ジャスティン・クライファートが偉業達成! 史上3人目となる欧州5大リーグ得点者に

2023.11.26 08:30 Sun
クライファートが史上3人目となる欧州5大リーグ得点者に
Getty Images
クライファートが史上3人目となる欧州5大リーグ得点者に
ボーンマスの元オランダ代表FWジャスティン・クライファートが偉業を達成した。イギリス『Sport bible』が伝えている。

かつてアヤックスやバルセロナなどで活躍したパトリック・クライファートを実の父親に持つクライファート。

かつて父もプレーしたアヤックスでプロキャリアをスタートした後、2018年にローマ(イタリア)へ完全移籍。ただ、セリエAの名門では定位置奪取とはいかず、RBライプツィヒ(ドイツ)、ニース(フランス)、バレンシア(スペイン)へのレンタル移籍を繰り返した。
そして、今夏の移籍市場でローマからボーンマス(イングランド)に完全移籍していた。

24歳にしてヨーロッパ5大リーグをコンプリートする形となった同選手は、さらに25日に行われたプレミアリーグ第13節のシェフィールド・ユナイテッド戦(3-1で勝利)で偉業を達成。
前半終了間際にエリア外へ飛び出してクリアを試みたGKフォダリンガムからボールを奪い切ったクライファートは角度がないところから無人のゴールへミドルシュートを突き刺し、プレミアリーグデビューから10戦目にして初ゴールを記録。すでにセリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン、ラ・リーガでゴールを決めていたため、今回のプレミアリーグ初ゴールによってヨーロッパ5大リーグすべてでゴールを挙げる偉業達成となった。

なお、これまでヨーロッパ5大リーグすべてでゴールを挙げた選手は、クライファート以前に2人のみ。1人目は元ルーマニア代表FWフロリン・ラドチョウ氏で、同氏は現役時代にミラン、エスパニョール、シュツットガルト、ウェストハム、モナコなどでプレー。

2人目はモンテネグロ代表FWステファン・ヨベティッチ(現オリンピアコス)で、同選手はフィオレンティーナ、マンチェスター・シティ、セビージャ、モナコ、ヘルタ・ベルリンといったクラブでプレーしていた。

パトリック・クライファートの関連記事

ボーンマスの関連記事

ボーンマスは7日、ラヌース(アルゼンチン1部)からアルゼンチン代表DFフリオ・ソレール(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、移籍金は非公開、契約期間も長期とだけ明かされているが、イギリス『BBC』によると移籍金はベース約660万ポンド(約13億円)とみられており、最大1150万ポンド(約22億7000万円)程 2025.01.08 15:14 Wed
ボーンマスのオランダ代表FWジャスティン・クライファートがマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 22日、プレミアリーグ第17節でボーンマスはアウェイでユナイテッドと対戦した。 今シーズンはアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナムとビッグ6の3チームに勝利を収めているボ 2024.12.23 22:10 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が22日に行われたプレミアリーグ第17節、0-3で完敗したボーンマス戦を振り返った。 前節マンチェスター・シティとのダービーを制し、勢いを得て臨んだボーンマス戦。しかしホームでまさかの3失点完敗を喫し、ノッティンガム・フォレスト戦に続くオールド・トラフォードでの痛 2024.12.23 11:00 Mon
プレミアリーグ第17節、マンチェスター・ユナイテッドvsボーンマスが22日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのボーンマスが0-3で完勝した。 前節のマンチェスター・ダービーで会心の逆転勝ちを収め、リーグ連敗をストップした13位のユナイテッド。ただ、直近のEFLカップ(カラバオカップ)ではトッテナムに3- 2024.12.23 01:05 Mon
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、サポーターとの衝突について語った。 5日、プレミアリーグ第14節でボーンマスと対戦。アウェイでのゲームとなった中、試合は1-0で敗れた。 シックスポインターで敗れ、ボーンマスに抜かれたトッテナム。前節のフルアム戦でもドローに終わり、マンチェスター・シティに勝利して 2024.12.06 22:20 Fri

プレミアリーグの関連記事

リバプールのアルネ・スロット監督が、批判浴びるイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを擁護した。クラブ公式サイトが伝えている。 リバプールのアカデミー育ちであり、ファーストチーム昇格後は右サイドバックの主軸に定着したアレクサンダー=アーノルド。世界屈指とも評されるキック精度を武器として、これまで 2025.01.08 17:10 Wed
元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現:アル・カーディシーヤ)が、イギリス『Athletic』でチェルシー時代を回想した。 ブンデスリーガとプレミアリーグで得点王に輝いたストライカー、オーバメヤン。ドルトムントとアーセナルで腰を据えて活躍し、半年間だけの在籍となったバルセロナでも得点を量産した。 2025.01.08 15:20 Wed
ボーンマスは7日、ラヌース(アルゼンチン1部)からアルゼンチン代表DFフリオ・ソレール(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、移籍金は非公開、契約期間も長期とだけ明かされているが、イギリス『BBC』によると移籍金はベース約660万ポンド(約13億円)とみられており、最大1150万ポンド(約22億7000万円)程 2025.01.08 15:14 Wed
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)の代理人がミラノに到着した。 マンチェスター・ユナイテッドからミランへのレンタル移籍が報じられるラッシュフォード。 イタリア『カルチョメルカート』によると、現地時間7日夜、ラッシュフォードの代理人を務める実弟、デーン氏がミラノへ到着。1月の移籍について、 2025.01.08 13:35 Wed
今シーズンのアーセナルは呪いにでもかかっているのか。またしても負傷者が出てしまった。 プレミアリーグ優勝を目指し今シーズンに挑んでいるアーセナル。ここまで20試合を戦い、首位のリバプールと勝ち点差「6」の2位につけている。 リーグ戦4連勝を目指し4日にブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦したアーセナルだった 2025.01.07 23:45 Tue

記事をさがす

パトリック・クライファートの人気記事ランキング

1

オランダ路線強化? インドネシア代表のシン・テヨン監督が解任…後任候補にファン・バステン氏らオランダのレジェンド並ぶ

6日、インドネシア代表を率いるシン・テヨン監督(54)の解任が発表された。進行中の2026年W杯アジア最終予選で健闘するなか、オランダ路線を強化するという方向性か。 6日、表題の通り、日本代表も最終予選C組で同居するインドネシア代表のシン・テヨン監督(54)が、解任の憂き目に。 同国サッカー協会のエリック・トヒル会長は取材対応にあたり、解任は「すべての関係者と熟考を重ねた結果」と簡単に説明。「12日には後任を発表できる」という旨も話している。 昨年を通じて、旧宗主国オランダからの国籍取得が激増し、スタメンの大半がオランダ人となったインドネシア代表チーム。 今回のシン・テヨン監督解任はまず、解任発表に先立って欧州メディアから情報が出ており、トヒル会長は「欧州で情報がリークされた」という旨をコメント。「そういう話は確かにある」と、欧州に後任候補がいることを窺わせた。 具体的な名前としては、パトリック・クライファート氏(48)、ルイス・ファン・ハール氏(73)、マルコ・ファン・バステン氏(60)と、インドネシア『Kompas.com』など各国紙が報道。オランダ路線を強化することが限りなく濃厚か。 インドネシア代表は最終予選C組で6カ国中3位と健闘も、昨年末のASEAN杯は国内の若手中心で臨んでグループステージ敗退。3月の最終予選再開初戦は、アウェイでオーストラリア代表との勝ち点「1」差、2位vs3位対決となっている。 2025.01.06 17:17 Mon
2

インドネシア代表が新監督にオランダのレジェンド、クライファート氏を招へいへ! 今年6月に日本代表と対戦

インドネシア代表はオランダのレジェンド、パトリック・クライファート氏(48)を新監督に招くようだ。 かつてインテルの会長も歴任したエリック・トヒル会長がインドネシアサッカー協会のトップに立ち、国籍変更の海外選手で強化を推し進めるインドネシア。2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表と同じグループCに入り、6カ国中3位と健闘している。 だが、昨年末の東南アジア選手権に国内の若手中心で臨み、グループステージ敗退の結果が響いたか、インドネシアサッカー協会は6日にシン・テヨン監督(54)の解任を発表。そんなインドネシアと今年6月に再戦する日本からすれば、次の監督が誰なのか気になるところだ。 だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、すでに後任の目星がつく状況とのことで、クライファート氏が就任するという。契約は2年の延長オプションが付いた2年で、12日にもプレゼンテーションが行われるそうだ。 現役時代にアヤックスやミラン、バルセロナなどでプレーしたクライファート氏は2023年12月にアダナ・デミルスポルの監督を退任して以降、無所属が続いている。 オランダからの国籍変更選手が多くを占めるインドネシア。クライファート氏のもとでオランダ路線をさらに強化していくのだろうか。 2025.01.06 20:01 Mon
3

クライファートの息子、ルーベンがカーザ・ピアに完全移籍で合意‥昨季はドルトレヒトでプレー

ドルトレヒトは28日、オランダ人DFルーベン・クライファート(23)がポルトガルのカーザ・ピアに完全移籍することで合意したことを発表した。 その名前からも分かる通り、オランダ代表のストライカーとしても活躍したパトリック・クライファート氏を父に持ち、兄には元オランダ代表FWジャスティン・クライファートを持つ。 ユトレヒトの下部組織で育ち、2022年7月にファーストチームに昇格。2023年9月にドルトレヒトへと完全移籍した。 ドルトレヒトでは、エールステ・ディビジ(オランダ2部)で20試合に出場し1アシスト。プレーオフで2試合に出場。センターバックでのプレーが評価されていた。 詳細については発表されていないが、ポルトガル『A Bola』によれば、移籍金は20万ユーロ(約3400万円)で、3年契約を結ぶことになるという。 2024.06.28 22:30 Fri
4

クライファート監督がアダナ・デミルスポルを退任…今季就任もわずか5カ月で去る

トルコのアダナ・デミルスポルは4日、パトリック・クライファート監督(47)との契約を双方合意の下で解除したことを発表した。 2022-23シーズンのスュペル・リグを4位で終えたアダナ・デミルスポルは、シーズン終了後にヴィンチェンツォ・モンテッラ監督(現トルコ代表)の退任を発表。 その後任としてクラブレベルでファーストチームを初めて指揮するクライファート監督を招へいした。ここまではリーグ戦14試合を指揮し、6勝5分け3敗で順位は5位となっていた。 しかし、直近の6試合でわずかに1勝と不振に陥っていたなか、このタイミングでの退任が決定した。 現役時代にアヤックスやバルセロナで活躍し、オランダ代表では79試合に出場し、40ゴールを挙げるなどオランダ屈指の名ストライカーとしてならしたクライファート監督。 現役引退後は母国オランダの複数クラブでコーチを歴任したほか、古巣アヤックスのアカデミー監督、パリ・サンジェルマン(PSG)のフットボールディレクター、カメルーン代表のアシスタントコーチ、バルセロナの下部組織統括責任者を歴任。直近では、キュラソー代表の暫定監督を務めていた。 2023.12.05 08:00 Tue
5

監督就任への階段? 名手ライツィハーがユーロ2024でオランダ代表に入閣へ

ミハエル・ライツィハー氏(50)がオランダ代表のコーチングスタッフ陣入りへ。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 オランダ代表通算71キャップを誇るライツィハー氏。時代を彩った名うての右サイドバックであり、アヤックス時代に欧州制覇…パトリック・クライファート氏やデ・ブール兄弟、若手時代のチャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタらとともにバルセロナでもプレーした。 2007年の現役引退後はスパルタ・ロッテルダムや古巣アヤックスでアシスタントコーチや育成年代の指揮。2014年に短期間ながらもU-17オランダ代表を率いており、昨年7月からはU-21オランダ代表を指揮している。 そんなライツィハー氏だが、ロナルド・クーマン監督率いるオランダA代表に、ユーロ2024の期間だけアシスタントコーチとして加わることが決定した模様。自身もメディア対応で「与えられた役割を果たしに行く」とこれを認めた。 2024.03.26 17:20 Tue

ボーンマスの人気記事ランキング

1

ジャスティン・クライファートが偉業達成! 史上3人目となる欧州5大リーグ得点者に

ボーンマスの元オランダ代表FWジャスティン・クライファートが偉業を達成した。イギリス『Sport bible』が伝えている。 かつてアヤックスやバルセロナなどで活躍したパトリック・クライファートを実の父親に持つクライファート。 かつて父もプレーしたアヤックスでプロキャリアをスタートした後、2018年にローマ(イタリア)へ完全移籍。ただ、セリエAの名門では定位置奪取とはいかず、RBライプツィヒ(ドイツ)、ニース(フランス)、バレンシア(スペイン)へのレンタル移籍を繰り返した。 そして、今夏の移籍市場でローマからボーンマス(イングランド)に完全移籍していた。 24歳にしてヨーロッパ5大リーグをコンプリートする形となった同選手は、さらに25日に行われたプレミアリーグ第13節のシェフィールド・ユナイテッド戦(3-1で勝利)で偉業を達成。 前半終了間際にエリア外へ飛び出してクリアを試みたGKフォダリンガムからボールを奪い切ったクライファートは角度がないところから無人のゴールへミドルシュートを突き刺し、プレミアリーグデビューから10戦目にして初ゴールを記録。すでにセリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン、ラ・リーガでゴールを決めていたため、今回のプレミアリーグ初ゴールによってヨーロッパ5大リーグすべてでゴールを挙げる偉業達成となった。 なお、これまでヨーロッパ5大リーグすべてでゴールを挙げた選手は、クライファート以前に2人のみ。1人目は元ルーマニア代表FWフロリン・ラドチョウ氏で、同氏は現役時代にミラン、エスパニョール、シュツットガルト、ウェストハム、モナコなどでプレー。 2人目はモンテネグロ代表FWステファン・ヨベティッチ(現オリンピアコス)で、同選手はフィオレンティーナ、マンチェスター・シティ、セビージャ、モナコ、ヘルタ・ベルリンといったクラブでプレーしていた。 2023.11.26 08:30 Sun
2

オールド・トラフォードで連敗のユナイテッド、アモリム監督は「今は全てが辛い」と吐露

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が22日に行われたプレミアリーグ第17節、0-3で完敗したボーンマス戦を振り返った。 前節マンチェスター・シティとのダービーを制し、勢いを得て臨んだボーンマス戦。しかしホームでまさかの3失点完敗を喫し、ノッティンガム・フォレスト戦に続くオールド・トラフォードでの痛い連敗となった。 就任から約1カ月、公式戦4勝1分け4敗と苦戦するアモリム監督はボーンマス戦を終えて次のように話した。 「今は全てが辛い。ユナイテッドのようなクラブがホームで0-3で負けるのは誰にとっても本当に辛いことだ。ファンはがっかりして疲れていると思う。今日の最初のプレーでアンドレ・オナナがボールの出し所に困っていたが、選手たちは不安に感じているようだ。それは理解しているが、我々は立ち向かわなければならない」 また、セットプレーからの失点が続いていることを問われると、「カルロス(セットプレー担当コーチ)が悪いわけではなく責任は私にある。チームには良い時と悪い時がある。セットプレーに取り組んでいるし、改善するつもりだ。だが、セットプレーのせいで負けたわけではない。より多くのチャンスを作ったにも関わらず得点できなかったことで負けたんだ」と好機を仕留めきれなかったことを悔いた。 最後に公式戦3試合連続招集外となったFWマーカス・ラッシュフォードについては「状況次第だ。様子を見よう」と言うに留まった。 2024.12.23 11:00 Mon
3

「夢を生きてきた…」、“ガラスの天才”ウィルシャーが30歳で現役引退…

元イングランド代表MFジャック・ウィルシャー(30)が現役を引退することになった。同選手が8日に自身の公式SNSを通じて明かした。 今月6日にオーフスを退団したウィルシャーは、その退団発表から2日後にスパイクを脱ぐ決断をしたことを明かした。そして、キャリアの大半を過ごしたアーセナルへの熱い思いを綴っている。 「今日、僕はプロフットボールからの引退を発表する」 「信じられないほど多くの素晴らしい瞬間に満ちた信じられないほどの旅だった。キャリアの中で自分がしたことすべてを経験できたことを光栄に思う」 「庭でボールを蹴っていた少年から、愛するアーセナルのキャプテンになり、ワールドカップで国のためにプレーする。僕は自分の夢を生きてきたんだ」 「実際のところ、自分にはまだたくさんのことを与えられると感じながらも、自分のコントロールできない理由のために、キャリアが失われていることを受け入れるのは困難だった」 「最高のレベルでプレーしてきた自分にとっては、常に大きな野心を抱いてきたし、正直に言えば、このような立場になることを想像していなかったよ」 「だけど、多くのことを振り返り、親しい人たちと話す時間があって、今が適切な時期だと分かっているし、難しい時期ではあったけど、自分が達成したことに大きな誇りを持って自分のキャリアを振り返ることにするよ」 「世界最高のプレーヤーたちとともに最高レベルでプレーし、FAカップで優勝し、クラブのキャプテンを務め、国を代表してプレーすることは、ヒッチンで育った小さな頃の自分の想像をはるかに超えるものだった」 「このようなキャリアを積めたことは幸運だったけど、多くの人々の愛とサポートがなければ実現しなかったと考えているよ」 「まず、母のケリー、父のアンディ、兄弟のトム、ロージーへ。子供の頃、そして彼の今日まで、みんなの犠牲と愛と無条件のサポートがなければ、僕は何も実現できなかっただろうし、言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちがあるよ」 「心の底からありがとう。僕の夢を叶えるためにみんながしてくれたことは、決して忘れないよ」 「僕の生涯の友であるみんなへ、みんなのサポートと友情に感謝するよ。特に、親友のドゥエインとベニックに感謝しなければならない。良いときも悪いときも、いつも僕を支えてくれて、僕はいつも君たちの誠実さとサポートに頼ることができると感じていたんだ」 「僕の幼少期から若手時代のコーチたちにも感謝したい。とりわけ、ゴードン・ローレンス、スティーブ・レナード、ボビー・アーバー、ロッグ・マシー、リアム・ブレイディ、スティーブ・ボールド、マーク・エリス、トゥンデ、ニール・バンフィールドなど、僕に『アーセナルスタイル』を教えてくれたすべてのコーチは、僕がこの道を歩むうえで大きな道しるべとなったんだ」 「アーセン(・ヴェンゲル)、パット・ライス、ボロ・プリモラックといったボスたちに対する愛と感謝を言葉でうまく表すことは決して簡単ではないよ。僕らが出会った最初の日からあなた方の信念、サポート、指導がなければ、僕はアーセナルファミリーの一部になることができなかったはずだよ」 「とにかく、みんなに生涯感謝するよ。理事会、経営陣、そしてアーセナルFCに関わるすべての人に、心から感謝する。7歳でクラブに加入したときから、みんなは僕の大きな家族のようなもので、すべてに感謝しているよ」 「地球上で最高のサポーター、アーセナルファンのみんな、心からありがとうご。みんなのためにプレーできることは光栄なことだった」 「いつも応援してくれ、クラブを代表することに誇りを感じることができたと思う。いつも僕を応援してくれたことを決して忘れないし、僕は永遠にグーナーだ」 また、ウィルシャーは現役引退後もフットボールの世界に携わることを希望していることを明かした。 「僕は自分のキャリアのすべての瞬間を楽しんできたし、一生に一度の旅だった」 「だけど、僕にはまだフットボールに捧げられるものがたくさんあるし、将来どうなるのかワクワクしているんだ」 ロンドン近郊のスティーブニッジ出身で7歳からアーセナルのアカデミーに在籍したウィルシャーは、2008年9月に行われたブラックバーン戦でクラブ史上最年少(16歳と256日)でのプレミアリーグデビューを果たした。 その早熟の天才MFは、ボルトンでの1年間の武者修行を経た2010-11シーズンに主力に定着。チャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦で見せた圧倒的なパフォーマンスによって、次代のフットボール界を担う逸材との評価も確立した。 しかし、その翌シーズンは足首に負った重傷によってシーズンを棒に振ると、ここからキャリアが暗転。長期離脱が明けた2012-13、2013-14シーズンはまずまずのプレー機会を得たが、2014年以降は度重なるケガによって思うように出場機会を得られず。2016-17シーズンはチーム内でのポジション争いで劣勢を強いられ、ボーンマスへのレンタル移籍も経験。 そして、かつての“アーセナルの至宝”は2018年夏に下部組織から過ごしたクラブを退団し、家族を含めファンだったウェストハムへ完全移籍。だが、ここでもケガが災いし2年で退団。無所属期間を経て2020年1月に加入したボーンマスでも、半年間の契約を延長することはなかった。 以降、フリーの状態が続いていた元イングランド代表MFは、今年2月にデンマーク1部のオーフスに加入。背番号10を任され、公式戦15試合に出場し3アシストを記録していた。 プロキャリアを通じてはアーセナルでの197試合を含め、公式戦300試合近くに出場。アーセナルでは2度のFAカップ制覇、1度のコミュニティー・シールド制覇を成し遂げていた。 また、2010年8月に行われたハンガリー代表戦でデビューを飾ったイングランド代表では、2014年ブラジル・ワールドカップ出場を含め34試合2ゴールの数字を残した。 栄光のキャリア初期、“ガラスの天才”と揶揄されたキャリア終盤と、フットボールの酸いも甘いも嚙み分けた30歳は、今後のフットボール界にどんなものをもたらしてくれるのか。その大きな期待については少し脇において、偉大なるフットボーラーの少し短い旅路の終焉を称えたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ウィルシャーと言えばこれ!超絶ダイレクトパス交換からのスーパーゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI1bTdSRUhPbCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CGhDmT-DYNg/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CGhDmT-DYNg/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CGhDmT-DYNg/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Arsenal Official(@arsenal)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.07.08 22:04 Fri
4

「信じられない」ビッグ6相手に4勝目、ボーンマスFWがユナイテッド撃破に「この勝利は素晴らしい」

ボーンマスのオランダ代表FWジャスティン・クライファートがマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 22日、プレミアリーグ第17節でボーンマスはアウェイでユナイテッドと対戦した。 今シーズンはアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナムとビッグ6の3チームに勝利を収めているボーンマス。上位につけている中で、この試合でも前半にディーン・ハイセンのゴールで先制。後半にクライファートがPKを決めてリードを広げると、アントワーヌ・セメンヨがダメ押しゴールを決めて0-3で快勝を収めた。 この勝利で5位に浮上したボーンマス。今季6点目を決めたクライファートは、アウェイでのユナイテッド戦勝利を喜んだ。 「ここでの勝利は素晴らしい。この美しいスタジアムで連勝できたことは素晴らしいことだ」 「ご存知の通り、ゴール後には必ず何かが起こるので、集中力を高めなければならない、監督もそう言っていた」 「幸運なことに、2点目の直後に3点目を決め、それが試合の流れを変えた。素晴らしい勝利だった」 また、上位陣相手にもしっかりと勝利し、チームも5位と好調を維持する中、チームとしての積み上げも重要だと語った。 「信じられない。去年から懸命に努力し、同じ計画に基づいて戦ってきた。この監督と選手たちと一緒にいると、みんなが望んだような素晴らしいことができるというのは本当に素晴らしい」 2024.12.23 22:10 Mon
5

GKハイン好セーブ連発のアーセナル、アメリカ初戦はボーンマスとドロー その後のPK戦では勝利 【PSM】

25日(現地時間24日)、親善試合のアーセナルvsボーンマスがディグニティヘルススポーツパークで行われ、90分の戦いは1-1のドロー決着、PK戦を5-4でアーセナルが制した。 アメリカツアーを行っているプレミアリーグのチーム同士の対戦。ツアー初戦を迎えたアーセナルは、ユーロ2024やコパ・アメリカ2024に参加していた選手が不参加となり、冨安健洋やキーラン・ティアニーはケガの治療のためロンドンにとどまった。 アーセナルはエディ・エンケティアを頂点に、ファビオ・ヴィエイラとリース・ネルソンが3トップを構成。最終ラインにはベン・ホワイトやユリエン・ティンバーらが入り、U-21チームのイーサン・ヌワネリやマイルズ・ルイス=スケリーらもスタメンに名を連ねた。 対するボーンマスはツアー2戦目。レクサムとの一戦を1-1のドローで終えていたなか、今回はエースのドミニク・ソランケらもスタートからピッチに立った。 先にチャンスを迎えたのは13分のボーンマス。高い位置でボールを奪うと、ボックス手前からソランケが思い切って右足を振る。シュートはやや力が入り、クロスバーを越えた。 それでも18分、アーセナルが先制。ネルソンが左サイドで仕掛けると、ふわりとしたクロスにファビオ・ヴィエイラ。左足ハーフボレーで叩き込んだ。 32分にはソランケに決定機が到来。ボックス内で縦パスを受けると、振り向きざまにDFを1人かわしてシュート。今度は枠に飛んだが、GKカール・ハインがファインセーブで凌いだ。 アーセナルは後半、マルティン・ウーデゴールが登場。ボーンマスも2人選手を入れ替えた。 ボーンマスが主導権を握ってゲームを進めるなか、63分にはアーセナルが一気に選手交代。ジョルジーニョやオレクサンドル・ジンチェンコらがピッチに立つ。 その後も両チーム選手を入れ替えると、67分にはボーンマスのダンゴ・ワタラが最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一に。しかし、またもGKハインが好セーブを披露する。 一方のアーセナルも70分、ボックス手前中央でFKを獲得すると、ウーデゴールが直接狙う。ゴール右隅に飛んだが、GKネトがきっちり弾いた。 その3分後、ボーンマスがついに追いつく。アントワーヌ・セメンヨが前線でボールを奪い、自ら左足シュート。ディフレクトしたボールはループ気味の軌道となり、GKハインの手も届かずネットを揺らした。 83分にはウーデゴールのスルーパスからジンチェンコがシュートに持ち込むが、アーセナルの勝ち越しとはならず。結果を問わず、予定したPK戦へ突入した。 1人目のセメンヨとウーデゴールがそれぞれ成功させると、ボーンマス2人目のフィリップ・ビリングのシュートはGKハインがセーブ。アーセナルも4人目のトロサールが右ポストに当ててしまう。 5人目がそれぞれ成功すると、ボーンマス6人目のライアン・クリスティのシュートをGKハインがまたもストップ。アーセナルは6人目のヤクブ・キヴィオルが落ち着いて決め、5-4でPK戦を制した。 アーセナル 1-1(PK:5-4) ボーンマス 【アーセナル】 ファビオ・ヴィエイラ(前18) 【ボーンマス】 アントワーヌ・セメンヨ(後28) 2024.07.25 13:52 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly