「また日本に来れて嬉しい」、神戸戦で3年ぶり日本で指揮のポステコグルー監督…「信念は何も変わっていない」と攻撃的スタイル約束
2024.07.26 21:35 Fri
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がヴィッセル神戸戦の前日会見を行った。
来日以降も連日の厳しいトレーニングで選手たちを追い込むポステコグルー監督は、「常にいつもと同じことをしていく。常に自分たちのサッカーを向上させていく、改善するための努力をしていくということ」と、プレシーズンの期間のトレーニングの狙いを説明。
「ただ、環境は違っていて、そういった違った環境、トレーニングの条件の中で、そこにうまく順応していく。そして、適応していくということが大切であると思っている。新しい環境というのは慣れるのになかなか時間がかかる。私自身、日本に初めて来たとき、『コンニチハ』と覚えるのに、何年かかったかという感じだ(笑)」
「シーズンが始まってしまったら、大変な試合の連続で、なかなか違った角度から見るということもできないし、せっかく今回はイングランドを離れるということができていて、違ったアプローチ、アプローチを変えていくという意味でも、とても重要だ。そして、到着してすぐダブルセッションを行ったし、本当にプレーヤーに対してはハードにプッシュしたが、そういったことをすることによって、よりチームとして作り上げていきたい」
今回の神戸戦を含めてこのプレシーズンは来シーズンの戦いに向けた礎のひとつとなるが、「チームとしては進化、改善を続けていかなければいけない。昨シーズンはそこそこのシーズンであったが、昨年を通してしっかりとチームとしての基盤は整ってきている。さらなる発展を今年のシーズンは目指す」と来る新シーズンへ意気込む。
また、日本を離れスコットランドを経て、たどり着いたイングランドの地で奮闘を続けるポステコグルー監督は、ここまでの3年間を踏まえて改めて個人としての目標についても語っている。
「私の信念は全く何も変わっていない。今は世界で最も難しいリーグ、プレミアリーグで戦っているわけだがど、本当に競争も激しい。ただ、このリーグにおいても日本のときと同じようにインパクトを作り出せるというふうに思っている。横浜とトッテナムはある意味で似たような状況にある。私が就任したときに横浜は15年ぐらい、優勝できずにいた。それと同じような状況にトッテナムもあり、同じやり方で結果を出していきたい。その上で運がよければ、来シーズン狙っていきたい」
試合から離れた部分ではクラブとしてのジャパンツアーの意義についても言及。「プライオリティーは、しっかりシーズンに向けて備えること」とフットボール面での調整を重視しながらも、日頃の支援に対する感謝、日本市場開拓というクラブとしての戦略においても重要な意味を持つと主張する。
「我々にとってこのツアーは、とても重要なもの。やはりこういったアジア、日本でもチームはサポートをしてもらっているし、そのサポートに対して感謝をする。そして支部もあるので、その支部ももっとチームとしては伸ばしていきたいと思っている。そういった意味でも、我々のチームを生で見てもらうということがとても大切だ」
「そして、フットボールクラブとして、こちらのコミュニティにもしっかりと存在感をアピールしていくということが大切。トッテナム・ホットスパーというフットボールクラブが今後もグローバルでどんどん成長し続けるということが大切であり、このアジアで今力強く皆さんのサポートをいただき始めていて、その支援に感謝をするということがひとつ、そしてチームとして今後も成長していくということがとても重要であると考えている」
また、東アジア遠征中ということもあり、新戦力補強に関しては日本人選手や先日に報じられた江原FCのU-17韓国代表FWヤン・ミンヒョク絡みの質問も飛んだ。当然のことながら、個別の案件に対して明言は避けたが、アジア人選手への高い評価を語った。
「新戦力補強に関しては、なかなかまだ情報が出揃ってないということもあり、忸怩たる思いというところ。まだ、努力を続けている状況。こういった新戦力の獲得というのは、やはり忍耐力が非常に必要である。タイミングの問題もある。例えば、そのタイミングが早すぎたり、あるいはその理想的なタイミングで、必ずしも獲得できるということではない。ただ、そこでうまくいかないからといって当初目的としていたプレーヤーから変えるとか、すぐに諦めてしまうというのは違う。タイムラインも設定せず、そこはこちらのコントロール外のところでもあるので、忍耐強く。最初にターゲットにしようとしたところから照準をそらさずに、忍耐強くアプローチしていきたい」
「(日本人選手への関心)我々は常に優秀なプレーヤーを求めて探し続けている。日本には4年近くいて、Jリーグに馴染みもある。Jリーグがいかにいいリーグであるかということもわかっているし、非常にクオリティの高いリーグであると思っている」
「世界レベルのプレーヤーをすでに日本は輩出している。例えば、プレミアムリーグではブライトンの三笘選手のように、既に活躍しているプレーヤーや、セルティックにも3、4人のプレーヤーがいる。我々は常にそういった優秀なプレーヤーを探していて、日本人プレーヤーで求めているプレーヤー、狙っているプレーヤーがいるかということに関して、答えはイエスでもないし、ノーでもない」
「(ヤン・ミンヒョクへの関心)Kリーグが非常に高いクオリティのリーグであるということは認識しているし、セルティックでも何人かの韓国人プレーヤーを獲得した。また、今我々の抱えているソン・フンミン。キャプテンも務めていて、個人としても本当に優れた人間だと思っている。同じように今後もというふうな考えはあるが、ちょっとこの場でいろいろと話をするのは難しい」
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現在、東アジアでのプレシーズンツアーを行っているトッテナムは27日、国立競技場で行われる『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo』で、昨シーズンのJ1王者である神戸と対戦する。横浜F・マリノスを率いていた2021年以来となる日本の地での指揮となるオーストラリア人指揮官は、「また日本に来ることができてとても嬉しい」と第一声。「ここ数日、非常に良いトレーニングをすることができたし、チームとしてもハードワークをしてきた。もちろんコンディションとしては気候も暑くて、いろいろ大変だが、明日の試合を楽しみにしている。そして、新しい国立競技場でプレーすることがことができているということ。そして、神戸もトップチームで、そういった相手と対戦できることを楽しみにしている」と、久々の日本での試合に向けた思いを語った。「ただ、環境は違っていて、そういった違った環境、トレーニングの条件の中で、そこにうまく順応していく。そして、適応していくということが大切であると思っている。新しい環境というのは慣れるのになかなか時間がかかる。私自身、日本に初めて来たとき、『コンニチハ』と覚えるのに、何年かかったかという感じだ(笑)」
「今の時期がとてもいいのは、そういったシーズン中とはちょっと違った環境の中で、いろいろ試すことができる。そして、これをチャンスだと捉え、そういったチャンスを逃がさずに、チームとして向上、改善できるようにしていきたい」
「シーズンが始まってしまったら、大変な試合の連続で、なかなか違った角度から見るということもできないし、せっかく今回はイングランドを離れるということができていて、違ったアプローチ、アプローチを変えていくという意味でも、とても重要だ。そして、到着してすぐダブルセッションを行ったし、本当にプレーヤーに対してはハードにプッシュしたが、そういったことをすることによって、よりチームとして作り上げていきたい」
今回の神戸戦を含めてこのプレシーズンは来シーズンの戦いに向けた礎のひとつとなるが、「チームとしては進化、改善を続けていかなければいけない。昨シーズンはそこそこのシーズンであったが、昨年を通してしっかりとチームとしての基盤は整ってきている。さらなる発展を今年のシーズンは目指す」と来る新シーズンへ意気込む。
また、日本を離れスコットランドを経て、たどり着いたイングランドの地で奮闘を続けるポステコグルー監督は、ここまでの3年間を踏まえて改めて個人としての目標についても語っている。
「私の信念は全く何も変わっていない。今は世界で最も難しいリーグ、プレミアリーグで戦っているわけだがど、本当に競争も激しい。ただ、このリーグにおいても日本のときと同じようにインパクトを作り出せるというふうに思っている。横浜とトッテナムはある意味で似たような状況にある。私が就任したときに横浜は15年ぐらい、優勝できずにいた。それと同じような状況にトッテナムもあり、同じやり方で結果を出していきたい。その上で運がよければ、来シーズン狙っていきたい」
試合から離れた部分ではクラブとしてのジャパンツアーの意義についても言及。「プライオリティーは、しっかりシーズンに向けて備えること」とフットボール面での調整を重視しながらも、日頃の支援に対する感謝、日本市場開拓というクラブとしての戦略においても重要な意味を持つと主張する。
「我々にとってこのツアーは、とても重要なもの。やはりこういったアジア、日本でもチームはサポートをしてもらっているし、そのサポートに対して感謝をする。そして支部もあるので、その支部ももっとチームとしては伸ばしていきたいと思っている。そういった意味でも、我々のチームを生で見てもらうということがとても大切だ」
「そして、フットボールクラブとして、こちらのコミュニティにもしっかりと存在感をアピールしていくということが大切。トッテナム・ホットスパーというフットボールクラブが今後もグローバルでどんどん成長し続けるということが大切であり、このアジアで今力強く皆さんのサポートをいただき始めていて、その支援に感謝をするということがひとつ、そしてチームとして今後も成長していくということがとても重要であると考えている」
また、東アジア遠征中ということもあり、新戦力補強に関しては日本人選手や先日に報じられた江原FCのU-17韓国代表FWヤン・ミンヒョク絡みの質問も飛んだ。当然のことながら、個別の案件に対して明言は避けたが、アジア人選手への高い評価を語った。
「新戦力補強に関しては、なかなかまだ情報が出揃ってないということもあり、忸怩たる思いというところ。まだ、努力を続けている状況。こういった新戦力の獲得というのは、やはり忍耐力が非常に必要である。タイミングの問題もある。例えば、そのタイミングが早すぎたり、あるいはその理想的なタイミングで、必ずしも獲得できるということではない。ただ、そこでうまくいかないからといって当初目的としていたプレーヤーから変えるとか、すぐに諦めてしまうというのは違う。タイムラインも設定せず、そこはこちらのコントロール外のところでもあるので、忍耐強く。最初にターゲットにしようとしたところから照準をそらさずに、忍耐強くアプローチしていきたい」
「(日本人選手への関心)我々は常に優秀なプレーヤーを求めて探し続けている。日本には4年近くいて、Jリーグに馴染みもある。Jリーグがいかにいいリーグであるかということもわかっているし、非常にクオリティの高いリーグであると思っている」
「世界レベルのプレーヤーをすでに日本は輩出している。例えば、プレミアムリーグではブライトンの三笘選手のように、既に活躍しているプレーヤーや、セルティックにも3、4人のプレーヤーがいる。我々は常にそういった優秀なプレーヤーを探していて、日本人プレーヤーで求めているプレーヤー、狙っているプレーヤーがいるかということに関して、答えはイエスでもないし、ノーでもない」
「(ヤン・ミンヒョクへの関心)Kリーグが非常に高いクオリティのリーグであるということは認識しているし、セルティックでも何人かの韓国人プレーヤーを獲得した。また、今我々の抱えているソン・フンミン。キャプテンも務めていて、個人としても本当に優れた人間だと思っている。同じように今後もというふうな考えはあるが、ちょっとこの場でいろいろと話をするのは難しい」
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レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールのバロンドール落選にブラジル代表の同僚が異を唱える。 ラ・リーガとチャンピオンズリーグの優勝に大きく貢献し、事前報道のリーク情報でバロンドールの本命とされたヴィニシウス。しかし、28日の授賞式で名を呼ばれたのはスペイン代表MFロドリで、シティでのプレミアリーグ4連覇にスペイン代表でのユーロ2024制覇、そして昨季の出場した公式戦64試合でわずか1敗という驚異的な勝率も評価されたか、初の栄冠に輝いた。 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの二大巨頭が独占する時代ではなくなった今、開かれた賞になったと言っていいが、トッテナムFWリシャルリソンはブラジル代表でヴィニシウスとチームメイトらしく不満を抱く。ロドリの受賞も妥当としつつ、自身のインスタグラムにこう綴った。 「フットボールに携わる僕らの誰もが毎シーズン、大きな期待とともに個人賞を待っている。今日、フットボールを愛するすべてのブラジル人は久しぶりに我が国の選手が世界最高の賞に輝くのを期待して目を覚ました」 「残念ながら、誰も理解できない基準で受賞が叶わなかった。誤解しないでほしいけど、ロドリは最高の選手に値する素晴らしい選手だ。ただ、ヴィニがバロンドールを受賞できなかったのは恥ずべきことで、今日敗れたのはフットボールにほかならない」 「ヴィニがブラジル全土で応援してもらうのが夢だと言っていたのを覚えている。今日がその日だったんだ! 君は巨人で、世界一だ! どんなトロフィーもそれに変わるものなんてない。黙らずに進み続けよう、僕らは一緒だ!」 2024.10.30 19:45 Wed2
テン・ハグ解任は他人事ではない…プレミア監督勢が監督業の厳しさを口に 「クビが期待される唯一の職」「誰もがそうなりうる」
マンチェスター・ユナイテッドで起きた監督交代にプレミアリーグの各クラブ指揮官がコメントを寄せる。 ユナイテッドは28日、エリク・テン・ハグ監督の即時退任を発表。成績不振が続いたとあって事実上の解任となり、2022年夏からスタートしたテン・ハグ体制が約2年半のときを経て幕を閉じた。 イギリス『BBC』ではプレミアリーグのクラブを率いる数名の監督たちによるリアクションが集められ、それぞれが同情しつつ、これからを祈り、各々が他人事ではない監督業の厳しさも口にする。 ◆ジョゼップ・グアルディオラ/マンチェスター・シティ 「彼のことを本当に気の毒に思う。彼とは素晴らしい関係なんだ。彼は行動面で最高レベルだったし、ユナイテッドを代表していた。監督というのはクビが期待される唯一の職の1つ。建築家、医師、教師にそんなのない。我々の仕事だけだ。我々はそれを受け入れないといけないんだ」 「彼の幸運を祈る。彼ならもっと強くなって戻ってくるだろう。彼は我々の仕事が結果次第というのをわかっている。結果が十分じゃなければ、クビにされる。それは私自身のことでもある。私も例外じゃない」 ◆アルネ・スロット/リバプール 「いつだって最初に考えるのはその人のこと。この仕事に就く者は誰もがそうなりうるのを認識しているが、そうなったら、私は特に彼のことを知っていて、どれだけの努力を注いでいるかもわかっているし、このニュースを聞くのは残念だった」 「我々、特にオランダ人は彼がアヤックスでどれだけ活躍したかを知っているし、ここでも2つのトロフィーを獲得した。だから、近い将来、ビッグクラブでまた彼の姿を目にできるはずだ」 ◆ミケル・アルテタ/アーセナル 「彼は本当に良い仕事をして、多くのことを変えたと思う。彼の新たな章がうまくいくのを祈っている」 ◆アンジェ・ポステコグルー/トッテナム 「彼が受けた監視を考えると、それは避けられないものだったし、がっかりしている。それが最近のフットボールにおける本質だ。エリクは2年ちょっとで、毎年にわたってトロフィーを獲得した。仮に彼がここでそれをして、職を失っただろうか? 同じような目で見られただろうか?」 「誰もがトロフィーを獲得すればいいと言うが、同じ結果になるだろうと感じる。いち監督として、成功のスイートスポットを掴み、誰もが好むフットボールをし、すべての選手を適切に獲得しなければならない。エリクは良い監督だし、きっとバウンスバックするはず。彼のキャリアはこれからも力強く続くだろう」 2024.10.30 13:25 Wed3
共に負傷者出す消耗戦制したスパーズがベスト8進出! シティは公式戦初黒星で今季初のタイトル逸【EFLカップ】
EFLカップ(カラバオカップ)4回戦、トッテナムvsマンチェスター・シティが30日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、2-1で勝利したトッテナムがベスト8進出を決めた。 ヨーロッパリーグでは開幕3連勝スタートも、プレミアリーグでは直近のクリスタル・パレス戦での敗戦によって8位に甘んじるトッテナム。そのリーグ敗戦からのバウンスバックを図った一戦ではパレス戦から先発5人を変更。ペドロ・ポロやウドジェ、マディソンに代えてドラグシン、グレイ、ヴェルナーらを起用。ファン・デ・フェンを左サイドバックに配置した。 対するシティは公式戦5連勝と抜群の安定感を誇り、リーグ前節終了後にプレミアリーグ首位浮上。複数の離脱者はいるものの、良い状態で敵地へ乗り込んだ。1-0で競り勝ったサウサンプトン戦からは先発6人を変更。GKをオルテガに代えたほか、ハーランドやベルナルド・シウバらをベンチに置き、オライリーとマカティーの若手2選手を起用。最前線にはフォーデンを偽CFとして配置した。なお、ウォームアップ中のトラブルでアカンジが急遽メンバーを外れ、ルベン・ディアスが起用された。 今ラウンド屈指の好カードは開始早々に動く。6分、自陣右サイドでグレイ、ブレナン・ジョンソン、クルゼフスキの鮮やかなパス交換でシティのプレスを完璧に回避したトッテナムは、スペースに飛び出したクルゼフスキが完璧なアーリークロスを供給。逆サイドにフリーで走り込んだヴェルナーが右足ダイレクトシュートをゴール右に突き刺し、悩めるドイツ人アタッカーが待望の今季初ゴールを挙げた。 先制後も効果的なカウンターで相手を引っくり返す良い展開が続いたホームチームだったが、アクシデントが発生。スプリントした際に右ハムストリングを痛めたファン・デ・フェンがプレー続行不可能となり、ウドジェのスクランブル投入を余儀なくされた。 このアクシデントにも動じずに以降も強度の高いプレーで主導権を握るトッテナムは、サイドを起点に幾度か良い形を作り出す。すると、25分には右CKの場面でショートコーナーからペナルティアーク右でクルゼフスキからマイナスのパスを受けたサールが右足ダイレクトシュートを放つと、枠の外側から巻いたシュートがゴール右隅に突き刺さった。 難しい流れの中で2失点目まで喫したシティはここから攻守のギアを上げて反撃に出て行く。序盤は中盤で引っかけられる場面が目立ったが、徐々に短いパス交換やマテウス・ヌネス、サヴィオの両翼の個人技によって押し込む展開に持ち込んでいく。 前半終盤にかけてハーフコートゲームを展開するも、アタッキングサードでの精度を欠いて決定機まで持ち込めずにいたが、前半アディショナルタイムにようやく1点を返した。右サイドで縦に仕掛けたサヴィオが微妙にふくらんで正確なクロスを供給すると、ファーでドフリーとなったヌネスが難なくダイレクトで合わせた。 シティが1点差に詰め寄って迎えた後半は両ベンチが動く。シティはルベン・ディアスとギュンドアンを下げてグヴァルディオル、コバチッチを同時投入。対するトッテナムはサールに代えてビスマ、立ち上がりにはロメロを下げてベン・デイビスをピッチに送り出す。 後半の入りは前半同様にアグレッシブな守備と鋭いカウンターを見せたホームチームがペースを握る。開始直後にブレナン・ジョンソン、55分にはクルゼフスキが決定的な枠内シュートを放っていくが、いずれもGKオルテガのビッグセーブに阻まれる。 オルテガの再三の好守に救われたシティはフォーデンに代えてベルナルド・シウバを投入。だが、この交代直後には右足首を痛めたと思われるサヴィオが担架でピッチを後にし、ライトのスクランブル投入を余儀なくされた。 一方、カウンターから3点目を決められずに守勢に転じたトッテナムも後半半ば過ぎには内転筋を痛めたか、ヴェルナーがプレー続行不可能となり、ジョンソンと共にベンチへ。これを受けてムーアとリシャルリソンが投入された。 後半終盤にかけてはボールを握って押し込むシティ、カウンターで応戦するトッテナムという構図の下で最後まで白熱の攻防が繰り広げられる。83分にはシティのリスキーな自陣でのスローインをボックス内で奪ったリシャルリソンにビッグチャンスも、左足シュートはGK正面を突いた。 それでも、ハーランドらを温存して最後まで控えメンバー中心の布陣で戦ったシティの攻撃をビスマの決死のゴールカバーなどで凌ぎ切ったトッテナムが2-1のままクローズ。この結果、シティに今季公式戦初黒星を与えたトッテナムがベスト8進出を決めた。 トッテナム 2-1 マンチェスター・シティ 【トッテナム】 ティモ・ヴェルナー(前6) パプ・マタル・サール(前25) 【マンチェスター・シティ】 マテウス・ヌネス(前49) 2024.10.31 07:23 Thu4
1月の“ブレーメル代役”確保へ向かうユベントス…伊紙が伝える候補は多数、半年レンタルを軸にドラグシンもリスト入りか
ユベントスが1月のセンターバック獲得へ、動きを強めているようだ。 DFグレイソン・ブレーメルの長期離脱に伴い、1月の移籍市場におけるセンターバック獲得が急務となっているユベントス。 ここ数日、イタリア各紙がその動きを伝え、各紙共通の名前は、パリ・サンジェルマンのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)。ただ、高額年俸の負担割合がネックだという。 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』もシュクリニアル獲得への動きを伝え、懸念はやはり「年俸負担」。半年レンタルへ、多少なりともPSG側の協力姿勢こそあれど、決して安くない。 もう1人名前を上げたのは、昨季途中までジェノアに所属し、現在はトッテナムで出場機会確保に苦労するルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(22)。こちらも半年レンタルが基本線だ。 また『トゥット・スポルト』いわく、フラメンゴの元ブラジル代表DFレオ・オルティス(28)、エンポリのアルバニア代表DFアルディアン・イスマイリ(28)、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)も獲得候補入り。 ブンデスリーガ王者のターについては、現行契約が今季限り。レバークーゼン側が1月の売却で少しでも利益を上げる道を選ぶ、という可能性が排除できないと伝えられている。 2024.11.01 19:20 Fri5