東北1部はブランデュー弘前FCが連覇 2位女川のドローで決定、2年連続の地域CLへ【Road to JFL】
2024.09.29 16:20 Sun
29日、東北社会人サッカーリーグ1部第16節の一目千本桜FC feat.S.U.F.T.vsコバルトーレ女川が行われ、0-0ドローとなった結果、首位・ブランデュー弘前FCの2連覇が確定した。
ここ数年、青森弘前と宮城女川の2強体制となった東北1部。2018年にJFLを経験した女川は、東北1部でのリスタート後も2022年に同リーグを制したが、昨季は弘前の覇権奪還に。
迎えた今季も、全国各地域(1部)でダントツの得点力(16試合93得点)を誇る弘前が首位独走。ここまで16試合15勝1分けとなっており、取りこぼしを最小限にとどめていた。
そして29日、2位女川が3位一目千本桜FC(仙台大学)との上位対決に臨み、0-0ドロー。この結果、女川は残り2試合で首位弘前と勝ち点「8」差になり、弘前の連覇が確定した。
この結果、弘前は全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)2024の出場権を獲得。同大会2年連続5度目の出場となる。
◆弘前と地域CL
2018年 一次ラウンド敗退 A組2位
2019年 一次ラウンド敗退 C組3位
2020年 一次ラウンド敗退 A組3位
2023年 一次ラウンド敗退 B組3位
2024年 ???
ここ数年、青森弘前と宮城女川の2強体制となった東北1部。2018年にJFLを経験した女川は、東北1部でのリスタート後も2022年に同リーグを制したが、昨季は弘前の覇権奪還に。
迎えた今季も、全国各地域(1部)でダントツの得点力(16試合93得点)を誇る弘前が首位独走。ここまで16試合15勝1分けとなっており、取りこぼしを最小限にとどめていた。
この結果、弘前は全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)2024の出場権を獲得。同大会2年連続5度目の出場となる。
また、10月に行われる第60回全国社会人サッカー選手権大会(全社)を、腕試しのプレトーナメントとして戦えることに。弘前は全社1回戦で中京大学FC(東海)と対戦する。
◆弘前と地域CL
2018年 一次ラウンド敗退 A組2位
2019年 一次ラウンド敗退 C組3位
2020年 一次ラウンド敗退 A組3位
2023年 一次ラウンド敗退 B組3位
2024年 ???
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