デ・ブライネら“重鎮組”の統制が難しいベルギー代表…選手経験のない38歳指揮官は苦心? 若手を立て続けに称える
2024.09.11 17:45 Wed
ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督が若手を称えた。
ベルギー代表は9日、UEFAネーションズリーグでフランス代表に0-2と敗れ、キャプテンのMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)が戦術への不満を隠そうともせず。
“守備的すぎて、攻撃へのアクションを起こせない。6枚で引いているのだから”
一方、公然と批判された側のテデスコ監督。
こちらはプロサッカー選手経験がないことで知られるが、イタリア系ドイツ人の38歳指揮官は多言語を理解し、そのコミュニケーション能力も評価されて、多民族国家ベルギーの代表チームを託された格好だ。
言葉を選ばなければ、我が強い重鎮組からナメられていると言っても差し支えない。
ベルギー『RTBF』によると、指揮官はフランス戦後、代表引退を示唆したとも取れるデ・ブライネの発言について問われ、「失望を理解しているが、彼は冷静にならねば」とコメント。
では、もしデ・ブライネが今後の代表活動でも冷静さを欠くようなら、クルトワのような末路もあり得るのか。デ・ブライネを牽制するかのごとく、このような発言も飛び出した。
「アルトゥール・テアテ、チャールズ・デ・ケテラエル、ジュリアン・デュランヴィルのような優れた若手がベルギーにいる」
「私はベルギー代表の元選手を知らないが、デ・ケテラエルらがいれば、一定のレベルに到達することが出来る。現段階でのフランス戦は、相手の方が格段に強かったとする」
また、ビッグクラブ移籍も話題に上がる国内組の20歳DFゼノ・デバスト(アンデルレヒト)を「今日最も出来が良かった選手」と位置付け。立て続けに、若い選手を称えた。
重鎮組の我が強く、選手どうしの仲違いも珍しくなく、38歳指揮官テデスコは自ら選任したキャプテンから批判されるベルギー代表。統制を取るのが難しい欧州チームのひとつである。
ベルギー代表は9日、UEFAネーションズリーグでフランス代表に0-2と敗れ、キャプテンのMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)が戦術への不満を隠そうともせず。
“守備的すぎて、攻撃へのアクションを起こせない。6枚で引いているのだから”
こちらはプロサッカー選手経験がないことで知られるが、イタリア系ドイツ人の38歳指揮官は多言語を理解し、そのコミュニケーション能力も評価されて、多民族国家ベルギーの代表チームを託された格好だ。
しかし、就任時点でベルギーの黄金期は終わっており、ユーロ2024もラウンド16敗退。ティボー・クルトワとの対立で世界最高峰のGKを失い、今回デ・ブライネからは公然批判。
言葉を選ばなければ、我が強い重鎮組からナメられていると言っても差し支えない。
ベルギー『RTBF』によると、指揮官はフランス戦後、代表引退を示唆したとも取れるデ・ブライネの発言について問われ、「失望を理解しているが、彼は冷静にならねば」とコメント。
では、もしデ・ブライネが今後の代表活動でも冷静さを欠くようなら、クルトワのような末路もあり得るのか。デ・ブライネを牽制するかのごとく、このような発言も飛び出した。
「アルトゥール・テアテ、チャールズ・デ・ケテラエル、ジュリアン・デュランヴィルのような優れた若手がベルギーにいる」
「私はベルギー代表の元選手を知らないが、デ・ケテラエルらがいれば、一定のレベルに到達することが出来る。現段階でのフランス戦は、相手の方が格段に強かったとする」
また、ビッグクラブ移籍も話題に上がる国内組の20歳DFゼノ・デバスト(アンデルレヒト)を「今日最も出来が良かった選手」と位置付け。立て続けに、若い選手を称えた。
重鎮組の我が強く、選手どうしの仲違いも珍しくなく、38歳指揮官テデスコは自ら選任したキャプテンから批判されるベルギー代表。統制を取るのが難しい欧州チームのひとつである。
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