ニコ・ウィリアムズの獲得も「今ではイエス」、バルセロナ会長が財政の改善アピール 「まもなく発表できる」
2024.07.09 13:31 Tue
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がクラブの財政状況について前向きな見通しを語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
慢性的な財政難に悩まされ、補強や選手登録にさまざまな障害を抱えるバルセロナ。しかし、アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)ら、今夏も複数の選手が獲得候補として噂に挙がっている。
そんななか、ラポルタ会長は『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューに対応。ニコ・ウィリアムズへの好感を明かすと同時に、スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏やハンジ・フリック監督の望む補強が実現することを願った。
「もちろん、私は彼(ニコ・ウィリアムズ)が好きだし、とても気に入っている。だが、ここでは責任者に仕事をさせなければならない。デコはフリックと話し合って補強に取り組んでいるし、良いニュースを期待している」
また、5800万ユーロ(約101億1000万円)の契約解除金が設定されるレベルの選手を獲得できる状況にあるのかという質問にも回答。改善に向けたこれまでの取り組みがついに実を結ぶ見込みのようだ。
「この3年間は非常に濃密で、やるべきことがたくさんあった。我々は非常によく取り組んできたし、その仕事ぶりには満足している。なぜならクラブの経済が回復しつつあるからだ。これに関しては、まもなく良い知らせがあるだろう」
「我々はクラブの経済回復を確認するために取り組んでいるし、これまで取り組んできた一連の業務がある。まもなく発表できるだろう。3年かかったこのプロセスを完了することができてとてもほっとしている。正常な状態に戻ることを願っている」
慢性的な財政難に悩まされ、補強や選手登録にさまざまな障害を抱えるバルセロナ。しかし、アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)ら、今夏も複数の選手が獲得候補として噂に挙がっている。
そんななか、ラポルタ会長は『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューに対応。ニコ・ウィリアムズへの好感を明かすと同時に、スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏やハンジ・フリック監督の望む補強が実現することを願った。
また、5800万ユーロ(約101億1000万円)の契約解除金が設定されるレベルの選手を獲得できる状況にあるのかという質問にも回答。改善に向けたこれまでの取り組みがついに実を結ぶ見込みのようだ。
「今ではイエスだ。ここに至るまでに何年にもわたって行われてきた努力の結果だ。このレベルの契約に対応できる可能性はある」
「この3年間は非常に濃密で、やるべきことがたくさんあった。我々は非常によく取り組んできたし、その仕事ぶりには満足している。なぜならクラブの経済が回復しつつあるからだ。これに関しては、まもなく良い知らせがあるだろう」
「我々はクラブの経済回復を確認するために取り組んでいるし、これまで取り組んできた一連の業務がある。まもなく発表できるだろう。3年かかったこのプロセスを完了することができてとてもほっとしている。正常な状態に戻ることを願っている」
ジョアン・ラポルタの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
記事をさがす
|
ジョアン・ラポルタの人気記事ランキング
1
バルセロナ、ダニ・オルモらの後半戦ラ・リーガ登録に暗雲…裁判所が延長措置求めるクラブの訴えを却下
バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルのシーズン後半戦出場に暗雲が垂れ込めている。『ESPN』が報じている。 厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱えるバルセロナ。 2024-25シーズンのラ・リーガが課す年間支出上限は4億2600万ユーロ(約700億円)に設定されているなか、クラブは依然としてその制限に違反している。 それでも、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を利用し、ダニ・オルモとビクトルの2選手に関しては12月31日までの暫定措置で登録が可能となった。 この間にクラブは財務改善に向けた金策に走りつつ、バルセロナの第10商事裁判所に対して、2選手の登録に関する暫定措置の延長を求める訴えを起こしていた。 しかし、このたび同裁判所はバルセロナのこの訴えを却下。クラブサイドはすぐさま控訴に動く構えを見せているが、現状では2選手が後半戦に登録することは不可能となった。 一部で報じられるダニ・オルモのフリーでの今冬退団の可能性は低いと見られるが、同選手がラ・リーガの後半戦にプレーできない事実に変わりはない。 先日にクラブはキットサプライヤーであるNIKEと巨額の複数年契約を結び、財政問題を若干改善したが、この動きも2選手を登録する上では十分ではなく、クラブは新たに2つの策を準備しているという。 その1つ目は再開発中のスポティファイ・カンプ・ノウのVIP席の先行販売で、2つ目は2022年のジュール・クンデ、2023年のジョアン・フェリックスとジョアン・カンセロの登録を確実にするために用いられた、クラブ取締役メンバーの個人保証の提出だという。 さらに、ジョアン・ラポルタ会長は前述の動きに並行して、裁判所経由のルート以外に、12月31日以降も登録を延長するための他の手段も模索しているという。 ラポルタ会長は2選手の後半戦登録に自信を示しているというが、クラブとして迅速な動きが求められている。 2024.12.27 23:25 Fri2
バルサのター獲得前進はアラウホの去就にも影響…給与面妥協せずなら移籍の可能性も?
バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)の契約延長を巡る状況が変化している。スペイン『アス』が報じた。 2020年10月にファーストチームへ昇格し、バルセロナの守備を支える存在となったアラウホ。今シーズンは開幕前のコパ・アメリカ2024で右ハムストリングを負傷したため長期離脱で出遅れたが、直近3試合はベンチ入りと復帰が近づいている。 一方、ピッチ外では2026年6月までとなっているクラブとの契約が話題に。夏の時点で延長交渉が取り沙汰されたが、給与面などに開きがあるようで、決着には至っていない。 そんななか、バルセロナのセンターバック補強に進展。レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)の2025年夏のフリー獲得に向け、交渉が大きく進んでいると報じられた。 ターが加入となれば、スペイン代表DFエリック・ガルシア(23)とデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(28)が放出候補に。しかし、アラウホの去就にも影響が及んでおり、クラブの契約更新の優先度が以前よりも下がっているという。 アラウホが残留を望むのであれば、バルセロナの財政事情に見合った条件を受け入れなければならないとのこと。ジョアン・ラポルタ会長は、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(27)とともに、来シーズン開幕までの契約更新を望んでおり、叶わなければ移籍の可能性も出てくるという。 2024.12.26 23:13 Thu3
バルサ、2023-24シーズンはオリンピックスタジアムが本拠地に! カンプ・ノウ改修に伴う借りぐらし
バルセロナは21日、2023-24シーズンのホームゲームをムンジュイックにあるエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで戦うことを認めた。 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は21日、バルセロナ市議会とのイベントの場で同スタジアムでの開催が正式に承認されたことを明かした。 「バルサは、最近承認されたエスパイ・バルサの工事期間中の2023-24シーズンに、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスでプレーする特権を得ることになる。この夏には1階と2階の工事が始まり、3階と屋根の工事が完了すれば、ここでプレーすることになる」 「バルセロナ市の国際的な基準点であるバルセロナオリンピックの象徴的なスタジアムについて話しているが、来る2023-24シーズンは、この素晴らしい街と共にバルサのサポートの震源地にしたいと考えている」 バルセロナは昨年12月に行われたソシオを対象としたオンラインでの総会において、カンプ・ノウ改修を含めた大規模な再開発プロジェクト、“エスパイ・バルサ”が支持された。 “エスパイ・バルサ”の目玉となる9万9354人収容のカンプ・ノウの改修では、2025-26シーズンに全席屋根付きで最新鋭のテクノロジーを完備した10万5000人のスタジアムに生まれ変わる予定。 今年6月からの第一段階の改修工事では1階と2階、技術的な側面、スタジアム周辺、外構の都市化に重点を置いて行われる。 また、2023年夏には3階部分の取り壊しという大規模な工事を行うため、2023-24シーズンはムンジュイック地区にある同スタジアムを代替の本拠地として使用することが決定的と見られていた。 1927年に建設され、1992年のバルセロナ・オリンピックにあわせて1989年に改修されたエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスは、1997年から2009年の間にRCDエスパニョールが本拠地として使用。収容人数は5万6000人程度だ。 また、ラポルタ会長によると、クラブは借りぐらしに向けて、ドレッシングルームやプレススタンド、スタジアム内駐車場など老朽化した施設の改修に着手することも併せて伝えている。 2022.06.21 19:18 Tue4
バルトメウ会長のコメントに元会長や次期会長候補が反論
14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルンに大敗を喫したバルセロナ。試合直後のジョゼップ・マリア・バルトメウ会長のコメントに元会長や次期会長候補が反論している。 2-8という屈辱的な大敗の後、「決定を下す時が来た。すでに決まっている事もいくつかある」とコメントしていたバルトメウ会長。メディアの間では試合直後からキケ・セティエン監督の解任が取り沙汰されており、おそらく会長の言葉通り、今後数日で去就が発表されることになる。 一方で指揮官の進退とは別に、バルトメウ会長のコメントに嫌悪感を抱いた人物がいる。2003年から2010年の間に会長を務めていたジョアン・ラポルタ氏はツイッターで「バルトメウ会長の発言は臆病さと無能さの表れである。無能な彼とその役員は、バルサの将来を左右する決定を下す資格を失った」と怒りをあらわに。 また、次期会長候補のビクトル・フォント氏も「すでに悲しみと恥ずかしさに溢れた年月を過ごしてきたが、今夜に合う名前はたったひとつ、屈辱だ。これ以上苦悩を長引かせたり、貴重な時間を無駄にしないようにしよう。バルトメウが辞任し、出来るだけ早く選挙を望む。そして、我々が一丸となってバルセロナを再建し、ファンタジーを取り戻そうじゃないか」と、現体制に苦言を呈した。 バルトメウ会長の任期は来年6月まで。すでにクレからの信頼は地に落ちたと言っても過言ではないが、はたしてバルセロナの未来は…。 2020.08.15 15:10 Sat5
メッシ残留をバルサ会長疑わず 「すべてが適切な形で進行中」
バルセロナ会長のジョアン・ラポルタ氏がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の残留に自信をうかがわせた。 昨夏に移籍を志願したが、法外な契約解除金もネックとなり、最終的に残留したメッシ。移籍騒動を経ての今季もエースたる所以を示す活躍を続けているが、契約最終年であり、このまま更新に至らなければ、今夏のフリー移籍が可能となる。 バルセロナでの将来が不透明な状況を受けて、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン(PSG)が新天地候補に挙がり、去就が注目されるメッシだが、先月上旬に会長職復帰を果たしたラポルタ氏は残留という結末を確信しているようだ。 会長復職時にメッシの残留に全精力を注ぐ姿勢を強調したラポルタ氏はスペイン『Deportes Cuatro』で契約更新に至る未来を強く主張した。 「すべてが適切な形で進行している。私は彼を残留させるためにできる限りのことを尽くすつもり。それこそが我々の取り組みだ」 「メッシにもモチベーションがある。彼は非凡な人間であり、私は彼にもバルサでキャリアを続けたい思いがあると確信している」 2021.04.17 18:50 Satバルセロナの人気記事ランキング
1
ルイス・スアレスが頂上決戦勝利後のアトレティコ後輩に差し入れ…自身経営の人気レストランの軽食奢る
アトレティコ・マドリーとバルセロナのクラブOBである、インテル・マイアミの元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、頂上決戦で勝利したコルチョネロスの元同僚に嬉しい差し入れを贈った。 21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節のバルセロナvsアトレティコは、アウェイのアトレティコがFWアレクサンダー・セルロートの後半終了間際の劇的な逆転ゴールによって1-2で勝利した。 同試合後、敵地での首位奪還の勝利に沸くアトレティコの選手たちはチームバスに乗り込む際、『Chalito』のロゴが入った紙袋を抱えていた。そして、スペイン代表MFコケ、同MFマルコス・ジョレンテは自身のインスタグラムのストーリーズにその紙袋を掲げるとともに「ルチョ、ありがとう!」とルチョの愛称で知られるスアレスへの感謝の言葉を綴った。 スペイン『スポルト』によれば、『Chalito』はスアレスがバルセロナで経営する人気のレストランチェーンでハンバーガーなど軽食を提供している。 そして、スアレスは今回のアトレティコの選手たちのバルセロナ遠征に先駆け、試合後に食事を奢る計画を立てており、『Chalito』のインスタグラムの公式アカウントは試合前の段階から食事の準備や配達の様子を投稿していた。 試合結果に関わらず、スアレスが食事を奢ることは決まっていたが、アトレティコの選手にとって勝利後の先輩からの差し入れはより味わい深いものになったはずだ。 <span class="paragraph-title">【写真】『Chalito』の紙袋とともにスアレスへ感謝するアトレティコ面々</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> El regalo de Luis Suárez al Atlético por su victoria<br><br> Una bolsa para cada uno con comida de sus restaurantes 'Chalito'<a href="https://t.co/fy4TJxSPQ1">https://t.co/fy4TJxSPQ1</a></p>— Diario SPORT (@sport) <a href="https://twitter.com/sport/status/1870764095605260713?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.22 21:05 Sun2
アトレティコが定位置掴んだラングレの完全移籍望む? バルセロナからレンタル中
アトレティコ・マドリーが元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の買い取りを望み始めているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 夏の移籍市場でセンバーバック補強に動いたアトレティコ。スペイン代表DFロビン・ル・ノルマンは確保したが、フェイエノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコは契約がまとまらず、バルセロナで構想外のラングレをレンタルした。 加入当初はベンチを温める日々が続いたが、10月に行われたラ・リーガ第9節からスタメンに定着。公式戦11連勝中と好調なチームを最終ラインから支えている。 買い取りオプションはないものの、クラブ内ではレンタル終了後の完全移籍を望む声も上がっているとのこと。バルセロナは金額次第で売却を容認する構えであり、本格的に買い取りを検討する可能性があるようだ。 近年はトッテナムやアストン・ビラへのレンタル移籍も経験したラングレ。アトレティコ行きに際してバルセロナとの契約を2027年6月まで1年間延長したとも言われるが、マドリードに腰を落ち着けるのだろうか。 2024.12.21 20:56 Sat3
「今日の敗戦はすべて自分の責任」ハフィーニャがアトレティコ相手の敗戦の責を負う
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャがゲームキャプテンとして頂上決戦での敗戦の責を負った。スペイン『スポルト』が伝えている。 バルセロナは21日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われたラ・リーガ第18節でアトレティコ・マドリーとの首位攻防戦に臨み、1-2で逆転負けした。 この敗戦によってチームは1試合未消化のアトレティコに勝ち点3差を付けられて2位に転落。さらに、試合翌日に行われる一戦でレアル・マドリーが勝利した場合、3位で年明けを迎えることになる。 試合後、ハンジ・フリック監督がチームパフォーマンス自体をポジティブに評価したものの、ホーム3連敗での首位陥落は大きな失望をもたらすものとなった。 ゲームキャプテンを務めた背番号11は、指揮官同様に「僕らはとても良いプレーをしたと思う。チームの振る舞いもとても良かった。個人的には結果をコントロールするのではなく、ピッチ上で起こることをコントロールするという考えを持っているけど、今日は、とても良いプレーをしたと思う」とチームとしてのパフォーマンスを評価。 ただ、チーム全体が再三の決定機を逃したなか、自身も後半に訪れた2度の決定機を逃がし、且つ試合終了間際のFWアレクサンダー・セルロートの決勝点に繋がるパスミスを犯したという部分で、敗戦の責任を負っている。 「個人として、今日の敗北を受け入れている。結局、自分が決定的な得点のチャンスを逃し、その5分後に相手に同点ゴールを奪われたと思う。そして、僕は相手の2点目につながるパスをミスした。今日の敗戦はすべて自分の責任だ。人生とはそういうものだ」 先日のセルタ戦の2-2のドローの際には失点に繋がるミスを犯したフランス代表DFジュール・クンデが自ら責任を負う発言をみせ、今回はハフィーニャが敗戦の責を負うなど、流れが悪いなかでも自分たちに矢印を向けているバルセロナ。 2024年は厳しい形の締めくくりとなったが、今後も真摯に自分たちの戦いに向き合い続けられれば、2025年の巻き返しは十二分に可能なはずだ。 2024.12.22 19:30 Sun4
同勝ち点で並ぶ頂上決戦はバルセロナ優勢もアトレティコがセルロートのラストプレー弾で劇的逆転勝利【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第18節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが21日に行われ、1-2でアトレティコが逆転勝利した。 前節レガネスにウノセロで敗れてリーグ戦ここ6試合で1勝と停滞する首位バルセロナ(勝ち点38)は、足首を再負傷したヤマルが欠場。フェルミンが[4-3-3]の左ウイングに入り、ハフィーニャが右に回った。 一方、前節ヘタフェにウノセロ勝利で1試合消化が少ないながらリーグ戦6連勝とし、バルセロナに勝ち点で並んだ2位アトレティコ(勝ち点38)は、ヘタフェ戦のスタメンからリーノに代えてギャラガーのみを変更した。 フラットな[4-4-2]で構えるアトレティコに対し、バルセロナが押し込む立ち上がりとなった中、21分にはハフィーニャのクロスがシメオネのヒジにボールが当たるもPKとはならず。 さらに22分、CKの流れからイニゴ・マルティネスがGK強襲のシュートを浴びせたバルセロナは、25分に好機。CKの流れからハフィーニャのクロスをガビがヘッド。しかしシュートを枠に飛ばせなかった。 それでも30分に押し切る。ペドリがガビにクサビのパスを入れると、ヒールで落とされたボールをペドリが拾ってボックス左へ、シュートを流し込んだ。 先制したバルセロナはハーフタイムにかけて試合をコントロール。1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にバルセロナに追加点の決定機。ペドリのラストパスをボックス左で受けたフェルミンがシュート。しかしGKオブラクのセーブに阻まれた。 さらに57分、ペドリの絶妙な浮き球スルーパスに抜け出したハフィーニャに絶好機もループシュートはバーに直撃してしまう。 すると60分、ワンチャンスでアトレティコが同点弾。アルバレスが左サイドを持ち上がってクロス。これはペドリにクリアされるもルーズボールをボックス手前のデ・パウルがコントロールシュートを流し込んだ。 追いつかれたバルセロナはダニ・オルモとフェラン・トーレスを投入。しかし攻めあぐねるとアトレティコに逆転のチャンス。81分、アルバレスのスルーパスでボックス左に抜け出したバリオスがシュートに持ち込んだが、GKペーニャのセーブに阻止された。 凌いだバルセロナは80分、ダニ・オルモがボックス左からコントロールシュートで狙ったがわずかに枠外。さらに86分、ペドリの超絶スルーパスに抜け出したハフィーニャがボックス右まで持ち上がってシュートしたが、GKオブラクのセーブに阻まれてしまう。 最終盤にかけてもバルセロナが勝ち越しゴールに迫る展開が続くも、アトレティコがラストプレーで劇的逆転弾。追加タイム6分、前節ヘタフェ戦同様、モリーナの右クロスからセルロートが押し込んだ。途中出場コンビの2試合連続での大仕事で頂上決戦を劇的に制したアトレティコが7連勝とし、年内を首位で終えることになった。 バルセロナ 1-2 アトレティコ 【バルセロナ】 ペドリ(前30) 【アトレティコ】 ロドリゴ・デ・パウル(後15) アレクサンダー・セルロート(後51) 2024.12.22 07:00 Sun5