1G2Aの久保建英にエメリ監督「仕事を遂行した」、打ち合いを制したことを喜ぶ

2020.10.23 14:40 Fri
Getty Images
ビジャレアルウナイ・エメリ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)のスィヴァススポル戦を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。

ビジャレアルは22日、ELグループI第1節でトルコのスィヴァススポルと対戦。試合は壮絶な打ち合いの末、5-3でビジャレアルが勝利を収めた。

この試合では日本代表MF久保建英が先発出場。13分に先制ゴールを記録した他、2つのアシストを記録していた。
セビージャ時代にELを3連覇しているエメリ監督が試合を振り返り、難しい試合だったものの勝利を喜んだ。

「確かに今夜は90分で多くのことが起こりすぎたが、我々にとって有利に働いた。彼らは我々が多くのこととはしていなかったが、我々にかなりのダメージを与えた」
「勝利は重要だ。この大会は難しく、常に勝つことは難しい。オープンな戦いになると思っていたが、そうなった。強くなるためには、勝利した中で、反省しなければならない」

また、これまでのラ・リーガで出場機会があまり与えっれていなかったものの、先発で起用した途端に3ゴールに絡む活躍を見せた久保についてもコメント。役割を果たしたと評価した。

「我々は彼に仕事を頼んだ。そして、彼はそれを遂行した」

「ただ、久保だけじゃなく、サム(サムエル・チュクウェゼ)とか、ピノ(ジェレミ・ピノ)もそうだ」

「この大会のことは好きだし、優勝に向けて一歩踏み出したのはいいことだと思う」

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【ELプレビュー】エメリがクラブ史上初の快挙もたらすか、ガナーズの逆転突破か《アーセナルvsビジャレアル》

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、アーセナルvsビジャレアルが、日本時間6日28:00にアーセナル・スタジアムでキックオフされる。クラブ史上初の快挙を目指すイエローサブマリンと、逆転での2シーズンぶりの決勝進出を狙うガナーズによる、運命のセミファイナル第2ラウンド。 1週間前にエスタディオ・デ・セラミカで開催された1stレグは互いに退場者を1人ずつ出す荒れ模様の展開の中、ホームのビジャレアルが2-1のスコアで先勝。自分たちの流れだった前半にMFトリゲロス、DFアルビオルのゴールでゴールを重ねた上、後半序盤には数的優位まで手にする最高の試合運びを見せた。だが、10人のアーセナルも底力を見せてFWペペのPKで貴重なアウェイゴールを1つ奪い、ホームでの逆転突破に望みを繋げた。 前線を中心とする一部主力の不在の影響もあって1stレグでは攻撃面で迫力を出せなかったものの、敵地から最低限の結果を持ち帰ったアーセナル。この敗戦によって公式戦3戦未勝利となったが、直近のプレミアリーグではニューカッスルを相手に多数の主力を温存した中で攻守に安定したパフォーマンスを披露し2-0の快勝。公式戦4試合ぶりの白星を手にして今回の大一番に弾みを付けている。 一方、10人の相手にアウェイゴールを奪われたものの、古巣初対戦で相手のストロングをうまく消す効率の良い戦いで先勝に成功したエメリ率いるビジャレアル。し烈なEL出場権争いが続く中、先週末のラ・リーガではヘタフェ相手に一部主力を温存した中、18歳FWジェレミー・ピノの試合終盤のゴールを守り抜いてウノセロの勝利。公式戦2連勝という最高な形で敵地での一戦に臨むことになった。 なお、両者の勝ち抜けの条件はビジャレアルが引き分け以上で文句なし。また、アウェイゴール2つ以上を奪っての1点差負けでも突破が決まる。対してアーセナルは1-0の勝利か、2点差での勝利が逆転突破の条件となる。 自身EL4度目の優勝を狙うエメリ監督が古巣撃破でスペイン勢唯一の希望となるか、アルテタ監督が逆転突破に導き、マンチェスター・シティ、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド(EL決勝進出が決定的)に続き2018-19シーズン以来となるイングランド勢独占のヨーロッパカップ決勝を実現するか…。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽アーセナル予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210505_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:レノ DF:チャンバース、ホールディング、パブロ・マリ、ジャカ MF:トーマス、エルネニー MF:サカ、スミス・ロウ、ペペ FW:オーバメヤン 負傷者:DFダビド・ルイス、ティアニー、FWラカゼット 出場停止者:MFセバージョス 1stレグで退場のセバージョスが欠場する。負傷者に関してはダビド・ルイス、ティアニー、ラカゼットが軽傷を抱えているが、招集メンバーに入れる見込みだ。 スタメンに関しては1stレグから出場停止のセバージョス、ウーデゴールに代えてエルネニー、オーバメヤンの起用が見込まれる。初戦ではスミス・ロウを最前線で起用したが、オーバメヤンを1トップに置きスミス・ロウ(ウーデゴール)がトップ下を務めるはずだ。また、ティアニーがスタートから起用可能な場合、ジャカをエルネニーに代えてトーマスの相棒に配する形となる。 ◆ビジャレアル◆ 【4-4-2】 ▽ビジャレアル予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210505_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ルジ DF:ガスパール、アルビオル、パウ・トーレス、ペドラサ MF:チュクウェゼ、パレホ、コクラン、トリゲロス FW:ジェラール・モレノ、アルカセル 負傷者:DFフォイス、MFイボーラ 出場停止者:MFキャプー 1stレグで退場したキャプーが欠場する。負傷者に関しては1stレグで負傷交代したフォイスがイボーラと共に招集メンバー外となっている。 スタメンに関してはフォイス、キャプーの代役にガスパール、コクランを起用する以外、1stレグと同じメンバーで臨む可能性が高い。より守備的に戦う場合はジェラール・モレノを最前線に置き、モイ・ゴメスやサイドバックでもプレー可能な選手を左サイドに配置する形も想定される。 ★注目選手 ◆アーセナル:FWピエール=エメリク・オーバメヤン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210505_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アーセナルの注目プレーヤーはキャプテンのオーバメヤン。直近2シーズンは公式戦平均30ゴールと、クラブレジェンドであるティエリ・アンリに匹敵する点取り屋として存在感を放ったガボン代表FWだが、クラブとの大型契約延長にサインして以降はピッチ上におけるパフォーマンスの急速な低下に加え、幾つかの規律違反によって批判を浴びるなど、一転して厳しいシーズンを過ごしている。 自身の不振、リーダーシップの欠如も影響してプレミアリーグにおいて9位に甘んじているアーセナルは、リーグ戦でのヨーロッパコンティション出場権獲得が絶望的となっており、来シーズンにヨーロッパの舞台でプレーするためには今大会の優勝が必須。そういった崖っぷちの状況で悩めるエースには汚名返上の好機が訪れている。マラリア感染によるコンディションの問題で直近数試合を欠場した中、直近のニューカッスル戦ではファインゴールを含む1ゴール1アシストの活躍で勝利の立役者となっており、今回の一戦では前指揮官を前にエースの仕事を果たし、チームをファイナルの舞台に導きたい。 ◆ビジャレアル:DFパウ・トーレス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210505_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ビジャレアルの注目プレーヤーは若きディフェンスリーダー。昨季、マラガからのレンタルバックでトップチームに定着した24歳は今季に入って更なるスケールアップを遂げた。191cmの恵まれた体躯を生かした対人守備の強さに加え、快足を生かした広範囲のカバーリングと守備者としてのプレーの質は秀逸。さらに、確かな戦術眼、左足の技術を武器に長短織り交ぜた正確なパスを配球するビルドアップでも存在感を発揮している。 レアル・マドリー、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッドなど、国内外のビッグクラブからの注目を集める逸材は今夏のタイミングでの移籍が有力視されており、カンテラから在籍するクラブに恩返しできるのも今シーズンが最後のチャンスと言える。 1stレグでは百戦錬磨の相棒アルビオルに助けられる場面も少なくなかったが、より相手の攻勢に晒されることが予想される敵地での一戦では若きディフェンスリーダーとしてチームを逃げ切りに導く仕事が求められるところだ。 2021.05.06 18:30 Thu
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ビジャレアルの逸材SB巡ってクラシコ勃発か

バルセロナとレアル・マドリーがビジャレアルのスペイン人MFアルフォンソ・ペドラサ(22)の獲得に関心を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 現在、バルセロナはスペイン代表DFジョルディ・アルバのバックアッパーがおらず、同選手の不在時は本職右サイドバックのDFネウソン・セメドやユーティリティープレーヤーのDFセルジ・ロベルトが代役を担っている。 対してレアル・マドリーはスペイン人DFセルヒオ・レギロンとのポジション争いに敗れ、ここ最近低調なパフォーマンスへの批判が強まるブラジル代表DFマルセロに今夏の退団の可能性が噂されている。 そして、左サイドバックの補強を目指す両チームは、ビジャレアルで活躍する新進気鋭の攻撃的左サイドバックのペドラサに強い関心を示しているようだ。 ビジャレアルの下部組織出身のペドラサは184cmの恵まれた体躯と爆発的なスピード、攻撃センスに優れたレフティ。本職は左ウイングもここ2シーズンはDFジャウメ・コスタ不在時に左サイドバックを務めるなど、左サイドのスペシャリストとして印象的な活躍を続けている。 なお、ビジャレアルと2021年まで契約を残すペドラサに関しては2200万ユーロ(約27億6000万円)の契約解除金が設定されているようだ。 2019.02.20 04:55 Wed
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「これ以上、評価を上げられない」アルテタ監督、アーセナル時代の同僚カソルラを語る

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、かつてのチームメイトであるスペイン代表MFサンティ・カソルラについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。 カソルラは、2012年8月にマラガからアーセナルへと加入。2018年8月まで6シーズン在籍した。2016年10月以降、計10回のアキレス腱の手術を受け、右足切断の危機にも陥ったことがある中、古巣のビジャレアルで復活した。 <div id="cws_ad">◆カソルラ、ビジャレアルでの最後の瞬間<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJDeWFqNVppVCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 復帰シーズンはラ・リーガで34試合に出場し4ゴール10アシスト、今シーズンも35試合に出場し11ゴール10アシストと全盛期に並の活躍を見せたがチームを退団。カタールのアル・サッドへの移籍が発表されていた。 2011年8月からアーセナルに在籍していたアルテタ監督は、引退した2016年7月までカソルラとチームメイトとしてプレー。そのカソルラについて、人として最高の評価をしていると明かした。 「私のサンティに対する評価は、これ以上高くすることができない」 「個人的には、まず彼の人間性について、そしてドレッシングルームに何を持ち込むかという点でだ。ただ、選手として彼のキャリアを通じて成してきた事もだね」 「指導者の役割として、そして将来について、我々は何が起こるかを見守る。今、彼はビジャレアルでのキャリアを終えた。その瞬間を楽しんでもらいたいし、将来何が起こるかを見てみたい」 一時はアーセナルのスタッフになる可能性も報じられたカソルラ。類い稀なる戦術眼があり、ピッチでは体現してくれたが、アルテタ監督とともにベンチでチームを支える日は来るのだろうか。 2020.07.21 15:45 Tue
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バルセロナがビジャレアルとの接戦制してリーグ連勝! 前半決定機逸のデパイが終盤に大仕事《ラ・リーガ》

ラ・リーガ第15節、ビジャレアルvsバルセロナが27日にエスタディオ・デ・セラミカで行われ、アウェイのバルセロナが1-3で勝利した。 前節、チャビ新体制がお披露目となった7位のバルセロナ(勝ち点20)は、FWデパイのPKによるゴールでバルセロナ・ダービーに勝利。レジェンドの初陣を白星で飾った。しかし、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではベンフィカ相手に指揮官が志向するスタイルの一旦は垣間見えたが、崩しの局面での連携、精度向上に大きな課題を残し、ホームで厳しいゴールレスドローとなった。公式戦2試合ぶりの白星を目指す一戦ではベンフィカ戦から先発2人を変更。ラングレとデミルに代えてエリック・ガルシア、アブデを起用し、並びは[4-3-3]もエリック・ガルシアを右サイドバックに置く微調整を施した。 対する12位のビジャレアル(勝ち点16)は、前節のセルタ戦を1-1のドローで取りこぼすと、直近のCLのマンチェスター・ユナイテッド戦では試合の大半を支配しながらも、ミス絡みで喫した2失点によって0-2の敗戦を喫した。ユナイテッド戦からは左サイドバックをエストゥピニャンからペドラサに入れ替えた以外、同じメンバーを継続した。 強豪対決ということもあり、慎重な入りも予想されたが、試合は予想外にオープンな展開となる。まずは4分、バルセロナが右CKの場面でデパイのクロスをゴール前のアブデがドンピシャのヘディングで合わす。だが、これはGKルジに触られてクロスバーを叩く。直後の6分にはエリック・ガルシアの不用意なバックパスを奪ったダンジュマに決定機も、ここはDFピケの身体の身体を張ったブロックに阻まれる。 共に1度ずつビッグチャンスを逃した中、以降はホームのバルセロナがペースを握っていく。8分と9分にはボックス付近での良い崩しからデパイ、ガビが枠をわずかに外れるシュートを続けて放つ。さらに、18分にはフレンキー・デ・ヨングからのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したデパイに2度目のビッグチャンスが訪れるが、GKの飛び出しが気になったか、シュートを枠の右へ外してしまう。 再三の決定機を決め切れずに自らの首を絞める形となったバルセロナは、ここからビジャレアルの連動したプレス、質の高いパスワークに手を焼き、完全に押し返されていく。 とりわけ、急造のアブデ、エリック・ガルシアの右サイドを狙われてダンジュマやペドラサに再三の突破を許し、幾度も決定機を作られる。だが、GKテア・シュテーゲンの的確なポジショニングやビジャレアルの決定力不足にも助けられ、何とか苦境を耐え抜いて最低限のイーブンで試合を折り返した。 すると、後半に入って修正を施してきたバルセロナは後半最初のチャンスをゴールに結びつける。48分、右サイド深くで仕掛けたアブデのクロスを大外で拾ったジョルディ・アルバが左足のシュート。ゴール前に飛び込んだデパイのシュートの当たり損ねがボックス右に流れると、これをフリーのF・デ・ヨングがワンタッチで押し込んだ。当初、デパイの抜け出しの場面でオフサイドが取られたが、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが支持された。 やや不運な形で先手を奪われたビジャレアルはここから反撃に転じる。相手を押し込んでダンジュマらの仕掛けで再三ボックス内への侵入を繰り返していくが、前半同様に最後の精度を欠く。 流れを変えたいエメリ監督は65分、ペドラサとジェレミ・ピノを下げてエストゥピニャン、チュクウェゼを同時投入。一方、バルセロナも同じタイミングでアブデに代えて切り札のデンベレをピッチへ送り込んだ。 すると、この選手交代が試合を動かす。76分、相手陣内左サイドで相手のスローインを撥ね返した流れからトリゲロス、ダンジュマと続けてルーズボールを制し、ペナルティアーク付近に抜け出したチュクウェゼが冷静にゴール右隅へ流し込み、今季のラ・リーガ初ゴールとした。 1-1の振り出しに戻った試合はここから追いついたビジャレアルの時間帯が続く。バルセロナは負傷したアルバに代えて投入したミンゲサに続き、ニコを下げてコウチーニョを投入するが、ここ数試合同様に運動量の低下が目立ち始めホームチームの攻勢に晒される。 それでも、ビジャレアルの決定力不足に助けられて何とかイーブンのスコアを保って試合終盤に入ると、ここから底力を見せる。88分、GKテア・シュテーゲンからのロングフィードに対してDFエストゥピニャンがヘディングのクリアをミス。これに反応したデパイが冷静にボックス内でGKを左にかわすと、相手DFのゴールカバーを外すシュートを流し込み、土壇場で勝ち越しに成功。 さらに、後半アディショナルタイムにはボックス内で仕掛けたコウチーニョがDFフォイスのファウルを誘ってPKを獲得すると、これをコウチーニョ自ら左隅に決めて勝利を決定づけた。 そして、苦しみながらも敵地でビジャレアルに競り勝ったバルセロナが、チャビ新体制でラ・リーガ連勝を飾っている。 2021.11.28 07:08 Sun

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