「金を残して契約書を返す」マルセイユを指揮するデ・ゼルビ監督、リーグ2位もホームでわずか1勝と苦戦…「私の責任」
2024.11.09 22:17 Sat
自身の考えを語るデ・ゼルビ監督
マルセイユのロベルト・デ・ゼルビ監督が、チームを去る覚悟があると語った。『The Athletic』が伝えた。
昨シーズンまではブライトン&ホーヴ・アルビオンを指揮していたデ・ゼルビ監督。屈指の戦術家でもあるデ・ゼルビ監督は、舞台をフランスに移し、リーグ・アンのマルセイユを指揮している。
ここまでリーグ・アンで2位につけているマルセイユだが、首位のパリ・サンジェルマン(PSG)との勝ち点差は「6」。消化も1試合多く、第11節では昇格組のオセールに敗れていた。
また、ホームではまだ1勝。PSG、オセールとリーグ戦で連敗したこともあり、苦しい状態が続いている。
そんな中、デ・ゼルビ監督はオセール戦後に『ロイター通信』の取材に対し。「もし私が問題であるならば、去る覚悟がある。金を残して、契約書を返す」とコメント。自身に問題があるならばすぐに去るつもりがあるという。
「ヴェロドロームでプレーすることは特権だ。私はサッカーについて、私がどう考えているかを一緒に働く人たちに伝えたいと思っている。でも、それができない」
引く手数多だったデ・ゼルビ監督。大きな期待を寄せられているだけに、不要と思われたら潔く身を引く考えだという。
昨シーズンまではブライトン&ホーヴ・アルビオンを指揮していたデ・ゼルビ監督。屈指の戦術家でもあるデ・ゼルビ監督は、舞台をフランスに移し、リーグ・アンのマルセイユを指揮している。
ここまでリーグ・アンで2位につけているマルセイユだが、首位のパリ・サンジェルマン(PSG)との勝ち点差は「6」。消化も1試合多く、第11節では昇格組のオセールに敗れていた。
そんな中、デ・ゼルビ監督はオセール戦後に『ロイター通信』の取材に対し。「もし私が問題であるならば、去る覚悟がある。金を残して、契約書を返す」とコメント。自身に問題があるならばすぐに去るつもりがあるという。
また、「私はヴェロドロームのため、そしてヴェロドロームでプレーするためにマルセイユへ来た。そして、私はここで選手たちにトレーニングやアウェイゲームで私が見ているような力を発揮させることができていない。これは私のせいであり、私の責任だ」と、ホームでなかなか結果が出ていないことは自身の責任だと語った。
「ヴェロドロームでプレーすることは特権だ。私はサッカーについて、私がどう考えているかを一緒に働く人たちに伝えたいと思っている。でも、それができない」
引く手数多だったデ・ゼルビ監督。大きな期待を寄せられているだけに、不要と思われたら潔く身を引く考えだという。
ロベルト・デ・ゼルビの関連記事
マルセイユの関連記事
リーグ・アンの関連記事
|
|
ロベルト・デ・ゼルビの人気記事ランキング
1
マルセイユで内紛…デ・ゼルビ就任で構想外となった元主力DFがクラブ幹部と衝突で懲戒処分
マルセイユのDRコンゴ代表DFシャンセル・ムベンバ(29)がクラブから懲戒処分を科されたようだ。フランス『RMC Sport』が報じている。 これまでアンデルレヒト、ニューカッスル、ポルトを渡り歩き、2022年夏に3年契約でマルセイユ入りしたムベンバ。加入後は高い身体能力や機動力を活かした対人守備を武器に公式戦85試合に出場。センターバックが主戦場ながら、この間に13ゴールと得点源としても機能した。 しかし、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の就任に伴い、プレースタイル的にフィットが難しいと判断され、その他の元主力選手と共に構想外を伝えられていた。 『RMC Sport』によると、主力組から離されて控え選手とトレーニングするよう指示されていたことに憤りを示していたムベンバは、具体的な行動は明かされていないものの、クラブ幹部に対する不適切な振る舞いによって懲戒処分を科されたという。 そして、同選手は今後チームメイトとトレーニングすることもクラブを代表することもできなくなる模様で、今夏の退団は不可避となった。 2024.08.07 14:30 Wed2
ブライトンのアルゼンチン代表DFバルコがストラスブールに買取OP付きレンタル移籍…今季はセビージャにレンタルも9試合の出場に終わる
ストラスブールは2日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのアルゼンチン代表DFバレンティン・バルコ(20)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 バルコはボカ・ジュニアーズ育ちのサイドバック。2024年1月にブライトンへと完全移籍を果たしていた。 アルゼンチン期待のSBだったが、ロベルト・デ・ゼルビ前監督の下では7試合の出場と多くの出番を得られず。ファビアン・ヒュルツェラー監督も構想に入れておらず、今シーズンはセビージャにレンタル移籍していた。 そのセビージャでも多くの出番はなく、ラ・リーガで7試合、コパ・デル・レイで2試合に出場し1アシストを記録するにとどまっていた。 2025.02.02 23:20 Sun3
マルセイユ、サンパオリ後任はトゥドール氏? 昨季ヴェローナで確かな手腕発揮
マルセイユは電撃退任したアルゼンチン人指揮官の後任として、イゴール・トゥドール氏(44)をトップターゲットに定めたようだ。フランス『レキップ』が報じている。 マルセイユは1日、ホルヘ・サンパオリ監督(62)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。 マルセイユは昨年2月に新指揮官に就任したサンパオリ監督の下、2021-22シーズンは、ヨーロッパリーグ(EL)で準決勝敗退となったものの、国内リーグでは最終節の劇的な逆転によって、CLストレートインとなる2位フィニッシュを達成した。 だが、今夏の補強を巡る意見の相違が原因か、アルゼンチン人指揮官は2023年までとなっている現行契約を全うすることなく、今夏のタイミングでの退団を決断した。 この電撃退任によって、急遽新指揮官探しに動くことになったクラブは、シャフタール・ドネツクを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督(43)やストラスブールを率いるジュリアン・ステファン監督(41)らをリストアップしている模様。 しかし、『レキップ』が伝えるところによれば、現時点での最有力候補は2021-22シーズン終了までエラス・ヴェローナを率いていたクロアチア人指揮官だという。 これまでハイドゥク・スプリト、ガラタサライ、ウディネーゼなどの指揮官を歴任してきたトゥドール氏は、2020-21シーズンまでユベントスでアンドレア・ピルロ監督の副官を務めていた。 その後、2021年9月、3連敗スタートとなったエウゼビオ・ディ・フランチェスコ前監督の解任を受け、新指揮官に就任したヴェローナでは、14勝11分け10敗の戦績を残し、最終的にはセリエAで9位フィニッシュと上々の成績を収めた。しかし、シーズン終了後の首脳陣との話し合いの中で齟齬が生まれ、契約解消となっていた。 なお、以前から若手戦術家を探してきたマルセイユのパブロ・ロンゴリア会長は、トゥドール氏の手腕を高く評価しているようで、同氏が現在フリーという状況もあって、交渉はスムーズにまとまる可能性が高いようだ。 2022.07.02 15:41 Sat4
心臓病で引退のムウェプ氏が古巣ブライトンのアカデミーコーチに就任
ブライトン&ホーヴ・アルビオンは30日、心臓病により10月に現役引退した元ザンビア代表MFエノック・ムウェプ氏(24)が、新年よりアカデミー(U-9チーム)コーチに就任することを発表した。 ザルツブルクのリザーブチーム出身のムウェプ氏は、2021年夏に2300万ユーロの移籍金でブライトンに加入し、現チェルシーのポッター監督の下でプレー。昨季は1ゴール1アシストで勝利に貢献したアーセナル戦を含め、プレミアリーグでは18試合で2ゴール5アシストとまずまずの数字を残し、今季も開幕から6試合に出場。 ザンビア代表としても24キャップを持つ同選手だが、9月のインターナショナルブレイクで招集されていた際に体調を崩し、入院にまで至る事態に。イングランドに戻って治療を続けていたが、10月10日にブライトンは遺伝性心臓病を理由に24歳の早過ぎる引退を発表していた。 引退後は自身の選択肢を見極めるためにしばらくサッカーから離れていたのだが、このたびクラブへの復帰を決断した。 ムウェプ氏のアカデミーコーチ就任について、トップチームのロベルト・デ・ゼルビ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「エノックがこのクラブに残り、彼の経験を活かして若い選手たちの育成を手伝ってくれることになり、本当にうれしく思っている」 「彼は若いが豊富な経験を持っている。チャンピオンズリーグやプレミアリーグでプレーし、自国ではキャプテンも務めていた。これは、エノックのサッカー人生における新たな始まりだ」 2022.12.31 01:20 Sat5
「我々には夢がある」リバプールに快勝のブライトン指揮官がチームを称賛、先制点生んだ三笘&マーチの両サイドには「素晴らしい選手」と賛辞
ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、リバプール戦を振り返り称賛した。クラブ公式サイトが伝えた。 14日、プレミアリーグ第20節でブライトンはホームにリバプールを迎えた。 直近のリーグ戦では、アーセナルに敗れたものの、エバートンには4ゴールを奪って快勝。日本代表MF三笘薫は2試合連続ゴールを記録し、好調を維持していた。 この試合では、前半からブライトンがリバプールを上回るパフォーマンスを見せたがゴールレスで終了。それでも後半開始早々の46分に相手からボールを奪うと、ダイレクトパス交換から三笘にボールが渡り、最後はソリー・マーチが押し込み先制。さらに53分にもマーチが追加点を奪う。 リバプールを圧倒するブライトンは、81分にもダニー・ウェルベックが追加点。3-0で快勝を収めた。 デ・ゼルビ監督はチームのパフォーマンスを称賛。大きな目標達成に邁進すると意気込んだ。 「結果、パフォーマンスのクオリティ、プレーに本当に満足している。私には素晴らしいチームがあり、彼らと一緒に仕事ができることを光栄に思っている」 「結果を残すことは常に難しいことだが、目標を達成するために懸命に努力する。リーグの順位表についてはあまり話したくない。あと20試合もあり、我々は集中し続けなければならない」 「我々には夢があり、目標を達成するために一生懸命に働きたいと思っている」 また、両サイドの三笘とマーチについても称賛。起用する選手を選ぶのが難しいと本音と語った。 「対戦相手が異なる戦術的アプローチをとると予想していたが、我々は素晴らしい試合を見せた」 「ソリー・マーチは素晴らしい選手だ。三笘も同様だ。繰り返すが、我々には素晴らしいチームがあり、最初の11人を選ぶのは難しい」 <span class="paragraph-title">【動画】見事な連係から三笘薫が先制ゴールを演出!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PJieXJyY1wY";var video_start = 64;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.01.15 10:48 Sunマルセイユの人気記事ランキング
1
エバートンがセネガル代表FWイリマン・エンディアイエをマルセイユから獲得! 今夏3人目の契約に
エバートンは3日、マルセイユからセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)を完全移籍で獲得したと発表した。 契約期間は2029年6月末までの5年。移籍金は非公開となっているが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、1850万ユーロ(約32億2000万円)+アドオン150万ユーロ(約2億6000万円)と伝えている。 フランス出身で2019年にシェフィールド・ユナイテッドの下部組織へ加わったエンディアイエ。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で14ゴール11アシストの好成績を残すと、2023年夏にユース時代を過ごしたマルセイユへ完全移籍した。 前線の複数ポジションをこなせるアタッカーは、マルセイユでも主力として活躍し、リーグ・アンで30試合3ゴール5アシストを記録。ヨーロッパリーグ(EL)でも14試合に出場し、1ゴールを記録した。 トフィーズ入りが決まったエンディアイエは、クラブメディア『エバートンTV』で「エバートンの選手になれてとても嬉しい」と第一声。移籍の経緯についても語った。 「入団を希望した主な理由は、クラブの偉大さやその歴史、そしてチームを前に進むのを助けるために自分が役割を果たせることだ。とても興奮しているし、待ち切れないよ」 「(ディレクターの)ケビン(・テルウェル)や監督が僕に話してくれて、必要とされていると感じた。セネガル代表のチームメイト、イドリサ(・ゲイエ)も一役買っていて、クラブを高く評価していたし、良いことをたくさん話してくれたんだ」 「とても興奮している。昨シーズンのチームの流れを引き継いでいきたい。チームに貢献できる準備はできているし、このクラブを上位に導くために全力を尽くしたい」 また、ショーン・ダイチ監督も加入を歓迎。攻撃面にプラスをもたらすと語った。 「イリマンは我々の攻撃オプションに多様性をもたらし、昨シーズンチームとして進歩したチャンスメイクの部分をさらに発展させ、前線を強化してくれるだろう」 「彼はまだ若いが、ヨーロッパや国際レベルでの経験があるし、我々のチームにとって本当にプラスになると感じている」 なお、エンディアイエはアストン・ビラから完全移籍のU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(21)、リーズ・ユナイテッドからレンタル期間延長のイングランド人FWジャック・ハリソン(27)に続く、今夏3人目の新契約選手となる。 2024.07.03 22:00 Wed2
飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed3
マルセイユで内紛…デ・ゼルビ就任で構想外となった元主力DFがクラブ幹部と衝突で懲戒処分
マルセイユのDRコンゴ代表DFシャンセル・ムベンバ(29)がクラブから懲戒処分を科されたようだ。フランス『RMC Sport』が報じている。 これまでアンデルレヒト、ニューカッスル、ポルトを渡り歩き、2022年夏に3年契約でマルセイユ入りしたムベンバ。加入後は高い身体能力や機動力を活かした対人守備を武器に公式戦85試合に出場。センターバックが主戦場ながら、この間に13ゴールと得点源としても機能した。 しかし、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の就任に伴い、プレースタイル的にフィットが難しいと判断され、その他の元主力選手と共に構想外を伝えられていた。 『RMC Sport』によると、主力組から離されて控え選手とトレーニングするよう指示されていたことに憤りを示していたムベンバは、具体的な行動は明かされていないものの、クラブ幹部に対する不適切な振る舞いによって懲戒処分を科されたという。 そして、同選手は今後チームメイトとトレーニングすることもクラブを代表することもできなくなる模様で、今夏の退団は不可避となった。 2024.08.07 14:30 Wed4
ブバカル・カマラがマルセイユ退団を明言! すでに新天地も選択済み
マルセイユのフランス代表MFブバカル・カマラ(22)が今シーズン限りのクラブ退団を決断した。 高い身体能力を生かしたボール奪取能力、守備範囲の広さに加え、展開力、ボールを運ぶ能力にも優れるリーグ・アン屈指の守備的MFとしての評価を高めるカマラ。 キャリアのスタートがセンターバックであったこともあり、ディフェンスラインでもプレー可能なユーティリティ性も売りの22歳は、今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドら多くのビッグクラブの関心を集めている。 今月には一部で報じられたセネガル代表ではなく、フランスのフル代表に初招集となったカマラは、フランスのテレビ局『TF1』の番組『テレフット』で自身の去就について言及。今シーズン限りで満了するマルセイユとの契約を延長せず、新たなリーグでのプレーを決断したことを明かした。 「僕は契約を更新せず、今シーズンの終わりにマルセイユを離れることを決断した。それが自分のキャリアの今後にとって最良の決断だと思っている」 「自分のキャリアの中で、新しい挑戦、新しいリーグを発見するために成長したいと思っている。そして、自分の将来のクラブをすでに選んだ。皆さんはそれがすぐにどのクラブであるかを知ることになるはずだよ」 2022.05.22 22:00 Sun5
