「大変な仕事であり、大きな挑戦」…プレミア最年少31歳のブライトン新指揮官が所信表明

2024.07.03 17:23 Wed
ブライトン新指揮官のヒュルツェラー監督
Getty Images
ブライトン新指揮官のヒュルツェラー監督
三笘薫が在籍するブライトンの新指揮官に就任したファビアン・ヒュルツェラー監督が、新天地での初の会見で所信表明を行った。

グレアム・ポッターロベルト・デ・ゼルビと個性的な2人の指揮官の下、現在のプレミアリーグで確固たる地位を築きつつあるブライトン。年齢や選手時代の実績、指導者経歴といった既存の価値観に捉われることなく、様々なデータに基づき意思決定を行うトニー・ブルームオーナーがその後任として指名したのは、プレミアリーグ最年少となる31歳のドイツ人指揮官だ。

バイエルンの下部組織出身ながら現役時代に目立った実績を残せなかったヒュルツェラー監督は、2022年に現役を引退。若くして指導者転向の意思を持っていたこともあり、現役時代もコーチング業務を兼任してきた青年指揮官は、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のザンクト・パウリでアシスタントコーチ、暫定指揮官を経て、引退と共に正指揮官に就任。昨シーズンの2.ブンデスリーガではチームは見事に優勝に導き、ブンデスリーガ昇格を達成した。
そして、その卓越した手腕に目を付けたブライトンが、デ・ゼルビ前監督の退任を受け、新刊特区として招へいした。

7月1日付けでシーガルズの正指揮官となったヒュルツェラー監督は2日、クラブハウスで行われた初のプレスカンファレンスで所信表明を行った。
「これまでと同じようにここで働くつもりだ」

「これは大変な仕事であり、大きな挑戦であることは承知している。勇気と謙虚さが必要だが、もし自分とチームができると確信できないなら、初めからこの挑戦を受け入れていない」

「私は自分をフレンドリーな権威者とみなしているよ。フットボールは私の情熱だ。アイデアの力を使ってプレーヤーを説得しようとしている。また、多くのことを学び、それによってより悪い監督にはならないはずだ」

今後どうしても比較対象となるイタリア人指揮官については、、昨年12月にホームで行われたトッテナム戦の4-2の勝利を現地観戦するなど、以前から参考にしていたことを認めながらも、あくまで自分独自のスタイルをチームにもたらしたいと語る。

「彼は異なるスタイルのフットボールをもたらし、もちろんいくつかの要素を取り入れるが、最終的には自分の哲学がある。誰も真似できないからね。彼のチームはボール保持に関して非常に興味深い要素を持ち、非常に勇敢にプレーした」

また、「ドイツの指導者は皆、ドイツの若い指導者のロールモデルだ。ユルゲン・クロップのチームが持つ激しさは特別なもので、私もピッチ上で激しさを持ちたいと思っている」と、近年多くの優れた指導者を輩出するドイツ人指導者からのインスピレーションを認める新進気鋭の指揮官は、「私にとって、ボール保持とボールに対する激しさのミックスのようなもの。両方のフェーズで計画を立てる必要がある。ボールに対する計画とボールを使った計画があり、その上にセットプレーがある」と、自身の志向するスタイルについても説明した。

今回の会見に同席したブルームオーナーは「我々は、データこそすべてのハイレベルなスポーツで本当に重要だと考えている」と、一部でデ・ゼルビ前監督の退任に繋がった、極端なデータ至上主義を今後も変える考えがないことを示唆。

これに対して、ヒュルツェラー監督は「私は本当にそういったDNAが好きだ。つまり非常に分析的なデータに基づくアプローチ。私はそのスタイルと勇気あるプレーが好きで、ここで大きなことを成し遂げたい。体制に挑戦したいんだ」と、就任直後ということもあり、クラブの考えに寄り添う姿勢を示した。

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圧巻パーマーがPL史上初の前半4ゴール! 三笘薫フル出場のブライトン粉砕でリーグ3連勝【プレミアリーグ

プレミアリーグ第6節、チェルシーvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが28日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが4-2で逆転勝利した。なお、ブライトンのMF三笘薫はフル出場した。 直近3試合連続クリーンシートと好調を維持するチェルシー。リーグ前節のウェストハム戦はジャクソンの2ゴール1アシストの活躍で3-0の完勝。続くEFLカップでは4部バロー相手にエンクンクのハットトリックの活躍などで5-0の圧勝。前線を中心にポジティブなポジション争いを繰り広げる中で上位対決に臨んだ。マレスカ監督はこの一戦に向けてリーグ前節から先発1人を変更。アダラビオヨに代えてグストを右サイドバックで起用し、フォファナがセンターバックに移った。 一方、ブライトンは開幕から5戦無敗も、直近3試合は格下相手に3試合連続ドローとやや失速気味。直近のノッティンガム・フォレスト戦は一時逆転に成功も、最終的に追いつかれて2-2のドローに終わった。敵将ヌーノと共に退席処分となったヒュルツェラー監督が最終的にベンチ入りを認められた中、難敵相手のアウェイゲームでは先発3人を変更。ベンチ外のフェルトマン、ファン・ヘッケ、アディングラに代えてウェブスター、カディオグルとヴァイファーを起用。三笘は左ウイングに入った。 立ち上がりから主導権争いが続く中、アウェイのブライトンは三笘が左サイド、中央と積極的な縦への仕掛けで攻撃の起点を担っていく。すると7分、ボックス左で仕掛けた三笘の折り返しはカットに遭うが、バレバがボックス内で相手のクリアをブロック。この浮き球のルーズボールに反応したリュテールが相手DFとGKに競り勝ってヘディングシュートを無人のゴールへ流し込んだ。 アクシデンタルな形で早くも動いた試合は以降もアウェイチームのペースで進むが、チェルシーも2失点目は許さない。すると、15分を過ぎて相手のハイラインを効果的に突き始めたホームチームが追いつく。 直前にエンソ・フェルナンデスのスルーパスに抜け出したGKとの一対一をポストに当てて決定機逸となったパーマーだが、直後の21分にはウェブスターの短くなったバックパスを奪い切ってボックス左に持ち込んだジャクソンからのプレゼントパスを冷静にゴールへ流し込み、2度目のチャンスをモノにする。 これで完全に勢いづいたホームチームは28分、ボックス内で仕掛けたサンチョがバレバのファウルを誘ってPKを獲得。これをパーマーが冷静に左隅へ蹴り込んで瞬く間に逆転に成功する。さらに、31分にはペナルティアーク手前の好位置でFKを得ると、キッカーのパーマーが圧巻の左足シュートをゴール右隅に突き刺し、わずか30分余りでハットトリックを達成した。 イージーミスに加えて、守備の問題を修正できずに厳しい展開となったブライトンだが、34分には高い位置でのプレスからGKロベルト・サンチェスのミスを誘ってパスカットしたバレバが右足シュートを突き刺してすぐさま1点差に戻す。この直後にもバレバの強烈なシュートでサンチェスに好守を強いてファイティングポーズを取る。 だが、この失点にも動揺することなく引き続き相手のウィークを突いた攻撃でチャンスを作るチェルシーは41分、高い位置でのプレスからGKフェルブルッヘンの縦パスを引っかけたショートカウンターからサンチョのスルーパスに反応したパーマーがボックス左からニア下を射抜く鋭い左シュート。プレミアリーグ史上初となる前半での4ゴール記録者となった。 その後、ブライトンも右サイドでの鮮やかな崩しからウェルベックが3点目に迫ったが、ここはGKサンチェスの好守に阻まれて6ゴールが生まれた壮絶な前半はチェルシーの2点リードで終了した。 迎えた後半、立ち上がりの49分に完璧に裏へ抜け出したジャクソンがGKを右にかわして無人のゴールへシュートを放つが、これはDFウェブスターのスーパークリアに阻まれる。 いきなりの決定機によって後半もスコアが慌ただしく動く展開が想定されたが、互いに守備面で修正を施したこともあり、以降は睨み合いの展開が続いていく。 何とか早い時間帯に1点を返したいブライトンはアヤリやミンテ、エンシソと攻撃的なカードを切っていくが、後半は三笘の仕掛けも数的優位で守られてなかなかチャンスまで持ち込めない。 一方、パーマーに5点目のチャンスや後半半ばにはセットプレーからククレジャがゴールネットを揺らすもオフサイドなどでトドメを刺せないチェルシー。カードトラブル回避を意識した交代や前線を入れ替える中で徐々に攻撃が停滞した。 その後、試合終盤にはブライトンがリスクを冒して前に出たものの、逃げ切り態勢に入ったホームチームのゴールをこじ開けることはできず。この結果、パーマーの驚愕4ゴールの活躍で勝ち切ったチェルシーがリーグ3連勝を達成。敗れたブライトンは新体制での公式戦初黒星となった。 チェルシー 4-2 ブライトン 【チェルシー】 コール・パーマー(前21、前28、前31、前41) 【ブライトン】 ジョルジニオ・リュテール(前7) カルロス・バレバ(前34) <span class="paragraph-title">【動画】パーマーが圧巻の直接FK弾でハットトリック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">チェルシーのパーマー<br>美しいフリーキックで<br>ハットトリックを達成<br><br>パーマーは<br>プレミアで3度目のハットトリック<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブライトン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/yVhTgbi7DU">pic.twitter.com/yVhTgbi7DU</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840041441437098431?ref_src=twsrc%5Etfw">September 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.29 01:32 Sun
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「5、6点は取れた」プレミア史上初の前半4ゴール! 圧巻パフォーマンスのパーマー「できる限りのプレーをしているだけ」

チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーが、記録を打ち破った自身のパフォーマンスを振り返った。イギリス『BBC』が伝えた。 28日、プレミアリーグ第6節でチェルシーはブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦した。 日本代表MF三笘薫もフル出場したこの試合だが、主役はパーマーだった。 ブライトンが先制して始まった試合だったが、21分にパーマーがゴールを奪うと、28分にはPKを決めて逆転。31分にもゴールを奪い、あっという間にハットトリックを達成する。 34分にはブライトンに1点を返されるものの、41分には再びパーマーがゴール。プレミアリーグ史上初となる前半だけで4ゴールを記録した選手となった。 後半は互いにゴールは生まれず、4-2でチェルシーが勝利した中、パーマーは大きな記録を打ち立てることに。最初のゴールから9分48秒でハットトリックを達成し、プレミアリーグにおいてチェルシーの史上最速での達成に。また、昨シーズンから通算3度のハットトリック達成はチェルシーでの最多記録。さらに、昨シーズンから通算43ゴール(28ゴール15アシスト)に関与しており、これはリーグ最多の記録となっている。 また、元アーセナルのセオ・ウォルコット氏は「彼はベルカンプやファン・ペルシのような繊細さを持っている」とコメント。アーセナルのレジェンドでもあるデニス・ベルカンプ氏、ロビン・ファン・ペルシ氏に準えて称えていた。 試合後、『BBC』の「Radio5」のインタビューに応じたパーマーは、もっとゴールが取れたと悔しさを滲ませつつ、プレミアリーグのレジェンドに例えられたことを謙遜しながらも喜んだ。 「最初のチャンスを逃した時は悔しかったけど、相手のプレーのやり方やラインの高さから、もっとチャンスが来ることはわかっていた。5点、6点は取れたはずだ」 「僕はただ、全ての試合で自分のできる限りのプレーをし、できればこうしたパフォーマンスを生み出すために努力をしているだけなんだ」 「(ベルカンプは)プレミアリーグのレジェンドだけど、僕はあまり観ていなかった。彼はトップの選手だと思うけど、セオ(・ウォルコット)に感謝する」 <span class="paragraph-title">【動画】パーマーの独壇場! 圧巻の前半4ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xDKi1BqR7cU";var video_start = 46;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.29 12:27 Sun
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「前半だけでもう3点、4点を取れた」ブライトンに勝利し3連勝もチェルシー指揮官は満足せず、ブライトンも称える「我々を驚かせた」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 28日、プレミアリーグ第6節でチェルシーはブライトンとホームで対戦した。 開幕戦でマンチェスター・シティに敗れたものの、それ以降は無敗を継続。アウェイでボーンマス、ウェストハムと連勝してホームへと戻ってきた。 ブライトンの日本代表MF三笘薫もフル出場したこの試合は、7分にジョルジニオ・リュテールにゴールを許し先手を奪われることに。しかし、21分にコール・パーマーがゴールを奪うと、28分にはパーマーがPKを決めて逆転。31分にもゴールを奪い、あっという間にハットトリックを達成する。 34分にはカルロス・バレバに1点を返されるものの、41分には再びパーマーがゴール。プレミアリーグ史上初となる前半だけで4ゴールを記録した選手となった。 後半は互いにゴールは生まれず、4-2でチェルシーが勝利した中、マレスカ監督はアウェイ戦連勝の後に勝利を掴めたことを喜んだ。 「他の試合よりもこの勝利を楽しんだとは思わない。単に、様々な理由から今シーズンで最も重要な試合だったからであり、結果とパフォーマンスに満足している」 「ファンとこのような瞬間を共有できることはいつも嬉しいことだ。アウェイで連勝した後は、勢いを維持するのがいつも難しい。2勝できると思っていても、少し落ち込むこともあるからだ」 「だから、その勢いを維持することが重要だった。また、試合は我々が計画していた通りには始まらなかった。だから、ただただ良い瞬間だったと思う」 4-2と勝利したが、マレスカ監督は全く満足せず。ボールを保持していない時の戦い方は修正が必要とし、前半はもっとゴールを決められたと振り返った。 「ボールを持っていないときは、相手が何かを変えてきて我々を驚かせたので、前半は苦戦したと思う。ボールを持っているときは、前半も後半も我々の計画通りの展開だった」 「ハーフタイムに我々はプレッシャーのかけ方を少し調整した。後半はチャンスを全く与えなかったと思う。前半は2ゴールといくつかのチャンスを与えたが、その理由は彼らのボールの扱い方に少し驚かされたからだ」 「ボールを扱いプレーに関して言えば、我々は4ゴールを手にした。ただ、前半だけでもう3点、4点を取れたはずだ」 <span class="paragraph-title">【動画】パーマーの独壇場! チェルシーがブライトンとの打ち合いを制する</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xDKi1BqR7cU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.29 13:05 Sun

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