなか、14日に行われたラ・リーガ第17節のセルタ戦で、現役最後となるホームゲームに臨んだ。 試合前のスタンドではレジェンドへの最大の敬意を示す壮大なコレオグラフィーが掲げられ、試合前のピッチでは2人の息子とともに在籍期間に獲得したトロフィーとともに記念のセレモニーも実施された。 肝心の試合で右ウイングに入った39歳は71分までプレー。交代直前の65分にはカンテラの後輩である20歳MFマヌ・ブエノが左足ミドルシュートを突き刺し、値千金のプリメーラ初ゴールを記録。レジェンドがピッチを去る前に重要なゴールを挙げた。 その後、チームは一丸となった守備で虎の子の1点を守り抜いて会心のウノセロ勝利を収め、レジェンドのホームラストマッチに白星を添えた。 試合終了後、チームメイトに胴上げされ、スタジアムをゆっくりと周回し、セビジスタの声援に応えたナバスは終始エモーショナルな様子で涙が止まらず。それは試合後に行われた会見でも同様で、時おり言葉を詰まらせながらも改めて愛するクラブへの想いを語った。 「複雑な気持ちだよ。今日はたくさんの感情を味わった。でも、審判が(試合開始の)笛を吹くと、全力を尽くすだけさ。自分の問題にもかかわらず、シールドへの献身という伝統を、そしてすべてに値するファンのために守ってほしいと思っている。このチームはいつでも立ち上がる。今日、チームメイト3人が(ケガで)出場できなかったという知らせとともに立ち上がったけど、他の3人が出場し、とてもよくやってくれた」 また、来週にサンティアゴ・ベルナベウでの現役ラストマッチを控えるが、ここまでのキャリアを振り返った。 「多くのことを成し遂げ、多くのタイトルを獲得し、代表チームでスペイン全土を含む多くの人々を幸せにしてきた。自分が決して変わらなかったことを嬉しく思う。それが、献身と勇気という価値観に到達できた理由だ。このシャツを着ている人は誰でも、自分と同じようにこのシャツを引き継いでいってほしいと思っている。なぜなら、それは神聖なものだからだ。彼らがその考えを受け入れてくれているし、落ち着いた気持ちでいられるよ」 さらに、値千金の決勝点を決めたブエノを始め、この試合でもナバスがその背中や言葉で示してきたクラブへの献身を示したカンテラーノの後輩に対しては「彼らはピッチ出て行ってこのエンブレムを守った。カンテラのプレーヤーたちは本当に奮闘してくれたね。彼らは僕のために、自分たちのために、そしてファンのためにそれをやった。それこそ僕が彼らに教えたかったことなんだ」と、その姿勢と活躍ぶりを称えた。 最後に、セビージャのレジェンドはサンチェス・ピスフアンでの最高の瞬間を問われると、22歳で急逝したアントニオ・プエルタがUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)の準決勝のシャルケ戦で挙げたゴールを挙げた。 「歴史を変えたゴールがある。プエルタのゴールは達成されたすべてのことへの扉を開き、すべては彼のおかげだ。それは重要な瞬間であり、だからこそ僕らは彼にとても感謝している」と、クラブにとって欧州での初タイトルに繋がる、重要なゴールを挙げた。 <span class="paragraph-title">【動画】レジェンドの一挙手一投足に注目集まったセルタ戦ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/6VfqQuON73E" title="Sevilla FC vs RC Celta (1-0) LALIGA | Resumen" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.12.15 17:20 Sun
4

【特集】女子必見の第2弾! CL登場の超絶イケメン選手たち(グループE~H)

▽昨日お届けした「チャンピオンズリーグに参戦するイケメン特集」第2弾です! 昨日はグループA~Dまでのイケメン8選手をご紹介しましたが、本日はグループE~Hのイケメン8選手をピックアップします! ▽なお、超WSは各選手を以下のようなタイプ別に分類しました。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>タイプA:ロールキャベツ系男子(見た目は草食、中身は肉食) タイプB:肉食系男子 タイプC:草食系男子 タイプD:アスパラベーコン系男子(見た目は肉食、中身は草食) ※ルックスとキャラクターを考慮しておりますが、勝手な主観ですので参考程度に御覧ください。表中の「Cute」「Wild」はルックス面(顔)、「Hot」「Cool」はプレー中のキャラクターイメージです。 【グループE】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_e_Jesusnavas_1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:MFヘスス・ナバス チーム:セビージャ(スペイン) 出身:スペイン 年齢:31歳 身長:170cm インスタグラム:@jnavas15 超WS診断:タイプD(アスパラベーコン系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_e_Jesusnavas_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽高速ドリブルが特長のヘスス・ナバスは、今年の夏にマンチェスター・シティから古巣のセビージャに復帰したウインガー。顔の彫りが深く、まるで彫刻のようで見とれてしまいます。ブルーの瞳も魅力的で、吸い込まれそう! 【グループE】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_e_Karius_1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:GKロリス・カリウス チーム:リバプール(イングランド) 出身:ドイツ 年齢:24歳 身長:189cm インスタグラム:@lorisk21 超WS診断:タイプD(アスパラベーコン系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_e_Karius_3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽このコーナー、初めてのゴールキーパーからのピックアップ! イケメン殿堂入りのデイビッド・ベッカムに、どことなく似ていますよねっ! <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_e_Karius_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ちなみに、カリウスのインスタグラムは超オシャレなんです! ズバリこの人、自分がイケメンって自覚しているタイプです…。日本人的な感覚だとちょっと嫌味に感じるかもですが、ここまで抜けてカッコイイと納得です、はい。 【グループF】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_f_Mertens_3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:MFドリエス・メルテンス チーム:ナポリ(イタリア) 出身:ベルギー 年齢:30歳 身長:169cm インスタグラム:@driesmertens 超WS診断:タイプB(肉食系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_f_Mertens_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽メルテンスは、昨季セリエAの3位で今季も開幕3連勝と好調のナポリを支えるドリブラーです。このコーナー、唯一の身長160cm台からの選出となりましたっ! <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_f_Mertens_4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽少しタレ目のメルテンスは、笑顔がとても素敵な選手。その一方で、ナポリの選手らしく、試合中はすぐカッっとなったりして闘争心溢れる面も。インスタでは、オシャレな私服姿や素晴らしい筋肉美も見れますよ! 【グループF】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_f_Silva_1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:MFダビド・シルバ チーム:マンチェスター・シティ(イングランド) 出身:スペイン 年齢:31歳 身長:173cm インスタグラム:@david21lva 超WS診断:タイプC(草食系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_f_Silva_3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽マンチェスター・シティのファンタジスタことシルバも選出!シルバの母親は日本にルーツがあると言われており、どことなく親近感が沸くルックスですよねっ! シルバが好きな日本の女性サポーターも多そうです。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_f_Silva_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽最近、丸刈りにしたシルバ。カッコイイのはカッコイイですが、評判はいまいち!? 【グループG】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_g_Casillas_1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:GKイケル・カシージャス チーム:ポルト(ポルトガル) 出身:スペイン 年齢:36歳 身長:185cm インスタグラム:@ikercasillas 超WS診断:タイプB(肉食系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_g_Casillas_3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽言わずと知れたレアル・マドリーのレジェンドGK、カシージャスは現在ポルトで活躍中。胸板が厚くて、しっかり守ってくれそうな男らしさがありますよねっ! <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_g_Casillas_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽指示を出すカシージャス。こんなイケメンに指示されたら、何でも言うこと聞いちゃいそう! 【グループG】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_g_Falcao_1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:FWラダメル・ファルカオ チーム:モナコ(フランス) 出身:コロンビア 年齢:31歳 身長:177cm インスタグラム:@falcao 超WS診断:タイプB(肉食系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_g_Falcao_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽“ティグレ(=虎)”の愛称を持つファルカオは、モナコでプレーするゴールハンター。濃い目の顔で熱いハートを持つファルカオですが、ピッチを離れれば優しいパパ。2人の娘さんがよくインスタに登場しますが、とても可愛いんです! 【グループH】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_h_Bartra_1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:DFマルク・バルトラ チーム:ドルトムント(ドイツ) 出身:スペイン 年齢:26歳 身長:183cm インスタグラム:@marcbartra 超WS診断:タイプD(アスパラベーコン系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_h_Bartra_3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽バルトラは昨年の夏にバルセロナからドルトムントに移籍したセンターバック。日本の若手俳優的な雰囲気とルックスで素敵ですよねっ! <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_h_Bartra_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽細マッチョで綺麗な筋肉! ちなみにパートナーもすごく綺麗な方で、インスタでは娘さんも登場します! 【グループH】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_h_Kroos_1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>名前:MFトニ・クロース チーム:レアル・マドリー(スペイン) 出身:ドイツ 年齢:27歳 身長:182cm インスタグラム:@toni.kr8s 超WS診断:タイプC(草食系男子) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170913_h_Kroos_4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽このコーナー、最後に紹介するのはレアル・マドリーの天才パサー、クロースです! トリに相応しいイケメンっぷり! <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_h_Kroos_2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽息子ちゃんを抱っこ。絶対、いいパパです! 息子ちゃん、指と反対の方向を向いてます(笑)。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cl20170908_h_Kroos_3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽きゃー! 裸も美肌でサイコーです! 裸にジャージ。まさに、裸にエプロンの男版です! ▽以上、CLに登場するイケメン特集、楽しんでいただけましたでしょうか。好評だったら今後も継続するかも!? 2017.09.13 19:02 Wed
5

スペイン代表26名が決定! 候補メンバーからパウ・クバルシら3選手が外れる…【ユーロ2024】

スペインサッカー連盟(RFEF)は7日、ユーロ2024に臨むスペイン代表メンバー26名を発表した。 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、先月27日に発表した候補メンバー29名からDFパウ・クバルシ(バルセロナ)、MFマルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリー)、MFアレイシ・ガルシア(ジローナ)の3選手を外す決断を下した。 一方、初招集となったMFフェルミン・ロペスとFWアジョセ・ペレス(レアル・ベティス)はデビュー戦となった直近のアンドラ代表戦での活躍がメンバー入りの決め手となったようだ。 なお、スペインはユーロでグループBに入っており、クロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表と同居している。今回発表されたスペイン代表メンバーは以下の通り。 ◆スペイン代表メンバー26名 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) ダビド・ラヤ(アーセナル/イングランド) アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) ヘスス・ナバス(セビージャ) アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ/イングランド) ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ) ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー) ダニ・ビビアン(アスレティック・ビルバオ) アレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/ドイツ) マルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド) MF ロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド) マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ) ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン/フランス) ミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ) ペドリ(バルセロナ) アレックス・バエナ(ビジャレアル) フェルミン・ロペス(バルセロナ) FW アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー) ホセル(レアル・マドリー) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) ダニ・オルモ(RBライプツィヒ/ドイツ) フェラン・トーレス(バルセロナ) ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ラミン・ヤマル(バルセロナ) アジョセ・ペレス(レアル・ベティス) 2024.06.07 19:57 Fri

バルセロナの人気記事ランキング

1

ラ・リーガとRFEFが共同声明、ダニ・オルモ&ビクトルのバルセロナ2選手の登録認めず

ラ・リーガとスペインサッカー連盟(RFEF)は4日、バルセロナが要求するスペイン代表MFダニ・オルモ(26)とスペイン人FWパウ・ビクトル(23)の選手登録を認めない意向を共同声明で発表した。 両者は今回の決定に際して以下の声明を伝えている。 「FCB(バルセロナ)が2025年1月3日にLALIGAの経済管理に関する要件を満たし、クラブが関連文書を完了した後、LALIGA予算検証機関は、FCBスポーツチーム費用制限を前述の日付から延長することを決議した」 「この点に関して、FCバルセロナから紹介された選手のライセンスの申請を受けた監視委員会は、適用される連盟規則を分析した結果、ライセンスが取り消された選手が、同じシーズン中に、すでに所属していた同じクラブチームでライセンスを取得することを禁じるRFEF一般規則第130.2条および第141.5条の文言解釈に従い、FCバルセロナが選手ダニエル・オルモおよびパウ・ビクトルに申請した事前ビザおよび最終ライセンスを発給しないことに同意する」 これにより1月からオルモに加え、ビクトルの登録が抹消となる。両選手はDFアンドレアス・クリステンセンとDFロナルド・アラウホの長期離脱を活用して、今季ここまで特例措置により登録されていた。 バルセロナは『Spotifyカンプ・ノウ』のVIP席を中東の投資家に売却や取締役の個人保証などのによって登録を実現させるべく動いていたが、この努力も実らず。 ただ、ジョアン・ラポルタ会長は今回の決定に対して、国立スポーツ評議会(CSD)に異議申し立てを行い、土壇場での逆転登録を目指すつもりだ。 2025.01.05 00:03 Sun
2

「察したら去る」 F・デ・ヨングが思うバルサ退団のタイミング…加入後のタイトル数にも言及

オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがバルセロナを去るタイミングを語った。 2019年夏にアヤックスでの活躍が認められ、バルセロナの門を叩いたF・デ・ヨング。バルセロナで移籍初年度から主力に数えられる存在となり、アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハグ前政権下のマンチェスター・ユナイテッドらの関心が囁かれる時期も幾度かありながら、通算226試合で18得点22アシストをマークしている。 これまでもバルセロナ愛を言葉にし、忠誠を誓う27歳だが、ピッチ内での状況が芳しくなければ移籍も辞さぬようだ。オランダメディア『Voetbal International』のインタビューで明かす。 「周りは僕がこのままバルセロナに残りたいと考えているかもしれないけど、それはフットボール以外でも生活が心地良いからだ。それは確かだけど、ピッチでの出来事に比べたら二の次だ」 「ここで十分に力を発揮できなかったり、貢献できていなかったり、チームで何も勝ち取れないと察したら、もう去るだろう」 「僕はキャリアの岐路に立っているんだ。まだバルセロナでの1年半が残っているのに、新聞ではそれが問題だと書かれているけど、僕にとって、今は違う。まずは再びフットボールがしたい」 「それからクラブの計画に目をやり、家族や代理人と話し合って自分が何を望むかを決断する」 そう語るF・デ・ヨングは今季で6年目となるバルセロナでの歩みにも触れ、「バルサは僕にとって夢のクラブだったし、今もそう」としつつ、チームとしてのタイトル数という部分を残念がった。 「小さい頃からここでプレーしたかったんだ。今もこのクラブでの日々を楽しんでいるけど、実生活のように、すべてが理想どおりというわけじゃない」 「『ヒーローに会ってはいけない』という言葉があるのは理由があるよね? ここで契約にサインしたとき、5年が経ってもリーガやコパ・デル・レイ、スーペルコパでそれぞれ1回ずつしか優勝できないなんて思ってもいなかった」 「最低でもその倍は優勝できると思っていたから、トロフィーの数は残念だね。でも、その過程で前もって予測できない出来事が常に起こるものさ」 昨季終盤に負った足首の負傷が長引き、今季開幕に間に合わずのF・デ・ヨング。2024年10月1日のチャンピオンズリーグでようやく初出場したが、ハンジ・フリック新監督のもとでスターターとしての出番が限られ、出場した公式戦13試合で実に2回のスタメンにとどまる。 2025.01.03 14:30 Fri
3

ラ・リーガは「バルセロナが代替案を提示していない」とし、ダニ・オルモとビクトルの登録を認めず

ラ・リーガは12月31日、バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)とスペイン人FWパウ・ビクトル(23)の登録を認めないことを発表した。 ラ・リーガは声明にて「12月31日現在、バルセロナはラ・リーガの定めるファイナンシャルフェアプレーに従い、1月2日から選手の登録を認める代替案を提示していない」と発表。 これにより1月からダニ・オルモに加え、ビクトルの登録が抹消となる。両選手はDFアンドレアス・クリステンセンとDFロナルド・アラウホの長期離脱を活用して、今季ここまで特例措置により登録されていた。 バルセロナはSpotifyカンプ・ノウのVIP席を中東の投資家に売却することでダニ・オルモとビクトルの登録を実現させるべく動いていたが、うまく行かなかったようだ。 なお、バルセロナはスペインサッカー連盟(REFF)に対して両選手の登録を認めるよう申請したようだが、ラ・リーガが登録を認めない限り実現することはないと報じられている。 2025.01.01 09:00 Wed
4

バルサの登録問題が移籍話に発展のオルモ…代理人が代弁 「ダニの決断は残ること」

バルセロナの財政事情からお先真っ暗のスペイン代表MFダニ・オルモ(26)だが、代理人いわく、クラブにとどまるようだ。 今季からバルセロナに復帰したカンテラ育ちのオルモ。移籍金は総額6200万ユーロ(現レートで約100億6000万円)で、バルセロナにとって今季の目玉補強で、ここまで公式戦15試合で6得点1アシストと期待どおりの働きといえる。 そんなシーズンもいよいよ後半戦に入るが、バルセロナはラ・リーガでの選手登録問題が再燃している。 デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの負傷による特別措置でその問題を先延ばしにできたバルセロナだが、期限は昨年12月31日まで。新年の戦いに臨むにあたり、改めて登録が必要だ。 オルモは特別措置で登録され、前半戦に出場したとあって、このままいけば後半戦から出られず。バルセロナは引き続き財務改善を図りつつ、すぐさま控訴にも動くが、実力申し分なしの選手とあって移籍話も盛り上がり始める。 行き先候補としてプレミアリーグやブンデスリーガの数クラブが浮かぶが、『beIN SPORTS』によると、オルモの代理人を務めるアンディ・バラ氏はバルセロナ残留が本人の意向と強調した。 「ダニが下した決断はバルセロナに残ること。バルサのためにプレーしたいからだ。ほかのオプションなんて考えてもいない。ダニはバルセロナでプレーしたいんだ」 バルセロナが問題を解決しない限り、今季後半戦でプレーできなくなるオルモだが、いかに。 2025.01.01 12:15 Wed
5

バルサの命運を握るVIP席…1億ユーロで売却できればダニ・オルモ登録可能に、一部合意も現時点では足りず

スペイン代表MFダニ・オルモの登録に関して、暫定措置が拒否されるという事態に陥ったバルセロナ。1月の移籍市場が開く目前ということ、そして暫定措置の期限が12月31日であることから、大きな注目を集めている。 バルセロナは、厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱え続けている。 財政問題があると言いながらも、各国代表クラスの選手を獲得し続ける中、結果的にその皺寄せを受けることになりながらも、まるで自転車操業状態となっている。 今夏もRBライプツィヒからダニ・オルモを獲得したが、当然サラリーキャップ制度に引っかかることに。ただ、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を有効活用し、ダニ・オルモと共にスペイン人FWパウ・ビクトルを暫定措置で選手登録させていた。 しかし、期限が迫っていた中、暫定措置の延長を求めたバルセロナだったが、そこまで上手くことは運ばない。バルセロナの第10商事裁判所が申し出を却下。クラブは控訴する予定とされているが、12月31日をもって一旦両選手は選手登録を外れることになる。 ダニ・オルモがプレーできないとなれば、当然他のクラブが関心を寄せるもの。プレミアリーグのクラブが動向を注視すると応じられた中、スペイン『ムンド・デポルティボ』が朗報を伝えた。 資金獲得に奔走していたジョアン・ラポルタ会長が中東から巨額の資金を持ち帰る予定だという。 ラポルタ会長はドバイを訪れており、現在改装中のSpotifyカンプ・ノウのVIP席を販売しているとのこと。その額は総額1億ユーロ(約164億5000万円)となり、既に一部が合意に達しているという。 ただ、合意分ではダニ・オルモを登録するためには不足しているとのこと。引き続き1億ユーロでの交渉成立を目指しているという。 この動きが全て達成されれば、全ての金額を補強や給与に充てられる状況となるだけに、クラブにとっては重要な局面を迎えている。仮に破談となれば、すぐ解決することは不可能な状況。しっかりと交渉し、ハシゴを外されないことを祈るばかりだろう。 2024.12.29 23:45 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly