3発逆転勝利のユナイテッド、テン・ハグ監督は好調アマドを称賛 「プレーレベルが確実に上がっている」

2024.08.01 18:29 Thu
ベティスに勝利したテン・ハグ監督
Getty Images
ベティスに勝利したテン・ハグ監督
マンチェスター・ユナイテッドエリク・テン・ハグ監督がレアル・ベティス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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1日(現地時間31日)、1-2で敗れたアーセナル戦に続くアメリカツアーの2戦目を迎えたユナイテッド。今回はレアル・ベティスと対戦した。15分に先制点を許す展開となったものの、3分後にはコートジボワール代表FWアマド・ディアロがPKを獲得し、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが成功。24分にはU-17イングランド代表DFハリー・アマスの左サイド突破から、アマドが左足でシュートを突き刺した。
7分後にはCKからブラジル代表MFカゼミロが加点。後半に1点を返されたものの、3-2の逆転勝利を収めた。

試合後にコメントを残したテン・ハグ監督は、先制を許した後の展開に満足。3点とも素晴らしかったと語った。
「まずまずだったと思う。選手たちはよくやった。序盤は試合のコントロールに問題があり、0-1とリードを奪われてしまった。あってはならないことだ。彼らがボックス内に入ってきたのはあれが初めてだったと思う」

「だが、その後は我々が主導権を握り、盛り返した。本当に良いゴールが3つ決まったと思う。1つ目はPKで、アマドのいい動きから生まれたものだった。2点目もとても良いゴールだと思う。コーナーキックからの3点目もナイスなゴールだ。2点目はハリー・アマスがクロスを上げ、アマドの素晴らしいフィニッシュでゴールを奪った」

また、同点のPK獲得に加え、逆転ゴールを決めたアマドにはさらに言及。攻撃だけでなく守備も評価している。

「彼は良いパフォーマンスを見せているし、プレシーズンも今のところ順調だ。彼のプレーレベルが確実に上がっているのがわかるだろう。守備の部分でも、カウンタープレスだけでなく普通のプレスも本当に良い。だから彼のパフォーマンスには本当に満足している」

4日(現地時間3日)にはリバプールと対戦。10日に控えるマンチェスター・シティとのコミュニティ・シールド、その先のプレミアリーグ開幕戦に向け、テン・ハグ監督はさらなる向上を目指す。

「今週は全員がマッチフィットネスを上げるため、より多くの時間プレーする必要がある。もちろん、試合はよりタフなものになっていくだろうし、土曜日のリバプール戦は非常に良いテストになるだろう。新シーズンに向けた非常に良い準備だ」

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「もうユナイテッドでプレーしたくなかった」ポグバが過去の移籍を巡る裏事情を告白、クラブの阻止された後は暗い日々に…「精神的に安定していなかった」

ドーピング違反の疑惑により4年間の出場艇処分が下されていた中、処分が18カ月と大幅に短縮されたポール・ポグバ。イギリス『デイリー・メール』のインタビューに応じ、過去のエピソードを明かした。 マンチェスター・ユナイテッドで育ったポグバ。ユベントスへのフリー移籍を経験すると、イタリアの地で大きく成長。2016年にはクラブ史上最高額の8900万ポンド(現レート:約173億8000万円)でユナイテッドに復帰したが、再びユベントスへと移籍している。 そんな中で、突然の出来事が。自身がドーピング違反をしている疑惑が浮上。突然の出来事だったと明かした。 「面白い話があるんだけど、映画のプレミアのために新しいスーツを試着していたんだ。でも、携帯電話を持っていなかった」 「妻(ズライ)が僕の携帯電話を持って2階に駆け上がってきて、『弁護士だ』と叫んだ。折り返し電話すると言ったけど、彼女は電話に出るように言ったんだよ」 「スーツを着たまま階下に降りて行って、彼に話しかけたんだ!彼がその知らせを僕に伝えたとき、僕は黙っていた。みんなは飛び上がってとても喜んでいたけど、僕はショックを受けていた。その喜びはすぐに決意に変わった。僕たちは地獄を経験した。暗黒の時代。でもこれは二度目のチャンスだから、それを生かさなければならない。僕は興奮していた」 思わぬ知らせを受けたポグバ。そこからは地獄の日々が続いたが、疑惑が晴れたことで処分が軽減。2025年1月にトレーニングに復帰し、3月にはプレーにも復帰できるとみられている。 そのポグバはインタビューの中でユナイテッド在籍時の状況についてコメント。ジョゼ・モウリーニョ監督との関係を明かした。 「恋人同士のようだった。しょっちゅう別れたり仲直りしたりしていた。最初はうまくいった。僕がマンチェスターに戻った理由のひとつは彼だった」 「なぜ悪夢のような喧嘩になってしまったのかは分からない。監督と選手のように意見が合わなかった。でも、僕は彼に大きな敬意を抱いている。明日彼に会ったら、抱きしめてあげるよ!でも、いつか座って話し合わないといけないね」 モウリーニョ監督をリスペクトしながらも、衝突することも少なくなかったというポグバ。一方で、モウリーニョ監督が去り、オーレ・グンナー・スールシャール監督が就任した1年目は最高のシーズンだったと振り返った。ただ、そのシーズン限りで退団も希望していたが、当時のCEO(最高経営責任者)であるエド・ウッドワード氏が移籍を認めてくれたなかったと明かした。 「今まで誰にも話したことのないことを話そう。ジョゼが去りオーレが来た年は、僕にとってユナイテッドで最高のシーズンだった。でも、最終戦の後、オーレとエド・ウッドワードに、今年が最後の年だと思うので去りたいと伝えた」 「僕は27歳で、望んでいたようにはうまくいかなかった。ベストを尽くしたけど、クラブが上向きになるとは思えなかった。去りたかったけど、プロフェッショナルでありたかったからプレシーズンに戻ってきた」 「エドに移籍を希望したけど、彼はそれを阻止した。もうユナイテッドでプレーしたくはなかったけど、プロフェッショナルでなければならなかった。精神的に安定していなかったし、その後にケガをしてしまった」 その後にユベントスへと移籍したが、そこでは輝きを見せられず。そして、ドーピング疑惑が浮上した。医師から認められていたサプリメントが問題となったわけだが、意図的にドーピングをしたわけではないことが認められて処分が軽減。今は新たな目標を持っているとした。 「僕には目標と夢がある。代表チームでプレーすることがずっと夢だったし、それは今も頭の中にある。でも、ポールの将来は今、ピッチに戻って、まだそのレベルにあることを示すことだ」 「僕がプレーできないからといって、サッカーが止まるわけではない。選手たちはプレーしている。それが人生であり、循環というものだ。選手たちは皆、『ポグバが戻ってきた。彼に僕のポジションを奪われたくない』と言うだろう。それは普通のことだ。でも、僕は準備しておかなければならない」 2024.10.18 14:40 Fri

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