「めちゃくちゃ緊張した」PK奪取&成功で地獄からチームを生還させた小見洋太、2度チームを救うゴールも「悔しい気持ちが大きい」
2024.11.03 00:08 Sun
アルビレックス新潟のMF小見洋太が、名古屋グランパスとのルヴァンカップ決勝を振り返った。2日、2024Jリーグ YBCルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、名古屋と新潟が対戦した。
2021年以来3年ぶり2度目の優勝を目指す名古屋と、クラブ史上初のタイトルを目指す新潟の一戦。雨が降り頻る中、史上最多の6万2517人が詰めかけ、熱気に満ちていた。
試合は互いにスタイルを出していく中、31分に阿部航斗が痛恨のミス。最終ラインでボールを回していた中、阿部のパスを永井謙佑にそのまま蹴り込まれてしまい失点する。
さらに42分にも永井にゴールを奪われたなか、後半も名古屋ペースで試合が進んでいったが、新潟は選手交代で流れを掴み返す。71分に谷口海斗がヘディングで1点を返すと、そのまま新潟が押し込み、名古屋が跳ね返すという展開となった中、試合終了直前にPKを獲得。起死回生のチャンスを小見が決めて追いつき、延長戦に突入する。
途中出場ながらチームを救う2つのゴールを決めた小見。「途中から入って、最後の最後まで抵抗できたのは良かったと思いますが、そこまでいったからこそ悔しい気持ちが大きいです」と、2度追いついたこともあり、最終的に優勝できなかったことに悔しさを滲ませた。
それでも後半アディショナルタイム、試合終了直前でPK奪取からのPK成功。「めちゃくちゃ緊張はしましたが、後ろに僕らのサポーターがいたので、比較的落ち着いて蹴ることができました」と振り返った小見は「決めていたコースに蹴り込んだという感じです」と、自信を持って蹴り込んだという。
そして延長戦でも同点ゴールを記録。「長倉(幹樹)選手が良い状態でボールを受けて前向きになったところで、僕はとにかくオフサイドにかからないことだけを考えました。ランニングで少し横に動いてタイミングを合わせました」とコメント。「最高のパスが来たので、GKを見ながら、空いているコースに蹴り込みました」と、冷静にゴールを決められたという。
オフサイドのチェックが入ったが「ドキドキはしましたけど、出ていない感覚が自分の中ではありました。どれぐらいかは分からないですが、出ていない感じはありました」と、オンサイドである自信があったという。
小見は、同点PKを決めたことがこのゴールに影響したとコメント。「関係はあると思います。自分自身の2点目はGKがよく見えていたので、1点目があったからこそ、あれだけ落ち着いて決められた感覚はあります」と、冷静さを保てた要因だとした。
名手・ランゲラックから2ゴールを奪った小見だが、PK戦でもキッカーを務めた。1試合で2度目のPKはハードルが上がるが「難しさはありましたけど、やることは変えないので、自分が思ったところに蹴り込んで決めることができました」と、自分を信じて蹴ったと振り返った。
改めてこの決勝への思いについては「ここまで大きい舞台を経験したことがなかったですし、その中でこれだけ多くの新潟のサポーターが駆けつけてくれて、最高の雰囲気でプレーできました。自分のサッカー人生の中で一番楽しかった日になりました」と、楽しめたとコメント。後半1点を返した後の雰囲気についても「交代の時にも監督が1点取ったら(雰囲気が)変わるぞと言ってくれて、その中で(谷口)海斗くんが点を取ってくれました。自分の良さを出せない中で時間が経過していってしまいましたが、最後にPKを獲得できて、しっかり決められたのは良かったです」と、雰囲気が変わったのを感じた中、最後に仕事ができて良かったと語った。
2度リードを追いついた新潟。最終的には敗れたが、決勝という大舞台で意地を見せつけた。「新潟らしさは出せたと思いましたけど、これだけ大きな舞台なので、試合の入りや緊張感がプレーに現れたかなと。でも、ここまでやれたことは自信になると思います」とコメント。「残すのはリーグ戦で、残留も決まってないですし、すぐに切り替えて、次の試合で勝ち点3のために準備したいです」と、降格圏も見える位置にいるだけに、この戦いをリーグ戦に生かしたいとした。
そして、改めてタイトルへの欲も湧いたという小見。「またこの舞台に戻ってきたいと思いましたし、今度こそリベンジしたい想いが既にあります」と、再びタイトルを目指す戦いがしたいと前を向いた。
2021年以来3年ぶり2度目の優勝を目指す名古屋と、クラブ史上初のタイトルを目指す新潟の一戦。雨が降り頻る中、史上最多の6万2517人が詰めかけ、熱気に満ちていた。
さらに42分にも永井にゴールを奪われたなか、後半も名古屋ペースで試合が進んでいったが、新潟は選手交代で流れを掴み返す。71分に谷口海斗がヘディングで1点を返すと、そのまま新潟が押し込み、名古屋が跳ね返すという展開となった中、試合終了直前にPKを獲得。起死回生のチャンスを小見が決めて追いつき、延長戦に突入する。
それでも名古屋は延長前半3分にPKを与えてしまった中山克広がゴールを決めて勝ち越しに成功。しかし、延長後半6分に小見が再びネットを揺らして3-3のドロー。PK戦にもつれ込んだ試合は、5-4で名古屋が制し、見事に2度目の優勝を果たした。
途中出場ながらチームを救う2つのゴールを決めた小見。「途中から入って、最後の最後まで抵抗できたのは良かったと思いますが、そこまでいったからこそ悔しい気持ちが大きいです」と、2度追いついたこともあり、最終的に優勝できなかったことに悔しさを滲ませた。
それでも後半アディショナルタイム、試合終了直前でPK奪取からのPK成功。「めちゃくちゃ緊張はしましたが、後ろに僕らのサポーターがいたので、比較的落ち着いて蹴ることができました」と振り返った小見は「決めていたコースに蹴り込んだという感じです」と、自信を持って蹴り込んだという。
そして延長戦でも同点ゴールを記録。「長倉(幹樹)選手が良い状態でボールを受けて前向きになったところで、僕はとにかくオフサイドにかからないことだけを考えました。ランニングで少し横に動いてタイミングを合わせました」とコメント。「最高のパスが来たので、GKを見ながら、空いているコースに蹴り込みました」と、冷静にゴールを決められたという。
オフサイドのチェックが入ったが「ドキドキはしましたけど、出ていない感覚が自分の中ではありました。どれぐらいかは分からないですが、出ていない感じはありました」と、オンサイドである自信があったという。
小見は、同点PKを決めたことがこのゴールに影響したとコメント。「関係はあると思います。自分自身の2点目はGKがよく見えていたので、1点目があったからこそ、あれだけ落ち着いて決められた感覚はあります」と、冷静さを保てた要因だとした。
名手・ランゲラックから2ゴールを奪った小見だが、PK戦でもキッカーを務めた。1試合で2度目のPKはハードルが上がるが「難しさはありましたけど、やることは変えないので、自分が思ったところに蹴り込んで決めることができました」と、自分を信じて蹴ったと振り返った。
改めてこの決勝への思いについては「ここまで大きい舞台を経験したことがなかったですし、その中でこれだけ多くの新潟のサポーターが駆けつけてくれて、最高の雰囲気でプレーできました。自分のサッカー人生の中で一番楽しかった日になりました」と、楽しめたとコメント。後半1点を返した後の雰囲気についても「交代の時にも監督が1点取ったら(雰囲気が)変わるぞと言ってくれて、その中で(谷口)海斗くんが点を取ってくれました。自分の良さを出せない中で時間が経過していってしまいましたが、最後にPKを獲得できて、しっかり決められたのは良かったです」と、雰囲気が変わったのを感じた中、最後に仕事ができて良かったと語った。
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Jリーグは20日、2025明治安田Jリーグの「THE国立DAY」開催試合を発表した。 「THE国立DAY」は、国立競技場でJリーグの公式戦を実施。2023シーズンから多くの試合を行い、多くのファンにJリーグに触れる機会を増やしている。 2025シーズンは明治安田J1リーグで9試合、明治安田J2リーグで1試合の開催が決定。開幕戦となる東京ヴェルディvs清水エスパルスを皮切りに、ヴィッセル神戸、FC東京、FC町田ゼルビア、鹿島アントラーズ、清水、ジェフユナイテッド千葉がホームゲームとして開催する。 開幕戦の他、連覇中の神戸は第9節でアルビレックス新潟と対戦。また、町田vsFC東京の“新東京ダービー”も開催される。J2では千葉が新チーム名となる昇格組のRB大宮アルディージャと対戦する。 <h3>◆「THE国立DAY」開催試合</h3> ●明治安田J1リーグ 【第1節】 ▽2月16日(日) 《14:00》 東京ヴェルディ vs 清水エスパルス 【第9節】 ▽4月6日(日) 《14:00》 ヴィッセル神戸 vs アルビレックス新潟 【第10節】 ▽4月11日(金) 《19:00》 FC東京 vs 柏レイソル 【第10節】 ▽4月13日(日) 《14:00》 FC町田ゼルビア vs 浦和レッズ 【第12節】 ▽4月25日(金) 《19:30》 FC東京 vs ガンバ大阪 【第14節】 ▽5月3日(土・祝) 《14:00》 清水エスパルス vs 名古屋グランパス 【第16節】 ▽5月11日(日) 《15:00》 鹿島アントラーズ vs 川崎フロンターレ 【第18節】 ▽5月25日(日) 《15:00》 FC東京 vs サンフレッチェ広島 【第36節】 ▽11月9日(日) 《未定》 FC町田ゼルビア vs FC東京 ●明治安田J2リーグ 【第14節】 ▽5月6日(火・休) 《未定》 ジェフユナイテッド千葉 vs RB大宮アルディージャ 2024.12.20 14:25 Fri3
新潟が藤枝の“左利きボランチ”新井泰貴を獲得! J1初挑戦の移籍に
アルビレックス新潟は15日、藤枝MYFCからMF新井泰貴(27)の完全移籍加入を発表した。 新井は湘南ベルマーレのアカデミーから産業能率大学に進み、2020年にガイナーレ鳥取でプロ入り。2023年から藤枝に移り、左利きボランチとして今季も明治安田J2リーグ27試合に出場し、1得点をマークした。 初のJ1リーグ挑戦となる新井はこのステップアップ移籍を受け、それぞれの公式サイトで次のようにコメントしている。 ◆アルビレックス新潟 「アルビレックス新潟に関わる皆様、はじめまして!このたび、藤枝MYFCから加わる、新井泰貴です! 僕自身、初めてのJ1の舞台に、アルビレックス新潟の一員として挑戦できることをとても嬉しく思います。1日でも早く、顔と名前を覚えていただけるように、そしてアルビレックス新潟の熱いファン・サポーターの皆様から愛される選手になれるように熱く闘います! よろしくお願いいたします!」 ◆藤枝MYFC 「この度アルビレックス新潟に移籍することになりました。まずはじめに、藤枝MYFCを常日頃サポートしてくださるパートナー各社様、藤枝MYFCのサッカーをいつも楽しみにしてくださり いつも温かく声をかけてくださるファン・サポーターの皆様、2年間本当にありがとうございました」 「今年こそ、このチームでJ1に昇格すると意気込んだシーズンでしたが、昇格には到底及ばない結果となってしまいました。個人としても結果を残せずシーズンを通してチームの力になりきれなかったのも事実です。申し訳ございません」 「その中で今回J1の舞台でプレーするチャンスをいただきました。小さい頃から夢に見ていた舞台でプレーしたい気持ち、今の自分に何ができるのかチャレンジしたいという気持ち、そして自分の今の年齢を考えてこの決断に至りました。この決断を尊重してくださったクラブには感謝しかありません」 「須藤監督をはじめとするコーチングスタッフの皆様、フロントスタッフの皆様、そして日々切磋琢磨してきたチームメイトのみんな、本当にありがとうございました。藤枝MYFCに関わる全ての皆様の支えがあったからこそ、藤枝MYFCに来てから2年間とても充実した生活を送ることができました」 「ガイナーレ鳥取、藤枝MYFCで培ってきたものを次の舞台で発揮できるように日々精進して参ります! ありがとうございました!」 2024.12.15 15:15 Sun4
ルヴァンカップ対戦カード決定! 王者・名古屋は宮崎と、 Jリーグ参入の栃木Cは鹿島、高知はG大阪と今季のJ1上位陣と対戦【YBCルヴァンカップ】
Jリーグは20日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの日程を発表した。 これまではJ1クラブと、前年J2に降格したクラブが出場していたルヴァンカップは、2024シーズンからJ1、J2、J3の全60クラブが参加する方式に変更。リーグ戦ではなく、全てトーナメントで行われる方式となっていた。 1stラウンドはFIFAクラブワールドカップ(W杯)2025に出場する浦和レッズ、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に出場する、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に出場するサンフレッチェ広島を除いたチームが参加。7つのトーナメントに分かれて行われ、各トーナメントを勝ち上がった7チームがプレーオフラウンドに進出することとなる。 プレーオフラウンドは勝ち上がった7チームとACL2参加の広島の8チームがホーム&アウェイ方式で戦い、勝ち上がった4チームがプライムラウンド進出。浦和、神戸、川崎F、横浜FMを加えた8チームでホーム&アウェイ方式のトーナメントを行うこととなる。 【1回戦】 ▽3月20日(木・祝) 《13:00》 【14】ヴァンラーレ八戸 vs アルビレックス新潟 [プライフーズスタジアム] 《14:00》 【2】FC岐阜 vs 横浜FC [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] 【3】ギラヴァンツ北九州 vs ファジアーノ岡山 [ミクニワールドスタジアム北九州] 【4】高知ユナイテッドSC vs ガンバ大阪 [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] 【8】栃木シティ vs 鹿島アントラーズ [未定] 【10】アスルクラロ沼津 vs 柏レイソル [愛鷹広域公園多目的競技場] 【12】AC長野パルセイロ vs 東京ヴェルディ [長野Uスタジアム] 【16】奈良クラブ vs FC東京 [ロートフィールド奈良] 【18】ツエーゲン金沢 vs 湘南ベルマーレ [石川県西部緑地公園 陸上競技場] 【20】カマタマーレ讃岐 vs セレッソ大阪 [Pikaraスタジアム] 【22】ガイナーレ鳥取 vs 京都サンガF.C. [Axisバードスタジアム] 【24】テゲバジャーロ宮崎 vs 名古屋グランパス [いちご宮崎新富サッカー場] 【26】FC琉球 vs アビスパ福岡 [タピック県総ひやごんスタジアム] ▽3月26日(水) 《18:00》 【6】SC相模原 vs 清水エスパルス [相模原ギオンスタジアム] 《19:00》 【1】 ヴァンフォーレ甲府 vs 藤枝MYFC [JIT リサイクルインク スタジアム] 【5】 水戸ホーリーホック vs ロアッソ熊本 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【7】 FC大阪 vs ジュビロ磐田 [東大阪市花園ラグビー場] 【9】 大分トリニータ vs レノファ山口FC [クラサスドーム大分] 【11】 福島ユナイテッドFC vs 北海道コンサドーレ札幌 [とうほう・みんなのスタジアム] 【13】 愛媛FC vs ブラウブリッツ秋田 [ニンジニアスタジアム] 【15】 松本山雅FC vs サガン鳥栖 [サンプロ アルウィン] 【17】 RB大宮アルディージャ vs いわきFC [NACK5スタジアム大宮] 【19】 ザスパ群馬 vs V・ファーレン長崎 [正田醤油スタジアム群馬] 【21】 FC今治 vs 徳島ヴォルティス [アシックス里山スタジアム] 【23】 鹿児島ユナイテッドFC vs モンテディオ山形 [白波スタジアム] 【25】 カターレ富山 vs ジェフユナイテッド千葉 [富山県総合運動公園陸上競技場] 【27】 栃木SC vs ベガルタ仙台 [未定] 【2回戦】 ▽4月9日(水) 【28】 【1】勝者チーム vs FC町田ゼルビア 【31】 【6】勝者チーム vs 【7】勝者チーム 【32】 【8】勝者チーム vs 【9】勝者チーム 【35】 【14】勝者チーム vs 【15】勝者チーム 【37】 【18】勝者チーム vs 【19】勝者チーム 【39】 【22】勝者チーム vs 【23】勝者チーム ▽4月16日(水) 【29】 【2】勝者チーム vs 【3】勝者チーム 【30】 【4】勝者チーム vs 【5】勝者チーム 【33】 【10】勝者チーム vs 【11】勝者チーム 【34】 【12】勝者チーム vs 【13】勝者チーム 【36】 【16】勝者チーム vs 【17】勝者チーム 【38】 【20】勝者チーム vs 【21】勝者チーム 【40】 【24】勝者チーム vs 【25】勝者チーム 【41】 【26】勝者チーム vs 【27】勝者チーム 【3回戦】 ▽5月21日(水) 【42】 【28】勝者チーム vs 【29】勝者チーム 【43】 【30】勝者チーム vs 【31】勝者チーム 【44】 【32】勝者チーム vs 【33】勝者チーム 【45】 【34】勝者チーム vs 【35】勝者チーム 【46】 【36】勝者チーム vs 【37】勝者チーム 【47】 【38】勝者チーム vs 【39】勝者チーム 【48】 【40】勝者チーム vs 【41】勝者チーム 【プレーオフラウンド】 ○第1戦:6/4(水) ○第2戦:6/8(日) 【プライムラウンド】 ○準々決勝:第1戦 9月3日(水)/第2戦 9月7日(日) ○準決勝:第1戦 10月8日(水)/第2戦 10月12日(日) ○決勝:未定 2024.12.20 13:45 Fri5