「批判を利用しない手はない」37歳になっても健在のヴァーディ、自身の原動力は相手ファンのブーイングに?「それを受けるのが好き」
2024.10.31 16:40 Thu
レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが、ストライカーらしい考えを明かした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
ノンリーグ出身の叩き上げであり、2012年に加入してからはレスター一筋のキャリアを送るヴァーディ。今シーズンもプレミアリーグに復帰したクラブにおいて37歳ながら9試合4ゴールを記録しており、健在ぶりをアピールしている。
そんなヴァーディは『Men in Blazers』のインタビューで、他クラブのファンから浴びるブーイングが自分の原動力になっているとコメント。応援も批判もフットボールの一部であり、だからこそ楽しめるとベテランらしい考えを述べている。
「もし、少しでも批判を受けたら、それに応じようとする覚悟が必要だ。選手は応援で奮い立つものだけど、自分はブーイングによって奮い立たされる。それを受けるのが好きなんだよ」
「フットボールなんだから、応援も批判も当然あるものさ。だったら、それを利用しない手はない。批判を受けた後でゴールを決めて、まず頭に浮かぶのはそれを返すこと。批判があるから、自分が力を発揮できる雰囲気になるんだ」
「先週のサウサンプトン戦では、勝った後に誰もが笑っているように見えた。そんな中で、酒場で喧嘩を始めるかのように最前列まで走ってきた男が1人だけいたんだ。警備員に止められていたから、それを見て笑った」
「ファンを興奮させる良い瞬間ばかりだ。フットボールなんだから、そういう楽しみだって必要さ」
また、喜んで悪役を引き受けると語るヴァーディは、引退後ファンからどう記憶されたいか聞かれ、「大混乱を引き起こした選手」とらしさ溢れる回答を口にしている。
ノンリーグ出身の叩き上げであり、2012年に加入してからはレスター一筋のキャリアを送るヴァーディ。今シーズンもプレミアリーグに復帰したクラブにおいて37歳ながら9試合4ゴールを記録しており、健在ぶりをアピールしている。
そんなヴァーディは『Men in Blazers』のインタビューで、他クラブのファンから浴びるブーイングが自分の原動力になっているとコメント。応援も批判もフットボールの一部であり、だからこそ楽しめるとベテランらしい考えを述べている。
「フットボールなんだから、応援も批判も当然あるものさ。だったら、それを利用しない手はない。批判を受けた後でゴールを決めて、まず頭に浮かぶのはそれを返すこと。批判があるから、自分が力を発揮できる雰囲気になるんだ」
「(どのファンの前でゴールを祝うのが楽しいかと聞かれ)全部だ! 対戦相手が誰であろうと、間違いなく自分は罵倒されるよ。(優勝を決めたシーズンのWBA戦では)ピッチで僕に近づこうと、56段もの階段を駆け下りてきた男がいた。だから僕は両手を高く上げ、笑って見ていたんだ」
「先週のサウサンプトン戦では、勝った後に誰もが笑っているように見えた。そんな中で、酒場で喧嘩を始めるかのように最前列まで走ってきた男が1人だけいたんだ。警備員に止められていたから、それを見て笑った」
「ファンを興奮させる良い瞬間ばかりだ。フットボールなんだから、そういう楽しみだって必要さ」
また、喜んで悪役を引き受けると語るヴァーディは、引退後ファンからどう記憶されたいか聞かれ、「大混乱を引き起こした選手」とらしさ溢れる回答を口にしている。
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史上3人目の外国人監督としてイングランド代表を率いることとなったトーマス・トゥヘル監督。イングランド人以外が指揮を執ることには反対意見も浮上している。 ガレス・サウスゲイト監督がユーロ2024を最後に退任。暫定体制でここまで戦ってきた中、ドイツ人指揮官のトゥヘル監督が就任することが決定した。 サッカーの母国と呼ばれながら、ワールドカップの優勝はない自国開催の1966年が最後。ユーロではサウスゲイト監督の下で2大会連続準優勝と成績を残していたが、優勝は一度もない状況だ。 新監督決定に向けては約10名がイングランドサッカー協会(FA)の面接を受けたとのこと。イングランド出身の指導者も含まれていたが、最終的にはドイツ人のトゥヘル監督に決定した。 元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏は「有害」と外国人監督の招へいに否定的だが、かつてイングランドの世代別代表を指揮していたレスター・シティのスティーブ・クーパー監督は、まだまだイングランド人はレベルアップが必要とし、今の状況では多くを語るべきではないとした。 「時が経つにつれ、英国の指導者がさらに向上し、世界トップクラスに並ぶようになることを期待している」 「その間、我々は与えられたあらゆる機会を生かし、良い仕事をしなければならない。定期的にそれができるようになるまで、あまり多くを語るべきではないかもしれない」 「私はイギリスの文化を心から信じているし、指導者の教育の道も信じている」 ちなみに、プレミアリーグは世界最高峰のリーグの1つと呼ばれているが、4連覇中のマンチェスター・シティを率いるのスペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督。近年リバプールで優勝したのもドイツ人のユルゲン・クロップ監督と外国人監督が続いており、イングランド人監督が優勝したことは過去1度もない。マンチェスター・ユナイテッドを長らく指揮したサー・アレックス・ファーガソン氏やブラックバーンで優勝したケニー・ダルグリッシュ氏はスコットランド人。アーセナルで優勝を経験しているアーセン・ヴェンゲル氏はフランス人、チェルシーで3度優勝しているジョゼ・モウリーニョ氏もポルトガル人と、イングランド人は1人もおらず、意地とは別に外国人に指揮を任せるのも仕方ないかもしれない。 2024.10.17 21:10 Thu4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5