初勝利遠いセインツがレスターに土壇場被弾で大逆転負け…菅原由勢は後半序盤に負傷交代【プレミアリーグ】
2024.10.20 01:11 Sun
プレミアリーグ第8節、サウサンプトンvsレスター・シティが19日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、アウェイのレスターが2-3で逆転勝利した。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢は62分までプレーした。
前節、アーセナルに1-3の逆転負けを喫した19位のサウサンプトンはレスター・シティとの昇格組対決で初白星を狙った。日本代表では2試合共に出番なしに終わった菅原は右ウイングバックでスタメンに入った。
ホームで勢いを持って試合に入ったサウサンプトンは開始直後にいきなり決定機。5分、セットプレーからアリボのクロスバーを叩くヘディングシュートにアーチャーのオーバーヘッドシュートで続けてゴールに迫る。
すると、直後の8分には自陣でのクイックリスタートでウォーカー=ピータースが左のハーフスペースを持ち上がってオーバーラップしたマニングを使うと、最後はグラウンダーの折り返しをゴール前に走り込んだアーチャーがワンタッチで右隅へ流し込んだ。
アーチャーの2試合連続ゴールで幸先よく先制したサウサンプトンだが、時間の経過と共にブオナノッテを起点に良い形で前進するレスターの反撃に遭う。その流れでセットプレーからファエスやブオナノッテに決定機を許すが、体を張った守備で凌ぐ。
前半終盤にかけては菅原が良い攻撃参加からチャンスに絡んだ一方、リスクを冒して前に出るレスターに再び押し込まれる。だが、エル・カンヌスの決定的なシュートが右ポストを叩くなどツキにも恵まれて2点リードで前半を終えた。
後半も押し込む入りを見せたサウサンプトンだが、序盤にヴァーディとの接触プレーで菅原が足を負傷。一度はプレーを続行したが、62分にフレイザーとの交代でピッチを去るアクシデントが発生。
すると、ファタウの右サイドバック起用で前がかるレスターの猛攻に晒される。65分、ボックス右で仕掛けたファタウのゴールライン際からのクロスをブオナノッテが体ごと合わせてアウェイチームが反撃の狼煙を上げるゴールを挙げる。
これでフォクシーズが完全に勢いづくと、70分過ぎにはレスターのゴール前での決定機でVARが介入。ゴール前でタップインを試みたヴァーディを後ろから完全に引っ張ったフレイザーのファウルを取られてPKを献上。さらに、決定機阻止のフレイザーが退場に。そして、このPKをヴァーディがきっちり左隅に蹴り込んで2点差を追いついた。
完璧な前半から一転して2-2のイーブンに持ち込まれた上、数的不利も背負う逆境に立たされたサウサンプトンは交代策で修正を図りつつ、前がかる相手を引っくり返してウォーカー=ピータースらのロングカウンターで決定機まで作り出す気概も見せる。
だが、後半最終盤の攻防においてホームチームに悪夢のような展開が待っていた。7分が加えられた後半アディショナルタイムのラストプレーとなった98分、レスターが右CKを獲得すると、キッカーのウィンクスがデザインプレーでペナルティアーク付近で浮いたアイェウにグラウンダーのパスを通すと、ガーナ代表の右足ダイレクトシュートがゴール前に密集を抜けてゴール右隅に突き刺さった。
そして、直後に試合はタイムアップを昇格組対決は2点差を引っくり返したレスターに軍配が上がり、サウサンプトンは初勝利が遠いリーグ3連敗となった。
サウサンプトン 2-3 レスター・シティ
【サウサンプトン】
キャメロン・アーチャー(前8)
ジョー・アリボ(前28)
【レスター】
ファクンド・ブオナノッテ(後20)
ジェイミー・ヴァーディ(後29[PK])
ジョルダン・アイェウ(後53)
前節、アーセナルに1-3の逆転負けを喫した19位のサウサンプトンはレスター・シティとの昇格組対決で初白星を狙った。日本代表では2試合共に出番なしに終わった菅原は右ウイングバックでスタメンに入った。
ホームで勢いを持って試合に入ったサウサンプトンは開始直後にいきなり決定機。5分、セットプレーからアリボのクロスバーを叩くヘディングシュートにアーチャーのオーバーヘッドシュートで続けてゴールに迫る。
アーチャーの2試合連続ゴールで幸先よく先制したサウサンプトンだが、時間の経過と共にブオナノッテを起点に良い形で前進するレスターの反撃に遭う。その流れでセットプレーからファエスやブオナノッテに決定機を許すが、体を張った守備で凌ぐ。
耐えるべき時間に耐えたホームチームはチャンスを逃さない。28分、相手陣内左サイドで仕掛けたウォーカー=ピータースがライン際までえぐってプルバック。これをゴール前のアリボが左足で右隅へ流し込んだ。
前半終盤にかけては菅原が良い攻撃参加からチャンスに絡んだ一方、リスクを冒して前に出るレスターに再び押し込まれる。だが、エル・カンヌスの決定的なシュートが右ポストを叩くなどツキにも恵まれて2点リードで前半を終えた。
後半も押し込む入りを見せたサウサンプトンだが、序盤にヴァーディとの接触プレーで菅原が足を負傷。一度はプレーを続行したが、62分にフレイザーとの交代でピッチを去るアクシデントが発生。
すると、ファタウの右サイドバック起用で前がかるレスターの猛攻に晒される。65分、ボックス右で仕掛けたファタウのゴールライン際からのクロスをブオナノッテが体ごと合わせてアウェイチームが反撃の狼煙を上げるゴールを挙げる。
これでフォクシーズが完全に勢いづくと、70分過ぎにはレスターのゴール前での決定機でVARが介入。ゴール前でタップインを試みたヴァーディを後ろから完全に引っ張ったフレイザーのファウルを取られてPKを献上。さらに、決定機阻止のフレイザーが退場に。そして、このPKをヴァーディがきっちり左隅に蹴り込んで2点差を追いついた。
完璧な前半から一転して2-2のイーブンに持ち込まれた上、数的不利も背負う逆境に立たされたサウサンプトンは交代策で修正を図りつつ、前がかる相手を引っくり返してウォーカー=ピータースらのロングカウンターで決定機まで作り出す気概も見せる。
だが、後半最終盤の攻防においてホームチームに悪夢のような展開が待っていた。7分が加えられた後半アディショナルタイムのラストプレーとなった98分、レスターが右CKを獲得すると、キッカーのウィンクスがデザインプレーでペナルティアーク付近で浮いたアイェウにグラウンダーのパスを通すと、ガーナ代表の右足ダイレクトシュートがゴール前に密集を抜けてゴール右隅に突き刺さった。
そして、直後に試合はタイムアップを昇格組対決は2点差を引っくり返したレスターに軍配が上がり、サウサンプトンは初勝利が遠いリーグ3連敗となった。
サウサンプトン 2-3 レスター・シティ
【サウサンプトン】
キャメロン・アーチャー(前8)
ジョー・アリボ(前28)
【レスター】
ファクンド・ブオナノッテ(後20)
ジェイミー・ヴァーディ(後29[PK])
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EFLカップ(カラバオカップ)4回戦、サウサンプトンvsストーク・シティが29日にセント・メリーズ・スタジアムで行われ、3-2で勝利したサウサンプトンがベスト8進出を決めた。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢とストークのMF瀬古樹は、いずれもフル出場した。 プレミアリーグでは直近4連敗で最下位に沈むサウサンプトンは、チャンピオンシップ(2部)で19位に低迷するストークとの準々決勝進出を懸けた一戦に臨んだ。この試合では負傷明けの菅原が公式戦2試合ぶりのスタメン起用となり、同じくスタメンの瀬古との日本人対決が実現した。 [5-4-1]の後ろ重心で臨んだストークに対して、[4-3-3]の布陣で臨んだセインツ。累積警告の指揮官マーティンがベンチを外れたものの、地力の差を活かして押し込む展開が続く。 すると、19分には左CKの場面でマテウス・フェルナンデスの正確なボールをゴール前でDFを振り切ったハーウッド=ベリスがヘディングで合わせ、幸先よく先制に成功した。 先制後も70%を超えるボール支配率でハーフコートゲームを展開するセインツ。流れの中では決定機まで至らなかったが、34分にはボックス内で粘った菅原がDFディクソンのファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのアームストロングが冷静に決め切って追加点を得た。 一方、守勢が続くなかでセットプレー2発で2点のビハインドを負ったストークも、前半終了間際に1点を返す。45分、相手陣内中央右で得たFKの場面でローズのヘディングシュートが菅原に当ってゴール前にこぼれると、これに反応したフィリップスが右足で押し込んだ。 すると、互いに選手交代なしで臨んだ後半、ストークが早い時間帯にスコアをタイに戻す。54分、中盤で味方が潰したこぼれに反応した瀬古がボックス付近までドリブルで運んで右でフリーのチャマデウに繋ぐ。右足のクロスがDFにディフレクトしてファーに流れると、フリーで走り込んだキャノンがワンタッチで流し込んだ。 2-3で逆転負けした先日のレスター・シティ戦を彷彿とさせるリード時の試合運びの拙さを露呈したセインツは、徐々に攻勢を強めていく。68分にはアーチャーとマテウス・フェルナンデスを下げてオヌアチュ、ブレレトン・ディアスと前線に屈強なストライカーを投入した。 ただ、一連の交代も効果を発揮せず、一進一退のまま後半終盤に突入。そのなかで菅原のビッグプレーが試合を動かす。85分、自陣でのボールロストからクーマスとのパス交換でマンホーフが完全にゴール前に抜け出すと、GKと交錯しながらも体に当てたボールがゴールへ向かう。しかし、ここで決死のスプリントを見せた菅原がゴールラインぎりぎりでスーパークリア。絶体絶命のピンチを救った。 すると、これで流れを変えたセインツは88分、ボックス手前でスレマナからマイナスのパスを受けたブリーがペナルティアーク左から見事な右足のミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、ピンチから一転して勝ち越しに成功した。 その後、相手の反撃を冷静に凌ぎ切ったセインツが3-2で勝利し、ベスト8進出を決めた。 サウサンプトン 3-2 ストーク・シティ 【サウサンプトン】 テイラー・ハーウッド=ベリス(前19) アダム・アームストロング(前35[PK]) ジェームズ・ブリー(後43) 【ストーク】 アシュリー・フィリップス(前45) トム・キャノン(後9) 2024.10.30 07:02 Wed2
ハーランド弾守り抜いたシティが開幕以来の完封勝利で3連勝! 菅原由勢不出場のセインツは4連敗…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティvsサウサンプトンが26日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが1-0で勝利した。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢はベンチ入りも出場機会はなかった。 リバプールの結果次第で首位奪還となる2位のシティは、19位のサウサンプトンとのホームゲームでリーグ3連勝を狙った。前節、最下位ウォルバーハンプトンに大苦戦を強いられたが、ストーンズの後半ラストプレー弾で劇的な2-1の逆転勝利を収めたシティズンズ。続くチャンピオンズリーグではスパルタ・プラハ相手に5-1の圧勝。グアルディオラ監督はその一戦から先発4人を変更。守護神エデルソンが復帰したほか、ストーンズとアケ、ギュンドアンに代わってルベン・ディアス、グヴァルディオル、コバチッチを起用した。 一方、前節はレスター・シティに大逆転負けを喫し、未だリーグ戦で勝利がなく且つ3連敗と泥沼の状態にあるセインツ。その試合で負傷交代した菅原はベンチスタートとなった。 試合は開始早々にホームチームが動かす。5分、左サイド深くに侵攻したマテウス・ヌネスからの折り返しにゴール前で反応したハーランドがDFを背中でブロックしつつ、体勢を崩しながらも左足で合わせた。 守備的に入った相手に対して早くもリードを奪う最高の入りを見せたホームチーム。失点後も同じ戦い方を継続するセインツを押し込むと、ボックス付近での細かいパス交換からサヴィオのシュートなどで追加点に迫っていく。 その後も相手陣内で相手陣内でハーフコートゲームを継続するシティは、大外に張るサヴィオとヌネスを起点に中央でのコンビネーションも使いながら揺さぶりをかけるが、最後のところで身体を張る相手の守備を崩し切れず。決定機まであと一歩という場面が目立つ。 前半終盤の44分にはシティのコバチッチがミドルシュートでゴールを脅かせば、セインツも前半ラストプレーでスティーブンスのスルーパスに抜け出したアーチャーにビッグチャンスが舞い込んだが、ボックス左に持ち込んで放ったシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。 最後に冷や汗をかいたものの、1点リードで試合を折り返したシティ。後半も開始直後にはサヴィオの突破から縦に速い攻撃を仕掛けると、フォーデンが枠のわずか右に外れる際どいミドルシュートを放っていく。さらに、直後の右CKではハーランドがボックス内で連続のヘディングシュートでゴールに迫るが、ここは相手のゴールカバーに遭う。 以降も厚みのある攻撃を続けるシティだが、前半同様に集中した守備を見せるセインツの堅守をなかなかこじ開けられない。 後半半ばから終盤にかけてはセインツもより攻撃の姿勢を強め、幾度か際どいシーンを作り出す。そして、エティハドの空気もややピリッとしたものとなる。 リーグ戦ではチェルシーとの開幕戦以降、クリーンシートがなく長身FWオヌアチュの空中戦に冷や汗もかかされたが、何とか逃げ切ったシティがリーグ8戦ぶりの無失点勝利でリーグ3連勝を達成。苦しみながらも暫定首位に浮上した。 マンチェスター・シティ 1-0 サウサンプトン 【マンチェスター・シティ】 アーリング・ハーランド(前5) <span class="paragraph-title">【動画】ハーランドが強さと決定力を見せた先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">相手DFのマークもなんのその<br>ハーランドがシュートをねじ込む<br>これで今季リーグ戦11ゴール目<br><br>プレミアリーグ 第9節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サウサンプトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/oEfaNmwcmu">pic.twitter.com/oEfaNmwcmu</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850180324770349214?ref_src=twsrc%5Etfw">October 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.27 01:08 Sun3
接戦制したシティ、ペップがセインツ敵将に賛辞 「ラッセルから多くを学ぶ」
マンチェスター・シティは26日のプレミアリーグ第9節でサウサンプトンをホームに迎え撃ち、1-0で勝利した。 開始5分にアーリング・ハーランドの一撃で幸先よくリードしたシティだが、以降はサウサンプトンが粘り、なかなか次のゴールを奪い切れず。それでも、1点のリードを最後まで保ち、3連勝&開幕9戦無敗を達成した。 いまだ1勝もできず、降格圏に沈むサウサンプトンを僅差で下したジョゼップ・グアルディオラ監督は敵将のラッセル・マーティン監督を持ち上げ、プレミアリーグの競争力を改めて感じた一戦と評す。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じる。 「監督として学ぶには良い試合だった。私はラッセルから多くを学ぶつもり。彼らは本当によくやったからだ。我々は謙虚に彼らがよくやったのを受け止める」 「ここ2試合の(対戦相手である)ウルブスとサウサンプトンはリーグのボトムにいるが、これがプレミアリーグのレベルだとするなら、このリーグがいかに厳しいかを示すものだ」 「彼らは本当に良いプレーをした。チャンスはそう多くなかったが、我々からボールを奪おうする努力がすごかったね。我々もチャンスがあって決め切れなかったが、良い結果だ」 <span class="paragraph-title">【動画】シティが序盤の1点で勝ち切る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9z1Awj1Ux6Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.27 11:45 Sun4
菅原由勢はシティ戦に出場できない? ケガの状態にサウサンプトンの指揮官が言及「あと24時間で決まる」
サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢だが、マンチェスター・シティ戦の出場は微妙なようだ。 今シーズンからサウサンプトンでプレーする菅原は、ここまで開幕から全シアに出場。しかし、19日に行われたプレミアリーグ第8節のレスター・シティ戦ではジェイミー・ヴァーディにタックルを見舞われて負傷交代していた。 そのサウサンプトンは、26日に第9節でマンチェスター・シティとアウェイで対戦する中、ラッセル・マーティン監督は記者会見で菅原の状態について言及した。 「ユキは退場せざるを得なかったので、今週は彼の管理をしなければならなかった。あと24時間で彼が先発できるかどうかが決まるだろう」 現時点では起用できるかどうかが不透明。ここまでしっかりと出番を重ねてきており、1分け7敗と苦戦するチームにとって強敵・シティとの試合でレギュラー格の選手を欠くのは大きな痛手となる。 2024.10.25 23:40 Fri5