宙に浮くラファ・ミルの去就…東京五輪スペイン代表の肉体派ストライカー

2024.06.24 20:00 Mon
東京五輪スペイン代表のFWラファ・ミル(27)
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東京五輪スペイン代表のFWラファ・ミル(27)
スペイン人FWラファ・ミル(27)の去就が宙に浮いている。スペイン『Relevo』が伝えている。

U-24スペイン代表として東京五輪出場のラファ・ミル。当時ウォルバーハンプトンからウエスカへレンタル移籍していた191cmの肉体派ストライカーは、あれから3年、クラブキャリアが徐々に停滞し、A代表には縁がない。

五輪直後の21-22シーズンにセビージャへ完全移籍。1年目はラ・リーガ10得点も序列が低く、先発起用が増えた2年目の昨季は公式戦36試合8得点、3年目の今季は1月移籍を拒否して構想外となり、終盤戦の出番はゼロだった。
現在プロデビュー時の古巣・バレンシアへの移籍話が進行中。セビージャはラファ・ミル側と「どう転んでも来季は給与を支払いません」という内容の協定を結んだという。

一方、ピーター・リム体制のバレンシアは、買い取りオプション付きのレンタル獲得を希望。ラファ・ミルの年俸はクラブの給与体系を上回っており、三者揃って交渉成立を願っていても、すぐに決着するものではないようだ。
この点で今週一週間は大事なクラブ間協議が行われるとのこと。バレンシアはラファ・ミルの代替案もあり、セビージャと合意できないとみれば、ターゲットを変更するものとされる。

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王子様ラキティッチが結婚11年の妻に薔薇の花束を贈る…妻ラケルさん「13年前の今日、決して離れないと誓った」

ハイドゥク・スプリトの元クロアチア代表MFイバン・ラキティッチが、結婚11年の妻ラケル・マウリさんに薔薇の花束を贈った。 王子様としてお馴染みの名手ラキティッチ。 シャルケで頭角を表し、セビージャ、バルセロナ、セビージャ、アル・シャバブと渡り歩き、今季からハイドゥクに所属。スイス出身の王子にとって、人生初のクロアチア生活だ。 そんなラキティッチ、自身が世界的名手に台頭するセビージャへの移籍が決まったその夜、契約書締結のために宿泊していたセビリア市内のホテルで、バーのウェイトレスに一目惚れ。 数カ月ものアタックの末に交際まで漕ぎ着け、2年後の2013年に結婚した逸話が有名だ。 運命の相手となったのは、セビリア出身のラケル・マウリさん。結婚後に長女と次女を授かり、現在は家族4人でクロアチアに住む。 21日、妻ラケルさんはインスタグラムを更新し、「13年前の今日、決して離れないと誓った愛する人」から、交際記念日として薔薇の花束をもらったことを報告。 クロアチア『Slobonda Dakmacija』は、2人への過去のインタビューを持ち出し、ラキティッチ夫妻の馴れ初めを振り返った。 「私はホテルのバーで2年間働き、セビージャとの契約書にサインしにきたイバンと出会った」 「その日から、彼は来る日も来る日もバーに来て、私以外のウェイトレスを応対拒否(笑) 私だけに接客して欲しいと堂々と言い放ち、いつもミルク入りコーヒーとオレンジファンタを頼んでいたわね」 “少しでも一緒にいたいから、必ず飲み物を2つ頼んだんだよ(笑)” 「繰り返し電話番号を尋ねられ、私がノーと言っても何度も何度も…しつこい彼に私は負けた。彼は私と一緒にコーヒーを飲みに行くまで、8カ月を要したわね」 「彼がサッカー選手であることはわかっていた。どうせ3日で私の視界から消えるだろうと思っていたら、8カ月。浮ついた心で私のところへ来ていないと理解したわ」 <span class="paragraph-title">【写真】相変わらずカッコいいラキティッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Raquel Mauri (@raquel_mauri)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.08.22 16:35 Thu
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【ラ・リーガ第9節プレビュー】久保ソシエダvsアトレティコ! 今季初黒星マドリーは上位対決に挑む

先週末に行われた第8節では開幕から全勝のバルセロナが伏兵オサスナ相手に今季初黒星を喫した。また、今シーズン最初のマドリード・ダービーも痛み分けに終わり、上位陣が揃って取りこぼす形となった。 インターナショナルマッチウィーク前の開催となる今節はチャンピオンズリーグ(CL)で初黒星を喫したマドリードの両雄、リーグ戦初黒星を喫したバルセロナというバウンスバックを図る上位陣の戦いに注目が集まるところ。 今節の最注目カードはMF久保建英を擁するレアル・ソシエダとアトレティコ・マドリーによる強豪対決だ。 ソシエダは前節、ホームでバレンシアと対戦し3-0の完勝。鮮やかな連携から決めた久保の今季2点目に、新エースストライカー候補となるFWオスカールソンの後半終盤のドブレーテの活躍によって公式戦7試合ぶりの白星を挙げた。 ただ、DFスベルディアやMFスビメンディに完全休養を与えて久保らもベンチスタートとしたヨーロッパリーグ(EL)のアンデルレヒト戦では1-2の敗戦。バレンシア戦同様にMFマリンのゴールで開始早々にリードを奪ったが、前半の連続失点で逆転を許すと、後半に久保ら主力を投入して巻き返しを図ったものの、最後の精度を欠いて逆転負けを喫した。中2日で臨む強豪対決へ主力のコンディションに大きな問題はないが、このホームでの敗戦の影響は気がかりだ。久保に関しては後半2度の決定機を逃しており、よりチャンスが少ない堅守のアトレティコ相手にはフィニッシュの部分を研ぎ澄ませたい。 対するアトレティコは前節、レアル・マドリーとのホーム開催を1-1のドローで終えた。クローズな試合展開の中で後半に選手交代やシステム変更で変化を見せたが、セットプレー流れでDFミリトンに先制点を献上。それでも、途中投入のDFガランのお膳立てからFWアンヘル・コレアが土壇場で決めたゴールによって劇的ドローに持ち込んだ。 だが、その激闘から中2日で行われた直近のCLではベンフィカ相手に敵地でまさかの0-4の惨敗。ダービーで頭部を負傷したDFル・ノルマン離脱の影響は大きく守備が崩壊。さらに、ダービー終盤での退場でラ・レアル戦は元々欠場の予定だったが、ベンフィカ戦で右太ももを痛めたMFジョレンテも1カ月程度の離脱が見込まれる。今回の一戦では得点力不足に喘ぐイマノルのチームとの対戦とはなるものの、守備の修正は必須だ。一方、人材豊富な前線では開幕節以降、ゴールから遠ざかるFWセルロートに古巣相手の活躍を期待したいところだ。 アウェイ開催のダービーで逃げ切りに失敗し、公式戦連勝が「5」でストップしたレアル・マドリー。さらに、CLのリール戦では敵地で格下に0-1で敗れて金星を献上。今季の公式戦初黒星を喫した。FWムバッペとFWロドリゴをベンチに置き、FWヴィニシウスと共に初先発のFWエンドリッキの2トップに負傷明けのMFカマヴィンガを今季初先発で起用した一戦では入りこそ悪くなかったが、モチベーションと球際のアグレッシブさで勝った相手に終始苦戦。ハンドで与えたPKで喫した失点を最後まで挽回できず、ウノセロ負けとなった。さらに、心身ともに疲労を抱える中でDFミリトンに負傷の可能性が報じられており、元々手薄なディフェンスラインに不安を抱える中で3位のビジャレアルとの上位対決に臨む。 バルセロナに大敗したものの、以降はエスパニョール、ラス・パルマスに連勝中のイエローサブマリンでは新エースストライカーのFWアジョセ・ペレスを軸にここまで17ゴールと攻撃陣が好調を維持。守護神クルトワの代役を担うルニンやDFリュディガーを中心にしっかりと対応したい。一方、失点数は「15」と守備に問題を抱えている部分ではスタメン復帰が期待されるムバッペやロドリゴの躍動によって打ち勝つ形に持っていきたい。 難所エル・サダールでオサスナに2-4で敗れた首位のバルセロナは、アラベスとのアウェイゲームで白星奪還を狙う。開幕からの圧倒的な強さが過信となったか、前線とディフェンスラインを中心に大幅なターンオーバーを敢行した前節は守備の緩み、前線の機能不全によってまさかの敗戦となった。それでも、CLでは格下ヤング・ボーイズ相手にFWレヴァンドフスキのドブレーテの活躍などで5-0の圧勝。今季CL初白星を挙げてバウンスバックに成功した。さらに、同試合では長期離脱から復帰したMFフレンキー・デ・ヨングが試運転を果たし、同じく慣らし運転のFWアンス・ファティと共に新たなオプションをフリック監督に提供している。今節はライバルに取りこぼしの可能性も想定される中で直近2連敗の相手にアウェイで勝ち切り、首位快走といきたい。 また、今節はセビージャとベティスによる今季最初のエル・グラン・デルビも開催される。 ピミエンタ新体制移行もここまで13位と状態が上がってこないセビージャに対して、4戦連発中のMFロ・チェルソが攻撃を牽引するベティスは8位と徐々に調子を上げており、現状ではアウェイチームに分がありそうだ。 だがしかし、今回のデルビは年末に現役を引退するセビージャのレジェンド、ヘスス・ナバスにとって最後の戦いとなるため、サンチェス・ピスフアンに集うセビジスタやチームメイトが生え抜きのレジェンドに有終の美を飾らせるべく並々ならぬ気概で戦うことが想定される。 直近3連勝で上位争いに絡むマジョルカは昇格組エスパニョールとのアウェイゲームで4連勝を狙う。ただ、日本代表の招集メンバーを外れたFW浅野拓磨は今週のトレーニングでDFバルイェントと共に別メニュー調整となっており、引き続き欠場となる見込みだ。 その他では開幕から唯一未勝利のラス・パルマス、共にミッドウィークは欧州の戦いに臨んだジローナvsアスレティック・ビルバオの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第9節》 ▽10/4(金) 《28:00》 レガネス vs バレンシア ▽10/5(土) 《21:00》 エスパニョール vs マジョルカ 《23:15》 ヘタフェ vs オサスナ 《25:30》 ラス・パルマス vs セルタ バジャドリー vs ラージョ 《28:00》 レアル・マドリー vs ビジャレアル ▽10/6(日) 《21:00》 ジローナ vs アスレティック・ビルバオ 《23:15》 アラベス vs バルセロナ 《25:30》 セビージャ vs ベティス 《28:00》 レアル・ソシエダ vs アトレティコ・マドリー 2024.10.04 19:00 Fri
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セビージャ大復活の立役者、メンディリバル監督が戦術を180度転換した理由は? 1人の選手を絶賛

セビージャのホセ・ルイス・メンディリバル監督が戦術の180度転換を振り返った。 エイバル時代には、元日本代表MF乾貴士(清水エスパルス)を指導したことで知られるメンディリバル監督。今年3月にセビージャの監督に就任すると、それまでラ・リーガで残留争いを続けていたチームをV字回復させ、ヨーロッパリーグ(EL)では見事に決勝戦進出を掴み取った。 今シーズンのセビージャにとって間違いなく最重要人物であることは、その成績でも示されており、序盤戦から負け癖がついていたチームも、メンディリバル監督就任後の14試合で8勝5分け1敗という戦績を残している。 ポゼッション志向からカウンター重視に戦術を切り替えたことが功を奏した結果だが、スペイン『Relevo』のインタビューでは、立て直しは難しくなかったと語る。 「チーム状態、選手のコンディション…私が来たときに最悪だったのは事実だ。だが、選手たちの実力は確かで、単にそれまでのトレーニングメニューや戦術に満足できなかっただけであることがすぐにわかった。だから、私としては容易な仕事だった」 「とはいえ、すぐに結果が出たことは幸いだった。短期間に多くの試合を戦えば一体感も生まれるし、戦術面の理解が追いつかない選手がいても、経験豊富な選手がそれをカバーしてくれる。アクーニャは世界中どのクラブでもプレーできる選手だ」 戦術を180度転換したのはチームがポゼッションサッカーに向いていなかったためだとし、立て直しのキーマンはアルゼンチン代表DFマルコス・アクーニャだったと明かしたメンディリバル監督は、惜しみなく称賛の言葉を並べた。 「サイドハーフ、インサイドハーフ、セントラルハーフ、どこに配置してもとにかく上手い。彼があんなに上手いからセビージャは勝てている。たとえチーム全体が良いパフォーマンスでなくとも、それでも勝てる」 アクーニャは残念ながら31日に行われるローマとのEL決勝戦は出場停止。ELマスターとも呼ばれるセビージャはローマを撃破し、通算7度目の大会制覇となるのか。メンディリバル監督の選手起用、采配にも期待したい。 2023.05.26 18:14 Fri
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セビージャが5選手の退団を発表! 元レアルのFWマリアーノは1年で満了、ハンニバルらレンタル組も帰還

セビージャは1日、5選手の退団を発表した。 今回退団が発表されたのは、元ドミニカ代表FWマリアーノ・ディアス(30)。そしてレンタル移籍中だったフランス人MFブバカリ・スマレ(25)、チュニジア代表MFハンニバル・メイブリ(21)、元U-21フランス代表MFルシアン・アグメ(22)、U-20アルゼンチン代表FWアレホ・ベリス(20)もクラブへと戻ることとなる。 マリアーノは、レアル・マドリーからフリートランスファーで加入。1年契約を結んだ中、2023-24シーズンはラ・リーガで9試合1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合、コパ・デル・レイで1試合の出場に終わった。 スマレはレスター・シティからレンタル移籍で加入。ラ・リーガで28試合に出場し1アシスト、CLで4試合、コパ・デル・レイで2試合とチームを支えてきたが、買い取りオプションは行使されずに退団となった。 ハンニバルは、2024年1月にマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍で加入。ラ・リーガで6試合の出場に終わり、セビージャは買い取らないことを決断した。 アグメはインテルからレンタル移籍で加入。ラ・リーガで12試合、コパ・デル・レイで1試合の出場に終わった。 ベリスは、トッテナムから2024年2月にレンタル移籍。ラ・リーガで6試合に出場したがノーゴールに終わっていた。 2024.07.02 10:05 Tue
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セビージャのアルゼンチン代表DFアクーニャが母国の名門リーベル・プレートに完全移籍

リーベル・プレートは20日、セビージャのアルゼンチン代表DFマルコス・アクーニャ(32)を完全移籍で獲得したことを発表した。 スペイン『アス』によれば、フリートランスファーでの加入となり、契約期間は3年間とのことだ。 アクーニャは、フェッロ、ラシン・クラブと母国でプレー。2017年7月にスポルティングCPに完全移籍。2020年9月にセビージャに完全移籍で加入した。 左サイドバックを主戦場に、サイドハーフやウイングでもプレー。これまで公式戦149試合で6ゴール16アシストを記録していた。 アルゼンチン代表としても59試合に出場したアクーニャは、優勝を果たした2021年のコパ・アメリカ、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)、そして今年のコパ・アメリカにも出場していた。 自身にとっては7年ぶりの母国復帰となるアクーニャ。名門クラブでどのようなプレーを見せるか注目だ。 2024.08.21 10:55 Wed

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