日本代表戦へ弾み、VARで命拾いした中国が後半ATの劇的弾でバーレーンを下す!【2026W杯アジア最終予選】

2024.11.15 01:05 Fri
決勝ゴールを決めたチャン・ユーニン
Getty Images
決勝ゴールを決めたチャン・ユーニン
13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節が行われ、バーレーン代表vs中国代表は、0-1で中国が勝利を収めた。

ここまで4試合を終えて1勝2分け1敗で4位のバーレーンと、1勝3敗で6位の中国の対戦。中国にとっては、4次予選に進むためにも勝利が欲しい一戦。バーレーンも勝利すれば2位に浮上できる大事な一戦となった。

ホームではここまで日本代表とインドネシア代表と対戦しているバーレーンだが、1分け1敗で勝利なし。それもあるのか、日本戦とは比べ物にならないほど観客の少なさがスタジアムでは目立った。
試合は互いに窺いながら入ると、バーレーンが16分にビッグチャンス。左サイドからのモハメド・マルフーンのクロスにマフディ・アブドゥルジャバルが飛び込むもわずかに届かず。ファーサイドにもアリ・マダンが滑り込んだが、こちらも届かない。

中国はこのプレーでリー・レイが痛めるもプレー続行。しかし、20分にやはりプレー不可能となり、フー・ヘタオと交代するアクシデントに見舞われることとなった。
前半は互いにアタッキングサードまで持っていくも、効果的なフィニッシュの形を作れず。それでもバーレーンは何度となくサイドから崩していくと、前半アディショナルタイム1分にはボックス右からのマルフーンのクロスからビッグチャンスを迎えたが、わずかに合わなかった。

ゴールレスで迎えた両者。中国はハーフタイムでリー・ユアンイを下げてシュ・ハオヤンを投入して流れを変えにいく。

それでも試合はなかなか動かず。こう着状態が続く中、両チームともに選手を交代して流れを掴みにいく。

するとビッグチャンスを迎えたのはバーレーン。76分、ボックス右からエブラヒム・アル・ハタルがヘッド。シュートは枠に飛んだが、GKワン・ダーレイがキャッチする。

終盤にかけてはホームのバーレーンが押し込む時間が続いていく中、87分、浮き球のパスをアブドゥルワハブ・アル・マルードがゴール前に入れると、ボックス内でアリ・ハラムがトラップし、そのまま蹴り込みバーレーンがついにネットを揺らす。

劇的なゴールに選手たちは沸いたが、VARチェックが入ることに。長い時間チェックが行われた中、ゴールが取り消されることに。中国は命拾いすることとなった。

すると今度は中国がビッグチャンス。91分、敵陣でボールを奪うと、ワン・ハイシャンのパスをチャン・ユーニンが落とすと、ボックス内左からワン・ハイシャンが中央へパス。これをチャン・ユーニンが蹴り込み、中国が先制に成功する。

今予選で最下位に沈んでいた中国が土壇場で先制。それでも8分間のアディショナルタイムが与えられるが、バーレーンは上手く攻撃ができず。アディショナルタイム9分にはワリード・アル・ハヤムが一発退場になるなど良いところなく、0-1で中国が勝利を収めた。

今予選2勝目を挙げた中国は19日に日本代表とホームで対戦。バーレーンは、オーストラリア代表とホームで対戦する。

バーレーン代表 0-1 中国代表
【中国】
チャン・ユーニン(後45+1)

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“インドネシア代表9月のMVP” GKパエスは負傷抱えて合流も出場可否は? シン・テヨン監督「バーレーン戦に出る可能性は…」

インドネシア代表の戦果を左右する「GK」。負傷中のGKマールテン・パエスは起用できるのか。インドネシア『Jebreet』が伝える。 インドネシア代表は10日(日本時間11日1:00キックオフ)、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第3節でバーレーン代表とのアウェイゲーム。勝てば今予選初白星となる。 第1〜2節のサウジ戦、豪州戦では、旧宗主国オランダから帰化し、さっそく初招集されたGKパエスがゴールマウスを守り、好セーブを連発。格上から勝ち点2を稼いだ9月のMVPである。 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のFCダラスで正守護神を担い、オールスターサッカーにも選出される米国屈指のシュートストッパー。ところが、10月頭に手首を負傷し、代表ウィーク前最後のリーグ戦で欠場を余儀なくされた。 パエスは現地バーレーンに遅れて合流も、チーム練習には参加しているとのこと。シン・テヨン監督は「幸いにも深刻なケガではなかった。バーレーン戦出場の可能性は70%」とする。 最終的な出場可否は当日判断とし、前日会見の時点では未定。インドネシア代表は、少なくとも9月はパエスがいなければ全く別のスコアだったと言っても差し支えなく、すでに替えの効かない存在こそ、このパエス。 深刻なケガではないのなら、おそらくバーレーン戦も順当に起用されることだろう。 主軸センターバック、元セレッソ大阪のDFジャスティン・ハブナー(ウォルバーハンプトンU-21)がケガで招集されていない10月のインドネシア代表である。 2024.10.10 16:45 Thu

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